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おはようございます。aquaです。

 貴重な休日、皆様いかがお過ごしになられたでしょうか。

 さて、注目の米雇用統計の発表を受けて先週末のNYダウは829ドルの大
幅高となっています。

 シカゴ日経先物は2万3140円と先週末の日経平均株価2万2863円よ
りも277円高い水準となっており、本日の東京市場も楽しみな展開となって
きそうです(詳細は下記のNY市況欄をご参照下さいませ)。


 6月は例年上がりやすい傾向がありますが、今年も然りです。6月に入って
から1日(月)から5日(金)まで日経平均株価は毎日上昇して5日連続高、
連日で戻り高値を更新しています。


 これで、3月19日に付けたザラ場安値1万6358円から週末の2万28
63円まで値幅にして6505円の上げとなり、この度のコロナショックによ
る下げ幅7757円の83%を戻した形となっています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.NY市況

 2.本日の注目点と話題

 3.心に残る名言





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【1】NY市況                          **
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□ダウ工業株      27110.98(+829.16)△3.15%
□ナスダック       9814.08(+198.27)△2.06%
□S&P500      3193.93(+ 81.58)△2.62%

□ダウ輸送株       9872.96(+297.71)△3.11%
□半導体株(SOX)   2003.76(+ 50.29)△2.57%

□NY原油先物(7月限)   39.55(+ 2.14)
□NY 金先物(8月限) 1683.00(-44.40)

□為替      (対ドル)109.58(前日比0.21円安)
        (対ユーロ)123.71(前日比0.42円高)

CME日経225先物     23140(+270)※大阪終値比



 先週末5日のNY株式市場は、雇用情勢の予想外の改善で景気回復期待が高
まり大幅上昇。ダウは5日続伸で、2月下旬以来の高値。ナスダック指数は取
引時間中の史上最高値を塗り替え、フィラデルフィア半導体株指数は過去最高
値を更新しました。

 米労働省が朝方発表した5月の雇用統計は、非農業部門の雇用者数が前月比
250万9千人増、失業率は前月の14.7%から13.3%に改善。市場で
は雇用者数が800万人減、失業率は19.8%に悪化すると予想されていた
だけに、予想外の改善がポジティブ・サプライズとなり、景気敏感株を中心に
幅広い銘柄に買いが入りました。

 トランプ米大統領が景気刺激策として大型減税を行うと表明すると、早期の
景気回復に懐疑的だった売り方の買い戻しも加わり相場は一段高。ダウの上げ
幅は一時1000ドルを超え、2月24日以来の高値で取引を終了。2月12
日につけた最高値(2万9551ドル)との差を縮め、節目とみられる200
日線を上抜けました。※200日線突破は3指数の中では3番目。

 ナスダック指数も大幅高。終値としては2月19日の過去最高値(9817
ポイント)にほぼ並び、日中は一時9845ポイントまで上伸し、2月19日
に付けた取引時間中の史上最高値を塗り替えました。

 主要半導体株で構成するフィラデルフィア半導体株指数(SOX)は連日の
上昇で、過去最高値を更新。指数算出以来初めて2000の大台に乗せました。

 S&P業種別指数は全11業種が上昇。エネルギーが大幅高となり、金融、
工業がそれに続きました。

 個別銘柄では、航空機のボーイングが11%高となり、1銘柄でダウを14
3ドル押し上げ。ボーイングには、737MAXの生産再開、著名投資家率い
るヘッジファンドによる株式取得、経済活動の正常化に伴う需要回復期待とい
ったトリプルの追い風が吹いており、週間で約4割の上昇となっています。航
空機エンジンを手掛けるレイセオン・テクノロジーズも大幅高で取引を終了。

 減産観測と需要回復期待で原油相場が上伸し、エクソンモービルやシェブロ
ンなどのエネルギー株が軒並み大幅上昇。景気動向に敏感な重機のキャタピラ
ー、工業・事務用品のスリーエム、化学のダウ・インクなどが買われ、自動車
株も上昇。フォードは1割を超える大幅高となっています。JPモルガンやシ
ティグループなどの金融株は金利上昇も追い風となり軒並み高となりました。

 雇用情勢の改善で消費回復も早いとの見方から百貨店のノードストロームや
コールズ、アパレルのエル・ブランズやラルフローレンなどが大幅上昇。LV
MHが予定通りに買収手続きを進める方針を示した宝飾品のティファニーも大
きく上昇。高級皮革ブランド「コーチ」を展開するタペストリーも大幅高とな
っています。

 ハイテク株はマイクロン・テクノロジーやクアルコム、インテルなど景気動
向の影響を受けやすい半導体株が買われ、フィラデルフィア半導体株指数が過
去最高値を更新。マイクロソフト、フェイスブック、アルファベット、アマゾ
ンなどの主力株も上昇し、アップルは約4カ月ぶりに上場来高値を更新しまし
た。

 NY原油(WTI)は2.14ドル(5.7%)高で5日続伸。雇用情勢の
予想外の改善を受けて景気回復を期待した買いが相場を押し上げ、3月6日(
41.28ドル)以来、約3カ月ぶりの高値で取引を終えました。

 NY金は44.4ドル(2.6%)安で反落。投資家のリスク志向が強まっ
たことにより安全資産としての金の需要が減退し、4月3日以来約2カ月ぶり
の安値で取引を終えました。



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【2】本日の注目点と話題                     **
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◆先週末の日経平均株価は、前日比167円高の2万2863円で取引を終了。

    日経平均株価の勝敗 ●●〇〇〇〇●〇〇〇〇〇

 個別銘柄では、JAL、ANA、プレシジョン・システム・サイエンス、ア
ルプスアルパインなどの上昇が目立ちました。※詳細は5日の本誌夕刊をご参
照ください。

 先週末のNY株は、雇用情勢の予想外の改善で大幅上昇。ナスダック指数は
終値ベースの過去最高値にほぼ並び、取引時間中の史上最高値を塗り替え。

 フィラデルフィア半導体株指数(SOX)は過去最高値を更新し、指数算出
以来初めて2000の大台に乗せました。

 CME日経平均先物の終値は2万3140円で、先週末の東京市場の日経平
均終値2万2863円と比べ280円ほど高い水準。本日早朝の大阪取引所の
日経平均先物(夜間取引)終値は2万3160円となっています。


◎日経平均株価と上下の節目
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 2万4083円 年初来高値(1月20日)
 2万3140円 CME日経平均先物
 2万3000円 心理的節目
☆2万2863円 先週末終値
 2万2512円 5日線



◎本日の予定
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 08:50 1~3月期GDP改定値
   〃   4月の国際収支
   〃   5月の対外・対内証券売買契約
 13:30 4月の特定サービス産業動態統計速報
 14:00 5月の景気ウオッチャー調査


 1~3月期GDP改定値の予測平均は前期比年率換算でマイナス2.0%と、
速報値(マイナス3.4%)から上方修正される見込みです。


 尚、NY市では8日から、経済活動の一部が再開されます。



◎OPECプラス会合
 ―――――――――
 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「O
 PECプラス」は当初9~10日に予定していた会合を6日に前倒しして開
 催し、6月末が期限となっていた日量970万バレルの協調減産を7月末ま
 で1カ月延長することを決定しました。



◎決算発表 
 ――――
 15:00 学情(2301)、ミライアル(4238)、
       フジコーポ(7605)、萩原工業(7856)



◎今週のポイント
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・日経平均株価が本日の取引で2万3000円台に乗せれば、年初来高値水準
 の2万4000円到達も意識される。NY株の強さは追い風。

・東京都が休業などを再要請する目安の一つ、直近1週間の平均で1日当たり
 の新規感染者数が50人(7日間で350人)以上というのは高めの条件設
 定という印象があるものの、緊急事態宣言を解除した5月25日から2週間
 が経過する今週の新規感染者数の推移は要注意。

・米連邦公開市場委員会(FOMC)が9~10日に開催。今回は金融政策の
 変更はないとの見方が大勢で、米連邦準備理事会(FRB)の景気認識に注
 目。

 先週末の市場では、雇用統計の内容が想定外の強さだったことから米景気の
 回復期待が強まり、米債利回りやドルが上昇。パウエルFRB議長はマイナ
 ス金利の導入については以前から否定的な見解を示しており、今回の雇用統
 計の内容を踏まえればマイナス金利の導入は期待しづらく、現行のゼロ金利
 政策の維持期間ならびに量的緩和の調整の有無などが焦点。

 米金融当局のスタンスによっては米金利の上昇とドル高を後押し、円安圧力
 が強まる可能性あり。円安がすすめば日本株にとってプラス材料。

・12日(金)は株価指数先物とオプションの決済が重なるメジャーSQで、
 需給の変化に要注意。

・14日(日)にeスポーツイベント「RAGE」のプロリーグが開幕。市場
 が拡大中の分野だけに関連銘柄が再注目される可能性あり。※eスポーツと
 は「エレクトロニック・スポーツ」の略で、コンピューターゲームやビデオ
 ゲームを使った対戦をスポーツ競技として捉える際の名称。

・海外投資家は年初から日本株(現物)を約3兆6千億円売り越し、先物との
 合算での売り越し額は8兆円を超えており、買い戻し需要が相場上昇を支え
 る構図が続く公算大。

・テクニカル的にはいつ調整があっても不思議ではないものの、今の相場には
 歩みが遅い実態経済を置き去りにするほどの強さがあり、弱気になれば儲け
 にありつけない「チキンレース」的な様相。

 下がるのを待つ投資家が多いがゆえに「押し目待ちに押し目なし」の状況で
 買い方有利の展開が続く可能性が高いものの、「忘れた頃にやってくる」と
 すれば、今のうちに現金比率を高めておくというのも合理的な判断。

・現在は日経平均、TOPIXともに5日線が下値をサポートしており、指数
 が5日線を割り込まずに推移するかどうかという点も注目ポイント。



◎明日以降の主な予定 ※予定は変更になる場合があります。

  9日(火) 日本:4月の毎月勤労統計速報値
        日本:5月の工作機械受注

 10日(水) 日本:4月の機械受注統計
        中国:5月のCPI、PPI
        米国:5月のCPI
        米国:FOMC結果発表、FRB議長会見

 11日(木) 日本:4~6月期法人企業景気予測調査
        日本:5月のオフィス空室率

 12日(金) 日本:メジャーSQ
        米国:6月の消費者態度指数速報値


◆今日の高島暦

 < 相場の波動 > 目先のポイントをつくる注意日

 <相場高低判断> 乱高下にて人気迷う




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【3】心に残る名言                        **
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   命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困る。

   この始末に困る人ならでは、

   艱難を共にして国家の大業は成し得られぬなり。


                          西郷 隆盛




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