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             ◎ ハロー!株式 ◎      2012/04/19 朝刊

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おはようございます。aquaです。

 手紙文を書く際に時折迷うのが、頭語(冒頭に書く言葉)と結語(結びに書
く言葉)の組み合わせです。例えば、「拝啓」で始めて「敬具」で締めるのが
一般的な頭語と結語の組み合わせで、「拝啓」は「拝=つつしんで」「啓=申
し上げる」という意味となり、「敬具」は「敬=つつしんで」「具=申し上げ
ました」という結びになります。

 手紙を出す相手が媒酌人や恩師などの場合には、より丁寧な頭語と結語を使
います。例えば、「謹啓」→「敬白」などで、「拝啓」→「敬具」と意味は同
じですが、より一層丁寧な表現になります。

 また、急用の手紙の場合には、「急啓」→「草々」と書き、時候のあいさつ
を省略する場合には、頭語を「前略」「冠省」などと書き、結語は「草々」な
どで結びます。「草々」とは、「ぞんざいな走り書きで、失礼しましす」とい
う意味となります。死亡通知やお悔やみなど弔事の手紙には、頭語を省くのが
習わしで、「敬具」などの結語は使ってもよいそうです。

 尚、女性の手紙では頭語はあまり使わず、結語は「かしこ」で終わるのが一
般的です。「かしこ」とは「恐れ多い」という意味の「畏し(かしこし)」の
語幹で、「これで失礼します」といった意味となります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.主な注目材料とニュース

 3.心に残る名言







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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      13032.75(- 82.79)▼0.63%
□ナスダック       3031.45(- 11.37)▼0.37%
□S&P500      1385.14(-  5.64)▼0.41%

□CME日経225先物  9610   (- 50)※大証比

□為替      (対ドル) 81.26  (対ユーロ)106.63

□半導体株指数       419.51(- 3.69)
□NY原油先物(5月限) 102.67(- 1.53)
□NY金 先物(6月限)1639.60(-11.50)
□バルチック海運指数  1006   (+17)


 18日のNY株式市場は、前日夕に発表されたインテルやIBMの決算を失
望した売りで反落しました。

 前日の相場は欧州不安の一服やコカコーラなどの好決算を手掛かりに大幅高
となりましたが、前日引け後発表のインテルとIBMの決算内容の一部が失望
され、この日は一転して利益確定の売りが優勢となりました。

 スペイン中銀が同国民間銀行の融資残高に対する不良債権比率が8.2%に
達し、1994年10月以来の高水準になっていると発表。19日に実施され
るスペイン国債の入札への警戒感も広がり欧州株が下落したこともNY株の重
石となりました。

 指数は終日軟調な展開でしたが、ダウの下げ幅は前日上昇幅の4割程度にと
どまり下値も限定的でした。

 業種別では、金融やハイテク、通信などの下げが目立った一方、一般消費財
が堅調でした。

 個別銘柄では、半導体大手のインテルが1.8%安。前日夕に発表された同
社決算は市場予想を上回り、粗利益率も改善、次の四半期の業績見通しを上方
修正するなど良好な内容。純利益も予想以上でしたが、10四半期ぶりに減少
したことが売りを誘いました。ITサービス大手IBMの決算は7%増益を達
成したものの売上高が市場予想に届かなかったことが失望され3%超の下落と
なりました。

 インテルやIBMが売り先行で始まったことで、マイクロソフトやシスコシ
ステムズなども軟調な展開。序盤堅調だったアップルも下落に転じました。決
算発表を控えたクアルコムやアメリカン・エクスプレス、サンディスク、デュ
ポンなども警戒感から軟調に推移しました。経営者のバフェット氏が癌を告白
した投資会社バークシャー・ハサウェイも下落しました。

 一方、インターネット検索大手のヤフーは、前日夕に発表した四半期決算と
業績見通しが市場予想を上回ったことが好感され3%超の上昇。同様に好決算
を手掛かりにHDDメーカーのシーゲイト・テクノロジーが買われ、同業のウ
ェスタン・デジタルが大幅高。好決算を発表した油田関連サービスのハリバー
トンは4%超の上昇となり、終日高値圏で推移しました。

 ダウ構成銘柄では、パソコンのヒューレット・パッカード、建機のキャタピ
ラー、医薬品のファイザーなど7銘柄がしっかり。一方、IBMが下落率首位
で、インテル、医薬品のジョンソン&ジョンソン、金融のJPモルガンなど2
2銘柄が軟調。金融のバンカメは前日比変わらずでした。

 NY原油は、在庫の増加や株安を受けて反落。金先物も同様に軟調な展開。
バルチック海運指数(BDI)は1月16日以来、約3カ月ぶりに1000ポ
イントの大台に乗せました。

 CME日経225先物は、ドル建てが9610(大証比50円安)、円建て
は9600(同60円安)で取引を終了しました。



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【1】主な注目材料とニュース                   **
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☆注目材料

 昨晩のNYダウは、前日比82ドル安の1万3032ドルと3日ぶりに値下
がりしています。

 シカゴ日経平均先物は9610円と昨日の東京市場の日経平均株価9667
円と比べて50円ほど安い水準となっています。

 今朝6:00現在の円相場は、対ドルで1ドル=81円25銭前後、対ユー
ロは1ユーロ=106円60銭前後とほぼ横ばいで推移しています。

 NY原油は、前日比1.53ドル安の1バレル=102.67ドルと3日ぶ
りに値下がりしています。米エネルギー情報局(EIA)が公表した週間在庫
統計で、原油在庫の増加幅が市場予想を上回ったことや外為市場でユーロ安・
ドル高が進行し、ドル建てで取引される原油に割高感が強まり、売りが出てい
ます。

 NY金価格は、前日比11.5ドル安の1トロイオンス=1639.6ドル
と2日ぶりに値下がりしています。5日以来、約2週間ぶりの安値水準となっ
ています。ドイツ連銀総裁によるスペイン国債買い上げに消極的な発言などを
受け、スペイン政府が本日実施する国債の入札が不調な結果になるとの観測が
出たことで、欧州債務問題への先行き不透明感が強まりました。これを受け、
外為市場でユーロ安・ドル高が進行したことで、ドル建てで取引される金に割
高感が生じ、売りが出ています。


 昨日の日経平均株価は大幅高。前日比202円高の9667円と9600円
台を回復しています。4月限SQ値の9638円を上回っています。

 チャート上からは、一目均衡表で投資家の損益の分かれ目とされる価格帯(
雲)の上限9609円を上回ってきました。次は、一目均衡表の基準線982
1円や3月27日の高値(1万0255円)から4月11日の安値(9388
円)までの下げ幅に対する2分の1戻しの9822円が意識されます。この水
準を上回りますと、25日移動平均線の9882円、そして心理的節目となる
1万円がいよいよ視野に入ってきます。

 本日は、8:50に3月の貿易統計が発表されます。輸出額から輸入額を差
し引いた貿易収支の事前予想は2230億円程度の赤字(2月は293億円の
黒字)となっています。2ヵ月ぶりの貿易赤字が見込まれていますが、赤字幅
は1月に記録した1兆4814億円より縮小する見通しです。

 15:00に4月第2週(4月9日~4月13日)の投資部門別売買動向が
発表されます。4月第1週(4月2日~4月6日)の外国人投資家は2週連続
で買い越し、買越額は980億円となっています。個人投資家は2週ぶりに買
い越し、買越額は1173億円となっています。

 一方、銀行や生命保険なども含めた金融機関全体は14週連続で売り越し、
売越額は1130億円となっています。

 海外では、スペイン国債入札、G20財務相・中央銀行総裁会議(~20日、
ワシントン)、3月の米中古住宅販売、3月の米景気先行指数(コンファレン
ス・ボード)、3月の北米半導体製造装置BBレシオの発表が予定されていま
す。

 米主要企業の四半期決算で、今晩はマイクロソフト、バンク・オブ・アメリ
カ、モルガン・スタンレー、ベライゾン、AMDなどが発表を予定しています。


◆主なニュース

・東海など大地震想定地域、国主導で土地境界を画定

・首都直下地震なら死者最大9600人 東京都推計

・東電会長、原賠機構・下河辺氏 月内にも事業計画

・住宅減税の拡充検討 政府・民主、ローン控除など

・M&A投資最大1兆円 三菱UFJ、中期経営計画

・板硝子社長に吉川氏 ネイラー社長、2年弱で退任

・車部品、メキシコに新工場 河西工やタチエスなど

・日立、ロシアの送電効率化へ 連邦公社に技術提供

・中国に100遊戯施設を展開 イオン系、3年かけ

・仏大統領選、一騎打ちの構図に 22日第1回投票


◆経済指標等

・対内証券売買契約(先週分、財務省)
・貿易統計(3月と11年度、財務省)
・特定サービス産業動態統計(2月確報値、経産省)
・部門別売買動向(先週分、東証)

・米新規失業保険申請件数(先週分)
・米中古住宅販売(3月)
・米景気先行指数(3月)
・米フィラデルフィア連銀製造業景気指数(4月)
・北米半導体製造装置BBレシオ(3月)

◆その他

・G20財務相・中央銀行総裁会議(ワシントン、20日まで)

・海外決算 デュポン(化学、ダウ採用)、ベライゾン(通信、ダウ採用)、
      バンク・オブ・アメリカ(金融、ダウ採用)、AMD(半導体)、
      マイクロソフト(ダウ採用)、トラベラーズ(損保、ダウ採用)、
      モルガン・スタンレー(金融)、サンディスク(フラッシュメモリ)、
      フィンランド・ノキア(携帯電話)



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【2】心に残る名言                        **
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   先に行くあとに残るも同じこと 連れて行けぬをわかれぞと思う


                           徳川 家康







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    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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