朝刊・夕刊と毎日2回、新鮮な情報をお届けしています。株式投資の参考にご利用ください。
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明後日水曜日のスペシャル版でも投資妙味大の有望銘柄をご紹介させて頂き ますので、ご期待下さいませ! ※スペシャル版の詳細とお申込み https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [野村証券] 据置き A(3355)クリヤマHD 820→ 800円 据置き B(5019)出光興産 2,960→ 2,470円 据置き B(5401)日本製鉄 995→ 1,130円 据置き B(6502)東芝 2,900→ 3,500円 [SMBC日興証券] 据置き A(7729)東京精密 4,600→ 4,400円 据置き A(8035)東京エレク 27,500→27,300円 据置き B(7735)スクリーン 5,500→ 5,200円 [三菱UFJMS証券] 据置き A(1820)西松建設 3,150→ 2,900円 据置き A(1861)熊谷組 4,300→ 3,900円 据置き A(1820)西松建設 3,150→ 2,900円 据置き A(1893)五洋建設 820→ 780円 据置き A(7276)小糸製作所 4,400→ 5,700円 引下げ B→C(9090)丸和運輸機関 2,000→ 2,300円 [みずほ証券] 据置き A(4042)東ソー 2,100→ 1,860円 据置き A(5233)太平洋セメ 3,600→ 3,100円 据置き B(5232)住友大阪 4,300→ 4,000円 [大和証券] 据置き 1(4568)第一三共 9,000→ 9,900円 引上げ 3→2(6869)シスメックス 7,000→ 9,500円 引上げ 3→2(9831)ヤマダ電機 570→ 600円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎GDP ――― 1~3月期GDP改定値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比年率換算 2.2%減と、速報値(3.4%減)から上方修正されました。 市場予想は2.1%減。19年10~12月期(修正値)は7.2%減。 項目別では、個人消費が0.7%減から0.8%減に下方修正。住宅投資が 4.5%減から4.2%減に上昇修正、設備投資が0.5%減から1.9% 増に上方修正されました。 GDPに対する寄与度は、国内需要(内需)がマイナス0.7%からマイナ ス0.4%に修正され、輸出から輸入を差し引いた純輸出(外需)は速報値 と変わらずのマイナス0.2%でした。 ◎対内証券投資 ―――――― 財務省発表の「対外及び対内証券売買契約などの状況」(月次)によります と、5月月間の海外投資家の日本株投資は5094億円の売り越しでした。 売り越しは2カ月ぶりです。 5月 ▼ 1912億円 6月 ▼ 4972億円 7月 ▼ 337億円 8月 ▼ 9123億円 9月 ▼2兆4789億円 買い越し(△) 10月 △3兆0420億円 売り越し(▼) 11月 △1兆2853億円 12月 ▼ 227億円 1月 ▼ 3323億円 2月 ▼ 7460億円 3月 ▼4兆8420億円 ※過去最大の売越額 4月 △ 558億円 5月 ▼ 5094億円 ◎国際収支 ―――― 4月の国際収支(速報)によりますと、海外との総合的な取引状況を示す経 常収支は2627億円の黒字でした。経常収支の黒字は70カ月連続ですが、 額は前年同月に比べ84.2%減少しました。 輸出が前年同月比で23.0%減少、輸入が9.5%減少し、貿易収支の赤 字幅が拡大したことにより経常収支の黒字幅が大幅に縮小しました。 訪日外国人が国内で使った金額から、日本人が海外で支払った金額を差し引 いた4月の旅行収支は225億円の黒字。4月の訪日外国人客数は前年比で 99.9%減少、出国日本人数は99.8%減少、結果、旅行収支の黒字額 は10分の1以下の91.8%減となっています。 ◎特定サービス産業動態統計(4月速報、売上高の前年同月比増減) ―――――――――――― エンジニアリング業 51.8%増( 2カ月連続増収) 情報サービス業 13.8%増(19カ月連続 ) ネット付随サービス業 1.4%増( 6カ月連続 ) 環境計量証明業 0.9%増( 2カ月ぶり ) パチンコホール 61.8%減(10カ月連続減収) フィットネスクラブ 69.8%減( 3カ月連続 ) 結婚式場業 91.9%減( 2カ月連続 ) ボウリング場 92.4%減(10カ月連続 ) 遊園地・テーマパーク 98.9%減( 7カ月連続 ) 上記は、対事業所サービス業(10業種)と対個人サービス業(10業種) の計20業種について売上高増減の上位と下位です。増収となった4業種は すべて対事業所サービス業、対個人サービス業は前月同様すべて減収となっ ています。 ちなみに、エンジニアリング業は電力プランントシステムが大幅な増収とな っており、情報サービス業はソフトウェアプロダクツが大きく伸びています。 ネット付随サービス業はコンテンツ配信業務、環境計量証明業は水質・土壌 などの調査が増収となっています。 ◎景気ウォッチャー調査(街角景気) ―――――――――― 5月の景気ウォッチャー調査によりますと、現状判断DI(季節調整値)は 前月比7.6ポイント上昇の15.5と、過去最低だった前月の7.9から 改善しました。改善は4カ月ぶり。 2~3か月先の景気の先行きに対する判断DI(季節調整値)は36.5で 前月から19.9ポイント上昇(改善)しました。改善は6カ月ぶり。 こうした状況を踏まえ、内閣府は5月の街角景気について「新型コロナウイ ルス感染症の影響により、極めて厳しい状況にあるものの、悪化に歯止めが かかりつつある」と判断を上方修正し、先行きについても「厳しさが続くも のの、持ち直しへの期待がみられる」と判断を引き上げています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【4】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 日経平均の年初来安値(3月19日終値1万6552円)から本日終値まで、 6625円上昇し「不安の壁を駆け上がった」感がありますが、あと900円 ほども上昇すればコロナ前につけた年初来高値に到達します。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 = ◎まぐまぐ大賞 2019  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 資産運用(株式)部門 第2位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2019/category/asset-stock.html ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除はご自身にてお願い いたします。登録解除用のURLをメルマガ最下段に記載しておりますので ご利用ください。 ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━