株式投資のPARTNER
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■□    女性のための株式投資       2017/12/09 増刊
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全国及び海外の皆様、こんにちは。aquaです。

 年末も押し迫り、にわかにあわただしくなってまいりました。皆様におかれ
ましては、いかがお過ごしでしょうか。


 さて、昨晩のNYダウも117ドル高の2万4329ドルと上昇して史上最
高値を更新しています。円相場も1ドル=113.50円前後と円安気味に推
移しており、週上け月曜日の東京市場も堅調な展開となることが想定されます。


 ところで、本誌を読んで頂いている方の中には、非常に多くのビギナーの方
がいらっしゃいます。そこで、本日は投資に関するごく基本的なことについて
触れさせて頂きます。


 多くの方は「ビギナーだから儲からない」、こう捉えがちとなります。しか
し、決してそうではありません。むしろビギナーだからこそ儲かった、こうし
たケースを私は数多く見てきています。


 米国の著名投資家「ピーター・リンチ」著の「株で勝つ」という株式投資の
指南書がありますが、その中に次のような話があります。


『ある男が、上がる可能性の高い銘柄を探すため、投資専門誌やアナリストの
レポートなどを読んでいると、そのどちらにも将来性のありそうなA社が紹介
されていました。ハイテク業界のA社のやっていることは理解できませんでし
たが、男は買い推奨の銘柄として紹介されているそのA社に3千ドル投資しま
す。


 一方、男の妻は買い物帰りに立ち寄ったBという店がすごい人気だったこと
を夫に話します。「お店は大混雑で、販売員は親切でしかも安いんだから。子
供の秋物の洋服をまとめて買っちゃったわ。たった275ドルでね」

 「275ドルだと? お前が浪費している間に、僕は投資をどうするか考え
ていたんだ。答えはA社・・。絶対確実な話だから3千ドル投資したよ」

 「自分が何をしているのか分かっているの!? 以前、あなたが言った“確
実 (な銘柄)”で1500ドルも損したじゃない」

 「たしかにあれは失敗だったな。でも今度のA社は違うよ。投資専門誌にも
成長性が高いって書いてあるし、買わない手はないよ」


・・・その後、A社の株価は半値になってしまいます。男はどうして上手くい
かなかったのか分からないまま、賢明な策は売ってしまうことだと考え、損金
が1500ドル(つまり子供の洋服代の5倍超の金額)で済んでよかったとホ
ッとします。

 一方、妻が感激した小売りのB社の株価は上昇を続け、もし洋服代で株を購
入していたら子供の授業料もまかなえていました。

 男はA社で失敗した後も、B社を購入するチャンスはたくさんありました。
しかし、夫としては経済も運用のことも何も分かっていない(と夫が一方的に
思っている)妻の言ったことなど本気になって考えることはありませんでした
。

 それからしばらく経ったある日、男は妻に言います。「お前が好きだったB
社。テレビの特集でもやっていたし、証券会社も推奨してる。退職後のために
準備していたお金で買ってみてもおもしろいかもね。」

 「でも、私はB社での買い物は止めたわ。昔ほどユニークな品物はないし、
最近は他のお店でも同じようなモノを同じような値段で売るようになっている
し」

 「それがどうしたんだ。僕はくだらん買い物のことを言ってるんじゃなくて
、投資の話をしてるんだよ!」
 
 結果は、またしても高値でつかんで、下げてきたので売って・・・。



 以上ですが、これはよくある話であり、株式投資をする上での大切な心得が
凝縮されています。『理論で勝って、相場で負ける』、或いは『賢き人に富め
る者はまれなし』と申しますが、相場の世界では得てして『理路整然と曲がる
』ケースが多く、あまりに評論家的になりますと上手く行きません。


 以前、プロと呼ばれる人たちを対象に多数決で相場が上に行くか、或いは下
に行くかを確認したことがありますが、相場は必ず多数派の意見とは逆の方向
に動いたものです。それ以来、何度も相場の方向性を探るために挙手してもら
い、多数派の意見とは逆の相場観で好成績に繋がった経験があります。これが
相場の不思議なところで、三猿金銭秘録の中には「理と非との中にこもれる理
外の理」とあります。


         『人の行く裏に道あり花の山』

          『人々西に走らば我は東』

       『理と非とのなかにこもれる理外の理』


 これが相場の極意です。自分に確信がないからといって、あちらに聞き、こ
ちらに聞いて右往左往するのはチャブつくもと。上記の極意にもありますが、
その万人の説に逆らっても断固として進むゴーイング・マイウェイの気概、こ
れも大切です。


 まして、「他人の説に迷うは不可」なら「株を買って天下を論じあい」と川
柳に笑われるがごとき相場天狗になる必要はさらにありません。もともと、相
場の世界は孤独なものであり、「連れができたら儲からない」とも言います。


 冒頭でも申し上げましたが、本誌を読んで頂いている方の中には、非常に多
くのビギナーの方がいらっしゃいます。間違っても評論家、或いは専門家と称
するあちこちの人に聞いて右往左往することなく、ある意味では万人の説に逆
らっても断固として『人々西に走らば我は東』の気概、これが株式投資には大
切であることを是非とも心得て頂ければと思います。


 ちょっと慣れてきますとベテラン面してくるものですが、そうならずに世阿
弥の「初心忘るべからず」、これで臨みたいところです。



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向上のお役に立てればと思い、有望銘柄を厳選してご紹介する『新春お年玉号』
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それでは皆様、楽しい週末をお過ごしくださいませ。

                             aquaより



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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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