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こんにちは。aquaです。

 カラっとした初夏の陽気に包まれたきょうのような日は、外で過ごすのが何
とも言えない気持ち良さです。

 明日あさっての土日は全国の「緊急事態宣言」が解除されて初めて迎える週
末で、久しぶりに外で身体を動かしたり、買い物に出かけたりする人が増えそ
うですが、気を緩めたりすると感染者の増加(第2波)につながりかねません。

 ライトアップで虹色に輝く東京湾のレインボーブリッジが赤色に染まらない
よう、一人一人の心がけが大切です。※東京都は、感染拡大の兆候を把握した
場合に警戒宣言「東京アラート」を発令すると同時にレインボーブリッジの照
明を赤一色に切り替え、アラートの発令を告知する方針です。


 ところで、早いもので今日で5月の取引が終了しました。日経平均は週間で
1489円(7.3%)上昇、5月月間では1684円(8.3%)の上昇と
なっています。

 5月の相場は尻上がりとなり、月間の上げ幅のほとんどを最終週に稼いだ格
好です。ちなみに、週間での上昇は2週連続、月間での上昇は2カ月連続です。

 ※日経平均の週間・月間等のデータは下記をご参照ください。

   http://www.aqua-inter.com/hint/data.html 

 週明けからは名実ともに6月相場となります。ここ数年で6月相場が大きく
動いたのは、英国の欧州連合(EU)離脱問題で揺れた2016年の6月相場
です。

 英国は6月23日の国民投票でEU離脱の是非を問うことになりましたが、
英国民は結局はEU残留を選択するだろういうのが大方の予想でした。

 しかし、結果はまさかの離脱派の勝利。翌24日の東京市場では世界経済や
金融システムの混乱を警戒したパニック的な売りが膨らみ、日経平均は1日で
1286円(7.9%)安と急落しました。

 ただ、その日の急落で悲観シナリオを織り込み、その後は6月24日の水準
を一度も下回ることなく上げ幅を拡大し、およそ1年半後の2018年1月に
は2万4000円まで上昇しています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版(有料版)通信>

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  21877.89(- 38.42)▼0.18%
◎TOPIX  1563.67(- 13.67)▼0.87%

◎売買高概算   23億8386万株
◎売買代金概算   4兆6423億円
◎時価総額   590兆8886億円

◎値上り銘柄数  674   ◎(年初来)新高値 110
◎値下り銘柄数 1438   ◎(年初来)新安値   1
◎変わらず     58

◎騰落レシオ(25日)132.15%(前日比4.12%低下)

◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 ●〇〇〇〇●●〇〇〇〇● 66.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +7.96% 75日線比 +7.99%

◎為替  (対 ド ル)107.19(前日比0.63円高)
     (対ユーロ)118.91(前日比0.26円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 134.5円(-  1.8円)16847万株
 2.三菱UFJ<8306> 444.2円(- 13.0円) 9231万株
 3.日経Wイン<1357>   851円(+    3円) 7814万株
 4.日産自  <7201> 400.9円(- 48.5円) 6272万株
 5.コニカミノ<4902>   399円(-   30円) 4895万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 18360円(-  100円) 2440億円
 2.トヨタ自 <7203>  6755円(-  218円) 1483億円
 3.ファストリ<9983> 60530円(+ 1420円) 1063億円
 4.ソフバンG<9984>  4832円(+    5円) 1043億円
 5.キーエンス<6861> 44350円(-  230円)  833億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は小幅安、38円(0.18%)安の2万1877円で
取引終了です。

 米中関係の激化懸念から昨晩のNYダウが147ドル安となり、また昨日ま
で日経平均株価は4日連続高で1528円の上昇となった後だけに朝方は売り
が先行。10:16には206円安となる場面がありました。ただ米中懸念は
トランプ大統領の再選目的によるアピール行為という見方から下値では先高期
待からの押し目買いが入り、下げ幅を縮小しています。売買代金は4兆642
3億円、上海総合指数は日本時間15:26現在で5ポイント高の2851で
す。

 業種別では、医薬品、精密、情報通信、食品などが高く、一方で鉄鋼、海運、
空運、自動車、機械、銀行、証券などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、プレシジョン・システム・サイエンスがストップ高で300
円高の1647円。新型コロナウイルスの感染者検査に用いるPCR全自動検
査装置と一体化したPCR試薬について厚生労働省に保険適用の申請をしたと
発表。業績拡大を期待した買いが集まっています。

 福島県内資金量2位の大東銀が40円高の682円。SBIが大東銀株を2
15万株取得すると発表。SBI主導で地銀間の連携、業界再編が進むとの思
惑から買いが入っています。

 凸版印刷が102円高の1843円。20年3月期の営業利益を570億円
から660億円に増額修正し、また創立120周年記念で20円の増配を発表
したことを好感した買いが膨らんでいます。

 その他、新型コロナウイルスの感染拡大による予防意識の高まりから「クレ
ベリン」の需要が急増している大幸薬品が317円高の2247円、半導体検
査装置の日本マイクロニクスが業績拡大期待からストップ高で150円高の1
033円。

 東京小金井市の病院で新クラスター発生の可能性が報じられて昨日310円
の大幅高となったアルコール消毒剤のニイタカが本日も330円高の3665
円と連日で上場来高値を更新。

 脱ハンコ推進で注目度高まる弁護士COMが720円高の8640円、有機
EL材料や医薬中間体などが好調で保土谷化学が360円高の4195円と大
幅高です。一押しガン関連の第一三共は792円の大幅高で1万0085円と
1万円の大台乗せです。

 本日の新高値銘柄は、ショーボンド、グリコ、明治HD、日本M&A、ウエ
ルシア、ニイタカ、中外薬、小野薬、第一三共、大幸薬品、オービック、サイ
ボウズ、アース製薬、浜ホト、エレコム、ニホンフラッシュ、ニトリ・・・等
々です。


☆スペシャル版(有料版)通信

 第一三共が792円の大幅高で1万円の大台乗せ!

 4月15日号スペシャル版にて『新型抗がん剤で大きく上昇してくる公算大
の〇〇6〇!』としてご紹介させて頂いた【第一三共】(4568)。740
0円前後の狙い目から本日の792円の1万0085円まで早くも2500円
を超える大幅高を示現しています。

 注目のガン関連銘柄としてご紹介させて頂いた訳ですが、先ずは仕込まれた
方、本当におめでとうございます。

 来週も投資妙味大の有望銘柄をご紹介させて頂きますので、ご期待下さいま
せ!


 【スペシャル版】の詳細

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【2】主な投資判断                        **
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[野村証券]
 据置き   A(4626)太陽HD       6,100→ 6,200円
 引上げ B→A(6871)マイクロニクス    1,307→ 1,500円
 据置き   A(8252)丸井G        3,400→ 2,970円
 据置き   B(2281)プリマ        2,550→ 2,600円
 据置き   B(7201)日産自         370→   440円
 据置き   B(7731)ニコン        1,363→ 1,082円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(1925)大和ハウス      3,700→ 3,400円
 据置き   C(8227)しまむら       7,200→ 6,800円
 据置き   C(8871)ゴールドクレスト   1,800→ 1,400円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(7259)アイシン精機     3,500→ 4,200円
 据置き   B(2432)DeNA       1,500→ 1,000円
 据置き   B(6201)豊田織機       5,300→ 6,000円
 据置き   B(6645)オムロン       6,000→ 5,300円

[みすほ証券]
 据置き   A(4205)ゼオン        1,450→ 1,250円
 据置き   A(6622)ダイヘン       4,300→ 4,600円
 据置き   A(6856)堀場製作所      8,500→ 7,800円
 据置き   A(9531)東京ガス       3,000→ 2,900円

[大和証券]
 引下げ 1→2(6098)リクルート      5,090→ 4,050円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎雇用動向
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 4月の完全失業率は前月比0.1ポイント上昇(悪化)の2.6%で、市場
 予想(2.7%)ほどではありませんでしたが、2017年12月以来2年
 4カ月ぶりの高水準です。

 4月の休業者数は597万人で過去最大。就業者数は前月から107万人減
 となり、1963年1月以来約57年ぶりの減少数となりました。


 4月の有効求人倍率は、前月から0.07ポイント低下(悪化)の1.32
 倍で市場予想と一致。悪化は4カ月連続で、2016年3月以来、4年1カ
 月ぶりの低水準 なりました。



◎鉱工業生産指数
 ―――――――
 4月の鉱工業生産指数(2015年=100)速報値は前月比9.1%低下
 の87.1でした。低下は3カ月連続で、市場予想(5.1%低下)を超え
 る落ち込みでした。

 2015年を100とする現行基準で比較できる2013年以降で、水準は
 最低、低下率は最大となりました。

 これを受けて経産省は鉱工業生産の基調判断を前月の「低下している」から
 「急速に低下している」に修正しました。「急速に低下」はリーマン・ショ
 ック後の2008年11月以来の表現です。

 尚、製造工業生産予測指数では、5月は前月比4.1%低下、6月は3.9
 %上昇見込み。上方バイアスを補正した5月の補正値は5.7%低下となっ
 ています。



◎小売業販売額
 ――――――
 商業動態統計(速報)によりますと、4月の小売業販売額は前年同月に比べ
 13.7%減少しました。市場予想(11.5%減)を上回る減少で、過去
 2番目の大きな落ち込みとなりました。

 百貨店の減収率は前年比71.5%減で、3月の32.7%減を超え過去最
 大の落ち込みとなっています。

 これを受けて経産省は、鉱工業生産の基調判断と同様に、小売業の基調判断
 を3月の「低下している」から「急速に低下している」に引き下げました。



◎住宅着工戸数
 ――――――
 4月の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比12.9%減と、10カ月連続
 で前年実績を下回りました。減少率はほぼ市場予想並みでした。



◎消費動向調査
 ――――――
 5月の消費動向調査によりますと、消費者心理を示す消費者態度指数は5カ
 月ぶりに改善、前月比2.4ポイント上昇(改善)の24.0となりました。

 経済活動再開への期待が高まり、指数を構成する4項目(暮らし向き、収入
 の増え方、雇用環境、耐久消費財の買い時判断)すべてが前月から上昇して
 います。

 これを受けて内閣府は消費者マインドの基調判断を、前月の「急速に悪化し
 ている」から「依然として極めて厳しいものの、下げ止まりの動きがみられ
 る」に引き上げています。判断の引き上げは6カ月ぶりです。



◎都区部CPI
 ――――――
 5月の都区部消費者物価指数(CPI、2015年=100、中旬速報値)
 は値動きの大きな生鮮食品を除く総合が101.8と前年同月比で0.2%
 上昇しました。上昇は2カ月ぶり。

 市場では0.2%程度の低下が見込まれていましたが、巣ごもり消費の影響
 で菓子類などが値上がりし、都区部CPIは予想外の上昇となりました。

 尚、都区部消費者物価指数は全国消費者物価指数の先行指標と位置付けられ
 ています。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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日経平均の日足チャートでは、昨年9月下旬以来およそ7カ月ぶりに25日線
が75日線を上抜け、「ゴールデンクロス」(GC)を形成しました。GCは
強気サインであり、上昇してきたことの追認サインでもあります。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2019
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  資産運用(株式)部門 第2位

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◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
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  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位

→ http://melma.com/contents/moy2017/


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