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おはようございます。aquaです。

 昨日は二十四節気の一つ「穀雨」(こくう)。春の雨が穀物を潤すという意
味があり、雨で潤った田畑はこれから種まきの好期を迎えます。南の方ではト
ンボが飛び始め、冬服やストーブとも完全に別れる季節です。


 4月7日、アメリカの大手経済誌フォーブスが今回で34回目となる「世界
長者番付2020」を発表しました。


 トップは米インターネット通販大手アマゾン・コムの創業者で最高経営責任
者(CEO)のジェフ・ベゾス氏で保有資産は1130億ドル(約12兆30
00憶円)。3年連続の首位です。


 2位はマイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏で980億ドル(約10兆7
000億円)。3位はLVMHモエヘネシー・ルイヴィトン会長のベルナール
・アルノー氏で760億ドル(約8兆3000億円)。


 4位は米国の株式投資家ウォーレン・バフェット氏で675億ドル(約7兆
4000億円)。そして5位は米オラクルCEOのラリー・エリソン氏で590
億ドル(約6兆4000億円)となっています。


 日本からは、ユニクロを展開するファーストリテイリングの柳井正氏が41
位で197憶ドル、キーエンスの滝崎武光氏が47位で174憶ドル、56位
がソフトバンクの孫正義氏で166憶ドル、ユニチャームの高原豪久が52憶
ドルで315位となっています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      24242.49(+704.81)△2.99%
□ナスダック       8650.14(+117.78)△1.38%
□S&P500      2874.56(+ 75.01)△2.68%

□ダウ輸送株       8233.81(+251.88)△3.16%
□半導体株(SOX)   1705.64(+ 14.77)△0.87%

□NY原油先物(5月限)   18.27(- 1.60)
□NY 金先物(6月限) 1698.80(-32.90)

□為替      (対ドル)107.51(前日比0.28円高)
        (対ユーロ)116.93(前日比0.21円高)

CME日経225先物     19605(- 95)※大阪終値比



 先週末17日のNY株式市場は、新型コロナの治療薬や経済活動再開への期
待から買いが広がり大幅に続伸しました。

 ギリアド・サイエンシズの抗ウイルス薬「レムデシビル」を投与された新型
コロナ感染症患者が急速に回復したことや、バイオベンチャーのモダーナが米
政府から支援金を受け取り新型コロナワクチンの開発を加速するなどの報道を
受けて、コロナ禍の収束期待から投資家のリスク選好度が高まりNY株は続伸
して取引をスタート。

 トランプ米大統領が前日夕、感染収束の度合いにより3段階で経済活動を再
開させるガイドラインを公表し、29の州が経済活動を近々再開できるだろう
との見通しを示したことも追い風となり指数は上げ幅を拡大しました。

 ダウは3月10日以来の高値、ナスダック指数は3月5日以来の高値で終了。
週間でダウは523ドル(2.2%)の上昇、ナスダック指数は496ポイン
ト(6.1%)の上昇となっています。

 S&P業種別指数は全11業種が上昇。エネルギー、金融、工業、素材など
が上昇率上位となっています。

 個別銘柄では、治療薬・ワクチン開発への期待からギリアド・サイエンシズ
が約10%、モダーナが15%と急伸。来週から段階的に商業機の生産を再開
すると発表したボーイングが約15%高と急伸し、相場上昇をけん引。経済活
動再開への期待からエネルギーのエクソンモービルやシェブロン、金融のバン
ク・オブ・アメリカやJPモルガンなども大幅高。好調な決算を発表した日用
品のプロクター&ギャンブルも買われました。

 外出制限の緩和期待からホテルのマリオットやヒルトン、エアラインのユナ
イテッド航空やデルタ航空、小売りのTJXやノードストローム、外食のダー
デン・レストランツやマクドナルド、テーマパークのディズニーなどが上昇し、
経済活動の再開を先取りして物流のフェデックスやUPSなどにも買いが入り
ました。

 一方、が4~6月期にアイフォーンの販売が落ち込むとの見方からアナリス
トが投資判断を「売り」に引き下げたアップルが下落。アナリストが投資判断
を新規「売り」とした動画配信のネットフリックスが大幅安。ネットフリック
スと同様に巣ごもり消費の恩恵を受けるとして買われてきたネット通販のアマ
ゾンやゲームのエレクトリック・アーツなども下げ、前日大きく上昇した半導
体のインテルやエヌビディア、医療保険のユナイテッドヘルスなども反落しま
した。

 NY原油(WTI)は1.6ドル(8.1%)安と大幅下落。中国の1~3
月期GDPが大きく落ち込み、4~6月期も急回復は見込めないとの見方から
売り優勢で推移。終値としては02年1月以来、18年3カ月ぶりの安値をつ
けました。

 NY金は32.9ドル(1.9%)安で3日続落。リスク資産である株式が
買われた一方、安全資産とされる金は売られました。



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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆先週末の日経平均株価は、前日比607円高の1万9897円で取引終了。

    日経平均株価の勝敗 ●〇〇〇〇●〇●〇●●〇

 個別銘柄では、ナガイレーベン、ソフトバンクG、ハーモニック、ディスコ
などの上昇が目立ちました。※詳細は昨日の本誌夕刊をご参照ください。 
 
 先週末のNY株は、新型コロナの治療薬や経済活動再開への期待から大幅高
となりました。

 CME日経平均先物の終値は1万9605円で、先週末の東京市場の日経平
均終値1万9897円と比べ290円ほど安い水準。先週末の大阪取引所の日
経平均先物(夜間取引)終値は1万9590円となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万0000円 心理的節目
☆1万9897円 先週末終値
 1万9774円 一目雲上限
 1万9605円 CME日経平均先物
 1万9500円 心理的節目
 1万9483円 5日線



◎本日の予定 
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 08:50 3月の貿易統計
 10:00 3月の白物家電出荷額
 10:30 中国4月の最優遇貸出金利(LPR)
 16:00 3月のコンビニ売上高


◎決算発表
 ――――
 14:00 東天紅(8181)
 15:00 ネオス(3627)



◎今週のポイント
 ―――――――
 NY市場では今週も引き続き主力企業の決算発表が相次ぎ、日本でも23日
のキヤノン、24日のファナック、アドバンテストなど注目企業の決算発表が
相次ぎます。

 最近の市場では1カ月程度前の状況を示す経済指標であっても過去のデータ
との認識で反応が鈍い時がある一方、足元の状況を示すデータには敏感に反応
する傾向が強まっており、そういった観点から23日発表の欧米の4月の製造
業PMI速報値や週間の米新規失業保険申請件数などが注目されます。

 また、欧米における経済活動の再開をめぐる動向、それらに影響を与える感
染状況の推移が市場の大きな関心事で、世界中で急ピッチで進めれている治療
薬やワクチンの開発・治験の動向が引き続き相場の支援材料となる可能性があ
ります。

 NY原油(WTI)は先週末の取引で一時1バレル=17.31ドル(01
年11月以来の安値)まで下げ、終値でも02年1月以来の安値をつけました
が、原油相場が持ち直す動きを見せれば株式市場にとってもプラス材料となり
ます。

 尚、日経平均の日足チャートで、下降を続けていた25日移動平均線が上向
きに転じており、今後の相場上昇を後押しする支持線として期待できます。



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 21日(火) 欧州:独4月のZEW景気予測指数
        米国:P&G、TI、ネットフリックスなどが決算発表

 22日(水) 米国:バイオジェン、ザイリンクスなどが決算を発表

 23日(木) 日本:4月の製造業PMI
        日本:中外薬、オムロン、キヤノンなどが決算を発表
        欧州:EU首脳会議
        欧米:4月の製造業PMI
        米国:週間の新規失業保険申請件数
        米国:3月の新築住宅販売件数
        米国:インテルが決算を発表

 24日(金) 日本:3月の全国CPI
        日本:3月の百貨店売上高
        日本:アドバンテスト、ファナックなどが決算を発表
        米国:3月の耐久財受注額
        米国:4月の消費者信頼感指数確報値


◆今日の高島暦

 < 相場の波動 > 下げ続けてきた時は小底入れとなる日

 <相場高低判断> 前場安く後場高し




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【3】心に残る名言                        **
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     私は実験において失敗など一度たりともしていない。

     これでは電球は光らないという発見を、

     今までに、2万回してきたのだ。


                     トーマス・エジソン




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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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