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             ◎ ハロー!株式 ◎      2012/01/12 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 警察庁のまとめによりますと、昨年1年間の交通事故による死者数は前年よ
り252人少ない4611人で、11年連続の減少となりました。ちなみに、
昨年の交通事故死最多の日は12月29日木曜日でした。

 また、同じく警察庁の集計で、昨年1年間の自殺者数は3万0513人とな
っており、前年に比べ1177人減ったものの、14年連続で3万人を超えて
います。ちなみに、月別では5月が最多の3367人で、6月が3029人、
他の月はすべて2千人台です。

 交通事故死者数は1日平均12.63人で、1時間54分に1人の割合で亡
くなっています。また、それ以上に多いのは自殺者で、1日平均83.60人、
17分13秒に1人が自らの命を絶っています。これらのデータから、身辺で
起こる可能性は「交通事故死」よりも「自殺」の方が高いと言えます。

 ところで、厚生労働省が先日発表した昨年の人口動態統計(年間推計)によ
りますと、出生数と死亡数の差である自然減は20万4000人となっていま
す。東日本大震災で約1万6000人が死亡した影響もあり、20万4000
人という数値は戦後最大です。

 尚、昨年の死亡数は126万1000人。死因別に見た死亡数は、悪性新生
物(がん)が最多の35万8000人、次いで心疾患(心不全や心筋梗塞)の
19万8000人、3番目が脳血管疾患(脳内出血や脳梗塞など)の12万6
000人と推計されており、これら3大疾病で全死因の54%を占めています。

 ちなみに、今の日本では30秒に1人の割合で子が生まれ(1日平均289
6人)、25秒に1人の割合で人が亡くなり(1日平均3455人)、47秒
毎に1組の新しい夫婦が誕生し(1日平均1836組)、2分5秒毎に1件の
離婚が成立しています(1日平均644件)。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.インフルエンザ動向

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均   8385.59(- 62.29)▼0.74%
◎TOPIX   727.15(-  6.32)▼0.86%

◎売買高概算  13億8829万株
◎売買代金概算    8220億円
◎時価総額  250兆7861億円

◎値上り銘柄数  340  ◎(昨年来)新高値 11
◎値下り銘柄数 1209  ◎(昨年来)新安値 19
◎変わらず    108

◎騰落レシオ(25日)93.43%

◎サイコロ(日経平均)5勝7敗 ●○●●●○○●●○○● 41.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比-1.15% 75日線比-2.21%

◎為替  (対ドル) 76.89  (対ユーロ) 97.79

◎出来高上位
 1.東電   <9501>  207円(+  5円) 69,857千株
 2.みずほ  <8411>  108円(-  2円) 45,166千株
 3.野村HD <8604>  250円(-  9円) 44,052千株
 4.三菱UFJ<8306>  333円(-  3円) 31,713千株
 5.太平洋セメ<5233>  158円(±  0円) 26,567千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.グリー  <3632> 2202円(- 80円) 44,751百万
 2.DeNA <2432> 1946円(+ 47円) 21,490百万
 3.コマツ  <6301> 1902円(+ 50円) 17,084百万
 4.JT   <2914>4010百円(+55百円) 16,693百万
 5.東電   <9501>  207円(+  5円) 14,531百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1800万株 買い890万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比62円(0.74%)安の
8385円で取引終了です。

 昨晩のNYダウが13ドルの小幅安となったことで東京市場も朝方から売り
が先行。円相場が高止まりしていること、ドイツの昨年10~12月期のGD
P(国内総生産)成長率が前期比でマイナス見通しとなるなど欧州問題も警戒
され、12:38には下げ幅が87円となって8360円まで下押しする場面
がありました。ただ、8300円どころは強力な下値サポートとなっているこ
とから先高期待からの押し目買いが入り、引けにかけてはやや下げ幅縮小です。
尚、米・中で太陽光発電関連が上昇していることから、東京市場でも高島、三
晃金属、フェローテック、エヌ・ピー・シー、東京製綱・・・等々、関連銘柄
が上げています。売買代金は概算8220億円と20日連続で1兆円割れです。
上海総合指数は小幅安、1ポイント安の2275です。

 業種別では、機械、海運が高く、証券、鉄鋼、医薬品、繊維などが下げてい
ます。

 個別銘柄では、上下水道機器大手の前沢工業が41円高の245円と20%
の大幅高。一時はストップ高となる284円まで上昇する場面がありました。
目立った買い材料はありませんが、復興関連銘柄として先高期待からの思惑買
いが入ってきています。

 JTが連日で上昇、5500円高の40万1000円と昨年来高値を更新で
す。イタリアなど欧州での国債入札を控えて相場全体に様子見ムードが強い中、
為替など外部環境の影響を受けにくい内需系ディフェンシブストックとして継
続的に物色の矛先が向かっています。尚、2月上旬から原料や香料、パッケー
ジにこだわった「ザ・ピース」を1箱1000円で発売すると発表しており、
20本入りでは最も高価なタバコとなります。

 日清紡が筆頭株主の新日本無線が25円高の236円と11%の上昇。一時
は290円まで上昇する場面がありました。昨日まで連日のストップ高となっ
ており、これで上昇開始前の1月6日の終値111円から短期間で2倍超とな
ります。昨日に、希望退職者の応募がグループ全社員の約1割にあたる391
人に達したと発表しており、リストラによる業績回復期待を手掛かりにした買
いが入っています。

 靴量販店首位のチヨダが43円高の1427円と値を上げ、昨年来高値更新。
昨日の引け後に2012年2月期の連結純利益が前期比3.7倍の39億円に
なる見通しと発表。従来計画32億円も上回り、好業績を好感した買いが膨ら
んでいます。期末配当は従来計画20円から30円へ増配します。

 カタログ通販大手のニッセンHDが20円高の372円と値を飛ばしていま
す。昨日発表した2011年12月期業績予想の上方修正を好感した買いが入
っています。連結営業利益は23億8000万円から27億円、連結当期利益
は15億8000万円から22億5000万円に大幅上方修正です。全国的に
気温が低く推移し、秋冬シーズン商品の受注が伸びています。

 その他、塩ビ国内大手で半導体・太陽電池向けの多結晶シリコンは世界大手
のトクヤマが21円高の264円、復興関連で港湾運輸大手の宇徳が18円高
の261円、農薬専業首位級のクミアイ化学が15円高の318円、紳士服の
コナカが27円高の638円と昨年来高値を更新で上値指向の展開継続中です。

 本日の新高値銘柄は、米久、イオンファンタジー、リオン、コナカ、チヨダ、
応用地質・・・等々です。



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【2】主な材料                          **
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・日本、イランからの原油輸入を削減 米の制裁に協力

・東京地検、インサイダー容疑で経産省幹部を取り調べ

・投信の海外運用、昨年は過去最低 個人マネー引上げ

・12月の街角景気、年末商戦好調で2カ月ぶりに改善

・12月の中国CPIは4.1%上昇 鈍化傾向が続く

・10―12月の世界PC出荷台数、3四半期ぶり減少

・米アップル、19日にNYで教育関連の発表会を開催

・米地区連銀報告、緩やかな回復続く 年末商戦も好調



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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (2726) パル            4,200円
 据置き   B (6504) 富士電機       260→   220円

[メリルリンチ証券]
 据置き   A (6586) マキタ       3,300→ 3,200円
 据置き   A (7649) スギHD          2,800円
 据置き   A (9983) ファーストリテ      17,000円

[バークレイズC証券]
 引上げ B→A (3722) 日本ベリサイン      37,000円

[野村証券]
 新 規   A (4924) ドクターシーラボ      52万円

[みずほ証券]
 据置き   A (7717) Vテクノロジー       60万円
 据置き   A (6513) オリジン電気         360円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】インフルエンザ動向                     **
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 厚生労働省が季節性インフルエンザの「流行期入り」を発表したのは昨年暮
れの12月16日で、そろそろピークの時期を向かえます。

 昨年のピークは1月第3週で、毎年この時期にインフルエンザの流行が本格
化するのは、冬休みの終了に伴い小中学校で授業が再開し一気に拡大するため
です。

 ピークが近い季節性のインフルエンザについて今からどうこうはありません
が、アメリカで昨年末からブタ由来インフルエンザウイルス(A/H3N2)
のヒト感染例が増えており、ヒト-ヒト感染の可能性を示唆するケースもある
との報道は気になるところです。

 また、昨年末には中国で毒性の強いH5N1型鳥インフルエンザ感染による
死亡が発生し、年明けすぐに世界保健機関(WHO)はその事実を確認したと
発表しており、今後の動向が注目されます。

 参考までにインフルエンザ関連としては下記のような銘柄があります。

  2176 イナリサーチ    2269 明治HD
  2784 アルフレッサ    3105 日清紡HD
  3107 ダイワボウ     3109 シキボウ
  3514 日本バイリーン   3593 ホギメディカル 
  3604 川本産業      4061 電気化学工業
  4224 ロンシール工業   4403 日油
  4502 武田薬品工業    4503 アステラス製薬
  4506 大日本住友製薬   4507 塩野義製薬
  4517 ビオフェルミン製薬 4519 中外製薬
  4549 栄研化学      4554 富士製薬
  4563 アンジェスMG   4568 第一三共
  4569 キョーリン製薬   4694 BML
  4912 ライオン      4967 小林製薬
  6869 シスメック     7596 魚力
  7963 興研        7980 重松製作所
  8113 ユニチャーム


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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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奈良時代から続くとされる新春恒例の「歌会始の儀」が皇居で行われました。
株式市場ではおおよそほとんどの物事が株価を動かす材料になってきましたが、
こういった恒例行事も例外ではありません。1981年のお題「音」で日本ビ
クター(現JVCケンウッド)が上場来高値を示現。他にも「水」(1986
年)でウォーターフロント関連、「車」(1988年)で日産自動車、「幸」
(2004年)で幸の字が付く銘柄などが物色されてきたという経緯がありま
す。ちなみに今回のお題は「岸」、来年のお題は「立」です。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =6年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2011 http://melma.com/contents/moy2011/
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   「ハロー!株式」 4年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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