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こんにちは。aquaです。

 首都圏の緊急事態宣言もようやく解除され、気分的な窮屈感が幾分和らいだ
ような気もしますが、新型コロナウイルスに対する警戒感は昨日と変わらずで、
周りをみても人の数はやや増えましたが浮かれた様子などはありません。

 ところで、各国の株価が戻り歩調にありますが、参考までに株価指数が年初
来高値を付けた日と、コロナショックの安値日と下落率、下げ幅に対する直近
までの戻り率は下記のようになっています。※すべて終値ベース。

 ちなみに、日経平均の場合、今回のコロナショックで31.3%下げ、本日
現在で下げ幅の62.7%を取り戻しています。

 尚、戻り率は日経平均が本日終値、ダウ、ナスダック、SOX、英FTSE
は5月22日終値、他は5月25日終値で計算しています。


        高値日    安値日    下落率    戻り率

 日経平均  1月20日  3月19日 -31.3%  62.7%

 NYダウ  2月12日  3月23日 -37.1%  53.6%

 ナスダック 2月19日  3月23日 -30.1%  83.3%

 SOX   2月19日  3月18日 -35.0%  74.4%

 英FTSE 1月27日  3月23日 -34.9%  37.3%

 独DAX  2月19日  3月18日 -38.8%  55.2%

 仏CAC  2月19日  3月18日 -38.6%  33.3%

 伊MIB  2月19日  3月12日 -41.5%  25.5%

 西IBEX 2月19日  3月16日 -39.4%  18.9%

 上海総合  1月13日  3月19日 -14.6%  34.7%

 韓国総合  1月22日  3月19日 ―35.7%  66.3%


 ※伊MIBはイタリアの、西IBEXはスペインの代表的な株価指数。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.様々な投資指標






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  21271.17(+529.52)△2.55%
◎TOPIX  1534.73(+ 32.53)△2.17%

◎売買高概算   14億7246万株
◎売買代金概算   2兆5326億円
◎時価総額   580兆5078億円

◎値上り銘柄数 1734   ◎(年初来)新高値 103
◎値下り銘柄数  384   ◎(年初来)新安値   0
◎変わらず     52

◎騰落レシオ(25日)132.95%(前日比11.60%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇●●●〇〇〇〇●●〇〇 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +6.30% 75日線比 +4.71%

◎為替  (対 ド ル)107.87(前日比0.13円安)
     (対ユーロ)117.86(前日比0.68円安)

◎出来高上位

 1.MDNT <2370>   135円(-   32円)19315万株
 2.みずほ  <8411> 128.2円(+  3.1円)10862万株
 3.日経Wイン<1357>   901円(-   49円) 8154万株
 4.アンジェス<4563>  2136円(+  203円) 7154万株
 5.三菱UFJ<8306> 428.9円(+  9.2円) 6563万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 17390円(+  850円) 2309億円
 2.アンジェス<4563>  2136円(+  203円) 1550億円
 3.ソフバンG<9984>  4805円(+  198円) 1217億円
 4.日経Wイン<1357>   901円(-   49円)  744億円
 5.ファストリ<9983> 56780円(+ 2150円)  711億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は昨日の353円高に続いて連日で大幅高、529円(
2.55%)高の2万1271円となっています。

 昨晩のNY市場はメモリアルデーの祝日で休場でしたが、ドイツDAX指数
が3%近い大幅高となり、東京市場も上向きの流れが継続して朝方から買いが
先行。緊急事態宣言の全面解除と事業規模100兆円の第2次補正予算案も支
援材料となり、加えて内閣支持率が退陣警戒ラインの30%を下回っているた
め景気対策を強力に推進していくという期待感も買いを誘い、上げ幅を拡大し
ています。売買代金は2兆5326億円、上海総合指数は日本時間15:23
現在22ポイント(0.8%)高の2840です。

 業種別では33業種全て上昇。特に空運、海運、陸運、不動産、鉄鋼、自動
車、建設、精密、機械などの上げが顕著です。

 個別銘柄では、JALが6日連続高で168.5円高の2232.5円と大
幅高。安倍首相が昨日に緊急事態宣言を全国で解除すると表明し、経済活動の
再開や移動の解禁で旅客需要が回復するとの期待から買いが膨らんでいます。
都道府県をまたぐ移動は6月19日に解禁を目指します。ANAも147.5
円高の2726円です。

 椿山荘、太閤園やワシントンホテルを有する藤田観光が184円高の192
9円と大幅高。昨日に政府が東京など5都道県への緊急事態宣言を解除し、全
国の移動解禁も19日から認める方針であり、宿泊客の回復を期待した買いが
入っています。リゾートホテルのリゾートトラストも74円高の1388円、
三重県地盤でビジネスホテル運営のグリーンズも53円高の615円と大幅高
です。

 創薬ベンチャーのアンジェスが4日連続高で203円高の2136円と大幅
高。新型コロナウイルスワクチンの臨床試験を7月から始めると報じられ、当
初の9月予定から前倒しとなります。動物実験でワクチンを投与したことで抗
体ができることが確認されたと発表しており、好感した買いが膨らんでいます。

 アルミ電解コンデンサー首位の日本ケミコンがストップ高で300円高の1
523円。21年3月期の営業利益が29億円の赤字から一転して29億円の
黒字に転換する計画を発表し、好感した買いが集まっています。

 その他、羽田空港国内国際ターミナルビル家主の日本空港ビルが615円高
の4975円、土産など菓子大手の寿スピリッツが500円高の5730円、
航空券予約サイトを運営するエアトリが4日連続高で128円高の1415円、
旅行大手のHISも79円高の2159円、チケット販売最大手の「ぴあ」も
315円高の3800円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、ショーボンド、モロゾフ、カゴメ、日東紡、コスモス
薬品、ツルハ、中外薬、小野薬、第一三共、日ぺ、SMC、ダイフク、キーエ
ンス、レーザーテック、カチタス、ニトリ・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[UBS証券]
 新 規   A(8771)Eギャランテ         2,800円

[野村証券]
 据置き   A(2810)ハウス食品      3,800→ 4,100円
 据置き   A(5201)AGC        4,290→ 4,030円

[SMBC日興証券]
 引上げ B→A(4568)第一三共       5,500→10,500円
 引下げ A→B(4321)ケネディクス      640→   640円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(4368)扶桑化学       3,700→ 4,500円

[みずほ証券]
 据置き   A(6146)ディスコ      34,000→32,000円
 据置き   A(6645)オムロン       7,300→ 7,700円
 据置き   A(6861)キーエンス     40,000→45,000円
 据置き   A(8035)東エレク      35,000→34,000円

[大和証券]
 据置き   1(8273)イズミ        5,500→ 5,200円
 据置き   2(6506)安川電機       4,200→ 4,000円
 据置き   3(2670)ABCマート     7,200→ 6,500円
 引下げ 2→3(4919)ミルボン       6,550→ 4,990円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎企業向けサービス価格指数
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 3月の企業向けサービス価格指数(2015年平均=100)速報は前年同
 月比1.0%上昇の104.1。前月比では0.8%下落しました。

 消費増税の影響を除いたベースでは前年比0.8%の下落となっています。

 引き続き、宿泊サービスやテレビ広告の落ち込みが目立ち、国内航空旅客輸
 送、雑誌広告、不動産賃貸(店舗賃貸・ホテル賃貸)などの下落も目立ちま
 した。




◎白物家電出荷 
 ――――――
 4月の白物家電(民生用電気機器)の国内出荷額は前年同月比4.6%減の
 1713億円と、7カ月連続で前年実績を下回りました。

 製品別では、シェアが最も大きなルームエアコンの出荷額が前年比14.3
 %減で7カ月連続のマイナス。洗濯機は2.1%減で5カ月連続マイナス。
 冷蔵庫は2.0%増加し、3カ月ぶりのプラスでした。




◎全産業活動指数
 ―――――――
 全産業活動指数は、建設業活動指数、鉱工業生産指数、第3次産業活動指
 数を加重平均して求め、日本全体の生産活動状況を供給面から把握するの
 に利用される指標です。

 3月の全産業活動指数(2010=100)は99.5と前月比3.8%
 低下。

 産業別では、建設業活動指数が1.4%上昇した一方、鉱工業生産指数が
 3.7%低下、第3次産業活動指数が4.2%低下となっており、製造業
 とサービス業の落ち込みが響きました。




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【4】様々な投資指標                   **
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 企業の状況や株価水準を判定する投資指標には様々なものがあり、PER(
株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)、配当利回りなどがよく知られてい
ますが、下記のようなものもあります。



【ROE】(%)(株主資本利益率)= 税引後利益÷株主資本×100
 
 税引後利益が株主資本の何%を占めているかを見る指標で、株主資本を有効
 活用して利益を上げているかどうかを判断します。



【ROA】(%)(総資本利益率)=純利益÷総資本×100
 
 税引後利益が総資本(株主資本+他人資本)の何%を占めているかを見る指
 標で、総資本を有効活用して利益を上げているかどうかを判断します。



【ROI】(%)(総資本経常利益率)=経常利益÷総資本×100
 
 経常利益が総資本の何%を占めているかを見る指標で、総資本を有効に活用
 して経常利益を上げているかどうかを判断します。



【キャッシュフロー・レシオ】(倍)=株価÷1株当たりキャッシュフロー
 
 株価が1株当たりキャッシュフローの何倍まで買われているかを見る指標で、
 株価の割高・割安を判断します。



【PSR】(倍)(株価売上高倍率)=株価÷1株当たり売上高
 
 株価が1株当たり売上高の何倍まで買われているかを見る指標で、株価の割
 高・割安を判断します。赤字会社の株価水準を判断する場合などに利用され
 ます。



【R&Dレシオ】(倍)=株価÷1株当たり研究開発費
 
 株価が1株当たり研究開発費の何倍まで買われているかを見る指標で、株価
 の割高・割安を判断します。研究開発はその会社の将来の成長性を大きく左
 右するため、研究開発費が多い会社ほど成長性が高いと考えらます。ただし、
 業種によって偏りがあります。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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日経平均は2日間で883円高の2万1271円まで上昇し、次の節目とみら
れる26週線(本日現在2万1452円付近)と200日線(同2万1656
円付近)との差を一気に縮めました。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2019
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  資産運用(株式)部門 第2位

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◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
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  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位

→ http://melma.com/contents/moy2017/


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