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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ ～ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ～ ┗━━━━┛ 『アクア・スペシャル版』 ◎お申込み・詳細は・・・ https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2020/05/12 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。ａｑｕａです。 昨日のＮＹ市場では、アルファベット（グーグルの親会社）、アップル、フ ェイスブック、アマゾンのいわゆる「ＧＡＦＡ」と呼ばれる米ＩＴ大手４社と マイクロソフトの計５社がそろって上昇しました。 マイクロソフト、アマゾン、グーグルの３社は、効率的な業務遂行に欠かせ ないクラウドサービスの３強であり、フェイスブックは社会インフラ化を目指 すＳＮＳ大手、アップルはアプリ配信やコンテンツビジネスで収益を上げる事 業モデルを構築しています。 例えばマイクロソフトのクラウドサービスには、オンライン上の自分専用の データ保管場所（クラウドストレージ）を提供する「ＯｎｅＤｒｉｖｅ」や、 クラウドで提供する業務ソフト「Ｍｉｃｒｏｓｏｆｔ３６５」（旧オフィス３ ６５）などがあります。 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う在宅勤務（テレワーク）の増加により、 こうしたクラウドサービスの需要は増しています。アマゾンはクラウドサービ スに加え、外出自粛によるネット通販繁盛の恩恵もあります。 また、外出自粛により自宅でアップルの映画配信や音楽配信サービスを利用 する人が増え、アップストアでゲームをダウンロードして課金する人が増えれ ば、それもアップルの収益となります。 いずれも新型コロナウイルスに感染拡大による社会の変化が業容の拡大につ ながるとの見方で株価が上昇しています。 ちなみに、アルファベット、アップル、フェイスブック、アマゾン、マイク ロソフトの計５社の昨日の時価総額は約５７９兆円で、昨日の東証１部の時価 総額（約５６１兆円、約２１７０銘柄の時価総額合計）を上回っています。 …………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ２．主な投資判断 ３．本日の経済指標等の結果 ４．Ｔａｋｅ Ｏｖｅｒ Ｂｉｄ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 ２０３６６.４８（－ ２４.１８）▼０.１２％ ◎ＴＯＰＩＸ １４７６.７２（－ ３.９０）▼０.２６％ ◎売買高概算 １２億４１０２万株 ◎売買代金概算 ２兆０８７１億円 ◎時価総額 ５５９兆７０８７億円 ◎値上り銘柄数 ８４０ ◎（年初来）新高値 ３５ ◎値下り銘柄数 １２４４ ◎（年初来）新安値 ０ ◎変わらず ８７ ◎騰落レシオ（２５日）１２４.８５％（前日比７.２１％上昇） ◎サイコロ（日経平均） ６勝６敗 ●●〇●〇●〇●〇〇〇● ５０.０％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋４.８７％ ７５日線比 －１.７７％ ◎為替 （対 ド ル）１０７.５４（前日比０.３７円安） （対ユーロ）１１６.３２（前日比０.２２円安） ◎出来高上位 １.アイフル ＜８５１５＞ ２６９円（＋ ２４円） ６９１９万株 ２.みずほ ＜８４１１＞ １２１.５円（－ １.８円） ６２７３万株 ３.テチツー ＜７６１０＞ ５４円（－ ２５円） ５８２３万株 ４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞ ４１７.０円（－ ６.８円） ５００３万株 ５.日経Ｗイン＜１３５７＞ ９８９円（＋ １円） ４９５３万株 ◎売買代金上位 １.日経レバＥ＜１５７０＞ １５９９０円（－ ２０円） １３６７億円 ２.任天堂 ＜７９７４＞ ４４８５０円（＋ １２１０円） ５８３億円 ３.ソフバンＧ＜９９８４＞ ４７０４円（－ １９円） ５６８億円 ４.ファストリ＜９９８３＞ ５３２５０円（－ ３３０円） ５５４億円 ５.トヨタ ＜７２０３＞ ６５２７円（－ １３１円） ５１２億円 ◆相場概況 本日の日経平均株価は小幅安、２４円（０．１２％）安の２万０３６６円で 取引終了です。 中国・武漢市でロックダウン解除後初となるクラスターが確認され、経済活 動の再開に向け行動制限を緩めたドイツや韓国でも新型コロナの感染が再び拡 大したことから感染「第２波」が警戒され、昨晩のＮＹダウは１０９ドル安。 ただ、ナスダック指数が６日連続高となっており、東京市場も寄付きは小高い オープニング。 ただ、買い一巡後は東京市場も昨日まで３日連続高で７７４円の上げ幅とな った後だけに小幅ながらマイナスに転じています。経済活動再開への期待と感 染第２波への警戒感の綱引き状態となっています。売買代金は２兆０８７１億 円、上海総合指数は日本時間１５：１１現在８ポイント安の２８８６です。 業種別では、電力ガス、食品、医薬品、情報通信、化学、電機などが高く、 一方で海運、空運、陸運、自動車、不動産、銀行、建設、鉄鋼などが下げてい ます。 個別銘柄では、オリコンが３０円高の９６４円と上昇。ニュースサイト運営 と顧客満足度（ＣＳ）調査事業を手掛ける同社。昨日の引け後に好業績を発表 し、好感した買いが入っています。 弁護士ＣＯＭが１７０円高の６７００円。一時はストップ高となる７５３０ 円まで上昇する場面がありました。Ｗｅｂ完結型クラウド契約サービス「クラ ウドサイン」の導入企業数が４月には８万社を突破。１５年１０月にサービス を開始してから累計契約締結件数は２００万件に達しています。テレワークの 拡大で契約書へ押印する必要がない電子契約の需要が高まっており、収益拡大 を期待した買いが入っています。 エニックスとスクウェアが合併し、「ドラクエ」・「ＦＦ」軸にコンテンツ 多面展開、またタイトーも傘下に有するスクウェア・エニックスＨＤが１６０ 円高の４８３５円と値を飛ばしています。２０年３月期の連結純利益が前の期 比１０％増の２１３億円になる見通しと発表。従来計画１６８億円から大幅上 方修正となり、好感した買いが膨らんでいます。位置情報を活用して遊ぶ「ド ラゴンクエストウォーク」などのゲームが好調です。 京都で創業した消費者金融大手のアイフルが２４円高の２６９円と１０％近 い大幅高。２２１年３月期の連結業績計画で純利益が前期の約１３倍の１７９ 億円になる見通しと発表し、好感した買いが膨らんでいます。 その他、半導体製造装置のタツモが業績好調で２４２円高の１４９０円と２ ０％近い大幅高。省エネ支援と木質バイオマス発電を２本柱とするエフオンが 好業績発表でストップ高で１００円高の６３９円。電子基板向け中心の薬品会 社のメックが好業績発表で３１２円高の２０２５円と大幅高です。 本日の新高値銘柄は、グリコ、デジタルアーツ、ＧＭＯペイメント、イビデ ン、扶桑薬品、日本ペイント、日本オラクル、ローツェ、レーザーテック、レ ック、カチヤス、ヤマトＨＤ、ＳＧＨＤ・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 有望銘柄や投資のノウハウ等 お役立ち情報満載！ https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】主な投資判断 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ［野村証券］ 据置き Ａ（4507）塩野義薬 8,000→ 6,600円 据置き Ａ（7729）東京精密 5,161→ 4,660円 据置き Ｂ（3099）三越伊勢丹 950→ 800円 据置き Ｂ（4912）ライオン 2,050→ 2,130円 据置き Ｂ（6787）メイコー 2,300→ 1,840円 据置き Ｂ（6988）日東電工 6,360→ 5,300円 据置き Ｂ（9831）ヤマダ電機 490→ 520円 ［ＳＭＢＣ日興証券］ 据置き Ａ（3563）スシローＧ 3,200→ 2,900円 据置き Ｂ（2914）ＪＴ 2,400→ 2,100円 据置き Ｂ（5214）日電硝子 2,000→ 1,500円 ［三菱ＵＦＪＭＳ証券］ 据置き Ａ（4343）イオンファン 3,900→ 2,100円 ［みずほ証券］ 据置き Ａ（2587）サントリーＢＦ 5,300→ 5,000円 ［大和証券］ 据置き １（7164）全国保証 5,100→ 3,700円 据置き ２（4307）ＮＲＩ 2,650→ 2,800円 引上げ ３→２（4912）ライオン 2,140→ 2,690円 引上げ ３→２（8028）ファミマ 2,300→ 2,100円 据置き ２（9983）ファーストリテ 56,000→55,000円 据置き ４（4917）マンダム 2,180→ 1,760円 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】本日の経済指標等の結果 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎中国のＣＰＩ・ＰＰＩ（４月） ―――――――――― ＣＰＩ 前年同月比３．３％上昇 （予想３．７％上昇） 前月４．３％上昇 ＰＰＩ 前年同月比３．１％下落 （予想２．５％下落） 前月１．５％下落 ＣＰＩ（消費者物価指数）は前年比上昇が続いていますが、４月の上昇率は 前月から縮小。前月比では０．９％下落と、２カ月連続の下落。 ＰＰＩ（卸売物価指数）の下落は３カ月連続で、下落率は１６年４月以来４ 年ぶり大きさです。 ◎景気動向指数 ―――――― 景気の方向や強さを示す指数で、景気の現状を示す３月の一致指数ＣＩ（２ ０１５年＝１００、速報値）は９０．５と前月から４．９ポイント低下しま した。低下は２カ月連続。低下幅は東日本大震災が発生した２０１１年３月 （６．３ポイント低下）以来９年ぶりの大きさで、水準は同年６月（８９． ３）以来の低さとなりました。 一致指数のトレンドを示す３カ月後方移動平均は２カ月ぶりに下降していま す。 一致指数の動きから機械的に求められる景気の基調判断は、「悪化を示して いる」で据え置きです。 尚、数カ月先の景気を示す先行指数は８３．８と、前月から８．１ポイント の低下。低下は２カ月連続。低下幅は１９８５年の統計開始以降で最大、水 準は２００９年６月（８３．３）以来、１０年９カ月ぶりの低さとなってい ます。 先行指数のトレンドを示す３カ月後方移動平均は２カ月ぶりに下降に転じま した。 ◎投資部門別の売買状況（東証統計）※カッコ内は前週の動向 ―――――――――― ４月第５週（４月２７日～５月１日、日経３５７円高・２週ぶり上昇） 個人投資家 ＋ ６５億円（－１８６７億円） ２週連続買い越し 海外投資家 －１４８２億円（－３４８３億円） ３週連続売り越し 事業法人 ＋ ３８億円（＋ ４６７億円） ５週連続買い越し 信託銀行 ＋ １１３億円（＋ ２３億円） ９週連続買い越し ※同期間に日銀はＥＴＦを２４５５億円購入。 → http://www.aqua-inter.com/hint/boj.html#latest ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」 は年金資金等の売買動向を反映しています。 ※個人の取引別動向は、現金取引が差し引き４７６億円の売り越し、信用取 引は差し引き５４２億円の買い越しでした。 尚、５月１日申し込み時点の信用評価損益率はマイナス２２．４９％と、 マイナス幅が前週から２．２１ポイント縮小し、およそ２カ月ぶりの水準 に改善しています。 ※指数先物については、海外投資家は６５０億円の売り越し。現物と指数先 物の合計では２１３２億円の売り越しで、現物・先物合計での売り越しは １２週連続です。※今年になってから現先合計での買い越しは２月第１週 のみ。 → http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】Ｔａｋｅ Ｏｖｅｒ Ｂｉｄ ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 介護首位で医療事務受託最大手のニチイ学館は先週金曜日の取引終了後、株 式の非公開化を目指すとし、１株１５００円にて公開買い付け（ＴＯＢ）を行 い、経営陣が参加する買収（ＭＢＯ）を実施すると発表しました。 そこで今回はＭ＆Ａ（合併・買収）関連用語をいくつか解説させていただき ます。 【ＴＯＢ】（Ｔａｋｅ Ｏｖｅｒ Ｂｉｄ） ※株式公開買い付け 企業の買収手段の一つで、株式買付期間・買付価格・数量などの条件を公開 して不特定の投資家から株式を買い集める方法。 買付対象企業の取締役会の賛同を得ずに行う場合を「敵対的ＴＯＢ」と言い、 経営陣が賛同している場合は「友好的ＴＯＢ」となります。 買付価格は実勢価格にプレミアを乗せて提示されることが多く、ＴＯＢが発 表されますと買付価格にサヤ寄せする形で株価が上昇することがよくありま す。 ※ニチイ学館の株価は買付価格にサヤ寄せする形で、ＴＯＢの発表から２営 業日で約３３％の上昇。 【ＭＢＯ】（Ｍａｎａｇｅｍｅｎｔ Ｂｕｙｏｕｔ） 企業買収の一形態で、その企業の経営陣が自社の株式や事業部門を買収する こと。 経営者が自社の大株主になることで、意思決定の自由度やスピードを上げる 狙いがある他、親会社から事業を切り離す際や、上場のメリットよりも敵対 的買収を回避するために株式非公開化を目的として実施されることがありま す。 【ＬＢＯ】（Ｌｅｖｅｒａｇｅｄ Ｂｕｙｏｕｔ） 買収をしようとする企業の資産や将来のキャッシュフローを担保に借り入れ し、少ない自己資金で買収を行うこと。借り入れの返済は、買収先の資産の 売却やキャシュフローによって行われるのが一般的です。 ちなみに、敵対的買収を仕掛けられた企業が、買収防衛策として買収側の持 ち株比率を低下させる狙いで事業戦略上の友好的なパートナー企業に第三者割 当増資を行うケースがあります。この場合の引受企業を「ホワイト・ナイト（ 白馬の騎士）」と呼びます。 尚、ＮＹ市場では週明けに合併や買収の話が出てくることが多く、「マージ ャー・マンデー（合併の月曜日）」との言葉もあります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【５】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 海外投資家は、年初から売り越していても４月には買い越しに転じるケースが 多いのですが、今回は現物を８０９６億円売り越しており、現物と先物（２２ ５、２２５ミニ、ＴＯＰＩＸ、ＴＯＰＩＸミニ、ＪＰＸ４００の計）の合計で は１兆９２５１億円の売り越しとなっています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝ １４年連続受賞 ＝ ◎まぐまぐ大賞 ２０１９ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 資産運用（株式）部門 第２位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１７ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ １０年連続で『総合大賞』 ０６年～０８年はマネー部門賞第１位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり 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