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９７.２２％（前日比６.５１％低下） ◎サイコロ（日経平均） ４勝８敗 ●〇●●●〇●〇●〇●● ３３.３％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋２.３３％ ７５日線比 －５.７７％ ◎為替 （対 ド ル）１０６.２５（連休前比０.６８円高） （対ユーロ）１１４.６９（連休前比２.５６円高） ◎出来高上位 １.みずほ ＜８４１１＞ １１９.８円（－ １.４円）１０５０７万株 ２.野村原油 ＜１６９９＞ ７５円（＋ ５円） ６１６８万株 ３.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ４１１.２円（－ ３.８円） ５６６７万株 ４.アンジェス＜４５６３＞ ２０２３円（＋ ４００円） ５２３８万株 ５.テイツー ＜７６１０＞ ８２円（＋ １８円） ４５４７万株 ◎売買代金上位 １.日経レバＥ＜１５７０＞ １４９２０円（＋ ３０円） １０９４億円 ２.アンジェス＜４５６３＞ ２０２３円（＋ ４００円） １００５億円 ３.ソフバンＧ＜９９８４＞ ４４９５円（－ １１３円） ７１５億円 ４.任天堂 ＜７９７４＞ ４４１００円（＋ １４５０円） ６８７億円 ５.日経Ｗイン＜１３５７＞ １０６６円（－ １円） ４７８億円 ◆相場概況 本日の日経平均株価は５５円（０．２８％）高の１万９６７４円で取引終了 です。 ＧＷ期間中のＮＹダウが軟調気味で推移したことを受けて東京市場も朝方は 売りが先行し、９：０３には下げ幅が１７１円となる場面がありました。それ でも売り一巡後は中国の貿易統計の改善を好感した買い、またドイツや米国な ど欧米での経済活動の再開を好感した買いが優勢となり、プラスに浮上。国内 の新規感染者数が減少傾向にあることも支援材料となり、堅調な値動きとなっ ています。売買代金は２兆２８７７億円、上海総合指数は日本時間１５：０６ 現在３ポイントの小幅安で２８７４です。 業種別では、精密、電機、医薬品、建設、鉱業、化学などが高く、一方で空 運、保険、陸運、鉄鋼、石油、非鉄、海運、銀行、自動車などが下げています。 個別銘柄では、東京エレクトロンが６８５円高の２万２３６０円となるなど 半導体関連が軒並み高。昨晩のＮＹダウは２１８ドル安でしたが、フィラデル フィア半導体株指数（ＳＯＸ）は３日連続高と強調基調が続いており、物色の 矛先が向かっています。アドバンテストも１６５円高の５１４０円、ＳＣＲＥ ＥＮも１１０円高の５０５０円、レーザーテックは３７０円高の７５００円、 東洋合成も５５０円高の５７００円と大幅高です。 バッグのサマンサタバサがストップ高で５０円高の１８９円。紳士服のコナ カが子会社のフィットハウスとサマンサを合併すると発表。経営資源の最適化 ・効率化を図ることで業績改善を期待した買いが集まっています。 テルモが３１円高の３４７６円。国内で独占販売権を持つ紫外線照射ロボッ トについて、新型コロナウイルスの除去効果が確認されたと報じられ、好感し た買いが入っています。病室や手術室に設置し、紫外線を照射してベッドやド アノブに付着したウイルスを除去します。 科研製薬が３３０円高の６１６０円と値を上げ約２年ぶりの高値水準。同社 が展開する抗寄生虫薬の「イベルメクチン」について、米ユタ大学が新型コロ ナ患者の死亡率が約６分の１に下がるとの研究結果を発表。安倍首相も治験を 開始していく予定としており、好感した買いが入っています。 作業服大手のワークマンが４２０円高の７１３０円と大幅高。４月の既存店 売上高が前年同月比５．７％となり、３月に比べて伸び率は鈍化したものの新 型コロナウイルスの環境下でプラス基調を維持しており、好感した買いが入っ ています。 任天堂が１４５０円高の４万６１００円と値を飛ばしています。３月２０日 に発売した家庭用ゲーム機「スイッチ」向けソフト「あつまれ どうぶつの森 」の３月の売り上げが５００万本と家庭用ゲームのダウンロード月販売で新記 録を更新。好感した買いが入っています。 その他、新型コロナに連銘柄が軒並み大幅高。ワクチンのテラがストップ高 で８０円高の４５７円、全自動ＰＣＲ検査システムのプレシジョン・システム ・サイエンスもストップ高で１５０円高の９４７円、ワクチン研究開発のアイ ロムグループもストップ高で４００円高の２０４２円。 新型コロナ向けワクチン開発のアンジェスが１１日連続高でストップ高、４ ００円高の２０２３円、フューチャーもそのワクチン開発参加で２４６円高の １７９４円、同じくワクチン開発参加で新日本科学もストップ高で１００円高 の７２６円、新型コロナウイルス検出ＰＣＲキットのタカラバイオは２１９円 高の２７４０円と大幅高です。 本日の新高値銘柄は、デジタルアーツ、ＭｏｎｏｔａＲＯ、朝日ネット、科 研薬、オービック、タカラバイオ、ダイフク、レーザーテック、丸和運輸・・ ・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 有望銘柄や投資のノウハウ等 お役立ち情報満載！ https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な投資判断 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［野村証券］ 据置き Ａ（4151）協和キリン 2,500→ 2,800円 据置き Ａ（4099）四国化成 1,700→ 1,550円 据置き Ｂ（2175）ＳＭＳ 2,600→ 2,400円 据置き Ｂ（4185）ＪＳＲ 1,950→ 1,850円 ［ＳＭＢＣ日興証券］ 据置き Ａ（4307）ＮＲＩ 2,900→ 3,000円 据置き Ｂ（2211）不二家 1,900→ 1,800円 ［三菱ＵＦＪＭＳ証券］ 据置き Ａ（6432）竹内製作所 2,800→ 2,500円 据置き Ａ（7518）ネットワン 3,500→ 3,650円 据置き Ａ（9602）東宝 4,900→ 4,400円 ［大和証券］ 据置き １（4385）メルカリ 3,000→ 3,300円 据置き １（4568）第一三共 9,300→ 9,000円 据置き ２（4689）ＺＨＤ 460→ 450円 引下げ ３→４（4922）コーセー 13,880→ 8,420円 ［ゴールドマンＳ証券］ 引上げ ３→２（3231）野村不動産 2,500→ 2,000円 引下げ ２→３（8802）三菱地所 2,500→ 1,800円 引下げ ２→３（8802）東京建物 1,700→ 1,200円 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】本日の経済指標等の結果 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎財新非製造業ＰＭＩ ――――――――― 中国メディアの財新と英調査会社のＩＨＳマークイットが発表した４月の非 製造業（サービス業）ＰＭＩは４４．４と前月比で１．４ポイント上昇（改 善）しましたが、景気判断の分かれ目となる５０を３カ月連続で下回り、市 場予想（５０．１）にも届かず。 ◎中国貿易統計 ―――――― 中国税関総署が発表した４月の貿易統計によりますと、ドル建ての輸出入額 の前年同月比増減率は下記のようになっています。 輸出 ３．５％増 （市場予想１５．７％減） ※前月６．６％減 輸入 １４．２％減 （ 〃 １１．２％減） ※前月０．９％減 輸出の増加は昨年１２月以来、４カ月ぶりです。 ◎オフィス空室率 ――――――― ４月の東京都心５区（千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区）の平均空 室率は１．５６％と前月（１．５０％）から０．０６ポイント上昇（悪化） しました。悪化は２カ月連続。 ４月の東京都心５区の平均賃料（円／坪）は前月比２２６円（１．０％）上 昇の２万２８２０円。上昇は７６カ月連続で、２００８年８月以来の高水準 となっています。 ◎ユニクロ売上高 ――――――― ファーストリテイリングが発表した４月の国内ユニクロの既存店売上高は前 年同月比５６．５％減。売上高の減少は２カ月連続。新型コロナの感染拡大 により４月は最大で２９９店舗が時短営業、３１１店舗が臨時休業したこと で売上高は前年同月の半分以下となっています。 ※３月 ２７.８％減、２月 ０.８％増、１月 ７.９％減、１２月 ５.３％減 ４月の客数は前年比６０．６％減、客単価は１０．４％アップ。客数の減少 は６カ月連続、客単価は３カ月連続で上昇しました。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】プロスペクト理論 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ プロスペクト理論は、人間心理が意思決定にどのように影響を与え、その結 果どうなるかを考える行動経済学において、代表的な成果として知られていま す。 プロスペクト理論を説明する際には下記のような例題が用いられます。 １）確実に６万円もらえる ２）１０万円もらえるが、１５％の確率で何ももらえない この場合、ほとんどの人が１）を選択します。次に ３）６万円を支払わねばならない ４）１０万円支払わねばならないが、 １５％の確率で全く支払わなくてもよい とした場合には４）を選ぶ人が多くなります。つまり、人間は利益になる場合 には確実な方を、損する場合には不確実な方を選択する傾向があるということ です。 通常、リスクは回避したがるものですが、実際に自分が持つ銘柄が下がって くるとその銘柄を長く持ってしまう（いつか上がるかもしれない可能性にかけ る）傾向があります。 一般的に利益は素早く確定し、損失に関しては現実よりも願望を優先させて しまう傾向があるということもこの理論で説明されます。 １と４の選択は、儲けは６万円だか、上手くいかない場合には８５％の確率 で１０万円損するという組み合わせであり、常に儲けよりも損失が大きくなる 恐れがあります。 一方、２と３の選択は、８５％の確率で１０万円を手中にできる一方、上手 くいかなかった場合の損失は６万円に限定されるというものです。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【５】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 上記のプロスペクト理論は、展望理論もしくは期待理論とも呼ばれ、投資的な 観点からは２と３の選択が正解となります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝ １４年連続受賞 ＝ ◎まぐまぐ大賞 ２０１９ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 資産運用（株式）部門 第２位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１７ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ １０年連続で『総合大賞』 ０６年～０８年はマネー部門賞第１位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 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