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おはようございます。aquaです。

 ステイホームの週末、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。

 さて、GW後も大きく上昇した株式マーケット。日経平均株価は木曜日55
円高、そして金曜日は504円高となり、2万0179円と2万円の大台乗せ
となってきました。3月19日に付けた安値1万6358円からは値幅にして
3821円と4000円近い上昇です。


 そして、金曜日のNYダウも455ドルの大幅高。シカゴ日経先物は2万0
210円と週末の日経平均株価よりも30円ほど高い水準となっており、本日
の東京市場も堅調な値動きとなることが想定されます。


 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が5月31日まで延長さ
れましたが、今週は安倍首相が14日をメドに感染状況などを分析して解除の
前倒しを検討と報じられており、早期解除の方向で話が進んだ場合には相場上
昇に弾みが付く展開も期待できます。


 今週は決算発表が目白押しです。主なところでは、本日は11:30に川崎
汽、13:15に三菱電機、13:20に塩野義製薬、13:30に三菱重工、
14:40にローム、15:00に三越伊勢丹、東京精密などが予定していま
す。


 明日12日はトヨタ自動車、NEC、13日は武田薬、14日は富士通、1
5日はNTT、三菱UFJなどが予定しています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言






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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      24331.32(+455.43)△1.91%
□ナスダック       9121.32(+141.66)△1.58%
□S&P500      2929.80(+ 48.61)△1.69%

□ダウ輸送株       8332.50(+281.91)△3.50%
□半導体株(SOX)   1775.61(+ 50.68)△2.94%

□NY原油先物(6月限)   24.74(+ 1.19)
□NY 金先物(6月限) 1713.90(-11.90)

□為替      (対ドル)106.65(前日比0.28円安)
        (対ユーロ)115.57(前日比0.44円安)

CME日経225先物     20210(+ 70)※大阪終値比



 前週末8日のNY株式市場は、経済活動再開後の景気回復を先取りした買い
で上昇しました。

 米労働省はこの日朝方、4月の雇用統計を発表。非農業部門の雇用者数が前
月比2050万人減、失業率は14.7%といずれも歴史的な数値となりまし
たが、いずれも予想ほど悪化せず市場の警戒感が緩みました。

 雇用環境の悪化は一時的なもので既に最悪期は過ぎたとの見方が多く、経済
活動の再開の動きが広がれば雇用者数の回復は早いとの期待から幅広い銘柄に
買いが入りました。米中の担当閣僚が電話で会談し、貿易交渉の「第1段階の
合意」の履行に向けた協力で一致したと伝わったことも好感され主要3指数と
もこの日の高値圏で取引を終了しています。

 ダウは2日連続上昇で約1週間ぶりの高値。ナスダック指数は5日続伸とな
り、2月24日以来の水準を回復し戻り高値を更新しました。週間ではダウは
607ドル(2.6%)高、ナスダック指数は516ポイント(6%)高で、
いずれも3週間ぶりの上昇となっています。

 S&P業種別指数は全11業種が上昇。エネルギー、工業、素材、生活必需
品などが上昇率上位でした。

 個別銘柄では、中国関連銘柄とされる化学のダウ・インクや重機のキャタピ
ラーが大幅上昇。テーマパークのウォルト・ディズニーが大きく上昇。上海デ
ィズニーランドが11日に再開するのに伴い発売したチケットが数分で完売し
たと伝わり、業績回復を先取りした買いが膨らみました。

 今月にも「737MAX」の生産を再開すると伝わったボーイングが買われ、
米国の主力工場を8日に再開することが明らかになった電気自動車(EV)の
テスラが大幅高。米国内の直営店の一部で営業を再開すると報じられたアップ
ルが上昇した他、半導体関連銘柄の上昇も目立ちました。

 NY原油(WTI)は1.19ドル(5.1%)高と3日ぶりに上昇。米国
の石油掘削向け設備(リグ)の稼働数の減少が続いていることや経済活動再開
の広がりで需給が改善するとの見方が相場を押し上げ。米中関係の悪化懸念が
後退したことも追い風となり、中心限月の終値としては4月8日以来1カ月ぶ
りの高値を付けました。

 NY金は11.9ドル(0.7%)安と反落。米中の緊張緩和期待と株高で、
安全資産とされる金の需要が減退しました。



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【2】本日の注目点と話題                     ** 
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◆昨日の日経平均株価は、前日比504円高の2万0179円で取引を終了。

    日経平均株価の勝敗 〇●●●〇●〇●〇●〇〇

 週間では559円(2.9%)高と2週連続で上昇しました。

 個別銘柄では、マクドナルド、富士フイルム、塩野義、オーイズミ、ファン
ケルなどが物色されました。※詳細は昨日の8日誌夕刊をご参照ください。

 先週末のNY株は、景気回復を先取りした買いで上昇しました。

 CME日経平均先物の終値は2万0210円で、前週末の東京市場の日経平
均終値2万0179円と比べ30円ほど高い水準。前週末の大阪取引所の日経
平均先物(夜間取引)終値は2万0230円となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万0829円 75日線
 2万0500円 心理的節目
 2万0237円 一目雲上限
 2万0210円 CME日経平均先物
 2万0193円 戻り高値(4月30日高値)
☆2万0179円 前週末終値
 2万0073円 5月SQ値
 2万0000円 心理的節目
 1万9893円 13週線
 1万9887円 5日線



◎本日の予定 
 ―――――
 08:50 日銀金融政策決定会合の主な意見(4月27日開催分)
 11:00 4月の車名別新車販売



◎決算発表 ※本日は約240社が決算を発表。
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 11:30 川崎汽(9107)
 12:00 ミズホメディー(4595)
 13:15 日清食(2897)、三菱電(6503)
 13:20 塩野義(4507)
 13:30 日本ム(2282)、三菱重(7011)
 14:40 ローム(6963)

 15:00 アサヒ(2502)、三越伊勢丹(3099)、
       ラウンドワン(4680)、ブリヂストン(5108)、
       日野自(7205)、東京精密(7729)

 15時過ぎ JR九州(9142)、ソフトバンク(9434)など



◎今週のポイント
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 NY株は経済活動再開後の景気回復を先取りして動いており、日本において
も新規の感染者数が減少傾向がみてとれ、緊急事態宣言の解除や経済活動再開
への期待が高まる可能性があります。

 また、日中に取引されているNYダウ先物の動向を見て日本株も動く傾向が
強まっているため、同先物の値動きが引き続き注目されます。

 企業の決算発表が本格化しており、件数としては今週がピークとなります。

 業績の悪化は「織り込み済み」とされ、悪い数字が出て「アク抜け」となり
やすい地合いにありますが、そうした地合いが持続するには、経済活動の再開
により景気・経済が早晩最悪期を脱するとの期待が維持されることが条件にな
ります。

 もしそれらの期待が後退するとすれば、経済活動の再開に伴う「第二波」の
兆候および経済活動の再制限または制限の長期化、米中関係の悪化懸念などで
す。

 テクニカル的には、4月30日に付けた日経平均の戻り高値(2万0365
円)が節目として意識されます。日経平均はすでに累積出来高が少ない「真空
地帯」に差し掛かっているため意外高となる可能性があります。

 ファンダメンタル的には、前週末時点の日経平均の予想PERが16.84
倍と、2015年5月以来5年ぶりの高水準にあり、割高感が意識されやすい
水準ではあります。

 需給的には、緩和マネーの流入が引き続き相場の下値を支えそうです。直近
の相場上昇の要因の一つは、世界的な金融緩和よる過剰流動性(緩和マネーの
流入)であり、当面、その状況に変化はありません。

 また、新型コロナウイルスの感染拡大で相場下落に対する不安が強まったの
に伴い、安くなった先物を買い、割高な現物を売る裁定取引が活発化。その結
果、4月24日時点の裁定取引に伴う現物株の売り残は2兆4125億円と過
去最高水準にまで積み上っています。※裁定取引に伴う現物株の買い残は47
72億円。

 裁定解消に伴う現物株の買い戻しが進めば、累積出来高が少ないことと相ま
って、相場が一段高となる可能性があります。



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

 12日(火) 日本:3月の景気動向指数速報値
        日本:ダイキン、NEC、トヨタ、スクリンなどが決算発表
        中国:4月のCPI・PPI
        米国:4月のCPI

 13日(水) 日本:4月の景気ウォッチャー調査
        日本:大成建、エーザイ、ソニー、スクエニなどが決算発表
        欧州:1~3月期の英GDP速報値
        欧州:3月のユーロ圏鉱工業生産
        米国:4月のPPI

 14日(木) 日本:4月の工作機械受注額
        日本:石油資源、富士通、マツダ、菱地所などが決算を発表

 15日(金) 日本:大林組、日本紙、SMC、三菱UFJなどが決算発表
        中国:4月の工業生産高、小売売上高など
        欧州:1~3月期のユーロ圏GDP改定値
        米国:5月のNY州製造業景気指数
        米国:4月の鉱工業生産指数
        米国:5月の消費者態度指数速報値


◆今日の高島暦

 < 相場の波動 > 下押しをみせると小底をつくり 上放れると反落

 <相場高低判断> 相場は一方へ片寄る




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【3】心に残る名言                        **
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   人間は負けたら終わりなのではない。辞めたら終わりなのだ。


                     リチャード・ニクソン





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