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 　　　　　　　　　　 　◎　ハロー株式　◎　　　　　 　2020/05/13 夕刊

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こんにちは。ａｑｕａです。

　関東は好天続きで、本来であれば夏物商戦が盛り上がる時候ですが、「緊急
事態宣言」が発令され、営業の自粛や外出自粛が求められている今年は例年と
様相を異にしています。

　政府・自治体や国民が一丸となって感染を予防すると同時にまん延しないよ
う徹底する「緊急事態宣言」は当初、埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、兵庫、
福岡の７都府県を対象に、４月７日に発令されました。

　４月１６日には宣言の対象を全国４７都道府県に拡大するとともに、当初の
７都府県に北海道、茨城、石川、岐阜、愛知、京都の６道府県を加えた１３都
道府県を「特定警戒都道府県」に指定し、政府はこの１３都道府県に対し特に
感染拡大防止の取り組みに力を入れるように求め、５月４日には宣言の期間を
５月３１日まで延長することを決め、今日に至ります。

　新たな感染者数が減少傾向にあることを踏まえ、政府は明日、専門家会議を
開き、一部地域を除いて今月末の期限を待たずに宣言を解除する見通しです。

　現時点では、特定警戒ではなかった３４県に加え、特定警戒の指定を受けて
いた茨城、愛知、岐阜、福岡の４府県の計３８府県が解除される見通しで、石
川と京都についても解除が検討される見通しです。

　明日の専門家会議で解除が決まらなかった自治体については、１週間後に改
めて判断する方針で、いったん解除した自治体でも場合によっては再び宣言の
対象に加えるとしています。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な投資判断

 ３．本日の経済指標等の結果






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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　２０２６７.０５（－　９９.４３）▼０.４９％
◎ＴＯＰＩＸ　　１４７４.６９（－　　２.０３）▼０.１４％

◎売買高概算　　　１３億１９２５万株
◎売買代金概算　　　２兆３２９０億円
◎時価総額　　　５５８兆８５０６億円

◎値上り銘柄数　　９７５　　　◎（年初来）新高値　４１
◎値下り銘柄数　１１０３　　　◎（年初来）新安値　　０
◎変わらず　　　　　９３

◎騰落レシオ（２５日）１３２.１９％（前日比７.３４％上昇）

◎サイコロ（日経平均）　６勝６敗　●〇●〇●〇●〇〇〇●● ５０.０％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋３.８３％　７５日線比 －２.０１％

◎為替　　（対 ド ル）１０７.１３（前日比０.４２円高）
　　　　　（対ユーロ）１１６.２４（前日比０.０８円高）

◎出来高上位

 １.みずほ　　＜８４１１＞　１２２.２円（＋　　０.７円）　９９８２万株
 ２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　４１８.０円（＋　　１.０円）　４７４７万株
 ３.日経Ｗイン＜１３５７＞ 　１０００円（＋ 　　１１円）　４６４２万株
 ４.テイツー　＜７６１０＞　　 　５８円（＋　　 　４円）　４１８６万株
 ５.アンジェス＜４５６３＞　 １３５２円（＋　　　 ４円）　３４５７万株

◎売買代金上位

 １.日経レバＥ＜１５７０＞ １５８３０円（－ 　１６０円）　１３３８億円
 ２.ソフバンＧ＜９９８４＞　 ４６５７円（－　 　４７円）　　８４０億円
 ３.ファストリ＜９９８３＞ ５１７２０円（－ １５３０円）　　６２１億円
 ４.トヨタ　　＜７２０３＞　 ６３８４円（－　 １４３円）　　５２０億円
 ５.日経Ｗイン＜１３５７＞ 　１０００円（＋　　 １１円）　　４６８億円



◆相場概況

　本日の日経平均株価は９９円（０．４９％）安の２万０２６７円で取引終了
です。

　昨晩のＮＹダウが対中関係の悪化や新型コロナ感染拡大の第２波を警戒した
売りで４５７ドル安となったことを受け、東京市場も朝方から売りが先行。９
：１２には下げ幅が３１０円となる場面がありました。

　ただ、下値を売り込む動きは限定的。売り一巡後は明日に緊急事態宣言が一
部解除される見通しであり、経済活動の再開を期待した買いが入り、また日銀
のＥＴＦ買い観測も加わり、昼からは下げ幅を縮小しています。売買代金は２
兆３２９０億円、上海総合指数は日本時間１５：０３現在２ポイントの小幅高
で２８９３です。

　業種別では、精密、医薬品、銀行、石油などが高く、一方で保険、鉄鋼、紙
パ、空運、海運、非鉄、倉庫、自動車、建設などが下げています。

　個別銘柄では、インターネット専業生命保険の草分けライフネットがストッ
プ高、１５０円高の９１７円です。４月の業績速報で新規契約件数が前年同月
比９８％増の１万１０７８件となり過去最高を更新。１万件を超えるのは創業
以来初めてであり、好感した買いが集まっています。非対面で手続きが完結す
るネット保険を選ぶ人が増加しています。

　ＮＥＣが２８５円高の４６７５円と大幅高。２０年３月期の営業利益が前の
期比２．２倍の１２７６億円と大幅増。２１年３月期も前期比１７％増の１５
００億円と二桁増を計画しており、好業績を好感した買いが膨らんでいます。
２１年３月期の年間配当を１０円増の８０円と増配意向を示したことも支援材
料となっています。

　婚活サイトなどスマホ向けアプリ開発を手掛けるイグニスが３日連続高で５
９円高の１５７９円。同社のライブ特化型仮想空間ＳＮＳの開発パートナーと
してバンナムＨＤのグループ会社の参画が決定したと発表。大手企業の参加を
好感した買いが入っています。

　その他、圧力計や圧力センサの長野計器がストップ高で１５０円高の９７０
円、製造業派遣請負大手の日総工産も好業績発表でストップ高で１００円高の
６８５円。保管搬送システム世界大手のダイフクが好業績見通し発表で４９０
円高の７９５０円。

　ペット保険の草分けで業界首位のアニコムＨＤが好業績計画発表で４２５円
高の４４９５円、感染症・疼痛・中枢神経領域に強い塩野義製薬も５８４円高
の６０９１円と大幅高です。ワイヤレス充電など次世代モビリティサービスの
ダイヘンも３６０円高の３５８５円と大幅高です。

　本日の新高値銘柄は、デジタルアーツ、ＧＭＯペイメント、多木化学、イビ
デン、ＪＣＲファーマ、日ぺ、日本オラクル、サイバーエージ、ライオン、ア
ース製薬、タツモ、ローツェ、ダイフク、ワコム、シマノ、カチタス、ＳＧＨ
Ｄ・・・等々です。



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【２】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［野村証券］
　据置き　　　Ａ（2371）カカクコム 　　　　　3,610→ 3,200円
　据置き　　　Ａ（6869）シスメックス　　　　 8,700→ 8,900円
　据置き　　　Ａ（6976）太陽誘電 　　　　　　3,700→ 3,600円
　据置き　　　Ａ（7735）スクリーン　　　　　 8,764→ 8,945円
　据置き　　　Ａ（9735）セコム　　　　　　　13,500→12,000円
　据置き　　　Ｂ（2331）ＡＬＳＯＫ　　　　　 6,000→ 6,300円
　据置き　　　Ｂ（4528）小野薬　　　　　　　 2,700→ 2,500円
　据置き　　　Ｂ（8801）三井不動産　　　　　 4,020→ 3,870円
　据置き　　　Ｂ（9708）帝国ホテル　　　　　 1,470→ 1,860円
　据置き　　　Ｂ（9880）イノテック　　　　　 1,074→ 1,069円

［ＳＭＢＣ日興証券］
　据置き　　　Ａ（9880）ルネサス　　　　　　　 860→   960円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　据置き　　　Ａ（4661）ＯＬＣ　　　　　　　20,000→18,500円
　据置き　　　Ａ（6966）三井ハイテク　　　　 2,700→ 2,100円
　引下げ　Ａ→Ｂ（3479）ＴＫＰ　　　　　　　 6,300→ 2,150円

［みずほ証券］
　据置き　　　Ａ（3612）ワールド 　　　　　　2,550→ 1,900円
　据置き　　　Ｂ（3863）日本製紙　　　　　　 1,970→ 1,730円

［大和証券］
　据置き　　　１（4680）ラウンドワン　　　　 2,000→ 1,800円
　据置き　　　２（3436）ＳＵＭＣＯ　　　　　 2,050→ 1,900円


 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【３】本日の経済指標等の結果　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎対内証券投資
　――――――
　財務省発表の「対外及び対内証券売買契約などの状況」（月次）によります
　と、４月月間の海外投資家の日本株投資は５５８億円の買い越しでした。買
　い越しは５カ月ぶりです。

　　　　　４月　△４兆０５８４億円 ※過去最大の買越額
　　　　　５月　▼　　１９１２億円
　　　　　６月　▼　　４９７２億円
　　　　　７月　▼　　　３３７億円
　　　　　８月　▼　　９１２３億円
　　　　　９月　▼２兆４７８９億円　　　　買い越し（△）
　　　　１０月　△３兆０４２０億円　　　　売り越し（▼）　
　　　　１１月　△１兆２８５３億円
　　　　１２月　▼　　　２２７億円
　　　　　１月　▼　　３３２３億円
　　　　　２月　▼　　７４６０億円
　　　　　３月　▼４兆８４２０億円 ※過去最大の売越額
　　　　　４月　△　　　５５８億円



◎国際収支
　――――
　３月の国際収支（速報）によりますと、海外との総合的な取引状況を示す経
　常収支は１兆９７１０億円の黒字でした。経常収支の黒字は６９カ月連続で
　すが、額は前年同月に比べ３２．１％減少しました。

　輸出は前年同月比べ１２．２％減少。輸入は４．２％減少。結果、貿易収支
　の黒字幅が大幅に縮小したことが経常収支の黒字縮小につながりました。
　
　訪日外国人が国内で使った金額から、日本人が海外で支払った金額を差し引
　いた２月の旅行収支は２４５億円の黒字。３月の訪日外国人客数は前年比で
　９３．０％減少しており、旅行収支の黒字額も９１．１％減と大幅に減少し
　ました。



◎景気ウォッチャー調査（街角景気）
　――――――――――
　４月の景気ウォッチャー調査によりますと、現状判断ＤＩ（季節調整値）は
　前月比６．３ポイント低下の７．９と、３カ月連続で悪化しました。

　データがさかのぼれる０２年以降の過去最低を２カ月連続で更新しました。

　どの項目も景況感の悪化が著しい中で、飲食関連の現状判断ＤＩはマイナス
　３．１と、同調査初のマイナスに落ち込んでいます。

　２～３カ月先の景気に対する先行き判断ＤＩ（季節調整値）は前月比２．２
　ポイント低下の１６．６と５カ月連続で悪化し、こちらも２カ月連続で過去
　最低を更新しています。

　こうした状況を踏まえ、内閣府は４月の街角景気について「新型コロナウイ
　ルス感染症の影響により、極めて厳しい状況にある中で、さらに悪化してい
　る」と表現を強め、先行きについては「厳しさが増すとみている」との見方
　を維持しています。



◎ガソリン価格
　――――――
　５月１１日時点のレギュラーガソリンの給油所小売価格（１リットル当たり
　全国平均）は前週比４．２円安の１２４．８円と、１５週連続で値下がりし
　ました。

　水準としては１６年１０月１７日時点（１２４．６円）以来、およそ３年５
　カ月ぶりの安値となっています。 

　※ガソリン価格の推移 http://www.aqua-inter.com/document/200513.html




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【５】編集後記                           　 　　　 aqua@aqua-inter.com
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東京商工リサーチが本日発表した４月の全国企業倒産速報によりますと、４月
の倒産件数は前年同月比９８件（１５．２％）増の７４３件となりました。２
ケタの増加は５カ月連続で、リーマンショック時の４カ月連続（０８年１２月
～０９年３月）を抜きました。業種別では、インバウンド需要の消失や外出自
粛などの影響を大きく受けた宿泊業、飲食業、アパレル関連の倒産が目立ち、
倒産扱いにならない廃業を選ぶ事業者も多いようです。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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～ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝　１４年連続受賞　＝


◎まぐまぐ大賞 ２０１９
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　　資産運用（株式）部門　第２位

→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html


◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１７
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