―――――――――――――――――――――――――――――――――――


 ┏━━━━┓
 ┃株式投資┃   ~ 相場は悲観の中に生まれ、懐疑の中で育つ ~
 ┗━━━━┛     
           
                       『アクア・スペシャル版』


     ◎お申込み・詳細は・・・ https://www.aqua-inter.com/special/




株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/

             ◎ ハロー株式 ◎       2020/03/02 夕刊

・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・



こんにちは。aquaです。

 新型コロナウイルスに関して、世界保健機関(WHO)などの専門家チーム
が、2月20日までに中国で感染が確認された5万5924人のデータについ
て分析した結果をいくつかご紹介させていただきます。


 <感染者の症状>

   発熱88% せき68% 倦怠感38% たん33% 息切れ19%

   のどの痛み14% 頭痛14%


 感染すると平均で5日から6日後に発症するとしており、感染者全体の88
%で発熱の症状がみられるとのこと。

 感染者のおよそ8割は症状が比較的軽く、肺炎の症状がみられない場合もあ
る他、子どもの感染例は少なく、感染しても症状は比較的軽いそうです。

 呼吸困難などを伴う重症患者は全体の約14%、敗血症や多臓器不全など命
に関わる重篤な症状の患者は全体の6%だとしています。

 全体の致死率は3.8%で、高齢になるほど致死率は高くなり、80歳以上
の感染者の場合は約22%、5人に1人が亡くなっています。

 尚、今年1月1日から10日までの間に発病した患者の致死率は17%と高
いのに対し、2月1日以降に発病した患者の致死率は0.7%にまで低下して
おり、感染拡大に伴い医療水準が向上した結果だと分析されています。

 


……………………………………………………………………………………………
 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
……………………………………………………………………………………………



 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.アニマル・スピリット






――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【1】今日の相場                         **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞



◎日経平均  21344.08(+201.12)△0.95%
◎TOPIX  1525.87(+ 15.00)△0.99%

◎売買高概算   20億3515万株
◎売買代金概算   3兆5219億円
◎時価総額   574兆4020億円

◎値上り銘柄数 1892   ◎(昨年来)新高値   0
◎値下り銘柄数  240   ◎(昨年来)新安値 583
◎変わらず     29

◎騰落レシオ(25日) 60.09(前日比6.78%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 〇●●●●〇〇●●●●〇 33.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -7.77%  75日線比 -8.92%

◎為替  (対 ド ル)108.24(前週末比0.59円高)
     (対ユーロ)119.54(前週末比0.13円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 146.2円(-  1.4円)19753万株
 2.日経Wイン<1357>  1052円(-   29円)11430万株
 3.三菱UFJ<8306> 526.4円(-  5.5円) 8917万株
 4.ZHD  <4689> 414.0円(+ 21.0円) 4550万株
 5.日産自  <7201> 460.5円(-  3.1円) 2480万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 18090円(+  460円) 3783億円
 2.日経Wイン<1357>  1052円(-   29円) 1222億円
 3.ソフバンG<9984>  5038円(+   25円) 1146億円
 4.任天堂  <7974> 37090円(+  820円)  794億円
 5.ソニー  <6758>  6873円(+  262円)  766億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は6日ぶりに上昇、201円(0.95%)高の2万1
344円で取引終了です。ニュージーランドやナイジェリア、メキシコなど少
なくとも新たに6カ国で新型コロナウイルスへの感染が確認されたことを嫌気
して先週末のNYダウは357ドル安。これを受けて東京市場も朝方から売り
が先行、9:29には下げ幅が308円となって2万0834円まで下押しす
る場面がありました。その後、日銀総裁が「潤沢な資金供給と金融市場の安定
確保に努める」と異例の談話を発表したことを好感して下げ幅縮小から一気に
プラスに浮上。

 上海市場が大幅高し、香港市場が上昇していることも買い安心感を誘い、そ
の後も高い水準を維持しています。北朝鮮が日本海に向けて飛翔体を2発発射
したと報じられて防衛関連の一角が上昇しています。売買代金は3兆5219
億円、上海総合指数は日本時間15:00現在91ポイント(3.1%)の大
幅高で2971です。

 業種別では、不動産、証券、小売、電機、紙パ、倉庫、海運、陸運などの上
げが目立ちます。

 個別銘柄では、午後に「北朝鮮が飛翔体を発射した」と報じられ、北朝鮮情
勢を巡る緊張感が高まったとの見方から防衛関連に買いが向かっています。防
衛機器の石川製が87円高の1320円、火器製造の豊和工は36円高の70
2円、自衛隊向け照明弾・発煙筒大手の細谷火工は103円高の807円、防
衛省向け機器の東京計器は31円高の818円と値を飛ばしています。

 先週末にトイレットペーパーやティッシュ、石鹸など新型コロナウイルスの
感染拡大が懸念される中でドラッグストアやスーパーに生活必需品の買いだめ
を目的とした客が集まりました。売上高が増加するとの見方から九州地盤のド
ラッグストアのコスモス薬品が890円高の2万4320円、イオン子会社で
ドラッグチェーン大手のウエルシアHDが250円高の6750円、ツルハH
Dが570円高の1万3100円、マツキヨが140円高の3675円と値を
上げています。

 宿泊施設向けにネット予約サイトの管理サービスを手がける手間いらずが3
70円高の5160円。東証がマザーズ市場に上場する同社の市場区分につい
て、3月18日付で市場1部か2部に変更すると発表。区分変更で東証株価指
数(TOPIX)の算出対象に組み入れられれば指数に連動して運用する機関
投資家などからの買いが入るとの見方から先取りした買いが入っています。 

 その他、ソーシャルゲームのgumiが業績上方修正を好感してストップ高
で100円高の695円、19年11月配信開始のFF新作が寄与しているよ
うです。ゲーム開発のオルトプラスがストップ高で100円高の743円、電
気自動車(EV)関連の安永もストップ高で150円高の1051円となって
います。コロナウイルス関連で空気を浄化する気体処理や空調用のフィルター
を手がける阿波製紙は58円高の517円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、fonfun、新コスモス電、ヨンキュウ・・・等々
です。



 ┏━━━━┓
 ┃株式投資┃     【 アクア・スペシャル版 】
 ┗━━━━┛
 
            有望銘柄や投資のノウハウ等 お役立ち情報満載!
 
                  https://www.aqua-inter.com/special/



――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【2】主な投資判断                        **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞



[JPモルガン証券]
 引下げ B→C(6481)THK       2,800→ 1,900円

[モルガンSMUFJ証券]
 据置き   B(6465)ホシザキ      7,900→ 9,100円

[野村証券]
 据置き   A(9437)NTTドコモ    3,430→ 3,400円
 据置き   A(9434)ソフトバンク    1,670→ 1,650円
 据置き   A(9432)NTT       3,350→ 3,290円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(4568)第一三共      8,300→ 8,500円
 据置き   A(9605)東映       20,000→21,300円

[みずほ証券]
 据置き   A(5019)出光興産      4,200→ 4,000円
 据置き   A(5020)JXTG       670→   630円
 据置き   A(6737)EIZO      5,400→ 5,000円
 据置き   A(9065)山九        7,000→ 6,400円
 据置き   A(9697)カプコン      3,700→ 3,900円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【3】本日の経済指標等の結果                   **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞



◎新規上場        公開価格     初値     終値
 ――――
 カーブス(7085)  750円   670円   680円



◎財新PMI
 ―――――
 中国メディアの財新と英調査会社のIHSマークイットが発表した2月の製
 造業PMIは40.3と、前月の51.1から大幅に低下し過去最低水準。
 市場予想(45.7)も下回りました。

 先週土曜日に中国国家統計局が発表した2月のPMIも過去最低を記録して
 います。

 ただ、中国政府は経済への打撃を和らげるために支援策を相次いで打ち出し
 ており、市場ではそうした政策への期待が高まっています。



◎法人企業統計
 ――――――
 本日発表された19年10~12月期の法人企業統計によりますと、金融業
 と保険業を除く全産業の売上高、経常利益、設備投資の前年同期比増減率は
 下記のようになっています。

           全産業   (  製造業      非製造業  )

   売上高   - 6.4%  ( - 6.7%  - 6.3% )

   経常利益  - 4.6%  ( -15.0%  + 1.1% )

   設備投資  - 3.5%  ( - 9.0%  - 0.1% )


 今回は米中貿易摩擦に伴う世界的景気減速や大型台風などの影響によって、
 全産業の売上高は前年同期比6.4%減と2四半期連続の減収。製造業は3
 四半期連続、非製造業は2四半期連続の減収となっています。

 全産業の経常利益は前年同期比4.6%減と3四半期連続の減益。製造業は
 6四半期連続の減益となった一方、非製造業は2四半期連続の増益となりま
 した。

 全産業の設備投資は3.5%減と13四半期(3年3カ月)ぶりマイナス。
 製造業は2四半期ぶり、非製造業は13四半期ぶりにマイナスに転じていま
 す。

 来週月曜日発表の19年10~12月期国内総生産(GDP)改定値に反映
 される全産業(金融業、保険業除く)の設備投資額(ソフトウェア除く)は
 前年同期比5.0%減と、2四半期ぶりのマイナスでした。

 尚、今回の法人企業統計は、新型コロナウイルスによる影響が出る前の集計
 です。



◎新車販売台数(20年1月)
 ――――――
 登録車  26万8302台 前年同月比10.7%減  5カ月連続減少
 軽自動車 16万1883台   同   9.6%減  5カ月連続減少

  合計  43万0185台   同  10.3%減  5カ月連続減少





――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
【4】アニマル・スピリット                    **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞



 美人投票で勝利する美人を当てるには、自分の好みで美人を選ぶのではなく、
大多数の投票者が好むであろう美人を選ぶ必要があります。

 株式投資においても、市場参加者(=投票者)の多くが、値上がりするであ
ろうと判断する(=美しいと思うであろう)銘柄(=美人)を選ぶことが有効
なやり方であるとしたのが、経済学者であり投資家でもあったジョン・メイナ
ード・ケインズです。

 自由競争こそ社会の繁栄をもたらすとしたそれまでの自由放任主義と決別し、
政府が公共事業で仕事・雇用を創出し、国民の所得を増やすことを唱えたのも
ケインズです。

 ちなみに、公共投資で所得が増加すれば消費が拡大し、その消費がさらに所
得を増やすというプラスのサイクルが生まれ、最終的に投下資本の数倍の経済
効果が表れることを「乗数効果」と言います。

 著名経済学者が本で取り上げ、よく知られるようになった「アニマル・スピ
リット」も、もともとはケインズが使い始めた言葉です。

 古い経済学が、人は常に合理的な行を動するという前提において経済全般を
捉えようとしていたのに対し、人は時にリスクを冒して非合理的ともいえる行
動をおこすことを説明する際に用いたのが「アニマル・スピリット」です。

 「野心」や「血気」、「情熱」などと訳されますが、予測が難しい不確実性
下にあっても積極的に収益を追求する起業家精神や投資家心理を表しています。




―――――――――――――――――――――――――――――――――――
【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
―――――――――――――――――――――――――――――――――――

本日の日経平均株価は一時、昨年3月期末の水準(2万1205円)を割り込
んで2万0834円まで下げ、PBR(純資産倍率)1倍水準となる2万07
00円に接近しましたが、日銀総裁の異例の緊急談話(金融緩和の示唆)で持
ち直しています。昨年3月期末の日経平均株価2万1205円は今後も意識さ
れそうです。

―――――――――――――――――――――――――――――――――――
  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
―――――――――――――――――――――――――――――――――――



~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2019
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  資産運用(株式)部門 第2位

→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html


◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位

→ http://melma.com/contents/moy2017/


======================================================================

●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判
 断でなさるようにお願いいたします。


●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。
           → mailto:aqua@aqua-inter.com

●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除はご自身にてお願い
 いたします。登録解除用のURLをメルマガ最下段に記載しておりますので
 ご利用ください。

●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ
 い。        → http://www.aqua-inter.com/


●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への
 転送を含む再掲示を禁じます。

 
======================================================================
発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<< TOP >>