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こんにちは。aquaです。

 「表現の自由」との言葉がありますが、この場合の「自由」は英語で言えば
「フリーダム」です。

 ちなみに、フリーダムとは、天から与えられ、初めから存在する自由であり、
本来、他から制約されることがないのがフリーダムです。一方のリバティは、
束縛からの解放であり、勝ち取った自由です。「自由の女神」の「自由」はも
ちろんリバティです。

 ところで、我が国憲法は基本的人権を保障しており、基本的人権の一つであ
る「表現の自由」に関しては第21条で「集会、結社及び言論、出版その他一
切の表現の自由は、これを保障する」と定め、21条2項で「検閲は、これを
してはならない。通信の秘密は、これを侵してはならない」としています。

 信教の自由や表現の自由などをまとめて「自由権」と呼びますが、よく問題
になるのが自由権を主張できる範囲・限界です。

 ちなみに、表現の自由に含まれる「言論の自由」は、それが権力や権力者に
向けられたものであれば、権力を監視するという意味合いからも制約を受ける
べきものではありません。

 しかし、個人に対し「言論の自由」を行使した場合、「自由」の意味を何で
も許されるなどとはき違えると、名誉毀損罪や侮辱罪に抵触する恐れがありま
す。

 自分と同じように他者も保有する人権や自由を侵害しない範囲の「自由」は
認められますが、多種多様な人が関係性を持ちながら生活している以上、無制
約な「自由」はありえないというのが実際であり、現実的な法の解釈です。

 腕を振り回す自由は、振り回した腕が他者に当たらない・他者を傷つけない
範囲での自由であり、他者の人権や自由を侵害するような自由の行使は認めら
れず、制約を受けるのは当然です。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.MSCI銘柄入れ替え






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  21916.31(+497.08)△2.32%
◎TOPIX  1577.34(+ 27.87)△1.80%

◎売買高概算   20億8753万株
◎売買代金概算   3兆3816億円
◎時価総額   595兆5119億円

◎値上り銘柄数 1530   ◎(年初来)新高値 82
◎値下り銘柄数  583   ◎(年初来)新安値  0
◎変わらず     53

◎騰落レシオ(25日)136.27%(前日比4.75%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 ●●〇〇〇〇●●〇〇〇〇 66.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +8.62% 75日線比 +8.07%

◎為替  (対 ド ル)107.81(前日比0.29円安)
     (対ユーロ)118.86(前日比0.97円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 136.3円(+  5.4円)20086万株
 2.三菱UFJ<8306> 457.2円(+ 12.7円)14431万株
 3.日経Wイン<1357>   848円(-   40円)11480万株
 4.MDNT <2370>   129円(-   11円) 6568万株
 5.野村原油 <1699>    88円(-    5円) 5737万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 18460円(+  790円) 3484億円
 2.ソフバンG<9984>  4827円(+   93円) 1383億円
 3.日経Wイン<1357>   848円(-   40円)  988億円
 4.ファストリ<9983> 59110円(+ 2110円)  896億円
 5.アンジェス<4563>  1983円(-   87円)  736億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は大幅高、497円(2.32%)高の2万1916円
と2万2000円に急接近して取引終了です。月曜日の353円高、火曜日の
529円高、昨日の148円高に続いて4日連続高となり、この4日間の上げ
幅は1528円となります。

 世界的な経済活動再開の動きや新型コロナワクチン開発への期待から出遅れ
ていた金融株や景気動向に敏感な工業株を中心に買いが入り、昨晩のNYダウ
は553ドル高と昨日の529ドル高に続いて連日で大幅高。

 これを受けて東京市場も朝方から幅広い銘柄に買いが先行。株を持たざるリ
スクも意識され、また政府が2020年度第2次補正予算案を決めたことも買
い安心感を誘い、引けにかけて上げ幅を拡大しています。売買代金は3兆38
16億円と拡大、上海総合指数は日本時間15:34現在7ポイント高の28
44です。

 5月第3週(18~22日)は外国人が6週ぶりに買い越しに転じています
(東証発表)。買越額は772億円、前の週は1296億円の売り越しでした。

 業種別では、鉄鋼、銀行、自動車、電機、不動産、精密、機械などの上げが
目立ち、一方で石油、海運などは下げています。

 個別銘柄では、業種別で鉄鋼株の上昇率がトップ。日本製鉄が58円高の1
068.5円、JFEが44円高の833円、大同特鋼が160円高の383
5円、日本金属が64円高の731円と大幅高です。

 出遅れ株として買いが入る循環物色の動きが拡大しており、同様に銀行株に
も循環物色の流れから買いが入り、上昇率2位。沖縄銀行が175円高の33
10円、琉球銀行が68円高の989円、山形銀行が82円高の1350円。
三菱UFJも12.7円高の457.2円、三井住友も114円高の3190
円、みずほも5.4円高の136.3円と値を上げています。

 建設機械世界2位のコマツが57円高の2243.5円。世界各地で経済活
動が正常化に向かう中、各国政府によるインフラ投資拡大で建機需要が高まる
との期待から買いが入っています。

 東大医科研発ベンチャーのテラがストップ高で150円高の1073円。新
型コロナウイルスに対する幹細胞治療法開発の臨床研究で感染患者1人に症状
の改善が認められたと発表。好感した買いが集まっています。

 その他、東京小金井市の病院で新クラスター発生の可能性が報じられてアル
コール消毒剤のニイタカが310円高の3335円と上場来の高値を更新。子
供服の企画販売のナルミヤがストップ高で100円高の793円、好業績発表
で電通が422円高の2993円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、モロゾフ、デジタルアーツ、カゴメ、ニイタカ、小野
薬、アース製薬、SMC、日本電産、オムロン、キーエンス、ニホンフラッシ
ュ、ニトリ・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[クレディS証券]
 据置き   B(2782)セリア        3,200→ 3,400円

[野村証券]
 据置き   A(2871)ニチレイ       3,300→ 3,400円
 据置き   A(3861)王子HD        700→   690円
 据置き   A(4324)電通グループ     5,080→ 4,300円
 据置き   A(4911)資生堂        8,050→ 7,900円
 据置き   A(7951)ヤマハ        7,100→ 6,700円
 据置き   A(5108)ブリヂストン     4,500→ 3,900円
 据置き   A(9984)ソフバンG      6,920→ 6,640円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(2267)ヤクルト       7,000→ 7,400円
 引下げ A→B(4480)メドレー       2,000→ 3,200円

[みすほ証券]
 引上げ B→A(4528)小野薬品       2,500→ 3,600円
 据置き   A(4189)KHネオケム     2,100→ 2,400円
 据置き   A(8031)三井物産       2,300→ 1,800円

[大和証券]
 引下げ 3→4(4911)資生堂        6,650→ 5,860円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎建設機械出荷額
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 3月の建設機械出荷額は前年同月比30.8%減の1504億円で、7カ月
 連続で前年実績を下回りました。

 輸出は前年比42.2%減の918億円で9カ月連続の減少。一方、国内向
 けは0.4%増の586億円と小幅ながら3カ月連続で増加しました。




◎対内証券投資・株式(財務省統計)※カッコ内は前週の動向
 ―――――――――
 5月17日~5月23日

  海外投資家 + 754億円(-2226億円) 7週ぶり買い越し




◎投資部門別の売買状況(東証統計)※カッコ内は前週の動向
 ――――――――――
 5月第3週(5月18日~5月22日、日経350円高・2週ぶり上昇)

  個人投資家 - 798億円(+1882億円) 5週ぶり売り越し

  海外投資家 + 772億円(-1296億円) 6週ぶり買い越し

  事業法人  + 246億円(+ 896億円) 8週連続買い越し

  信託銀行  - 497億円(- 428億円) 2週連続売り越し


 ※同期間に日銀はETFを60億円購入。
  → http://www.aqua-inter.com/hint/boj.html#latest

 ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
  は年金資金等の売買動向を反映しています。

 ※個人の取引別動向は、現金取引が差し引き1048億円の売り越し、信用
  取引は差し引き250億円の買い越しでした。

  尚、5月22日申し込み時点の信用評価損益率はマイナス17.70%と、
  マイナス幅が3週連続で縮小し、およそ3カ月ぶりの水準に改善していま
  す。

 ※指数先物については、海外投資家は3090億円の買い越し。現物と指数
  先物の合計では3863億円の買い越しで、現物・先物合計での買い越し
  は2月第1週以来で15週ぶりです。
  → http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly




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【4】MSCI銘柄入れ替え                  **
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 金融サービスの米モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル
(MSCI)が算出しているMSCI指数は、世界の機関投資家がベンチマー
ク(運用の目安)としている代表的な株価指数です。

 MSCIでは2月、5月、8月、11月の年4回の定期見直しにより構成銘
柄の入れ替えを行っており、中でも5月と11月は比較的大きな入れ替えとな
ります。

 今回5月の指数銘柄の定期見直しで新規採用となるのは、日本M&Aセンタ
ー(2127)、伊藤園(2593)、神戸物産(3038)、GLP投資法
人(3281)、コスモス薬品(3349)、TIS(3626)、三浦工業
(6005)、レーザーテック(6920)、SCSK(9719)。

 一方、除外銘柄は、Jフロント(3086)、コニカミノルタ(4902)、
東洋製缶(5901)、SANKYO(6417)、アルプスA(6770)、
IHI(7013)、クレディセゾン(8253)、イオンフィナンシャルサ
ービス(8570)、商船三井(9104)です。


 明日の終値をもって入れ替えが行われるため、大引けで出来高が膨らむ見通
しです。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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トランプ米大統領がツイッターに投稿した発言に関して、ツイッター側は根拠
がないとして「ファクトチェック」(要事実確認)のメッセージを表示させま
した。これに対してトランプ大統領は猛反発し、ツイッターを含むソーシャル
メディア企業の規制もしくは閉鎖に言及、28日中にそれらの企業に関する大
統領令に署名するとしています。大統領のこうした動きについて米国自由人権
協会は、言論の自由を定めた合衆国憲法修正第1条に抵触する可能性を指摘し
ています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2019
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  資産運用(株式)部門 第2位

→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html


◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
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  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位

→ http://melma.com/contents/moy2017/


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