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こんにちは。aquaです。

 今週23日は新月で、月の満ち欠けを基準にしたイスラム歴(ヒジュラ暦)
ではこの日から第9月が始まります。

 イスラム暦では第9月は最もな神聖な月とされ、一般的には「ラマダン」と
呼ばれます。ちなみにラマダンの始まりは目視での月齢観測によるため、天候
の具合などで始まりが1日程度遅れることもあります。

 ラマダンでは、信仰心や連帯感を高めるため日の出から日没まで原則として
食を断ち、集団で礼拝を行いますが、夜は糧と生の喜びを享受する時間となり、
親族などとともに食事を楽しむのが一般的です。

 日本では新型コロナ対策で、人が多数集まる所(密集場所)や喚起の悪い密
閉空間、間近での会話や発声すること(密接場面)の3つの条件が揃う場所(
3密)はクラスター(集団)発生のリスクが高いとして避けるよう求められて
いますが、上記のラマダンに関する一連の行事は「3密」にあてはまる可能性
が極めて高いと思われます。

 そのため、イスラム諸国の中には、集団礼拝を禁止したり、礼拝所を閉鎖し
たところもあります。
 
 一方で、イスラム教徒が多いインドネシアでは、ラマダン明けの休暇期間に
帰省する人が多く、昨年は1950万人が移動したといわれていますが、経済
的な影響を考慮して今回も特段の規制措置はとられていないようです。

 尚、宗教心が高まるラマダンの前後はテロが発生しやい時期でもあります。

 外務省は、イスラム過激派組織のISILが機関紙で、新型コロナの感染拡
大の中で欧米諸国が麻痺と恐怖に襲われていることにつけ込み、欧米諸国に対
し攻撃を仕掛けるよう呼びかけているとして、注意を促しています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.3月の貿易統計





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  19669.12(-228.14)▼1.15%
◎TOPIX  1432.41(- 10.13)▼0.70%

◎売買高概算   10億6542万株
◎売買代金概算   1兆9656億円
◎時価総額   542兆7526億円

◎値上り銘柄数 1060   ◎(年初来)新高値 46
◎値下り銘柄数 1035   ◎(年初来)新安値  1
◎変わらず     73

◎騰落レシオ(25日)124.28%(前日比9.36%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇〇〇〇●〇●〇●●〇● 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +5.89% 75日線比 -7.97%

◎為替  (対 ド ル)107.87(前週末比0.08円安)
     (対ユーロ)116.98(前週末比0.26円安)

◎出来高上位

 1.野村原油 <1699>   127円(-   16円)10276万株
 2.みずほ  <8411> 122.3円(+  0.8円) 7601万株
 3.ソフバンG<9984>  4790円(+   55円) 5484万株
 4.日経Wイン<1357>  1076円(+   21円) 5309万株
 5.三菱UFJ<8306> 418.7円(+  5.8円) 4923万株

◎売買代金上位

 1.ソフバンG<9984>  4790円(+   55円) 2653億円
 2.日経レバE<1570> 14980円(-  280円) 1480億円
 3.日経Wイン<1357>  1076円(+   21円)  570億円
 4.任天堂  <7974> 45930円(-  900円)  538億円
 5.ファストリ<9983> 49740円(- 1140円)  529億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は228円(1.1%)安の1万9669円で取引終了
です。

 週末のNYダウは新型コロナの治療薬や経済活動再開への期待から買いが広
がって704ドルの大幅高。ただ東京市場はそのNY市場の上昇を先取りして
先週末に607円高となった後だけに朝方から売りが先行、9:05には下げ
幅が286円となる場面がありました。

 その後は押し目買いで幾分下げ幅を縮めたものの、厚生労働省が車に乗った
まま検査を受けるドライブスルー方式を含めPCR検査を拡充する方針を示し
たことから感染者数が増加して5月6日までの外出自粛要請延長→景気に及ぼ
す影響が懸念され、終日安い水準での値動きとなっています。売買代金は1兆
9656億円、上海総合指数は日本時間15:08現在10ポイント(0.3
6%)高の2848です。

 業種別では、証券、銀行、鉄鋼、石油などが高く、一方で精密、電機、自動
車、機械、電力ガス、倉庫、陸運、医薬品などが下げています。

 個別銘柄では、ネットによる動画ライブ中継やオンデマンド放送配信のJス
トリームが4日連続高で58円高の1772円と約13年4ヶ月ぶりの高値水
準。オンラインを利用した学会開催に必要なシステムの提供を担当することと
なったと発表し、外出自粛要請の中で同社のサービスへの需要が拡大するとの
期待から連日で買いが入っています。

 メドレーが3日連続高で205円高の3305円と連日で上場来高値更新。
調剤薬局向けのオンライン服薬指導支援システム事業を9月に始めると発表。
薬剤師は処方薬について患者にオンラインで服薬指導できるようになり、業績
拡大を期待した買いが入っています。

 インターネット決済サービスの収納代行のビリングシステムが連日の上昇で
ストップ高、150円高の970円。新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出
自粛の流れの中にあって公共料金などキャッシュレスで振り込めるアプリを展
開しているだけに利用増を期待した買いが集まっています。

 電子決済代行サービスのGMOペイメントゲートウェイも100円高の93
00円と上場来高値更新、電算システムも70円高の2450円と値を上げて
います。

 北海道・青森・岩手でトップの食品スーパーのアークスが133円高の20
90円と大幅高。21年2月期の連結純利益が前期比24%増の85億円にな
る見通しと発表し、好感した買いが入っています。飲食店の利用が減っている
分、食品スーパーに客が流れており、巣ごもり消費による食品購入が増加して
います。

 その他、飛沫感染防止用透明ビニールカーテンを手掛けるウェーブロックが
問い合わせ急増を好感して4日連続高で117円高の881円。ブイキューブ
とバーチャル株主総会で協業のアステリアが3日連続のストップ高で100円
高の640円、婚活サービス提供で成婚者数が3月大幅増加のIBJがストッ
プ高で100円高の719円、AI関連のALBERTも5日連続高となるス
トップ高で1000円高の6490円です。

 本日の新高値銘柄は、デジタルアーツ、キャンドゥ、ハローズ、コスモス薬
品、ヤマシンフィルタ、蛇の目、レーザーテック、ウェーブロック・・・等々
です。



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【2】主な投資判断                        **
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[野村証券]
 据置き   A(2501)サッポロ       2,700→ 2,300円
 据置き   A(4443)Sansan     6,950→ 6,000円
 据置き   A(4543)テルモ        4,300→ 4,200円
 据置き   A(7733)オリンパス      2,400→ 2,200円
 据置き   A(7747)朝日インテック    3,300→ 3,200円

[SMBC日興証券]
 引下げ B→A(5713)住友鉱山       3,300→ 3,300円
 据置き   A(5714)DOWA       4,500→ 3,900円
 据置き   A(8905)イオンモール     2,000→ 1,800円
 据置き   B(5706)三井金属       3,300→ 2,400円
 据置き   B(5711)三菱マテリアル    2,770→ 2,200円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎白物家電出荷 
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 3月の白物家電(民生用電気機器)の国内出荷額は前年同月比10.4%減
 の2189億円と、6カ月連続で前年実績を下回りました。

 製品別では、シェアが最も大きなルームエアコンの出荷額が前年比8.8%
 減で6カ月連続のマイナス。冷蔵庫は13.5%減と2カ月連続で2ケタの
 マイナス。洗濯機は20.3%減と、4カ月連続のマイナスで2カ月連続で
 2ケタ減となっています。




◎中国政策金利
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 中国自民銀行(中央銀行)は、最優遇貸出金利(ローンプライムレート)の
 1年物金利を、4月分から3.85%にすると発表しました。

 前月までの4.05%から0.2%の引き下げ。利下げは2月以来で今年2
 回目です。

 尚、最優遇貸出金利は優良企業向けの貸出金利で、中国の事実上の政策金利
 です。




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【4】3月の貿易統計                       **
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 財務省が本日発表した3月の貿易統計(速報)によりますと、輸出額から輸
入額を差し引いた貿易収支は49億円の黒字でした。黒字は2カ月連続ですが、
前年同月(5172億円)の1%にも満たない水準です。市場予想は4000
億円程度の黒字でした。

 輸出額は前年同月比11.7%減の6兆3579億円と16カ月連続の減少
で、減少率は2016年7月以来、3年8カ月ぶりの大きさでした。

 輸入額は、前年同月比5.0%減の6兆3529億円で11カ月連続の減少。
対中輸入額の変動の影響により、全体の減少率は2月の14.0%減から縮小
しました。

 貿易黒字の縮小は輸入以上に輸出が減少したためで、中でも欧米への輸出の
減少が目立ちます。

                  全体に占める割合  前年比増減率

   【輸出総額】  6兆3579憶円(100.0%) ▼11.7%

     対米    1兆1821億円( 18.6%) ▼16.5%
     対EU     6337億円( 10.0%) ▼11.1%
     対中    1兆1906億円( 18.7%) ▼ 8.7%
     対韓      4467億円(  7.0%) ▼10.4%


   【輸入総額】  6兆3529億円(100.0%) ▼ 5.0%

     対米      7453億円( 11.7%) △ 1.3%
     対EU     6710億円( 10.6%) ▼ 9.7%
     対中    1兆4318億円( 22.5%) ▼ 4.5%
     対韓      2667億円(  4.2%) ▼ 4.7%



 対米貿易は、輸出が8カ月連続で減少した一方、輸入は8カ月ぶりに増加し
ました。差し引きでは4368億円の黒字。黒字は3カ月ぶりで、黒字額は前
年同月比で35.7%減少しました。

 対EU貿易は、輸出が8月連続の減少で、輸入は3カ月連続減。差し引きで
は383億円の赤字。赤字は9カ月連続で、赤字額は前年同月比で24.5%
増加しました。

 対中貿易は、輸出が3カ月連続で減少。輸入は8カ月連続の減少ですが、減
少率は前月(47.1%減)から大幅に縮小しました。差し引きでは2412
億円の赤字。赤字は2カ月ぶりで、赤字額は前年同月に比べ24.0%増加し
ました。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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NY原油(WTI)5月物が電子取引(GLOBEX)で1バレル14.47
ドル(前週末終値比20.8%安)まで一時急落しました。1999年3月以
来、約21年ぶりの安値水準です。限月交代がもうすぐで、5月物を手じまう
動きが急落の一因とみられます。ちなみに、次限月の6月物は同じ時刻に22
ドル台で推移していました。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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