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おはようございます。aquaです。

 霜が降りるちょうど今頃、甘味が増して最も美味しくなる「小松菜」(こま
つな)。一見、ホウレン草に似ていますが、カルシウムはホウレン草の5倍、
カロチンやビタミンC、鉄分等も豊富で非常に栄養価が冬の野菜です。

 都市近郊での栽培が盛んで、東京、神奈川、埼玉など関東地方での生産量が
約8割を占めており、消費量も関東が最も多いです。

 栽培されたのは江戸時代からと言われていますが、徳川第8代将軍の吉宗が、
小松川(東京)の近くでこの野菜を使った汁を食べたことが名前の由来とされ
ています(5代将軍綱吉との説もあります)。

 その「小松菜」に似た野菜で、愛知県或いは東海地方には「もち菜(もちな)
」というのがありました。その「もち菜」だけを入れた極めてシンプルなお雑
煮、食べる前に花カツオを上からたっぷりとかける訳ですが、これがまた美味
しいです。この「もち菜」、関東地方では手に入らないのが残念です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言








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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      12801.23(- 89.23)▼0.69%
□ナスダック       2903.88(- 23.35)▼0.80%
□S&P500      1342.64(-  9.31)▼0.69%

□CME日経225先物  8940   (- 30)※大証比

□為替      (対ドル) 77.61  (対ユーロ)102.21

□半導体株指数       420.15(- 8.83)
□NY原油先物(3月限)  98.67(- 1.17)
□NY金 先物(4月限)1725.30(-15.90)
□バルチック海運指数   715   (+20)


 先週末10日のNY株式市場は、ギリシャ問題の先行き不透明感が強まった
ことから売りが出て反落しました。

 9日にギリシャの連立与党3党の党首が同国への追加支援の条件となってい
る緊縮財政策で合意したと伝わりましたが、同日行われたユーロ圏財務相会合
は追加支援の決定を15日の次回会合まで延期し、ギリシャ国内の混乱が拡大
する中、10日にはギリシャ連立与党の一つである国民正統派運動の党首が緊
縮策に賛成票を投じることはできないと翻意したことから同国及び欧州の先行
きに対する警戒感が強まりました。

 ダウやナスダックなどの主要指数は過去数年来の高値水準にあったことから
利益確定の売りが出やすかったことに加え、この日発表された2月の米消費者
信頼感指数速報値が予想よりも大きく低下し、12月の米貿易赤字が想定以上
に拡大したことなどもポジション縮小の動き(売り)につながりました。

 ダウは一時146ドル安まで下げましたが、下値では買いが入り、引けにか
けて下げ幅が縮小しています。

 業種別では、エネルギー、素材、金融、半導体などの下げが目立ちました。

 個別銘柄では、アルミのアルコアや化学のデュポン、資源大手のBHPビリ
トンやフリーポート・マクモランなど、景気動向に敏感な素材・資源関連株が
下落。国際エネルギー機関(IEA)が2012年の世界の石油需要見通しを
下方修正したことから、シェブロンやエクソンモービルなどが下げたことも指
数を圧迫。決算が市場予想を下回った石炭大手のアーチ・コールは大幅安とな
りました。

 欧州情勢の先行き不透明感からバンカメやシティーグループなどの金融株が
下げ、世界の景気に影響を受けやすいボーイングやキャタピラーなども下落。
太陽電池モジュールを手掛けるファースト・ソーラーは、アナリストが投資判
断を引き下げたことが嫌気され急落しました。

 一方、市場予想を上回る好決算を発表した交流サイト(SNS)のリンクト
インが急騰。同じく好業績を手掛かりにニューヨーク証券取引所を運営するN
YSEユーロネクストが上昇し、他の取引所運営企業にも買いが広がりました。
利益確定の売りで安く始まったアップルは、引けにかけて値を戻し6連騰です。

 ダウを構成する30銘柄では、ホームセンター大手のホームデポが唯一の上
昇でした

 NY商品先物は原油・金ともに反落。バルチック海運指数(BDI)は5日
続伸です。

 CME日経225先物は、ドル建て・円建てともに8940(大証比30円
安)で取引を終了しました。


 
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【2】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 先週末のNYダウは、前日比89ドル安の1万2801ドルと4日ぶりに値
下がりしています。

 シカゴ日経平均先物は8940円と10日(金)の東京市場の日経平均株価
8947円と比べて7円安い水準となっています。

 週末のNY市場の円相場は、対ドルで1ドル=77.55~65円とほぼ横
ばい。対ユーロは1ユーロ=102.40~50円とやや円高に振れています。

 NY原油は、前日比1.17ル安の1バレル=98.67ドルと4日ぶりに
値下がりしています。

 NY金価格は、前日比15.9ドル安の1トロイオンス=1725.3ドル
と2日ぶりに値下がりしています。

 ギリシャ債務問題を巡る先行き不透明感から、投資家のリスク回避志向が強
まり、ひとまず現金化する動きが出ています。外国為替市場でドルが対ユーロ
で上昇し、ドル建ての原油や金に割高感が生じたことも売り要因となっていま
す。


 先週末の日経平均株価は2日連続安。前日比55円安の8947円となって
います。チャート上からは、2月相場入りして「三空」(3回のマド開け)が
出現。3度目の上放れの後「寄せ線」(寄引けほぼ同値の十字線)が出現して
気迷い感を示唆。足元、一服・自律調整の動きとなっています。

 本日から2日間の日程で、日銀政策決定会合が開催されます。前回(1月)
の会合以降、金融市場に混乱は見られないため、現行の金融政策を維持する公
算が大きくなっています。政策金利(無担保コール翌日物)は現行の0~0.
1%程度に据え置き、国債などを買い入れる基金の規模(現行55兆円)も現
状維持する見通しです。

 尚、今回の会合では「物価目標」の公表方法に改善の余地はないか議論する
見通しです。米連邦準備理事会(FRB)で長期的な物価目標(ゴール)とし
て「2%」を明確に打ち出したのに比べ、日銀の表現は「あいまい」との声が
相次いでいるためで、経済・物価情勢の展望(展望リポート)を公表する4月
末までに意見をまとめる予定です。

 8:50に昨年10月~12月期の国内総生産(GDP)速報値が発表され
ます。市場予想は、物価変動の影響を除いた実質GDP(季節調整済み)で前
期比0.3%減(昨年7~9月期は1.4%増)、年率換算で1.4%減(同
5.6%増)と2期ぶりにマイナス成長となる見通しです。

 今週の主な国内経済指標・行事は、14日(火)に白川日銀総裁会見(決定
会合終了後)。16日(木)は1月の首都圏新規マンション発売戸数。17日
(金)は日銀金融政策決定会合議事要旨(1月23~24日分)、1月の日本
製半導体製造装置BBレシオの発表などが予定されています。

 海外では、本日はギリシャと民間債権者との間の債務交換交渉の最終案提示
期限、オバマ米大統領が2013年会計年度予算教書を発表。14日(火)は
EU・中国首脳会談(北京)、オバマ米大統領が中国の習近平・国家副主席と
会談、1月の米小売売上高。15日(水)は世界太陽エネルギーエキスポ(~
17日、韓国)、ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)、10~12月期のユ
ーロ圏GDP、1月の米鉱工業生産、2月のNAHB米住宅市場指数、米FO
MC議事録(1月24~25日分)公表などが予定されています。

 週後半の16日(木)は1月の米住宅着工件数、バーナンキ米FRB議長が
コミュニティ・バンキングに関する会議で講演(バージニア州アーリントン)。
17日(金)は1月の米消費者物価指数、1月米景気先行指数(コンファレン
ス・ボード)の発表などが予定されています。


 今週、3月期第3四半期(11年4~12月期)の決算発表を予定している
主な企業は以下の通りとなっています。


 【13日】(月)
 
   オリンパス(7733)、MS&AD(8725)、
   第一生命(8750)、戸田建(1860)、五洋建(1893)、
   中外炉(1964)明治HD(2269)、東和薬品(4553)、
   昭電線HD(5805)、日電子(6951)、東京精(7729)、
   

 【14日】(火)
 
   東京海上(8766)、NKSJHD(8630)、
   エアウォータ(4088)、電通(4324)、日本農(4997)、
   住友ゴ(5110)、住友大阪(5232)、
   セイコーHD(8050)、SONYFH(8729)、
   光通信(9435)、東映(9605)
   12月期本決算:山パン(2212)、アース製薬(4985)、
   昭和シェル(5002)、住友ゴ(5110)、JUKI(6640)、
   コクヨ(7984)、東建物(8804)


 【15日】(水)

   12月期本決算:ヤマハ発(7272)


 【16日】(木)

   12月期本決算:ブリヂストン(5108)、トレンド(4704)


 【17日】(金)

   12月期本決算:三井海洋(6269)、KNT(9726)・・・等
   々。


◆主なニュース

・邦銀、信用力で優位に ドル調達拡大、海外事業を加速

・新興企業は純利益5割増 今期、内需・ネット関連好調

・大王製紙創業家、関連会社の株主総会で会社側役員解任

・ファナック、国内新工場 スマホ部品向け工作機械倍増

・松屋フーズ、牛丼に豪州産のコメ 国産高で試験的導入

・服薬履歴の電子化拡大 Gウェルやマツキヨ、対応店増

・米アマゾン電子書籍端末、日本で発売 ドコモから回線

・IT大手、新興国で新規事業 富士通は中国でクラウド

・10~12月米主要500社純利益9%増 増益率鈍化

・欧州金融、なお綱渡り ギリシャ緊縮策巡り可決の公算


◆経済指標等

・国内総生産(10~12月期GDP速報値,内閣府)
・第3次産業活動指数(12月、経産省)
・産業機械受注額(12月と通年、日本産業機械工業会)
・環境装置受注額(12月と通年、日本産業機械工業会)
・投信概況(1月、投信協会)
・発受電電力量(1月、電事連)

◆その他

・日銀金融政策決定会合(明日まで)

・主な決算 五洋建設(1893:海上土木首位)
      楽天(4755:ネット通販サイト国内首位)
      東京精(7729:ウエハテスト用半導体製造装置で世界首位)
      オリンパス(7333:巨額含み損飛ばしで混乱)
      MS&AD(8725:三井住友海上、あいおいニッセイ同和)
      第一生命(8750:生保業界大手、契約者数は約800万人)

・オバマ米大統領が2013会計年度予算教書を発表
・ギリシャ債務交換の最終案提示期限
・独仏伊などで公債入札



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【3】心に残る名言                        **
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       予測するだけで絶望するのは恥ずべき話だ。


         クインティリアヌス(ローマの修辞学者・教育家)









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