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おはようございます。aquaです。

 ステイホームの週末、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。この機会
に株式投資の勉強に励まれたもいらっしゃるかと思います。

 何しろ、相場はコロナショックで大きく下げ、ここまで下げますと「安いと
いう事実」、「安く買えるという事実」、これが何よりの好材料となります。
株式投資の鉄則は「安く買って高く売る」、これだからです。



 さて、今週は水曜日が「昭和の日」の祝日となるため4日立ち合いとなりま
す。主なスケジュールは、本日の午前9時から昼頃まで日銀金融政策決定会合
が開催され、その結果に注目が集まります。


 また、29日には米FOMCの結果が発表され、同日29日にはECB理事
会も開催され、その結果が株式マーケットに大きな影響を及ぼす可能性があり
ます。


 決算発表も本格化します。主なところでは本日に第一三共、アンリツ、京セ
ラ、JR東海、アンジェス。

 28日(火)には信越化学、オリエンタルランド、LINE、小林製薬、オ
ークマ、富士通、ANA。

 30日(木)には東京エレクトロン、メルカリ、村田製作、日本航空。

 そして、5月1日(金)には三井物産、野村不動産などが予定しています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      23775.27(+260.01)△1.11%
□ナスダック       8634.52(+139.77)△1.65%
□S&P500      2836.74(+ 38.94)△1.39%

□ダウ輸送株       8092.40(+140.74)△1.77%
□半導体株(SOX)   1702.56(+ 37.89)△2.28%

□NY原油先物(6月限)   16.50(+ 2.72)
□NY 金先物(6月限) 1745.40(+ 7.10)

□為替      (対ドル)107.50(前日比0.19円高)
        (対ユーロ)116.35(前日比0.69円安)

CME日経225先物     19430(+240)※大阪終値比



 先週末24日のNY株式市場、経済活動の再開の動きを好感して続伸しまし
た。

 新型コロナ対策として中小企業の雇用支援と医療体制の整備などに資金を投
じる追加経済対策が可決成立したことや、一部の州で経済活動が再開されたこ
とを好感してNY株は続伸スタート。

 悪材料が伝わったボーイングが下げ幅を拡大すると指数も一時マイナス圏に
沈みましたが、週前半に大きく下げていたこともあって引けにかけて買いが強
まり上げ幅を拡大しました。ダウは3日続伸、ナスダック指数とS&P500
種指数は反発して取引を終了。週間では3指数とも3週ぶりの下落となってい
ます。

 尚、この日発表された3月の耐久財受注額は、全体の額が予想以上に減少し
た一方、設備投資の先行指標とされるコア資本財(非国防資本財から航空機を
除く)は予想外の増加。ミシガン大学調査の4月の消費者信頼感指数確報値は
予想に反して速報値から上方修正されましたが、いずれも相場への影響は限定
的でした。

 S&P業種別指数は全11業種が上昇。テクノロジー、素材、ヘルスケア、
一般消費財などが上昇率上位となっています。

 個別銘柄では、バイオ医薬品のギリアド・サイエンシズが反発。前日は英F
T紙がギリアドの新型コロナウイルス治療薬候補「レムデシビル」について中
国で行われていた臨床試験が失敗に終わったと報じたことで売られましたが、
ロイターがこの日、米国での臨床試験の結果が5月中旬にも明らかになると報
じたことから結果を見極めたいとして買い戻しが優勢となりました。

 前日夕に決算を発表した半導体のインテルは小幅高。1―3月期決算は好調
だったものの4―6月期の利益見通しが予想に届かず同社株は売りが先行し、
一時5%超の大幅安となりましたが引けにかけて下げ幅を縮小、最終的にプラ
スに転じていいます。翌週に決算発表を控えたアップルやマイクロソフト、ク
アルコムなども上昇。無料で最大50人が参加できるビデオ会議・通話サービ
スを発表したフェイスブックが買われた一方、競合するズームビデオは大幅安
で取引を終えました。

 工場の操業停止を発表した食肉大手のタイソン・フーズが下げ、食肉の供給
不測懸念から代替肉のビヨンド・ミートが大幅高となっています。「737M
AX」の運航再開について、当局職員の外出規制などの影響で認可が遅れると
の見方や、「737ドリームライナー」を減産するとの報道が嫌気されボーイ
ングが6%超の大幅安となりました。

 NY原油(WTI)は0.44ドル(2.7%)高と3日続伸。米イラン関
係の緊張が意識されていることや米国の石油掘削設備(リグ)の停止が相次ぎ、
稼働数が16年7月以来の低水準となったことなどが材料視されました。

 NY金は週末を前に持ち高調整の売りが増え、9.8ドル(0.6%)安と
3日ぶりに反落しました。




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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆先週末の日経平均株価は、前日比167円安の1万9262円で取引終了。

    日経平均株価の勝敗 ●〇●〇●●〇●●●〇●

 個別銘柄では、武田薬品、中外薬、有機合成薬品、FRONTEOなどが物
色されました。※詳細は24日の本誌夕刊をご参照ください。

 先週末の経済活動の再開の動きを好感して続伸しました。

 CME日経平均先物の終値は1万9430円で、先週末の東京市場の日経平
均終値1万9262円と比べ170円ほど高い水準。先週末の大阪取引所の日
経平均先物(夜間取引)終値は1万9440円となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 1万9500円 心理的節目
 1万9430円 CME日経平均先物
 1万9355円 5日線
 1万9390円 一目転換線
☆1万9262円 先週末終値
 1万9243円 一目雲下限(先週末)
 1万9150円 一目雲下限(本日)
 1万9000円 心理的節目
 1万8968円 25日線



◎本日の予定 
 ―――――
 10:30 中国1~3月の工業企業利
 14:00 3月の外食売上高


 日銀が金融政策決定会を、当初予定の2日間を1日に短縮して開催。結果発
表は昼頃の見通しで、今回は国債の購入額の上限撤廃や社債などの購入枠の拡
大などが議論される見込みです。

 また、決定会合の結果発表と同時に、四半期に1度の「経済・物価情勢の展
望(展望レポート)」が公表され、成長率と物価の見通しが示されます。

 ちなみに前回1月のレポートでは、19年度の成長率見通し(予測中央値)
はプラス0.8%、20年度がプラス0.9%、21年度がプラス1.1%で、
今回は22年度の成長率見通しも示されます。

 中国では昨日から29日までの日程で、全国人民代表大会(全人代、国会に
相当)の常務委員会が開催されており、延期されていた全人代の開催日程が決
まる可能性があります。


 尚、米議会予算局は24日、米経済成長率見通しを公表しました。29日に
速報値は公表される1~3月期についてはマイナス3.5%と予測。4~6月
期についてはマイナス39.6%と予測しており、4月2日時点での予測(マ
イナス28%)からさらに悪化すると見込んでいます。

 ただし、7~9月期についてはプラス23.5%に急回復するとしており、
米経済全体としてV字回復を見込んでいます。



◎市場変更
 ――――
 トビラシステムズ(4441) マザーズ → 東証1部



◎決算発表
 ――――
 08:20 松井証(8628)
 13:00 第一三共(4568)
 13:30 積水化(4204)

 15:00 花王(4452)、アンジェス(4563)、
       ルネサス(6723)、アンリツ(6754)、
       新光電工(6967)、京セラ(6971)

 15時過ぎ イビデン(4062)、メルコ(6676)、
       日東電(6988)、日立ハイテク(8036)
       沢田HD(8699)、JR東海(9022)



◎今週のポイント
 ―――――――
 NY市場に続き、日本でも企業の決算発表が本格化します。新型コロナの影
響で世界が未曾有の経済危機に直面し、21年3月期の業績見通しを「未定」
とする企業が増える中、経営者から発せられる業況認識と見通しに注目が集ま
りそうです。

 今週は日銀金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)、欧州中
央銀行(ECB)理事会が相次いで開かれ、日米欧とも緩和姿勢を強めるとみ
られます。日銀金融政策決定会合については上段を参照。

 米連邦準備理事会(FRB)は3月に3度の緊急会合を開いて政策金利を事
実上ゼロにまで引き下げ、量的緩和も拡大しており、今回の会合では効果を点
検するとして金融政策は維持される見通しですが、フォワードガイダンス(政
策金利の先行き指針)では積極的な緩和姿勢を打ち出すとみられています。

 ECBは、企業のコマーシャルペーパー(CP)にまで対象を広げた「パン
デミック緊急購入プログラム」の規模を拡大する見通しです。

 日本はゴールデンウィークの大型連休を控え、「様子見」となりやすい1週
間ですが、29日発表の1―3月期の米GDP速報値。30日の週間の米新規
失業保険申請件数、5月1日の4月の米ISM製造業景況感指数に対するNY
市場の反応が日本市場にも影響します。

 米議会予算局が示すように(上段参照)、NY市場は7―9月期の急回復を
想定しながら動いています。足元の景気経済の悪化は織り込み済みで、感染者
数の減少傾向と経済活動の再開の広がりの先に見える「7―9月期の急回復」
というのがメインシナリオですが、このシナリオを補強する材料が増えるのか、
あるいはシナリオの修正を余儀なくされるのかによって市場のムードは大きく
変わってきます。

 尚、5月6日が期限となっている日本の「緊急事態宣言」の「延長」は織り
込み済みで、「いつまで」や「解除の条件」などが焦点となりそうです。

 テクニカル的には上向きの25日線が日経平均の下支えとして期待されます。
また、日経平均は一目均衡表の「雲」の中に突入する見通しです。



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 28日(火) 日本:3月の失業率、求人倍率
        日本:OLC、キーエンス、ANAなどが決算を発表
        米国:4月の消費者信頼感指数
        米国:キャタピラーAMD、フォードなどが決算を発表

 29日(水) 日本:祝日(昭和の日)のため休場
        米国:1―3月期GDP速報値
        米国:FOMC結果発表、FRB議長会見

 30日(木) 日本:3月の小売業販売額
        日本:3月の鉱工業生産指数速報値
        日本:3月の建設機械出荷額
        日本:ZHD、TOTO、日電産、村田製などが決算を発表
        中国:4月の製造業・非製造業PMI
        欧州:1―3月期のユーロ圏GDP速報値
        欧州:ECB理事会の結果発表、ECB総裁会見
        米国:週間の新規失業保険申請件数
        米国:3月の個人所得・個人消費支出
        米国:4月のシカゴ購買部協会景気指数
        米国:アップル、アマゾン、マクドナルドなどが決算を発表

  1日(金) 日本:4月の新車販売台数、
        日本:野村不動産、三井物産などが決算を発表
        中国:労働節で休場
        欧州:レーバーデーでドイツやフランスなどの市場が休場
        米国:4月のISM製造業景況感指数
        米国:エクソンモービルやシェブロンが決算を発表


◆今日の高島暦

 < 相場の波動 > 変化注意日

 <相場高低判断> 徐々に高騰なさん




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【3】心に残る名言                        **
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        勝つは負ける日の初め、

           負けるはやがて勝つ日の初め。


                 新・平家物語 吉川英治





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