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こんにちは。aquaです。

 月日の経つのは早いもので、6月はきょうで終わり、明日からは7月。一年
の半分が経過します。

 7月の和名「文月」は、織り姫に文(ふみ)を供える風習に由来すると言わ
れていますが、稲穂がふくらむ「ふくらむ月」から転嫁したという説もあるよ
うです。

 7月の英名「July(ジュライ)」は、およそ2000年前の共和制ロー
マの独裁官ユリウス・カエサル(英語読みはジュリアス・シーザー)の名に由
来しています。

 ところで、本日は月末、四半期末、半期末です。参考までに日経平均のパフ
ォーマンスは下記のようになっています。


 6月月間      前月末比  410円( 1.9%)上昇

 四半期(4~6月) 前四半期比3371円(17.8%)上昇

 半期 (1~6月) 昨年末比 1368円( 5.8%)下落


 ちなみに、日経平均の月間での上昇は3カ月連続です。

      → http://www.aqua-inter.com/hint/m_data.html#monthly



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.本日の経済指標等

 3.失業率と求人倍率






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  22288.14(+293.10)△1.33%
◎TOPIX  1558.77(+  9.55)△0.62%

◎売買高概算   12億4084万株
◎売買代金概算   2兆2425億円
◎時価総額   588兆3504億円

◎値上り銘柄数 1093   ◎(年初来)新高値 71
◎値下り銘柄数  991   ◎(年初来)新安値  7
◎変わらず     85

◎騰落レシオ(25日) 92.51%(前日比4.51%低下)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 ●〇●●〇●〇●●〇●〇 41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.49% 75日線比 +9.89%


◎為替  (対 ド ル)107.05(前日比0.07円安)10719
     (対ユーロ)120.56(前日比0.47円安)12052

◎売買代金上位(東証1部)

 1.SBG  <9984>  5450円(+   70円)  726億円
 2.ファストリ<9983> 61700円(+ 1060円)  470億円
 3.レーザテク<6920> 10160円(-  580円)  438億円
 4.東エレク <8035> 26440円(+  365円)  378億円
 5.任天堂  <7974> 48010円(-   30円)  331億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は293円(1.33%)高の2万2288円で取引終
了です。

 新型コロナウイルスの感染拡大に対する警戒感は根強いものの、景気のV字
回復への期待が強まり、昨晩のNYダウは580ドルの大幅高。特に737M
AX運航再開への期待でボーイングが14%高と急伸して1銘柄でダウを16
6ドル押し上げています。

 これを受けて東京市場も朝方から買いが優勢。昨日に517円の大幅安とな
った後だけに先高期待からの押し目買い意欲は根強く、終日高い水準での値動
きとなっています。

 ボーイング関連のジャムコが高く、またANAやLALなどの空運株、不動
産株の上げが目立ちます。中国が「香港国家安全維持法案」を可決しましたが、
昨日に下落したこともあって香港株は堅調。上海総合指数は日本時間15:1
7現在12ポイント高の2974です。

 業種別では、鉄鋼、海運、空運、不動産、非鉄、建設、石油などの上げが顕
著です。

 個別銘柄では、大塚製薬グループで殺虫剤首位、そして傘下にバスクリン・
白元を有するアース製薬が5日連続高で480円高の8210円と上場来高値
を更新。昨日の引け後に第2四半期累計(1~6月)連結売上高を1055億
円から1095億円(前年同期比5.3%増)、営業利益を104億円から1
60億円(同2.2倍)へ大幅増額修正し、好感した買いが膨らんでいます。

 コロナウイルスの影響で家庭用マスクの特需が発生し、在宅勤務の広がりで
快適さを求める日用品の売上が拡大、気温が高めに推移することで収益源の虫
ケア商品の売上も好調に推移しる模様です。

 NY市場で737MAX運航再開への期待でボーイングが14%の大幅高と
なっており、東京市場でも関連銘柄としてボーイング向けラバトリー(化粧室
)を独占供給するジャムコが34円高の770円。日本航空も43円高の19
42円、ANAも47.5円高の2451円と値を上げています。

 ホームセンター業界首位のDCMが54円高の1236円と06年12月以
来約13年半ぶりの高値水準まで上昇。コロナウイルスの感染拡大で自宅で過
ごす時間が増えてDIY用品や園芸用品、マスクや除菌用アルコールなど衛生
用品などの売上が伸びて3~5月期の業績が好調。好感した買いが入っていま
す。

 NY市場で好決算発表の半導体大手マイクロン・テクノロジーが大幅高とな
っており、東京市場でも関連銘柄に買いが波及。東京エレクトロンが365円
高の2万6440円と上場来高値更新、同社筆頭株主の東京エレクトロンデバ
イスも280円高の3595円と昨年来高値更新。

 6月の中国製造業購買担当者景気指数(PMI)が50.9と好不況の分か
れ目50を上回ったことで中国景気への悲観が後退。設備投資関連のオークマ
が175円高の4610円、DMG森精機が51円高の1307円、ファナッ
クも295円高の1万9260円。

 その他、半導体検査用プローブカード大手の日本電子材料が73円高の11
09円、インテル向けICパッケージのイビデンも45円高の3145円と昨
年来高値更新です。

 本日の新高値銘柄は、カゴメ、日清食、イビデン、アース薬、ダイキン、ダ
イフク、日本電産、東京エレク、Eギャランティ、ニトリ・・・等々です。



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【2】本日の経済指標等                      **
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◎新規上場          公開価格     初値     終値
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 エブレン  (6599) 1350円  5000円  4635円

 グッドパッチ(7351)  690円 ※1587円買い気配で値付かず



◎中国PMI
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 中国国家統計局が発表した5月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、
 前月比0.3ポイント上昇の50.9と、悪化予想に反して3カ月ぶりに
 改善。水準としては3カ月ぶりの高さで、景気拡大・縮小の分岐点となる
 50を4カ月連続で上回りました。

 5月の非製造業PMIは前月比0.8ポイント上昇の54.4と、市場予想
 (前月比横ばい)を上回り、19年11月以来7カ月ぶりの高水準となって
 います。

 尚、製造業と非製造業を合わせた総合PMIは、前月比0.8ポイント上昇
 の54.2でした。



◎雇用動向
 ――――
 5月の完全失業率は2.9%で、前月から0.3ポイント上昇(悪化)しま
 した。市場予想(2.8%)を上回り、2017年5月以来3年ぶりの高水
 準です。

 5月の完全失業者数は198万人で、前年同月比で33万人(20%)増加。
 増加は4カ月連続で、水準は2017年5月以来3年ぶりの多さ、増加幅は
 リーマン・ショックで景気が急速に落ち込んでいた2010年1月以来の大
 きさでした。

 仕事を休んでいる休業者数は423万人で、過去最大だった4月(597万
 人)からは174万人減少したものの過去2番目の高水準です。

 5月の有効求人倍率は1.20倍で前月から0.12ポイント低下(悪化)。
 悪化は5カ月連続で、市場予想(1.22倍)を下回り、2015年7月以
 来4年10カ月ぶりの低水準、下げ幅は約46年ぶりの大きさでした。



◎鉱工業生産指数
 ―――――――
 5月の鉱工業生産指数(2015年=100)速報値は前月比8.4%低下
 の79.1。低下は4カ月連続で、市場予想(5.8%低下)を超える落ち
 込みでした。

 2015年を100とする現行基準で比較できる2013年以降の最低を、
 2カ月連続で更新しました。

 経産省は鉱工業生産の基調判断を「急速に低下」で据え置いています。

 尚、製造工業生産予測指数では、6月は前月比5.7%上昇、7月は9.2
 %上昇見込みとなっています。



◎自動車輸出実績
 ―――――――
 5月の自動車輸出台数は11万9920台で、前年同月比で23万5064
 台(66.2%)減少しました。



◎建設機械出荷額
 ―――――――
 5月の建設機械出荷額は前年同月比35.4%減の1324億円で、8カ月
 連続で前年実績を下回りました。

 輸出は前年比45.6%減の734億円で10カ月連続の減少。国内向けは
 15.7%減の591億円と4カ月ぶりに減少しました。



◎住宅着工戸数
 ――――――
 5月の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比12.3%減と、11カ月連続
 で前年実績を下回りました。減少率は市場予想(15.5%減)を下回りま
 した。




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【3】失業率と求人倍率                    **
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 総務省は全国4万世帯の15歳以上の世帯員(約10万人)を対象に、就業
と不就業の調査(労働力調査)を行っており、労働力人口に占める完全失業者
の割合を「完全失業率」として発表しています。

 ちなみに、15歳以上の人口から、学生や専業主婦、高齢者等の働く意思の
ない人(非労働力人口)を引いたものが労働力人口(2020年5月は682
4万人)で、労働力人口は就業者と完全失業者に分けられます。

 参考までに、完全失業者というのは次の三つ条件を満たす人です。


 1.仕事がなくて調査期間中に少しも仕事をしなかった。

 2.仕事があればすぐに就くことができる。

 3.調査期間中に仕事を探す活動や事業を始める準備をしていた。
    (過去の求職活動の結果を待っている場合を含む)


 完全失業者の三番目の要件に「仕事を探す活動や事業を始める準備をしてい
た」とありますが、仕事を探すのを諦めた人は非労働力人口に分類されます。
しかし、景気の先行きに明るさが見え始めますと職を求める人(労働力人口)
が増えるため、景気回復の初期段階では失業率が上昇します。


 完全失業率と同じ日に発表される「有効求人倍率」も足下の雇用状況を表す
指標で、厚生労働省が同省所管の公共職業安定所(ハローワーク)における求
人数・求職数を集計した「一般職業紹介状況」によって示されます。

 有効求人倍率が低い状態は、求職者数のわりに求人数が少ないことを意味し、
仕事に就くのが難しい状況を示しています。反対に有効求人倍率が高い状態は
雇用情勢が良好なことを示しており、求人倍率が1倍を超えるのは人手不足の
状態です。

 新規求人数は景気の拡大期には増加し、後退期には減少します。たとえば企
業が雇用調整を行う場合は、求人の抑制→残業の削減、人員削減といった順序
ですすめるため、新規求人数は景気動向や失業率に先行するデータとなってい
ます。

 ちなみに、有効求人倍率も失業率同様に、景気回復の初期段階では職を求め
る人が増えるため上昇する傾向があります。また、ハローワークを経由せず、
新聞や雑誌の広告、就職情報誌などの情報で就職した人のデータはこの統計に
は含まれません。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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東京都の感染状況をチェックするモニタリング指数では、過去1週間の新規陽
性者数の平均や新規陽性者に占める感染経路不明者の割合が休業を再要請する
目安をともに超えましたが、東京都は「東京アラート」を廃止するとともにモ
ニタリング項目を見直し、数値基準に基づく休業要請はしない方針です。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2019
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  資産運用(株式)部門 第2位

→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html


◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位

→ http://melma.com/contents/moy2017/


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