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  　　　　　　　　　 　◎　ハロー！株式　◎　　　　　　2012/04/17 夕刊

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こんばんは。ａｑｕａです。

　十干十二支の６０通りの組み合わせが一回りし、また元の干支に戻ることか
ら、６０年を「還暦」と言いますが、１９５２年に登場した「永谷園のお茶づ
け」も還暦を迎えます。

　「永谷園のお茶づけ」といえば、歌舞伎の定式幕になぞらえたあのデザイン
で、「歌川広重・東海道五十三次」シリーズのカードなども懐かしく思い出さ
れます。

　現在のシリーズ構成は「お茶づけ海苔」「さけ茶づけ」「梅干し茶づけ」「
たらこ茶づけ」「わさび茶づけ」の５種類で、シリーズの累計食数は２１９億
食以上だそうです。２１９億食÷６０年で計算しますと、年間３億食以上が消
費されていることになります。

　ちなみに昨年１１月から１２月にかけて実施されたアンケート調査によりま
すと、お茶づけの食シーンとして最も多いのは「朝食」（５２．８％）、次い
で「夕食」（３６．６％）、「昼食」（３２．６％）、「夜食」２１．６％、
「お酒の後」（１９．４％）、「間食」（１３．６％）と続いており、時間も
手間もいらないメニューとして朝茶づけが定番になっていることが分かります。

　また、「お茶づけ海苔」のトッピングは「梅干」が定番で、他に「鮭」「わ
さび」「昆布の佃煮」などの人気も高いようです。

　なお、お茶づけにかけるものとしては、以前から「関東ではお湯派、関西で
はお茶派が多い」と言われてきましたが、今回のアンケート結果でも関東が「
お湯・水」派で、関西は「お茶（温・冷）」派が多いという結果になっていま
す。

　ところで、京都では茶漬けを「ぶぶづけ」とも言います。経験したことはあ
りませんが、京都で他人の家を訪問した際に「ぶぶづけでもいかがどすか」と
勧められた場合、それはいわゆる社交辞令で、暗に帰宅を催促しているもので
あると聞いたことがあります。

　勧められた場合には丁重に辞して退散することが好ましいとされています。
ただし、京都の地域性を題材にした小噺から広まった話だとも聞いたことがあ
り、今時早く帰れという意味で「ぶぶづけでも・・」なんてことを言う人はい
ないそうです。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な材料

 ３．主な投資判断

 ４．日銀のＥＴＦ買い

 ５．編集後記







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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　　９４６４.７１（－　　５.９３）▼０.０６％
◎ＴＯＰＩＸ　　　８０３.０９（－　　０.７４）▼０.０９％

◎売買高概算　　１５億４１３２万株
◎売買代金概算　　　　９９６４億円
◎時価総額　　２７６兆７９３５億円

◎値上り銘柄数　７６８　　◎（年初来）新高値　３３
◎値下り銘柄数　７４５　　◎（年初来）新安値　３２
◎変わらず　　　１５９

◎騰落レシオ（２５日）７７.５９％

◎サイコロ（日経平均）３勝９敗　○●●●●●●●○○●● ２５.０％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比－４.３２％　７５日線比＋１.４２％

◎為替　　（対ドル）　８０.４２　　（対ユーロ）１０５.３１

◎出来高上位
　１.みずほ　　＜８４１１＞　　１２６円（－　　１円）　９６,３１８千株
　２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　３８６円（－　　２円）　５７,８１４千株
　３.マツダ　　＜７２６１＞　　１３０円（－　　４円）　５０,９９０千株
　４.野村ＨＤ　＜８６０４＞　　３４０円（－　　５円）　３２,６００千株
　５.新日鉄　　＜５４０１＞　　２０３円（－　　３円）　３０,１９６千株

◎売買代金上位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (円)
　１.グリー　　＜３６３２＞　２１８７円（＋１８２円）　３８,８０４百万
　２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　３８６円（－　　２円）　２２,４９３百万
　３.トヨタ　　＜７２０３＞　３２４０円（－　３０円）　２１,９０９百万
　４.ホンダ　　＜７２６７＞　２８１４円（－　５４円）　１９,４２７百万
　５.伊藤忠　　＜８００１＞　　９１０円（＋　１９円）　１６,６０５百万


◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り１４１０万株　買い１３５０万株

　本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比５円（０．０６％）安の９
４６４円で取引終了です。

　３月の小売売上高が市場予想を上回ったことを好感して昨晩のＮＹダウは７
１ドル高。東京市場も朝方から買いが先行し、１０：４７には上げ幅が４９円
となって９５１９円まで上昇する場面がありました。ただ、今晩に欧州中央銀
行（ＥＣＢ）のドラギ総裁が講演を予定しており、内容次第では為替が大きく
動くのではとの警戒感、加えて３月の米住宅着工件数や米主要企業の四半期決
算発表も相次ぐだけに、次第に様子見ムードが強まり、買い一巡後は引けにか
けて徐々に上げ幅縮小となっています。尚、日本時間の午後２時半にインド中
央銀行が３年ぶりに政策金利の引き下げを発表しています。売買代金は概算９
９６４億円、上海総合指数は２２ポイント（０．９％）安の２３３４です。

　業種別では、陸運、空運、電力ガス、小売り、食品などが高く、自動車、鉄
鋼、不動産、石油、証券などが下げています。

　個別銘柄では、不二家が小幅高ながら３円高の１９８円と３日連続で値を上
げて昨年来高値更新。５００万株を超える大商いとなっています。山崎パン傘
下で経営再建が進み、収益も大幅に改善してきています。現在の７００店近く
から年間３０～４０店ペースで拡大して１０００店体制を目指します。

　昨日に大幅高となった特種東海製紙が本日も値を上げ、４円高の２０９円と
連日で昨年来高値更新。放射性物質を吸着するゼオライト不織布を開発し、検
証用サンプルの提供について受付けを開始と発表しており、好材料視した買い
が継続しています。

　インドで４輪車のシェア４割強を占めるスズキが２３円高の１８８４円と上
昇。１４：３０過ぎにインド中銀が３年ぶりに政策金利を引き下げたと伝わり、
インド経済への下支え効果で同国での自動車販売が増えると期待から物色の矛
先が向かっています。

　学習参考書や図鑑でトップの学研ＨＤが１１円高の１８１円と６％を超える
上昇。米アマゾンと電子書籍サービス「キンドル」日本版の配信契約で合意し
たと報じられ、将来の業績拡大を見込んだ買いが集まっています。同社は「契
約に向けて交渉中」とコメントしています。

　トラックの製造大手の日野自動車が４円高の５４６円と上昇。昨日の引け後
に２０１２年３月期の連結業績予想を発表。最終損益は１６０億円の黒字（前
の期は１００億円の赤字）と従来計画の１２０億円の黒字から大幅上方修正し
ています。タイやインドネシアなどアジアでトラック販売が好調です。

　三越伊勢丹が１３円高の８８０円と上昇。日本百貨店協会が３月の全国百貨
店売上高が前年同月比で１４．１％増加したと発表。東日本大震災の影響によ
り売り上げが大幅に減少した前年の反動もありますが、好材料視した買いが入
っています。大丸と松坂屋ＨＤが統合のＪ．フロントも１１円高の４１７円、
丸井Ｇが１２円高の６５１円、高島屋が７円高の６３３円、エイチ・ツー・オ
ー（阪急、阪神百貨店が統合）も７円高の７１１円と値を上げています。

　その他、特定資金の介入思惑買いから盟和産業が８０円高の４８９円とスト
ップ高、古河電池が５０円高の４８１円、日本橋梁が３０円高の３５２円、臨
床検査薬の栄研化学が４５円高の１１０１円、ハウスウエディングのパイオニ
アのテイクアンドギブが４９０円高の９４００円、東京ディズニーランド＆シ
ー運営のオリエンタルランドが３０円高の８９３０円と昨年来高値更新です。

　本日の新高値銘柄は、東鉄工業、不二家、山崎パン、ローソン、コスモス薬
品、特種東海製紙、オリエンタルランド、関西ペイント、藤森工業、ピジョン、
チヨダ、阪神阪急・・・等々です。




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【２】主な材料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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・総人口、２５万９千人減　過去最大の落ち込み幅

・財務相、ＩＭＦへの６００億ドル拠出を正式表明

・経産相、夏の計画停電は「関西に限らずあり得る」

・３月の首都圏マンション発売、５カ月ぶりに減少

・石原都知事「都が尖閣諸島を買い取ることで交渉」

・ジェットスター、成田―大阪便を３９９０円から

・学研、アマゾンの「キンドル」向け配信で合意か

・ゼンショーの前期は最終減益　増益予想から一転

・インド中銀が３年ぶり利下げ　下げ幅は予想の倍




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【３】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［メリルリンチ証券］
　据置き　　　Ａ (3632) グリー 　　　　　　4,040→ 4,620円
　据置き　　　Ａ (5444) 大和工業　　　　　 2,650→ 2,850円
　据置き　　　Ａ (5486) 日立金属　　　　　 1,050→ 1,200円
　引下げ　Ｂ→Ｃ (5406) 神戸製鋼 　　　　　　135→   100円
　引下げ　Ｂ→Ｃ (5471) 大同特殊鋼　　　　　 540→   440円

［モルガンＳＭＵＦＪ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ (3626) ＩＴ ＨＤ　　　　　1,100→ 1,300円
　引上げ　Ｂ→Ａ (8056) 日本ユニシス 　　　　590→   660円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　据置き　　　Ａ (6958) 日本ＣＭＫ　　　　　 480→   500円
　据置き　　　Ａ (6996) ニチコン　　　　　 1,020→ 1,100円

［大和証券］
　引上げ　３→２ (6707) サンケン電気　　　　 300→   500円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※価格：各証券会社が判断する妥当株価



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【４】日銀のＥＴＦ買い　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　日銀が２０１０年１０月に創設した「資産買入等の基金」は、国債、社債、
コマーシャルペーパー（ＣＰ）、上場投資信託（ＥＴＦ）、不動産投資信託（
ＲＥＩＴ）を買い入れ対象としています。

　国債や社債、コマーシャルペーパー（ＣＰ）などを買い入れることで市場に
資金を供給すると同時に金利低下を促して企業の資金調達コストを抑え、景気
を下支えする狙いがあります。また、ＥＴＦを購入することで市場に直接的な
買い安心感を与えるとともに、投資マネー流入の呼び水効果をも狙った政策と
なっています。

　日銀は昨日、今年５回目のＥＴＦ買いを実施しました。基金創設以来の累計
は計４８回で、買い入れ総額は９５９２億円となっています。ＥＴＦ買い入れ
枠は総計１兆４０００億円で、現在は６８％を消化しました。残りは４４０８
億円ですが、１回あたりの購入額は２００億円前後であるためが、買い余力は
十分にあります。

　ちなみに、日銀がＥＴＦを購入するトリガー（きっかけ）は「前場に１％超
の下落」だと言われます。つまり、ＴＯＰＩＸ（東証株価指数）の前場終値が
前日比で１％超下がると、日銀は後場にＥＴＦ買いを実施し株価を下支えする
というものです。

　実際に、前場にＴＯＰＩＸが１％超下がった日は、日銀のＥＴＦ購入による
株価下支え効果で後場の騰落率がプラスに転じたケースが多々あります。ただ、
最近はこの「１％ルール」が知れ渡り、その効果も以前ほどではないようです。



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【５】編集後記                           　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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上記の話に絡み、日銀は２７日開催の金融政策決定会合で、追加緩和（資産買
入等基金の増額など）に踏み切るとの見方が大勢となっています。
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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝６年連続受賞＝

◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１１ http://melma.com/contents/moy2011/
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　　　「ハロー！株式」　４年連続での『総合大賞』

　　　　（０６年と０７年はマネー部門賞第１位）


◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

　　　　（０６年から０８年まで連続受賞、０９年はコンテスト実施せず）


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