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…………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.本日の経済指標等 3.8月相場 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 21710.00(-629.23)▼2.82% ◎TOPIX 1496.06(- 43.41)▼2.82% ◎売買高概算 16億7899万株 ◎売買代金概算 2兆7815億円 ◎時価総額 565兆4768億円 ◎値上り銘柄数 134 ◎(年初来)新高値 23 ◎値下り銘柄数 2032 ◎(年初来)新安値 98 ◎変わらず 7 ◎騰落レシオ(25日) 74.87%(前日比2.78%低下) ◎サイコロ(日経平均) 3勝9敗 ●〇●●〇〇●●●●●● 25.0% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 -3.46% 75日線比 +1.07% ◎為替 (対 ド ル)104.37(前日比0.69円高) (対ユーロ)124.02(前日比0.50円高) ◎売買代金上位(東証1部) 1.SBG <9984> 6595円(- 303円) 2209億円 2.任天堂 <7974> 46440円(- 860円) 423億円 3.トヨタ <7203> 6217円(- 218円) 408億円 4.ソニー <6758> 8076円(- 108円) 400億円 5.東エレク <8035> 28800円(+ 65円) 386億円 ◆相場概況 月末・週末となる本日の日経平均株価は大幅安で6日連続安となり、629 円(2.82%)安の2万1710円で取引終了です。 4~6月期の米GDP速報値が前期比年率換算で32%減と過去最大の落ち 込みを記録し、また週間の新規失業保険申請件数が前の週から2週連続で増加 し、景気の先行き懸念から昨晩のNYダウは225ドル安。円相場が1ドル= 104.80円前後と円高に振れたことも嫌気し、東京市場は朝方から売りが 先行。 その後、トランプ大統領が11月の大統領選挙を延期する可能性に言及した ため政治の不透明感からドルが売られて円相場が1ドル=104.20円台ま で円高が進行したこと、東京都で新たに過去最多となる約460人が感染と報 じられたことを嫌気し、加えて週末・月末とあってポジション調整の売りも加 わり、引けにかけて下げ幅を広げています。上海総合指数は日本時間15:2 2現在20ポイント(0.6%)高の3306です。 業種別では33業種全て下落。特に、海運、紙パ、鉄鋼、建設、自動車、機 械、精密、銀行、非鉄などの下げが目立ちます。 個別銘柄では、相場全般安の中にあって、防塵・防毒マスクの興研が22円 高の2854円と4月中旬以来およそ3ヶ月半ぶりの高値水準まで上昇。午後 1時頃に1~6月期の営業利益を4.4億円から6.3億円に上方修正。現在 もマスク需要は旺盛でフル生産体制で臨んでいるとしており、更なる収益拡大 を期待した買いが入っています。 5G関連で通信系計測器のアンリツが117円高の2512円と大幅高。第 1四半期の営業利益が51億円と前年同期比90%の大幅増と発表。アジア向 けなど利益率の高い5G計測機器が伸びており、好感した買いが膨らんでいま す。 ソニー筆頭株主で不動産仲介と取引データを分析したAIアルゴリズム機能 を提供するSREHDが230円高の2737円と大幅高。21年3月期の連 結業績計画で営業利益を従来計画の6億8000万円から8億3100万円に 上方修正し、好感した買いが膨らんでいます。新型コロナウイルスの感染拡大 による影響が軽微にとどまっています。 衣料ECのZOZOがストップ高で500円高の2860円。4~6月期の 営業利益が104億円と前年同期比33%の大幅増となり、これに伴って未定 としていた通期の営業利益計画を同41%増の395億円と発表し、好感した 買いが集まっています。 その他、塗料3位で船舶用は国内シェア6割、世界2位の中国塗料が自社株 買いと堅調な業績発表を好感して136円高の997円と15%の大幅高、産 業廃棄物処理のタケエイが好業績発表で146円高の1174円と14%の大 幅高、巣ごもり消費関連で調味料国内最大手の味の素も好業績発表で194円 高の1904円と11%の大幅高です。 本日の新高値銘柄は、日本M&A、森乳、東洋水産、ZOZO、メディアド ゥ、富士通、丸和運輸、SGHD・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 投資力をアップさせたい方は必読です。 お申込み・詳細は・・・ https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】本日の経済指標等 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎中国PMI ――――― 中国国家統計局が発表した7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は、 前月比0.2ポイント上昇(改善)の51.1で、わずかに低下(悪化)す るとの予想に反して2カ月連続で上昇、3月以来の高水準となりました。景 気判断の分岐点となる50を上回るのは5カ月連続です。 7月の非製造業PMIは54.2と、前月からわずかに上昇するとの予想に 反して0.2ポイント低下しましたが、景気判断の分岐点となる50を5カ 月連続で上回りました。 尚、製造業と非製造業を合わせた総合PMIは、前月比0.1ポイント低下 の54.1でした。 ◎雇用動向 ―――― 6月の完全失業率(季節調整値)は2.8%で、前月から0.1ポイント低 下(改善)。悪化するとの市場予想に反して、7カ月ぶりに改善しました。 完全失業者数は前年同月比33万人増の195万人。前年比での増加は5カ 月連続。 季節調整値でみた完全失業者は194万人で、前月から3万人減少。内訳で は、勤め先などの都合による「非自発的な離職」が8万人増、自己都合によ る「自発的な離職」は前月と同数となっています。 就業者数(季節調整値)は6637万人で前年同月比73万人減。前年比で の減少は3カ月連続ですが、前月比では8万人増加で2カ月連続の増加とな っています。 仕事を休んでいる休業者数の実数は236万人で、前年同月比90万人増。 前年比での増加は9カ月連続ですが、前月比では187万人減と2カ月連続 で減少しています。 6月の有効求人倍率は1.11倍で前月から0.09ポイント低下(悪化)。 悪化は6カ月連続で、市場予想(1.16倍)を下回り、2014年10月 以来、5年8カ月ぶりの低水準となりました。 ◎鉱工業生産指数 ――――――― 6月の鉱工業生産指数(2015年=100)速報値は80.8と、現行基 準で比較できる2013年以降で最低だった前月(78.7)から2.7% 上昇しました。上昇は5カ月ぶりで、上昇率は市場予想(1.0%上昇)を 上回り、2015年1月以来5年5カ月ぶりの大きさでした。 経産省は鉱工業生産の基調判断を前月の「急速に低下している」から「下げ 止まり、持ち直しの動きがみられる」に上方修正しました。 ◎自動車輸出実績 ――――――― 6月の自動車輸出台数は20万0080で、前年同月に比べ21万5309 台(51.8%)減少しました。5月の66.2%減からは減少率が縮小し ています。 ◎住宅着工戸数 ―――――― 6月の新設住宅着工戸数は全体で前年同月比12.8%減と、12カ月連続 で前年実績を下回りました。減少率は市場予想(13.9%減)よりも小幅 でした。 ◎消費動向調査 ―――――― 7月の消費動向調査によりますと、消費者心理を示す消費者態度指数は前月 比1.1ポイント上昇の29.5と、3カ月連続で改善しました。 指数を構成する4項目(暮らし向き、収入の増え方、雇用環境、耐久消費財 の買い時判断)すべてが前月から上昇しています。 内閣府は消費者マインドについて「依然として厳しいものの、持ち直しの動 きが続いている」とし、基調判断を据え置いています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】8月相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 来週から名実ともに8月相場入りとなりますが、8月といえば国内投資家の 多くが夏季休暇やお盆休み、海外投資家もバカンス入りとなるため出来高が低 調になりやすく、動意に乏しい「夏枯れ相場」になるパターンがある一方、薄 商いの中で値動きが荒くなるケースもあります。 8月に相場が大きく動いたケースとしては、1990年8月のイラクの「ク ウェート侵攻」、1991年8月にはソ連でクーデターが発生しゴルバチョフ が失脚、いわゆる「レッドマンデー」で急落。1998年の8月は「ロシア危 機」。ルーブルが暴落し、ロシアは国債償還の5年延期を発表、同国が事実上 のデフォルト(支払い不能)状態に陥ったことで世界経済が混乱しました。 2007年8月には、仏銀行大手BNPパリバがサブプライムローン関連商 品を組み入れたファンドの解約凍結を突然発表し、世界の金融市場が一時的に パニックに陥いりました。いわゆる「パリバショック」で、その後のベアー・ スターンズの経営危機、リーマン・ブラザーズの経営破綻、そして金融危機へ と続く序章となりました。 2014年8月はアメリカによるISISへの空爆が相場を圧迫。2015 年の8月は中国を震源とする世界的な景気減速に対する懸念で相場が大きく下 げました。ただ、いずれのケースも海外発の悪材料です。 もちろんそうしたことばかりではありませんが、投資家の思惑や願望とは関 係なしに上下するのは相場の常であり、上下するところにチャンスがあります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【4】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 昨日のNY市場では、トランプ米大統領が大統領選の延期に言及したことが政 治的混乱を連想させ、投資家心理を悪化させた側面がありますが、大統領に大 統領選を延期する権限はなく、延期には議会による法改正が必要となります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 = ◎まぐまぐ大賞 2019  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 資産運用(株式)部門 第2位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり 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