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おはようございます。aquaです。

  = 半値八掛け二割引(はんねはちがけにわりびき) =

 株価が大きく下げた時、「どの程度まで値下がりしたら買っていいのか?」、
判断に迷うことがあるかと思います。この辺りまで値下がりしたら、目をつぶ
ってでも買いたいという一つの目安が『半値八掛け二割引』です。


 つまり、株価が高値から半値まで値下がりし、さらにその八掛けの水準まで
下がり、そこからさらに二割値下がりしたところが買い場という訳です。


 仮に、2000円の高値を付けた銘柄を例にとりますと、その半値は100
0円。1000円の八掛けは800円。800円からさらに二割を引きますと
640円となります。つまり、2000円の高値を付けていた株が大きく下げ
た場合、640円まで値下がりすれば底値圏で、そろそろ買い場ということに
なります。


 もちろん、「半値八掛け二割引」の水準まで値下がりしなければ底入れしな
いとか、どの銘柄もこの水準まで値下がりするとか、この水準よりも下がらな
い、という訳ではありません。あくまでこの程度まで値下がりすれば「そろそ
ろ買い場」という一つの目安です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言





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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      31961.86(+424.51)△1.35%
□ナスダック      13597.97(+132.77)△0.99%
□S&P500      3925.43(+ 44.06)△1.14%

□ダウ輸送株      13630.55(+227.44)△1.70%
□半導体株(SOX)   3183.74(+ 99.86)△3.24%

□NY原油先物(4月限)   63.22(+ 1.55)
□NY金先物 (4月限) 1797.90(- 8.00)

□VIX指数        21.34 (- 1.77)

□為替      (対ドル)105.84(前日比0.28円安)
        (対ユーロ)128.79(前日比0.48円安)

CME日経225先物     30060(+420)※大阪終値比



 24日のNY株式市場は、早期の経済正常化期待から大幅高となり、ダウは
過去最高値を更新しました。

 朝方に米長期金利の指標となる10年債利回りが一時1.435%と1年ぶ
りの高水準となったことからハイテク株中心に売り優勢となりNY株は下げて
始まりましたが、新型コロナワクチンの普及が進み経済が早期に正常化すると
の期待から買いが広がり指数はプラスに転じました。

 ファイザーとモデルナがコロナワクチンの供給を加速させる方針を示したこ
とに加え、米食品医薬品局(FDA)がジョンソン&ジョンソンが開発中のコ
ロナワクチンついて「安全かつ1回の接種で高い効果がある」との報告書を発
表し、近く緊急使用の承認がされる見通しとなったことからリスクオンムード
が強まりました。

 パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がこの日の議会証言で、2%
の物価目標の達成には「3年超の期間を要する可能性がある」と述べ緩和的金
融政策の長期化を示唆したことも追い風。

 ダウは4日続伸。一時、史上初めて3万2000ドルに乗せ、終値ベースで
も2月17日に付けた過去最高値を更新。輸送株指数も4日続伸となり、4日
連続で過去最高を更新しました。

 S&P業種別指数は公益と生活必需品を除く9業種が上昇。エネルギー、金
融、工業、テクノロジー、素材などが上昇率上位となっています。

 個別銘柄では、金利上昇を好感してゴールドマンやシティグループなどの金
融株が軒並み上昇。景気動向に敏感な産業機械のハネウェルや化学のダウ・イ
ンクなどが買われ、シェブロンやエクソンモービルなどのエネルギー株が軒並
み高となりました。

 航空機のボーイングが8%超の大幅高となり、1銘柄でダウを113ドルほ
ど押し上げ。777型機のエンジン損傷事故は金属疲労が原因だったとの見方
が有力となっており、そうであればエンジンメーカーや検査会社が責任を負う
べきで、ボーイングに対する懸念後退から買い戻しが優勢となりました。

 空運のユナイテッド航空やサウスウェスト航空などが大幅続伸となり、ホテ
ルのマリオットやクルーズのロイヤル・カリビアン・クルーズなど経済正常化
期待銘柄の上昇も目立ちました。

 暗号資産(仮想通貨)のビットコインが反発し、連動性が高まっているテス
ラが大幅反発。バイデン大統領はこの日、半導体などのサプライチェーン(供
給網)を見直す大統領令に署名すると伝わり、半導体関連銘柄が軒並み高とな
っています。

 一方、増収増益決算を発表したホームセンターのロウズが材料出尽くしで売
られ、同業のホームセンターは続落。ウォルマートやアマゾンなどの消費関連
株の一角が下げたほか、アップルやナイキなども軟調でした。

 NY原油(WTI)は1.55ドル(2.5%)高と大幅反発。ワクチン普
及による経済正常化期待からNY株が上昇したのを横目に、リスク資産である
原油にも買いが入り昨年1月以来、1年1カ月ぶりの高値を更新しました。

 NY金は8.0ドル(0.4%)安と小幅続落。投資マネーがリスク資産に
向かう中、安全資産としての金の需要が減退し軟調に推移しました。



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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆昨日の日経平均株価は、前日比484円安の2万9671円で取引を終了。

    日経平均株価の勝敗 〇〇〇〇●〇〇●●●〇●


 昨晩のNY株は、早期の経済正常化期待と緩和的金融政策の長期化観測から
大幅上昇。ダウは17日に付けた過去最高値を更新しました。

 尚、取引終了後に好調な決算を発表した半導体大手のエヌビディアは、時間
外取引で堅調に推移しています。

 為替市場ではユーロ高・円安が進み、一時1ユーロ=128円80銭台と、
2018年12月以来2年2カ月ぶりのユーロ高・円安水準を付けました。

 CME日経平均先物の終値は3万0060円で、昨日の東京市場の日経平均
終値2万9671円と比べ390円ほど高い水準です。


◎日経平均株価と上下の節目
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 3万0074円 5日線
 3万0060円 CME日経平均先物
 3万0041円 一目転換線
 3万0000円 心理的節目
☆2万9671円 昨日終値
 2万9500円 心理的節目
 2万9172円 一目基準線
 2万9101円 25日線


 尚、本日の商いから実質的に3月相場入りとなります。


◎本日の予定
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 14:00 12月の景気動向指数確報値
   〃   1月の外食売上高
   〃   1月の全国スーパー売上高
 14:30 1月の百貨店売上高

 22:30 米週間の新規失業保険申請件数
   〃   米10~12月期GDP改定値
   〃   米1月の耐久財受注額
 24:00 米1月の仮契約住宅販売指数


 尚、昨日発表された1月の白物家電出荷額は前年同月比20%増の1834
億円と、巣ごもり需要の拡大で4カ月連続で増加し1月としては過去最高を更
新しました。

 出荷額の大きいルームエアコン、洗濯機、冷蔵庫はいずれも前年同月と比べ
2ケタの伸びとなった他、空気清浄機が2.7倍、ホットプレートが1.8倍、
加湿器が1.4倍などとなっています。



◎新規上場
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 アピリッツ(JQ・4174) 公開価格1180円


◎決算発表 
 ――――
(海外)セールスフォース、ベストバイ、モデルナ、ビヨンド・ミート、
    エアビーアンドビー、ドアダッシュなど


◎明日の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 26日(金) 日本:1月の鉱工業生産指数速報値
        日本:1月の小売業販売額
        日本:1月の建機出荷額
        米国:1月の個人所得・個人消費支出
        米国:2月のシカゴ購買部協会景気指数
        米国:民主党はこの日に下院で経済対策を採決したい考え
        G20財務相・中央銀行総裁会議

 28日(日) 中国:2月の製造業・非製造業PMI


◆今日の高島暦

 < 相場の波動 > よく動く日 足取りについて駆引きせよ

 <相場高低判断> 下げそうに見えて上る




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【3】心に残る名言                        **
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  他人は失ったものに目を向けますが、私は得たものに目を向けます。


               モーリス・エリゾーグ(フランスの登山家





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