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◎ ハロー株式 ◎ 2020/05/21 夕刊
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こんにちは。aquaです。
夏の全国高校野球が中止となりました。これで春夏連続の中止ですが、戦争
の影響で中断した1942~45年を除けば、初めての事だそうです。
高校野球のみならず、新型コロナウイルス感染拡大の影響でプロ野球、サッ
カー、相撲、テニス、ボクシングなど、今はあらゆるスポーツイベントが中止
となっています。
スポーツを観戦して、力を尽くして闘う選手から元気をもらうのと同時に、
応援することは心の健康にも良い効果があることは間違いありません。
コンサートや演劇、美術展などもその多くが中止になっており、感心したり、
感動したり、共感したりする機会が少しずつ減り、喪失感のようなものを禁じ
えません。
コロナ禍で芸術や芸術家が危機に瀕している状況を踏まえ、ドイツの文化相
は「アーティストは必要不可欠であるだけでなく、生命維持に必要だ」と述べ
ました。
周りの状況をみるに、芸術やスポーツは「不要不急」カテゴリーに入れられ
ているようですが、芸術であったり、人によってはスポーツであったり、それ
らのことは人間を人間らしくしている要素の一つであることに今さらながら気
づかされます。
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~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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1.今日の相場
2.主な投資判断
3.本日の経済指標等の結果
4.4月の貿易統計
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【1】今日の相場 **
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◎日経平均 20552.31(- 42.84)▼0.21%
◎TOPIX 1491.21(- 3.48)▼0.23
◎売買高概算 11億4829万株
◎売買代金概算 1兆9230億円
◎時価総額 563兆9451億円
◎値上り銘柄数 1005 ◎(年初来)新高値 57
◎値下り銘柄数 1058 ◎(年初来)新安値 1
◎変わらず 108
◎騰落レシオ(25日)117.05%(前日比4.33%低下)
◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 ●〇〇〇●●●〇〇〇〇● 58.3%
◎カイリ率(日経平均)25日線比 +3.57% 75日線比 +0.69%
◎為替 (対 ド ル)107.76(前日比0.11円安)
(対ユーロ)118.14(前日比0.35円安)
◎出来高上位
1.野村原油 <1699> 94円(+ 6円) 6913万株
2.MDNT <2370> 87円(+ 25円) 6732万株
3.みずほ <8411> 123.3円(+ 0.4円) 6554万株
4.原油ブル <2038> 260円(+ 20円) 5365万株
5.日経Wイン<1357> 968円(+ 3円) 4718万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570> 16260円(- 80円) 1296億円
2.ソフバンG<9984> 4480円(- 59円) 819億円
3.アンジェス<4563> 1758円(+ 193円) 628億円
4.日経Wイン<1357> 968円(+ 3円) 454億円
5.任天堂 <7974> 45060円(+ 850円) 443億円
◆相場概況
本日の日経平均株価は42円(0.21%)安の2万0552円で取引終了
です。
昨晩のNYダウは経済正常化期待から369ドル高となったことを受け、東
京市場も朝方から買いが先行。9:04には上げ幅が139円となる場面があ
りました。買い一巡後は昨日まで4日連続高となった後だけに買い手控え気分
が強まり、13:08には92円安まで下押し。もっとも下値では先高期待か
らの押し目買い意欲は根強く、再びプラスに転じています。明日は注目の中国
・全国人民代表大会が開幕するため、政策を期待した買いも入っています。売
買代金は1兆9230億円、上海総合指数は日本時間15:06現在6ポイン
ト安の2877です。
業種別では、土石、石油、海運、鉄鋼、小売などが高く、一方で陸運、情報
通信、水産、建設、電力ガス、電機、自動車などが下げています。
個別銘柄では、IT人材派遣と経費精算システム「楽楽精算」など企業向け
クラウドサービスを手掛けるラクスが大幅高、214円高の2210円と株式
分割考慮後で上場来高値を更新です。4月の売上高が前年同月比36%の大幅
増となり、伸び率は3月の31%からも加速しており、業績拡大を期待した買
いが膨らんでいます。
テクノホライゾンが大幅高で58円高の835円。中国のDahua社の非
接触式人体測温と顔認証が可能な入退室管理システム「AI顔認証付きサーマ
ルカメラ」を5月から発売すると発表し、業績向上を期待した買いが入ってい
ます。東京都が体温を自動で測定するサーモグラフィーを都内の学校に配備す
ると発表するなど感染防止機器への需要は高まっています。
無線機器や計測器を手掛ける多摩川HDがストップ高で500円高の276
6円。20年3月期の連結経常損益が前期の赤字から6億7200万円の黒字
に転換し、好感した買いが入っています。今期も増益となり、2期連続で過去
最高益を更新する見通しです。5G向け製品が拡大しています。
人工知能(AI)を活用し、訴訟で必要な証拠となる電子データの保全と調
査・分析などを行うFRONTEOがストップ高、80円高の468円です。
21年3月期の営業損益が前期の8億円の赤字から2億円の黒字に転換する見
通しであり、好感した買いが集まっています。同社はAI関連の代表的な位置
付けにあり、創薬支援AIシステムを活用して新型コロナウイルス感染症の研
究成果も発表しています。
その他、新型コロナウイルス向けのワクチン開発について国立研究開発法人
日本医療研究開発機構(AMED)の公募事業に採択されたと発表したアイロ
ムGがストップ高で400円高の2294円。
ホームドアや駅務機器を中心とした売上が好調で日本信号が114円高の1
203円、食品流通向け基幹業務クラウドサービスが好調のサイバーリンクス
が136円高の1707円、食材の「業務スーパー」を展開する神戸物産も好
業績発表で90円高の5210円と連日で値を上げています。
本日の新高値銘柄は、NECネッツ、電算システム、ネクソン、サイバーリ
ンクス、チェンジ、イビデン、ダイフク、扶桑化学、第一三共、日ぺ、サイボ
ウズ、ヤマシンフィルタ、レーザーテック・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[野村証券]
据置き A(3289)東急不動産 910→ 850円
据置き A(4922)コーセー 18,000→16,000円
据置き A(4927)ポーラオルビス 2,930→ 2,600円
据置き A(5333)ガイシ 2,220→ 2,130円
据置き A(8113)ユニチャーム 4,160→ 4,450円
据置き A(9627)アインHD 8,000→ 7,500円
据置き A(7701)島津製 3,500→ 3,000円
[SMBC日興証券]
据置き A(7752)リコー 1,400→ 1,100円
据置き B(4385)メルカリ 2,200→ 2,900円
据置き B(6703)OKI 1,200→ 1,050円
据置き A(6724)エプソン 1,600→ 1,300円
据置き C(7751)キヤノン 2,000→ 1,400円
[三菱UFJMS証券]
引上げ A→B(3769)GMOPG 9,000→ 8,000円
[大和証券]
引上げ 1→3(8850)スターツ 3,130→ 2,280円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】本日の経済指標等の結果 **
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◎日本PMI ※データ収集期間:5月12~19日
―――――
5月の日本製造業PMI速報値は38.4と、前月確定値(41.9)から
3.5ポイント悪化しました。発表元のIHSマークイットでは「日本製品
の需要が調査史上有数の勢いで急落した」したとしています。
5月のサービス業PMI速報値は25.3で、前月確定値(21.5)から
3.8ポイント改善しました。
IHSマークイットは「経済に大きな動きが見られ、日本国内の緊急事態措
置は緩和が進むため、サービス業は徐々に回復に向かうと考えられる。もっ
とも、製造業は、世界の貿易情勢が悪化し世界経済の回復が遅れるなか、一
層深刻なダメージに見舞われる可能性もある」との見方を示しています。
◎食品スーパー売上高
―――――――――
食品スーパーの4月の既存店売上高は前年同月比10.7%の増加。
緊急事態宣言が全国に拡大したことにより、外出自粛や在宅勤務に伴う「巣
ごもり」需要が広がり、食品スーパーの販売が伸びました。販売増は3カ月
連続です。
なお、食品スーパーの足元の景況感を示す4月の現状判断DIは53.9と
前月から3.4ポイント改善。先行き見通しは38.7で、水準としては低
いものの前月から1.4ポイント改善しています。
◎全国スーパー売上高
―――――――――
全国チェーンストア(スーパー)の4月の既存店売上高は前年同月比4.5
%減少。
外出自粛で内食化需要が増え食料品は好調(8.7%増)だった一方、衣料
品(54.3%減)や住関品(13.6%減)は自粛休業している店舗もあ
って振るわず、販売総額が前年比で3カ月ぶりにマイナスとなりました。
※住関品:日用雑貨、家具・インテリア、家電製品等
◎対内証券投資・株式(財務省統計)※カッコ内は前週の動向
―――――――――
5月10日~5月16日
海外投資家 -2232億円(- 927億円) 6週連続売り越し
◎投資部門別の売買状況(東証統計)※カッコ内は前週の動向
――――――――――
5月第2週(5月11日~5月15日、日経141円安・3週ぶり下落)
個人投資家 +1882億円(+ 170億円) 4週連続買い越し
海外投資家 -1296億円(-1206億円) 5週連続売り越し
事業法人 + 896億円(+ 103億円) 7週連続買い越し
信託銀行 - 428億円(+ 91億円)11週ぶり売り越し
※同期間に日銀はETFを3075億円購入。
→ http://www.aqua-inter.com/hint/boj.html#latest
※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
は年金資金等の売買動向を反映しています。
※個人の取引別動向は、現金取引が差し引き758億円の買い越し、信用取
引は差し引き1124億円の買い越しでした。
※指数先物については、海外投資家は2748億円の売り越し。現物と指数
先物の合計では4945億円の売り越しで、現物・先物合計での売り越し
は14週連続です。
→ http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly
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【4】4月の貿易統計 **
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財務省が本日発表した4月の貿易統計(速報)によりますと、輸出額から輸
入額を差し引いた貿易収支は9304億円の赤字でした。赤字は3カ月ぶり。
※前月は54億円の黒字、前年同月は589億円の黒字、市場予想は5千億
円前後の赤字。
輸出額は前年同月比21.9%減の5兆2023億円と17カ月連続の減少
で、減少率は09年10月以来、10年6カ月ぶりの大きさでした。
輸入額は前年同月比7.2%減の6兆1327億円で12カ月連続の減少。
貿易赤字が膨らんだのは、米欧への輸出が急減した一方、中国からの輸入が
9カ月ぶりに増加に転じたことが主な要因です。
全体に占める割合 前年比増減率
【輸出総額】 5兆2023憶円(100.0%) ▼21.9%
対米 8798億円( 16.9%) ▼37.8%
対EU 4835億円( 9.3%) ▼28.0%
対中 1兆1822億円( 22.7%) ▼ 4.1%
対韓 4122億円( 7.9%) ▼10.6%
【輸入総額】 6兆1327億円(100.0%) ▼ 7.2%
対米 6986億円( 11.4%) △ 1.6%
対EU 6747億円( 11.0%) ▼ 6.8%
対中 1兆7348億円( 28.3%) △11.7%
対韓 2463億円( 4.0%) ▼ 8.8%
対米貿易は、輸出が9カ月連続で減少した一方、輸入は2カ月連続で増加し
ました。差し引きでは1812億円の黒字。黒字額は前年同月比75%減と、
2カ月連続で減少しました。
対EU貿易は、輸出が9月連続減、輸入が4カ月連続減。差し引き1912
億円の赤字。赤字は10カ月連続です。
対中貿易は、輸出が4カ月連続で減少した一方、輸入は9カ月ぶりに増加。
差し引きでは5526億円の赤字。赤字は2カ月連続で、赤字額は前年同月に
比べ73%増加しました。
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【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com
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明日は中国で全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕します。今回は
従来のような高い成長率目標は示されないとの見方がある中で、重点投資や景
気刺激策に注目が集まります。ちなみに中国の1~3月期は初のマイナス成長
に陥りましたが、ブルームバーグによる5月19日時点のエコノミスト調査に
よりますと、2020年はプラス1.8%程度の成長が見込まれています。
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~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =
◎まぐまぐ大賞 2019
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資産運用(株式)部門 第2位
→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html
◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
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10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位
→ http://melma.com/contents/moy2017/
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