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おはようございます。aquaです。

 本日から「弥生」、3月相場入りとなります。

 さて、先週末のNYダウは357ドル安で2万5409ドルとなり、シカゴ
日経先物は2万1015円と金曜日の東京市場の日経平均株価の終値2万11
42円よりも130円近く安くなっています。円相場は1ドル=107.60
円前後と円高が進んでおり、本日も朝方から売りが先行し、安く始まることが
想定されます。


 もっとも中長期的な観点からはこの辺りが大底となる可能性があります。金
曜日には的中率の高い騰落レシオが53%となって絶好の仕込み場となる底値
圏を暗示しています。


 中国では新型コロナウイルスの感染者数増加がピークアウトした模様であり、
北京では本日から在宅勤務→出勤開始になるという声も聞こえてきています。
日本でも政府がここ1~2週間が正念場として矢継ぎ早に対策を打ち出してい
ます。大規模イベントの延期中止や全国小中高の休校・・・等々。


 これまで、株価急落局面は幾度となくありました。1929年11月の「世
界恐慌」、1940年5月の「第二次世界大戦」、1987年10月の「ブラ
ックマンデー」、2001年9月の「米同時多発テロ」、2008年10月の
「リーマン・ショック」。


 他にも「ギリシャ・ショック」、「エジプト・ショック」、「タイの大洪水
」、「東日本大震災」、「サブプライム・ショック」・・・等々。


 株式マーケットはこうした局面をいずれも克服し、不死鳥のように甦ってき
ました。私aquaはその度に『稼ぎ時は弱気相場にあり!』、そして『ショ
ック安こそ最大の買い場』と繰り返し申し上げ、実際にその通りの展開となっ
てきました。その場面で仕込んだ方は相当に大きく報われたのです。


 これまでそうだからこの度もそうなるとは限りません。それでも、やはりそ
うなる可能性は極めて高いです。


 相場を短期的に見るか、或いは中長期的に見るかでその見え方・景色は全然
違ってきます。ピンチとチャンスは常に隣り合わせの関係にあり、そうした観
点からも冷静にかつ微動だにしない中長期スタンス、これで相場に臨みたいと
ころです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言





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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      25409.36(-357.28)▼1.39%
□ナスダック       8567.37(+  0.89)△0.01%
□S&P500      2954.22(- 24.54)▼0.82%

□ダウ輸送株       9388.19(- 96.25)▼1.01%
□半導体株(SOX)   1705.54(+ 36.89)△2.21%

□NY原油先物(4月限)   44.76(- 2.33)
□NY 金先物(4月限) 1566.70(-75.80)

□為替      (対ドル)108.07(前日比2.03円高)
        (対ユーロ)119.17(前日比1.06円高)

CME日経225先物    21015(- 65)※大阪終値比



 先週末のNY株式市場は売りが先行したものの、パウエルFRB議長の発言
をきっかけに下げ幅を縮小。ダウは7日続落となりましたが、日中の安値から
は大きく値を戻し、ナスダック指数はプラスに転じました。

 ニュージーランドやナイジェリア、メキシコなど少なくとも新たに6カ国で
新型コロナウイルスへの感染が確認されるなど、感染が世界中に広がる中でN
Y株式市場ではこの日も売りが続きました。

 新型コロナウイルス流行による経済活動の萎縮で世界景気が急減速するとの
懸念から売りが膨らみ、ダウの下げ幅は1000ドルを超え一時2万4681
ドルまで下げる場面がありましたが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議
長が午後に「景気を下支えするため適切に行動する」と表明し、利下げの可能
性を示唆するとNY株は引けにかけて急速に下げ幅を縮小しました。

 ダウは7日続落となったものの、日中の安値からは728ドル値を戻して取
引を終了。大型ハイテク株や半導体株などの上昇によりナスダック指数はプラ
スに転じ、小幅ながら反発して取引を終了しました。

 S&P業種別指数は、公益、金融、不動産、生活必需品など8業種が下落し
た一方、エネルギー、テクノロジー、コミュニケーションの3業種が上昇しま
た。

 尚、市場が見込む利下げの確率を示すフェドウォッチによりますと、米連邦
準備理事会(FRB)が3月17日・18日に開く米連邦公開市場委員会(F
OMC)で利下げに動く確率は100%。0.25%の利下げは完全に織り込
み済みで、0.50%の利下げ幅になるとの予想もあり、FRBはFOMCを
待たずに行動するとの見方も浮上しています。

 長期金利の指標となる米10年債利回りは一時1.116%まで低下し、4
日連続で過去最低を更新。市場の不安心理を映すボラティリティ・インデック
ス(VIX)は一時前日比で26%上昇し18年2月のVIXショック時以来
となる49ptをつけましたが、パウエルFRB議長の発言後に急速に上げ幅
を縮小し、約2%高の40ptで取引を終えました。

 個別銘柄では、マイクロソフトやフェイスブック、アルファベット(グーグ
ル)など大型ハイテク株が反発。エヌビディアが約7%高と大幅に上昇した他、
AMDやクアルコム、マイクロン、KLA、ラムリサーチ、アプライド・マテ
リアルズなど半導体関連株の上昇が目立ちました。

 新型コロナウイルスの流行で下げていた旅行サイトのトリップ・アドバイザ
ーやブッキングHD、ホテルのマリオット、クルーズ船のカーニバルなどが反
発。エネルギーのエクソンモービルや化学のダウ・インクが上昇し、重機のキ
ャタピラーやスポーツ用品のナイキなどが大引けでプラスに転じました。

 一方、ボーイングが4%超の下落となり、1銘柄でダウを85ドル押し下げ。
ウォルマートやホームデポ、マクドナルドなどの消費関連株が売られ、医薬品
のジョンソン&ジョンソンやファイザー、メルク、飲料のコカコーラなどが下
落。金利低下が逆風となるJPモルガンやウェルズファーゴなど金融株の下落
も目立ちました。

 NY原油先物(WTI)は2.33ドル(約5%)安。下落は6営業日連続
で、18年12月27日以来、約1年2カ月ぶりの安値で取引を終えましたが、
株が下げ幅を縮小するのにつれて原油も日中の安値(43.85ドル)からは
値を戻しています。NY金先物は手仕舞い売りで75.8ドル(4.6%)安
となり4日続落で取引を終了しました。


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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆先週末の日経平均株価は、前日比805円安の2万1142円で取引終了。

    日経平均株価の勝敗 〇●●●●〇〇●●●●●


 尚、5日間の下げ幅は2336円。週間の下落幅は2243円と、リーマン
ショック直後の08年10月第2週(2661円)以来の大きさ。2月月間の
下落幅は2062円と、18年12月以来、1年2カ月ぶりの下落幅となって
います。

 先週末のNY株はまちまちの動き。ダウは7日続落となりましたが、パウエ
ルFRB議長の発言(追加利下げを示唆)をきっかけに下げ幅を縮小。ナスダ
ック指数は半導体株などの上昇が寄与しプラスに転じました。

 ダウは週間で3583ドル下落し、リーマン・ショック直後の08年10月
第2週(1874ドル)を上回って過去最大。月間の下落幅(2846ドル)
も18年12月の2211ドル安を上回って過去最大となっています。

 為替市場では、FRBが早期利下げに動くの観測が高まったことでドル安・
円高が進行。円は対ドルで一気に2円ほど上昇しました。

 CME日経平均先物は一時2万0460円まで下げましたが、NY株と同様
引け間際に急速に値を戻しました。終値は2万1015円で、先週末の東京市
場の日経平均終値2万1142円と比べ130円ほど安い水準です。先週末の
大阪取引所の日経平均先物(夜間取引)終値は2万0550円となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万1205円 19年3月末
☆2万1142円 先週末終値
 2万1015円 CME日経平均先物
 2万1000円 心理的節目
 2万0700円 PBR1倍


 2月は3日から取引が始まる「三日新甫」で、ジンクスどおり相場が大きく
振れました。3月も同じジンクスが当てはまる「二日新甫」で、不安定な相場
展開が続く気配があります。


◎本日の予定
 ―――――
 08:50 19年10~12月期の法人企業統計
 10:45 中国2月の財新製造業PMI
 14:00 2月の新車販売

 24:00 米2月のISM製造業景況感指数
   〃   米2月の建設支出


 法人企業統計は3カ月ごとに財務省が企業の設備投資や財務状況について総
合的に調査したもので、企業の売上高や経常利益、設備投資の動向などが示さ
れ、設備投資については9日発表の19年10~12月期の国内総生産(GD
P)改定値に反映されます。


 財新のPMIが発表されますが、中国国家統計局が先週末発表した2月の製
造業PMIは前月比14.3pt低下の35.7と、リーマン・ショック直後
の08年11月(38.8)を下回り過去最低を記録しました。非製造業のP
MIも前月比24.5pt低下の29.6と過去最低を更新しました。

 PMI同様、企業の景況感を示す2月の米ISM製造業景況感指数も注目さ
れます。

 ちなみに、2月21日にIHSマークットが発表した2月の米サービス及び
総合PMI速報値は大幅に悪化し、24日のNY株急落の一因となりました。
ただ、集計範囲が狭いもののISMと同様の指標で一足先に発表された2月の
シカゴ購買部協会景気指数は予想以上の改善を示し、6カ月ぶりの高水準とな
っています。



◎新規上場
 ――――
 カーブス(東1・7085) 公開価格750円


◎決算発表
 ――――
 15:00 伊藤園(2593)、Rフィールド(2910)、
       HIS(9603)


◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 3日(火) 日本:2月の国内ユニクロ売上高
       米国:スーパーチューズデー(予備選・党員集会集中日)


 4日(水) 中国:2月の財新非製造業PMI
       米国:2月のADP雇用報告
       米国:2月のISM非製造業景況感指数



 5日(木) OPEC臨時総会
       米国:1月の製造業受注


 6日(金) 日本:1月の景気動向指数速報値
       米国:2月の雇用統計
       米国:1月の貿易収支


◆今日の高島暦

 < 相場の波動 > 吹き値売り方針の日 初め高くても後安し

 <相場高低判断> 下げそうに見えて上る




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【3】心に残る名言                        **
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       失ったものを数えるな。残ったものを数えよ。


                      ベニー・グッドマン





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