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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ　━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　　2012/01/13 朝刊

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おはようございます。ａｑｕａです。

　１８７６年（明治９年）の本日、東京で氷点下９度２分を記録し、東京が一
番寒かった日だそうです。日本の最低気温は１９０２年１月２５日、北海道旭
川市で観測された氷点下４１度です。


　ところで、「魚」に「雪」と書いて「鱈」（タラ）。字の如く、雪の降る季
節に産卵期を迎え、味が良くなります。すり身の原料にするスケソウダラなど
もありますが、単に「タラ」と言う場合は「マダラ」（真鱈）を指すことが多
いです。

　タラは食欲が旺盛で、貝や小魚、イカなどを手当たり次第に食べます。実際
に食べ過ぎが原因で胃潰瘍（かいよう）にかかる魚もいるといいます。この大
食いの性質から「鱈腹（たらふく）」という当て字が生まれたそうです。

　身は脂が少なく柔らかな白身で、たらちりなど鍋物にして食べるのが一般的
です。世界でもタラはポピュラーな魚で、揚げたタラにフライドポテトを添え
た英国の「フィッシュ＆チップス」は有名です。

　ちなみに、「スケソウダラ」は水分が多く、鮮度が落ちやすいため、かまぼ
こやちくわなど加工品の原料になることが多いです。また、身よりも雌(メス)
の卵巣を塩蔵した「たらこ」や唐辛子で漬けた「からし明太子」の方が馴染み
深いです。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．ＮＹ市況

 ２．主な注目材料とニュース

 ３．心に残る名言








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【１】ＮＹ市況　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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□ダウ工業株　　　　　　１２４７１.０２（＋　２１.５７）△０.１７％
□ナスダック　　　　　　　２７２４.７０（＋　１３.９４）△０.５１％
□Ｓ＆Ｐ５００　　　　　　１２９５.５０（＋　　３.０２）△０.２３％

□ＣＭＥ日経２２５先物　　８４２０　　 （＋　４０）※大証比

□為替　　　　　　（対ドル）　７６.７４　 （対ユーロ）９８.４０

□半導体株指数　 　　　　 ３９１.７５（＋　３.８６）
□ＮＹ原油先物（２月限）　　９９.１０（－　１.７７）
□ＮＹ金　先物（２月限）１６４７.７０（＋　８.１０）
□バルチック海運指数　　１１０５　 　（－８８）


　１２日のＮＹ株式市場は、弱い経済指標を嫌気した売りが出たものの、欧州
金融市場の落ち着きを好感して上昇に転じました。

　市場関係者が注目していたイタリアとスペインの国債入札は、ＥＣＢ（欧州
中央銀行）による流動性供給の効果により良好な結果に終わったことで投資家
心理が改善。一方、米労働省発表の先週の新規失業保険申請件数が市場予想を
上回る増加で６週間ぶりの高水準となったことや、米商務省発表の１２月の小
売売上高が予想よりも弱い内容だったことから米景気回復への期待が後退し、
序盤の取引では一時売り優勢となりました。

　ただ、売りは続かず、ダウは前日比６４ドル安を底に切り返す展開。その後、
景気敏感株を中心に上値を伸ばし指数はプラス圏に浮上しました。

　尚、ＥＣＢは市場の予想どおりに、２カ月連続で実施してきた利下げを一時
停止し、政策金利を過去最低の年１．０％に据え置くことを決定。ＥＣＢのド
ラギ総裁は会見で、欧州の景気先行きについて警戒感を示し、今後の追加緩和
に含みを持たせました。イタリアなどの国債入札の結果やＥＣＢ総裁の発言を
受け為替市場でユーロがやや戻したことが、ユーロ相場と連動しやすいＮＹ株
の追い風となり、ダウは反発、ナスダックは６営業日連続の上昇となっていま
す。

　業種別では、素材、半導体関連、資本財などが上昇。エネルギー、不動産な
どが軟調でした。

　個別銘柄では、アルミのアルコアや建設機械のキャタピラー、化学のデュポ
ンなどの景気敏感株が上げ幅を拡大。ＢＨＰビリトンやフリーポート・マクモ
ランなど資源株も上昇。半導体関連のブロードコムが大幅高となり、同業のＳ
Ｔマイクロエレクトロニクスやテキサス・インスツルメンツなども上伸。アナ
リストが投資判断を「買い」に引き上げたストレージ関連のＥＭＣにも買いが
入りました。

　一方、昨年１０―１２月期の利益が前の期を大幅に下回るとの見通しを明ら
かにした石油大手のシェブロンが大幅安。利益見通しを下方修正した家庭用品
小売りのウイリアムズ・ソノマが急落。米農務省発表の四半期在庫で、コーン
の在庫が市場予想を上回ったことが重石となり肥料メーカーのモザイクやポタ
シュなども軟調に推移しました。

　ダウ構成銘柄では、アルコアを筆頭に２２銘柄が上昇。一方、シェブロンや
バンカメ、ＩＢＭなどが軟調でした。

　ＮＹ原油先物は、ＥＵのイラン原油輸入禁止措置が先送りされる公算がある
との報道を受けて大幅続落。昨年１２月３０日以来、約２週間ぶりに１００ド
ル割れで取引を終了しました。ＮＹ金は３日続伸。バルチック海運指数（ＢＤ
Ｉ）は下げ止まらず１７営業日連続安。水準としては昨年２月９日以来、１１
カ月ぶりの低水準です。

　ＣＭＥ日経２２５先物はドル建てが８４２０（大証比４０円高）、円建てが
８４１０（同３０円高）で取引を終了しました。



 
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【２】主な注目材料とニュース　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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☆注目材料

　昨晩のＮＹダウは、前日比２１ドル高の１万２４７１ドルと２日ぶりに上昇
しています。

　シカゴ日経平均先物は８４２０円と昨日の東京市場の日経平均株価８３８５
円と比べて３５円高い水準となっています。

　今朝６：００現在の円相場は、対ドルで１ドル＝７６円７５銭前後とほぼ横
ばい。対ユーロは１ユーロ＝９８円４５銭前後とやや円安に振れています。

　ＮＹ金価格は３日連続高。前日比８．１ドル高の１トロイオンス＝１６４
７．７ドルと昨年１２月１３日以来、約１ヵ月ぶりの高値水準となっています。

　ＮＹ原油は２日連続安。前日比１．７７ドル安の１バレル＝９９．１０ドル
と１２月３０日以来、約２週間ぶりに１００ドル台を割り込んでいます。中東
情勢への懸念から相場が高値圏で推移する中、昨日はひとまず目先の利益を確
定する目的の売りが出ています。


　本日は、１月限オプションＳＱ（特別清算指数）の算出日となります。通常、
日経平均株価の終値がＳＱ値を上回って引ければ、翌週以降の相場は堅調とな
り、下回ると軟調になるというアノマリーが見られます。従いまして、日経平
均株価の終値がＳＱ値を上回るかどうか、この点が注目ポイントとなります。

　１５：００に１月第１週（１月４日～１月６日）の投資部門別売買動向が発
表されます。１２月第４週（１２月２６日～１２月３０日）の外国人投資家は
４週ぶりに買い越し、買越額は８６２億円（第３週は２８７億円の売り越し）
となっています。信託銀行は１０週連続で買い越し、買越額は１６３億円とな
っています。

　一方、個人投資家は２週連続で売り越し、売越額は５７７億円となっていま
す。

　日本工作機械工業会が昨日発表した１２月の工作機械受注額・速報値は、前
年同月比１７．４％増の１１５９億９７００万円と２５ヵ月連続で前年実績を
上回っています。同時に発表した２０１１年の工作機械受注額は、前年比３５．
５％増の１兆３２６２億４００万円となっています。

　石油情報センターが昨日発表した１０日時点のレギュラーガソリン（１リッ
トル当たり）の全国平均小売価格は前週比１０銭安の１４３円１０銭となり、
３週連続で値下がりしています。

　本日は、ドトル日レス、松竹、プレナスなどが第３四半期（３～１１月期）
決算の発表を予定しています。

　海外では、１１月の米貿易収支の発表などが予定されています。

　ユーロ圏の国債入札は、イタリア５年債が本日予定されています。昨日実施
したイタリア短期債（４ヵ月・１年）とスペイン中期債（３～４年）の入札は
順調な結果となっています。

　米企業の（１０～１２月期）決算発表で、今晩は金融大手のＪＰモルガン・
チェースなどが予定しています。

　欧州中央銀行（ＥＣＢ）は昨日、定例理事会を開き、ユーロ圏１７カ国の主
要政策金利を年１．０％に据え置くことを決定しています。ドラギ総裁はユー
ロ圏の先行きには警戒感を示し、追加利下げの必要性や時機を探る考えを示し
ています。

　中国自動車工業協会は昨日、２０１１年の新車販売台数が前年比２．５％増
の１８５０万５１００台になったと発表しています。米国を５７２万台上回り、
３年連続で世界一となっています。ただ、１０年の３２％増から大きく鈍化し、
１９９８年以来１３年ぶりの低い伸びにとどまっています。中国政府は新たな
販売奨励策を検討しており、自動車業界では今年は１０％前後の伸びになると
期待しています。


◆主なニュース

・内閣改造、副総理で岡田氏が入閣へ　文科相に平野博氏

・新型ワクチン自給体制確立へ　武田・第一三共が新工場

・経産幹部をインサイダー取引容疑で逮捕　東京地検特捜

・海外投資家、短期債の買越額最大に　昨年１６．７兆円

・スマホ急増、採用１００人追加　ソフトバンクグループ

・消費財各社、中南米攻勢　味の素、ブラジルで工場増強

・新日鉄の粗鋼生産７％減　１１年見通し、ＪＦＥ６％減

・介護各社、デイサービスで独自色導入　日曜も営業など

・欧州中銀、追加利下げの時期探る　細心の危機対応継続

・イラン・米欧緊張一気に　制裁・海峡封鎖、互いに威嚇


◆経済指標等

・対内証券売買契約（先週分、財務省）
・生活意識に関するアンケート調査（日銀）
・マネーストック（１２月、日銀）
・企業倒産（１２月と１１年、民間調査会社）
・特定サービス産業動態統計（１１月速報値、経産省）
・部門別売買動向（先週分、東証）

・米貿易収支（１１月）
・米消費者信頼感指数（１月速報値）

◆その他

・株価指数オプションとミニ日経先物の１月物の特別清算指数（ＳＱ）算出

・決算発表　パソナＧ(2168:人材派遣業界３位)
　　　　　　ドトール日レス(3087:「ドトール」や「五右衛門」など展開)
　　　　　　前澤工業(6489:上下水道用機械専業大手)
　　　　　　プレナス(9945:持ち帰り弁当「ほっともっと」を展開)


・イタリア５年物国債入札

・海外決算　ＪＰモルガン(ダウ採用、金融)



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【３】心に残る名言　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　　　　　最も強い者が生き残るのではなく、

　　　　　　　最も賢い者が生き延びるのでもない。

　　　　　　　　　　唯一生き残るのは、変化できる者である。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ダーウィン






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