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こんにちは。aquaです。

 39県の緊急事態宣言が解除されて初の土・日となった16・17日の両日、
各地で人出が増えたとニュースは伝えていましたが、好天に恵まれた昨日など
は、緊急事態宣言が解除となっていない首都圏でも一時期と比べますとかなり
人出が増えたように感じました。

 ところで、NY金先物(中心限月の6月物)が日本時間18日の時間外取引
で一時1トロイオンス=1775.0ドルまで上昇しました。※先週末の終値
は1756.3ドル。

 米中対立の激化懸念や新型コロナウイルスの感染拡大などで、実物資産の裏
付けのある金が安全資産として見直され、いわゆる「有事の金買い」で上げ幅
を拡大。4月14日に付けた今年の瞬間高値1788.9ドルには届きません
でしたが、同日終値1768.9ドル(終値ベースで2012年10月11日
以来の高値)を上回りました。

 国内の金価格(店頭小売価格)の指標となっている田中貴金属工業の本日の
地金1グラム当たり小売価格は前週末比88円高の6712円と、4月24日
以来、約3週間ぶりに過去最高値を更新しています。

 消費税や販売手数料を含まない東京商品取引所の金先物の価格も、初めて1
グラム6千円台に乗せ、過去最高値をしました。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.淫するなかれ





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  20133.73(+ 96.26)△0.48%
◎TOPIX  1459.29(+  5.52)△0.38%

◎売買高概算   12億1082万株
◎売買代金概算   2兆0037億円
◎時価総額   552兆2514億円

◎値上り銘柄数 1251   ◎(年初来)新高値 25
◎値下り銘柄数  844   ◎(年初来)新安値  3
◎変わらず     76

◎騰落レシオ(25日)118.08%(前日比5.60%低下)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇●〇●〇〇〇●●●〇〇 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +2.15% 75日線比 -1.92%

◎為替  (対 ド ル)107.19(前週末比0.10円安)
     (対ユーロ)116.02(前週末比0.20円安)

◎出来高上位

 1.KeyH <4712>   120円(±    0円)11690万株
 2.みずほ  <8411> 119.7円(-  0.5円)11590万株
 3.野村原油 <1699>    85円(+    5円) 6160万株
 4.三菱UFJ<8306> 407.4円(+  3.5円) 5838万株
 5.日経Wイン<1357>  1010円(-   11円) 4047万株

◎売買代金上位

 1.ソフバンG<9984>  4621円(+   47円) 1180億円
 2.日経レバE<1570> 15610円(+  190円) 1007億円
 3.ソニー  <6758>  6685円(-  180円)  489億円
 4.アンジェス<4563>  1629円(+  200円)  437億円
 5.日経Wイン<1357>  1010円(-   11円)  410億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は96円(0.48%)高の2万0133円で取引終了
です。週末のNYダウが60ドル高となり、また国内で新型コロナウイルス感
染者数が減少傾向となっていることを好感して朝方から買いが先行。

 22日からの全人代開幕で政策への期待から上海や香港市場が上昇している
こと、また時間外取引でNY先物が上昇していることも買いを誘い、引けにか
けて徐々に上げ幅を広げています。東証マザーズ指数は33ポイント(3.9
3%)の大幅高で1月23日以来およそ4ヶ月ぶりの高値水準です。売買代金
は2兆0037億円、上海総合指数は日本時間15:14現在14ポイント高
の2882です。

 業種別では、石油、水産、情報通信、不動産、食品、建設などの上げが目立
ち、一方で鉄鋼、空運、電機、繊維、電力ガス、陸運などが下げています。

 個別銘柄では、タカラバイオが大幅高で313円高の2693円。唾液から
新型コロナウイルスの感染の有無を調べるPCR用検査試薬を5月末にも発売
すると報じられ、好感した買いが入っています。

 オンライン診療関連が軒並み大幅高。米国などが保険を本格適用するなどネ
ット診療が世界で拡大しており、日本でも普及するとの見方から買いが膨らん
でいます。医師向け情報サイトのメドピアが184円高の2883円、オンラ
イン診療システムと電子カルテのメドレーが315円高の3115円、健康保
険組合の医療データなど医療ビッグデータ分析を手掛けるJMDCも4日連続
高で800円高の7410円と大幅高です。

 バイオ創薬ベンチャーのジーエヌアイGがストップ高で300円高の176
3円。1~3月期の連結売上高が前期比35%の大幅増、純利益も11%増と
なっており、好感した買いが集まっています。中国で主力の特発性肺線維症薬
「アイスーリュイ」の販売が好調です。

 個人や小規模事業者向けECプラットフォームを手掛けるBASEがストッ
プ高で3日連続高、500円高の2539円と上場来高値を更新。新型コロナ
ウイルスの感染拡大で新規ショップ開設数が急増。4月の総売上金額が3月比
で104%増、前年同月比で190%増と発表し、好感した買いが集まってい
ます。

 その他、好業績発表のオプティムがストップ高で500円高の2811円、
パチスロ機のフィールズが好業績発表で50円高の370円、パワー半導体大
手のサンケン電気が301円高の2358円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、日本基礎技術、デジタルアーツ、エムスリー、Mon
otaRO、GMOペイメント、群栄化学、小野薬、第一三共、オラクル、サ
ーバーエージ、シマノ、イー・ギャランティ、カチタス、SGHD・・・等々
です。


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【2】主な投資判断                        **
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[野村証券]
 据置き   A(2413)エムスリー      4,400→ 4,300円
 引上げ B→A(2875)東洋水産       4,700→ 6,400円
 据置き   A(3360)シップHD      5,800→ 6,000円
 据置き   A(6187)LITALICO   3,000→ 3,300円
 据置き   A(6965)ホトニクス      5,600→ 5,500円
 据置き   A(7459)メディパル      2,600→ 2,400円
 据置き   A(7747)朝日インテック    3,200→ 3,300円
 据置き   A(8818)京阪神ビル      1,660→ 1,690円

[SMBC日興証券]
 据置き   B(8919)カチタス       2,000→ 2,500円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(6976)太陽誘電       3,400→ 3,500円
 据置き   A(9022)JR東海      26,100→24,000円
 据置き   A(9719)SCSK       7,400→ 6,300円
 据置き   B(7270)SUBARU     2,900→ 2,400円
 据置き   B(8804)東京建物       1,600→ 1,300円
 据置き   B(9020)JR東日本     10,500→ 8,500円
 据置き   C(6592)マブチ        3,100→ 3,050円

[みずほ証券]
 据置き   A(6754)アンリツ       2,300→ 2,600円
 据置き   A(6920)レーザーテック    7,500→ 9,000円

[大和証券]
 引下げ 2→3(3002)グンゼ        5,100→ 3,600円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎GDP
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 本日発表された20年1~3月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変
 動の影響を除いた実質値で前期比0.9%減、前期比年率換算で3.4%減
 と、2四半期連続のマイナス成長となりました。市場予想は年率4.6%減。
 
 2四半期連続のマイナス成長は、15年7~9月期から同年10~12月期
 以来です。


   1~3月期   前期比    年率換算


   【 GDP 】 0.9%減   3.4%減  2四半期連続マイナス

   ・個人消費 0.7%減   2.8%減  2四半期連続マイナス

   ・住宅投資 4.5%減  16.9%減  2四半期連続マイナス

   ・設備投資 0.5%減   2.1%減  2四半期連続マイナス

   ・公共投資 0.4%減   1.6%減  5四半期ぶりマイナス


 生活実感に近い名目GDPは前期比0.8%減、年率3.1%減。

 尚、住宅投資および設備投資に関しては、今回の速報値の段階では新型コロ
 ナウイルスの影響はまだ反映されていません。住宅投資の落ち込みは昨年分
 の不振が遅れて表れた結果です。

 1~3月期の「輸出」は、新型コロナウイルスの感染拡大により世界的に経
 済活動が停滞した影響で6.0%減。輸出に区分されるインバウンド(訪日
 外国人客)消費の急減も影響しました。

 GDPに対する寄与度は、国内需要(内需)がマイナス0.7%、輸出から
 輸入を差し引いた純輸出(外需)がマイナス0.2%となっています。
 
 19年度の実質GDP成長率は前年比0.1%減と、5年ぶりのマイナス成
 長となりました。




◎中国の主要都市住宅価格
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 中国主要70都市の4月の新築住宅価格は前月から平均で0.42%上昇し
 ました。※3月は前月比0.13%上昇。

 尚、主要70都市のうち、新築住宅価格が前月から上昇したのは50都市で、
 前月の38都市から12都市増加しています。




◎第3次産業活動指数
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 3月の第3次産業活動指数は96.9と、前月から4.2%低下。低下は2
 カ月連続で、比較可能な2013年1月以降で過去最低水準となっています。

 第3次産業活動の総括判断は前月の「足踏みのなかに弱さがみられる」から
 「急落している」に引き下げられました。




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【4】淫するなかれ                        **
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 伊藤忠兵衛の甥で、伊藤忠と丸紅に分かれる前の紅忠での丁稚奉公から始ま
り、綿花や綿糸の相場で活躍した田附政次郎は、相場の世界で「将軍」とまで
呼ばれました。

 皆が知る「売るべし、買うべし、休むべし」は、田附の言とされています。

 ある時、「休むべし」という金言をつくった本人がまったく相場を休まない
ことを指摘されると、それができればもっと財を成していると言って苦笑いし
たそうです。

 人間の営みにおいて時おり休みを入れることは、心身の疲れを癒し、英気を
養うことにもなります。

 相場に足を踏み入れますと、年がら年中「買いだ」「売りだ」とやっていな
ければ気が済まないような人を見かけますが、それでは気が休まるはずがなく、
四六時中売買して儲け続けられるほど相場は易しいものではありません。「相
場に淫するなかれ」です。

 大きな利益を出した後、あるいは損失を出した後は、しばらく冷静になって
休養すべきところですが、将軍と呼ばれた先達でも難しかったようです。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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NY原油(WTI)は今週、限月交代を迎えます。取引の中心が5月物から6
月物に切り替わった前回の限月交代の際には、新型コロナの感染拡大に伴う需
要の急減で原油がだぶつき、保管スペースがなくなるとの切迫感からの投げ売
りで5月物の最終売買日の直前に相場が崩落しましたが、今回は今のところそ
の兆候はなく、日本時間18日の時間外取引で約2カ月ぶりに1バレル=30
ドル台を回復しています。※先週末の終値は29.43ドル。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2019
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