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─────────────────────────────────── ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 相場の読み方、有望銘柄、投資のやり方等々・・・好評配信中！ → https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2020/08/20 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。ａｑｕａです。 １１月３日の米大統領選まで約２か月半。政治専門サイトの「リアル・クリ ア・ポリティクス」によりますと、８月６日から８月１８日までの各社調査の 平均でバイデン候補の支持率はトランプ大統領のそれを７．６ポイント上回っ て依然としてバイデン候補が優位にあります。 しかし、一時１０ポイントの開きがあったことを踏まえますと、トランプ大 統領が追い上げているとみることができます。 ところで、今回の大統領選挙では、新型コロナの影響で郵便による投票が急 増するとみられます。 複数の州が全有権者に予め投票用紙を郵送するとしていますが、郵便投票に より非白人や低所得層の投票が増えれば民主党に有利になるとみられることか ら、トランプ大統領は郵便投票に対し従来から「不正選挙になるか、結果が出 ないかだ。そうなれば選挙をやり直すことになる」として否定的な見解を述べ ています。 実際に郵便投票が急増した場合、手作業での開票作業に時間がかかり、結果 確定が大幅に遅れることもありえます。さらには米郵政公社自体が警告してい ることですが、遅配により大量の票が集計期限に間に合わない可能性がありま す。そうなれば大量の無効票の発生により、選挙結果の正当性が疑問視される 恐れがあります。 トランプ大統領の主張の論拠はここにあり、敗者が選挙結果を認めないケー スも考えられます。 尚、これから投票日が近付くにつれ、著名人の政治的な発言が話題になるこ とが増えてきます。前回２０１６年の米大統領選挙では、多くのハリウッド俳 優や歌手がトランプ候補に「Ｎｏ」と言いましたが、選挙結果を左右するには 至りませんでした。 歌手のテイラー・スウィフトは前回の大統領選挙では支持候補を表明せず、 政治的な発言を控えていましたが、今は違います。ついせんだってもスウィフ トはツイッターでトランプ大統領を痛烈に批判し、（郵便投票を巡る上記のよ うな状況を踏まえ）早めに投票用紙を手に入れ、早めに郵送するよう促してい ます。 ちなみに、テイラー・スウィフトのツイッターのフォロワー数は８７００万 人、インスタグラムが１億３千万人で、トランプ大統領のそれ（ツイッターが ８５４０万人、インスタが２１５０万人）を優に上回ります。 スイフトの影響力の大きさは誰もが認めるところで、世界で最も影響力のあ る会社の一つであるアップルの音楽配信に関する方針に単独で抗議し、一夜に して同社の方針を変えさせたこともあります。 黒人男性が白人警官に首を圧迫され死亡したことに抗議して全米でデモが相 次いでいた今年５月末、トランプ大統領のデモに対する対応と発言に不快感を あらわにしたスウィフトはツイッターを使いトランプ大統領に直接メッセージ を送り、「１１月の大統領選挙であなたを落選させる」と宣戦布告しています。 …………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ２．本日の経済指標等 ３．カクテル・パーティー理論 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 ２２８８０.６２（－２２９.９９）▼１.００％ ◎ＴＯＰＩＸ １５９９.２０（－ １４.５３）▼０.９０％ ◎売買高概算 ９億４５６７万株 ◎売買代金概算 １兆７７４８億円 ◎時価総額 ６０３兆７３１２億円 ◎値上り銘柄数 ４４４ ◎（年初来）新高値 ４２ ◎値下り銘柄数 １６３３ ◎（年初来）新安値 ２ ◎変わらず ９６ ◎騰落レシオ（２５日） ９６.４７％（前日比１２.０６％低下） ◎サイコロ（日経平均） ６勝６敗 〇●●●〇〇〇〇●●〇● ５０.０％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比 ＋０.８０％ ７５日線比 ＋３.７４％ ◎為替 （対 ド ル）１０６.１１（前日比０.６９円安） （対ユーロ）１２５.６２（前日比０.２１円高） ◎売買代金上位（東証１部） １.ＳＢＧ ＜９９８４＞ ６２６６円（－ １３１円） ７８７億円 ２.ソニー ＜６７５８＞ ８３５４円（－ ２４２円） ６８１億円 ３.任天堂 ＜７９７４＞ ５３３００円（－ ８０円） ４７２億円 ４.東エレク ＜８０３５＞ ２７７７０円（－ ９５５円） ３４４億円 ５.村田製 ＜６９８１＞ ６３５５円（－ ２４２円） ２８０億円 ◆相場概況 本日の日経平均株価は２２９円（１．００％）安の２万２８８０円で取引終 了です。 昨晩のＮＹダウが８５ドル安となったことを受け、東京市場も朝方から売り が先行。その後、米国務省が香港との間で結んでいた犯罪人引き渡し条約を停 止したと報じられ、米中対立の高まりを警戒して１０：３０から始まった香港 市場が大きく下落。上海・台湾・韓国などアジア主要市場の下落も重石となり、 東京市場も下げ幅を拡大しています。 香港の警察は米国に在住する米国籍の民主活動家を指名手配していますが、 同条約に基づく身柄の引き渡し要求はできなくなります。香港ハンセン指数は 日本時間１４：５３現在４９５ポイント（１．９％）安の２万４６８３、上海 総合指数は同３５ポイント（１．０％）安の３３７２です。 業種別では、相場全般安の中にあって空運、鉄鋼が高く、一方で不動産、電 機、精密、自動車、情報通信などの下げが目立ちます。 個別銘柄では、日立金属が昼から急伸して１１１円高の１６２４円と大幅高。 親会社の日立が売却する検討に入ったと報じられ、材料視した買いが膨らんで います。日立グループの再編が進むとの思惑から日立建機も３０円高の３５９ ０と値を上げています。 文章読み上げソフトを手掛けるエーアイが大幅高、２５２円高の２７６０円 です。音声合成の「ＡＩＴａｌｋ」がＪＲ山手線の高輪ゲートウェイ駅で日本 語音声案内に採用されたと発表し、材料視した買いが膨らんでいます。同駅で 試験導入中の凸版が手掛ける多言語ＡＩ案内サイネージで活用されます。 カタログ通販のスクロールが８５円高の８２８円と大幅高。新型コロナウイ ルスの感染拡大による外出自粛で通販利用者が伸びており、７月の売上高は前 年同月比２３％増と３カ月連続で前年実績を大きく上回り、好感した買いが入 っています。 ＪＡＬが５１円高の２０２９円と連日で上昇。茂木外相が２０日から東南ア ジア４カ国を訪問して新型コロナウイルスの感染拡大で導入された入国制限の 緩和を巡って各国と協議する方針と伝わり、航空需要の回復を期待した買いが 入っています。ＡＮＡも３３円高の２４３３円です。 パナソニックが１４円高の９４０円と上昇。２０２１年に米テスラの電気自 動車（ＥＶ）向け電池の生産能力を増強すると報じられ、好感した買いが入っ ています。電池増産は２社の戦略の相違から１９年春から凍結しており、増産 の再開に向けて動き出します。 その他、スマートフォン向けポイントサイトを運営するセレスが好業績発表 で２１８円高の１５６４円、建設機械の油圧回路に用いるフィルター世界首位 でナノ素材製マスクも手掛けるヤマシンフィルタが９８円高の１２５０円、猛 暑や集中豪雨など気象情報ニーズ拡大でウェザーニューズが２３５円高の４２ ６０円と値を飛ばしています。 一押しの森永乳業は７０円高の５１７０円と上値追いの展開が継続して年初 来高値更新です。 本日の新高値銘柄は、森乳、ゲオ、あさひ、セレス、エムアップ、ウェザー ニューズ、ヤマシンフィルタ、日立建機、竹内製作、西松屋チェ、ＫＡＤＯＫ ＡＷＡ・・・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 投資力をアップさせたい方は必読です。 お申込み・詳細は・・・ https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】本日の経済指標等 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎新規上場 公開価格 ―――― ニューラルポケット（４０５６） ９００円 ※２０７０円買い気配で終了 ◎中国政策金利 ―――――― 中国自民銀行（中央銀行）は、最優遇貸出金利（ローンプライムレート）の １年物金利を３．８５％、５年物を４．６５％と、市場予想どおりそれぞれ ４カ月連続で据え置きました。 最優遇貸出金利は、１年物が優良企業向けの貸出金利の目安、５年物は主に 住宅ローン金利の目安となり、中国の事実上の政策金利となっています。 ◎コンビニ売上高 ――――――― ７月のコンビニ大手７社の既存店売上高は前年同月比７．４％減と、５カ月 連続で前年実績を下回りました。梅雨が長かったことも影響して、減少率は 前月（５．２％減）から拡大しています。 ※既存店：調査月において、当月と前年同月でともに営業中の店舗。 ７月の来店客数（既存店ベース）は前年同月比１４．０％減と５カ月連続の 減少。来店客数の減少率も前月（１１．６％減）から拡大。 一方、客単価（同）は１０カ月連続で上昇。７月は前年同月比７．７％増の ６７１．３円で、前月（６６９．６円）と比べても増加しています。 尚、全店ベースの店舗数は前年同月に比べ１６６店舗（０．３％）増の５万 ５７９７店。前年比での増加は４カ月連続増加。前月比では１５店舗増と２ カ月連続で増加しています。 ◎マンション販売 ――――――― ７月の首都圏の新築マンション発売戸数は前年同月比７．８％増の２０８３ 戸で、即日完売物件はなかったものの１１カ月ぶりに増加しました。 ７月の初月契約率は６２．４％で、前月から１０．８ポイントダウン。好不 調の目安とされる７０％を５カ月ぶりに下回りました。 ７月の１戸当たり平均価格は６１２４万円で前年同月比４４８万円（７．９ ％）アップ。平均価格の前年比上昇は４カ月連続。前月比では２６５万円の ダウン。 平米単価は９１．３万円で前年同月比５．３万円（６．２％）アップ。平米 単価の前年比上昇は７カ月連続。前月比では５．６万円ダウンしています。 ◎対内証券投資・株式（財務省統計）※カッコ内は前週の動向 ――――――――― ８月９日～８月１５日 海外投資家 ＋３７１０億円（＋１６５５億円） ２週連続買い越し ◎投資部門別の売買状況（東証統計）※カッコ内は前週の動向 ―――――――――― ８月第２週（８月１１日～８月１４日、９５９円上昇・２週連続上昇） 個人投資家 －５１８５億円（－１２１９億円） ２週連続売り越し 海外投資家 ＋３６６３億円（＋１７９１億円） ２週連続買い越し 事業法人 － ４８８億円（－ １０億円） ２週連続売り越し 信託銀行 － ５２２億円（＋ ５７億円） ３週ぶり売り越し ※同期間に日銀はＥＴＦを４８億円購入。 → http://www.aqua-inter.com/hint/boj.html#latest ※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」 は年金資金等の売買動向を反映しています。 ※個人の取引別動向は、現金取引が差し引き４０８５億円の売り越し、信用 取引は差し引き１０９９億円の売り越しでした。 尚、８月１４日申し込み時点の信用評価損益率はマイナス１５．５８％と ２週連続で改善しています。 → http://www.aqua-inter.com/hint/ws_data.html#weekly ※指数先物については、海外投資家は６２６９億円の買い越し。現物と指数 先物の合計では９９３３億円の買い越しでした。現物・先物合計での買い 越しは２週ぶりです。 → http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【４】カクテル・パーティー理論 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 私たちの周りでは、相場の変調を暗示するようなちょっとした変化が起こっ ているものです。 例えば、著名ファンドマネジャーのピーター・リンチは「カクテル・パーテ ィー理論」として次のような話を紹介しています。 パーティーに出席した際、職業を尋ねられて「投資家です」と答えると、相 場が低迷中であれば、聞いた人は少しうなづくだけですぐに話題を変えてしま うか、近くにいた医者に話しかけたりする。 ピーター・リンチはこのような場合は、相場上昇の兆しだとしています。次 の段階は、職業を答えると、すぐには医者のところへは移らずに、株式投資が どんなに危ないものかを説明してくるというものです。このころ相場は１５％ 前後上がっている頃だとしています。 第三段階では、相場は３割程度上昇しており、人々は医者のところへは移ら ず、一晩中株の話を聞きたがるというもので、自分の経験を披露したがる人が 増えるのもこの時期の特徴だそうです。 最終段階では、今度は皆がどの株を買うべきか教えたがり、医者でさえも銘 柄を薦めてくるようになります。この段階になると既に相場はピークを過ぎて いる、とピーター・リンチは断言しています。 似た話として、株式投資で莫大な財産を築いたジェセフ・Ｐ・ケネディ（第 ３５代米大統領ジョン・Ｆ・ケネディの父、元駐日大使キャロライン・ケネデ ィの祖父）は１９２９年の相場大暴落直前に売り抜けたことで知られいますが、 靴磨きの少年が得意そうに自分の相場観を話しているのを見た時に相場の天井 を悟ったとの話が伝えられています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【４】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ８月第２週（８月１１日～８月１４日、日経平均９５９円上昇）の個人投資家 の売越額（５１８５億円）は２０１９年４月第１週（５５７６億円売り越し） 以来、およそ１年４カ月ぶりの大きさ。一方、海外投資家の現物・先物合計の 買越額（９９３３億円）は２０１９年１０月第３週（１兆２１８０億円買い越 し）以来、およそ１０カ月ぶりの大きさとなっています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝ １４年連続受賞 ＝ ◎まぐまぐ大賞 ２０１９ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 資産運用（株式）部門 第２位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１７ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ １０年連続で『総合大賞』 ０６年～０８年はマネー部門賞第１位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除はご自身にてお願い 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