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             ◎ ハロー株式 ◎       2020/06/16 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 関東地方は本日も暑い1日となりましたが、今年は新型コロナウイルスの影
響で自宅で過ごす人が多く、エアコンの使用をためらいがちな年配の方が自宅
で熱中症を発症するケースが増える恐れがあります。

 熱中症は予防を意識しないと、手遅れになってしまうケースも少なくありま
せん。適切なエアコンの使用とこまめな水分の補給などで予防に努めることが
大切です。

 ちなみに、冷房を1日20時間つけた場合の電気代は約420円。対して熱
中症により救急搬送され、1泊入院した場合の費用は約6万円。個人が負担す
る医療費は1割から3割程度ですが、重症化すれば入院が長引き、場合によっ
ては命を落とす危険性もあるとなれば、冷房の使用を躊躇する必然性はありま
せん。

 ところで、中国政府は新型ウイルスの制御のためのとして米航空会社の航空
機の中国国内への乗り入れを禁じ、米国も同様の対抗措置をとる方針を示して
いましたが、一転して米中両政府は互いに週4便の航空便の運航を認めました。

 新型コロナウイスの対応や香港の人権問題を巡り米中の対立は一時先鋭化し
ていましたが、上記の事は対立緩和の兆しと捉えられます。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版(有料版)通信:ジャムコ>

 2.本日の経済指標等の結果

 4.買いは算術、売りは芸術





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  22582.21(+1051.26)△4.88%
◎TOPIX  1593.45(+  62.67)△4.09%

◎売買高概算   15億5476万株
◎売買代金概算   2兆7542億円
◎時価総額   601兆7099億円

◎値上り銘柄数 2104   ◎(年初来)新高値 42
◎値下り銘柄数   48   ◎(年初来)新安値  0
◎変わらず     16

◎騰落レシオ(25日)114.12%(前日比10.20%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 〇〇〇〇〇〇●〇●●●〇 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +4.47% 75日線比 +12.31%


◎為替  (対 ド ル)107.40(前日比0.05円安)
     (対ユーロ)121.82(前日比1.11円安)

◎売買代金上位

 1.みずほ  <8411> 138.3円(+  4.6円) 1426億円
 2.三菱UFJ<8306> 450.0円(+ 20.9円)  845億円
 3.日産自  <7201> 441.1円(+ 32.8円)  327億円
 4.SBG  <9984>  5042円(+  137円)  265億円
 5.ZHD  <4689>   463円(+   23円)  262億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は1051円(4.88%)の大幅化で2万2582円
で取引終了です。昨日までの3日連続安で1594円下げていましたので、6
5%の戻りを見せた形となり、また結果として昨日の774円安という下押し
局面は絶好の押し目買い好機となった形です。

 米FRBが中小企業などの資金繰り支援策を発表したを好感して昨晩のNY
ダウは157ドル高。特にハイテク株指数のナスダックや半導体株(SOX)
の上昇が大きかったことから東京市場も朝方から半導体株中心に幅広い銘柄に
買いが先行。香港や上海市場が上昇していることも買い安心感を誘い、またト
ランプ政権が景気テコ入れで1兆ドルのインフラ支出を検討と報じられたこと
も支援材料となり、引けにかけてジリジリと上げ幅が拡大しています。上海総
合指数は日本時間15:36現在35ポイント(1.2%)高の2925です。

 業種別では33業種全て上昇。特に鉄鋼、海運、自動車、繊維、不動産、非
鉄、機械、電機、銀行などの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、次世代型蓄電池「バイポーラ型蓄電池」を開発した古川電池
が8日連続高、かつストップ高で300円高の1792円。バイポーラ型蓄電
池はリチウムイオン電池比でトータルコストを半分以下に抑えることができる
次世代蓄電池です。21年度中のサンプル出荷、22年度の製品出荷開始を予
定しており、収益拡大を期待した買いが連日で集まっています。 

 半導体関連が値を飛ばしています。半導体製造装置の東京エレクが1190
円高の2万3070円、半導体検査装置のアドバンテストが470円高の59
50円、半導体マスク欠陥検査装置のレーザーテックが960円高の1万03
10円、半導体の微細化を支えるフォトレジスト材料トップの東洋合成が55
0円高の7960円となっています。

 米商務省が5Gの規格策定で米国企業が中国のファーウェイと協力すること
を容認したため、ハイテク分野での米中対立が和らぐとの期待感から物色の矛
先が向かっています。

 NY市場で主要な半導体関連銘柄で構成するフィラデルフィア半導体株指数
(SOX)が大きく上昇していることも買いを誘っています。

 ウェーブロックHDがストップ高で100円高の799円。新型コロナ対策
でスーパーのレジなどで透明なビニールシートが導入されており、同社はこの
ビニールシート(タフニール)を製造販売しています。

 その他、新型コロナウイルス感染対策としての接触検知アプリ関連としてヒ
ト・コミュニケーションズがストップ高で150円高の1100円。リチウム
電池のセパレーター(絶縁材)のダブル・スコープもストップ高で100円高
の747円。

 ボーイング向けラバトリー(化粧室)独占供給し、航空会社向けギャレー(
厨房設備)で世界大手のジャムコが107円高の852円と大幅高。トランプ
政権が景気テコ入れで1兆ドルのインフラ支出を検討と報じられ、インフラ関
連として建設機械のコマツが158円高の2258円、日立建機も185円高
の3005円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、カゴメ、イーブック、チェンジ、一工薬、ニイタカ、
ヤマシンフィルタ、レーザーテック、古川電池、シマノ、任天堂、ヤマトHD
・・・等々です。



☆スペシャル版(有料版)通信

 3月25日のスペシャル版にて、『新型コロナウイルス感染拡大で減便や運
休など最悪の状態となった航空業界。それでもこのバーゲンセールで報われる
公算大の〇〇〇8!』としてご紹介させて頂いた【ジャムコ】(7408)。

 同社は、ボーイング向けラバトリー(化粧室)を独占供給し、航空会社向け
ギャレー(厨房設備)でも世界大手です。

 その同社株。本日、107円高の852円となり、狙い目680円前後から
は25%の上昇となってきました。最悪の状況下で思いきって仕込まれた方、
取り敢えずは本当におめでとうございます。

 明日は水曜日でスペシャル版の配信日です。明日も上昇余地大の有望銘柄を
ご紹介させて頂きますのでご期待下さいませ。


※スペシャル版のお申込み・詳細は・・・

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【2】本日の経済指標等の結果                   **
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◎ESPフォーキャスト調査(民間エコノミストのGDP予測集計)
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 本日発表の6月調査(回答期間:6月2~11日)によりますと、民間エコ
 ノミストが見込む20年4~6月期の実質GDP成長率は、前期比年率でマ
 イナス23.02%と、5月調査のマイナス21.33%から1.69ポイ
 ント下方修正されました。

 4~6月期が実際にマイナス成長となれば3四半期連続ですが、7~9月期
 はプラス8.24%成長見込みとなっています。





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【3】買いは算術、売りは芸術                   **
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 「買いは算術であり、売りは芸術」との言葉があります。

 買いは算盤(そろばん)弾いて採算の合う水準で仕込むゆえに「算術」と言
います。慣れた投資家の仕込みは、資金とタイミングを分けながら買いコスト
を上げないように種玉(たねぎょく:儲けの種となる株式)を増やします。

 ゆえに「買いは技術」とも言います。

 また、買いが多ければ上昇、売りが多ければ下がるのが相場であり、「付和
雷同」「右へ倣え」が多い方に相場は動きます。

 需給に逆らわず、流れに乗って利益を拡大させるのが投資の基本ではありま
すが、一般的に利益を確定する際は買いの多い時に流れに逆らって売りを出す
ことになります。

 相場の天井は事前には分からないわけですから、高値での売り抜けはまさに
「芸術」です。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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昨晩は米連邦準備理事会(FRB)が個別企業の社債の直接購入と中小企業の
資金繰り支援の開始を発表。また、日銀は本日の会合で緩和的金融政策の維持
と企業の資金繰り支援の拡大を決定。日米の金融当局が呼応して景気を下支え
するスタンスを鮮明にしました。「中央銀行には逆らうな」との教訓は、中央
銀行と方向を同じくして相場に乗るのが儲けの道であることを示唆しています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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