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             ◎ ハロー!株式 ◎      2012/03/01 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 昨日の吹雪がまるで嘘のような、今日は春めいた温かさとなりました。ちな
みに冬の寒さを前年12月、1月、2月の3カ月の平均気温で見ますと、今冬
の東京は26年ぶりの寒さだったそうです。

 ところで、全日本空輸系のLCC「ピーチ・アビエーション」が本日就航し、
北海道の新千歳空港行きの第一便がほぼ満席の状態で離陸しました。

 LCCとはLow-costCarrier(ローコストキャリア)の略で
つまり格安航空会社です。格安を売り物にするだけあって、既存の航空会社の
正規料金よりもかなりの低価格となっています。

 LCCの運賃は基本的に空席状況に応じて変動しますが、例えばピーチ・ア
ビエーションの場合、関空→札幌が4780円~1万4780円、関空→福岡
が3780円~1万1780円となります。最低運賃は、夜行バスなみの安さ
に設定されています。

 さらに具体例としてNHKの解説を引用しますと、例えば昨日午後10時に
1週間後の今月7日の関西空港発・札幌便の予約をした場合、ピーチの片道運
賃は6280円から7980円で、日本航空(JAL)と全日空(ANA)の
正規料金4万3500円(片道)と比較すると5分の1以下の料金設定です。

 また、大阪―福岡間で、今度は新幹線と比較した場合、新大阪から博多まで
のぞみの自由席の料金が片道1万4080円、一方のピーチが5580円から
6280円となります。

 通常なら無料のサービスが有料だったり、座席間のスペースが狭かったりす
るなど、コスト削減の影響もみられますが、LCCを移動手段と割り切れば、
かなりの競争力があります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.LCC元年

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均   9707.37(- 15.87)▼0.16%
◎TOPIX   831.54(-  4.42)▼0.53%

◎売買高概算  26億3458万株
◎売買代金概算  1兆4913億円
◎時価総額  285兆6332億円

◎値上り銘柄数  429  ◎(昨年来)新高値 43
◎値下り銘柄数 1162  ◎(昨年来)新安値  1
◎変わらず     83

◎騰落レシオ(25日)126.35%

◎サイコロ(日経平均)8勝4敗 ○●○○●○○○●○○● 66.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+5.41% 75日線比+11.10%

◎為替  (対ドル) 81.08  (対ユーロ)108.08

◎出来高上位
 1.エルピーダ<6665>    7円(±  0円)251,878千株
 2.みずほ  <8411>  134円(-  2円)211,173千株
 3.板硝子  <5202>  128円(-  8円) 79,684千株
 4.三菱UFJ<8306>  415円(-  5円) 76,792千株
 5.野村HD <8604>  369円(-  6円) 64,017千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.トヨタ  <7203> 3335円(- 20円) 42,241百万
 2.三菱UFJ<8306>  415円(-  5円) 32,081百万
 3.ソフトBK<9984> 2469円(+ 48円) 29,609百万
 4.みずほ  <8411>  134円(-  2円) 28,520百万
 5.三井住友 <8316> 2723円(- 34円) 28,381百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1280万株 買い1270万株

 名実ともに弥生(3月)相場入りとなった本日の東京マーケットは日経平均
株価が小幅安、前日比15円(0.16%)安の9707円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは53ドル安となりましたが、為替が1ドル=81円台の円
安に振れたことを好感して朝方は輸出関連中心に幅広い銘柄に買いが先行。9
:35には上げ幅が142円となって9865円まで上昇する場面がありまし
た。ただ、このところの急ピッチの上昇による過熱感が徐々に意識され、加え
て為替も10時過ぎから円安一服となったことも重石となり、徐々に上げ幅縮
小。大引けは小幅安となっています。売買代金は概算1兆4913億円、上海
総合指数は小幅安、2ポイント(0.1%)安の2426です。

 業種別では、陸運、紙パ、食品などが堅調。不動産、鉄鋼、証券、保険、機
械などが下げています。

 個別銘柄では、ツガミが46円高の670円と高騰。海外大手スマートフォ
ン(多機能携帯電話)メーカーとのビジネスが表面化しつつあり、受注高が高
水準で昨秋に生産能力を拡大した中国工場は近くフル稼働体制となる見通しで
す。業績拡大を期待した買いが入っています。

 エスバイエルが19円高の197円と10%を超す大幅高。ヤマダ電が郊外
型店舗などの店内にエスバイエルの住宅販売窓口を設置し、3月から次世代省
エネ住宅「スマートハウス」の販売を本格的に始めると報じられ、ヤマダ電傘
下での業績拡大を期待した買いが入っています。ヤマダ電は2015年3月期
にグループ全体のスマートハウス関連事業で3140億円を売り上げる計画で
す。ヤマダ電は40円高の5310円です。

 ソフトバンクが48円高の2469円と値を上げています。総務省が昨日、
携帯電話向け電波の新たな周波数帯をソフトバンク傘下のソフトバンクモバイ
ルに割り当てることを正式に決定。割り当てられる900メガヘルツの新帯域
は「プラチナバンド」と呼ばれ、電波が障害物を回り込んで遠くまで届きやす
い性質を持ち、ソフトバンクの弱点だった通信品質面での改善や競争力向上が
見込めます。正式決定を受けて買い安心感が広がっています。

 サンマルクカフェなどを展開するサンマルクが90円高の3160円と上昇。
昨日に2012年3月期の年間配当を98円にすると発表。従来計画は前期比
並みの90円で、3期連続での増配を好感した買いが入っています。サンマル
クカフェなどの売り上げが好調で今期の純利益は過去最高更新見通しです。

 中越パルプが6円高の183円と値を上げて昨年来高値更新。昨日に12年
3月期の連結業績予想と配当予想を上方修正し、好感した買いが入っています。
期末配当金は1株当たり4円(従来計画2円)に増額し、年間では同6円とな
ります。

 その他、紳士服業界首位の青山商事が62円高の1576円、業界2位のA
OKIが35円高の1354円と値を飛ばし、東京スカイツリー関連の京成電
が16円高の613円と昨年来高値更新、京浜急行も5円高の729円と昨年
来高値更新。東急が2円高の393円、近鉄が5円高の315円、東武が6円
高の429円、名鉄が3円高の224円と値を上げるなど陸運株が軒並み高、
同セクターは業種別値上がり率でトップです。

 本日の新高値銘柄は、日本ケミファ、中越パルプ、セントラルスポーツ、ツ
ガミ、アンリツ、TOA、いすゞ、シマノ、京成電、京浜急行、ファーストリ
テイリング・・・等々です。





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【2】主な材料                          **
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・設備投資、3四半期期ぶり増 10~12月法人企業統計

・2月の新車販売、前年比29.5%増 補助金復活などで

・2月の軽自動車販売も前年比25.4%増 生産回復等で

・2月第4週の部門別動向、海外投資家が9週連続買い越し

・生活保護受給者208万人、過去最多を記録 昨年末時点

・バチカン、門外不出の歴史文書を公開 異端審問記録など

・2月の中国PMIは51 3カ月連続改善 景況感が好転

・米GM、仏プジョーに7%出資 包括的な資本提携で合意



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【3】主な投資判断                        **
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[メリルリンチ証券]
 新 規   A (7313) テイエステック       2,000円
 新 規   A (7259) アイシン精機        3,300円
 新 規   B (6902) デンソー          2,850円
 新 規   C (7251) ケーヒン          1,700円

[クレディS証券]
 引下げ A→B (6481) THK       1,850→ 1,750円
 引下げ A→B (6506) 安川電機       780→   750円
 引下げ A→B (6861) キーエンス        22,000円

[シティG証券]
 据置き   A (4004) 昭和電工           190円
 据置き   A (6762) TDK           4,900円
 引下げ A→B (4581) 大正製薬HD        7,500円

[野村証券]
 据置き   A (6762) TDK       4,800→ 5,600円
 据置き   A (5943) ノーリツ      1,650→ 1,750円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】LCC元年                         **
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 世界の国際線に占めるLCCの座席供給シェア(2009年)は英国やドイ
ツが30%前後であるのに対し、日本・韓国・台湾などは1%程度にとどまり
ます。米国では国際線のLCCのシェアは6%弱に過ぎませんが、国内線では
サウスウェスト航空などのLCCが大きなシェアを占めています。

 これは移動距離が大きく左右しており、欧州域内や米国内での移動は、移動
手段として格安なLCCが利用されますが、米国内から国外へ飛ぶ場合などは
快適性も求められるということです。これをアジアに当てはめてみますと、比
較的短時間で移動できるアジア域内の移動ではLCCのシェアは今後大きく伸
びると予想されます。

 ところで、ピーチ・アビエーションには、全日空が約39%、香港の投資会
社ファースト・イースタンが約33%、日本の官民出資の投資ファンドである
産業革新機構が28%出資しています。

 既存の航空会社と競合するLCCに、全日空がなぜ出資するのかと言えば、
今後LCCのシェアが高まるのであれば、そこからの恩恵も受けようとするの
が狙いです。

 全日空はさらにアジアでLCC最大手のエアアジアと組み、8月にもう1社
のLCC「エアアジア・ジャパン」を立ち上げ、来年4月には傘下にANAや
LCCなどを並列で持つ持ち株会社に移行します。

 7月には日本航空が豪カンタスグループと三菱商事と組んだ「ジェットスタ
ー・ジャパン」が運行を始める予定です。日本市場にはすでに海外からLCC
10社が参入しており、今年は少なくとも全日空系2社と日航系1社、計3社
のLCCが参入します。既存のANAやJAL、スカイマークなどはサービス
向上に努める構えで、競争激化が予想されています。

 LCCの認知度が高まるにつれて、今まで飛行機を利用しなかった消費者の
需要を喚起し、航空需要の拡大も期待されています。LCCの相手は既存の同
業他社のみではなく、鉄道や高速バスなども巻き込み熾烈な顧客獲得競争が始
まる気配です。

 「LCC元年」とされる今年、高速バスや新幹線並みの身近な移動手段とし
てLCCが定着するか、本日就航したピーチが試金石となりそうです。


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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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LCCの参入が相次ぐ今年は、関連する話題をこれから何度も耳にすることは
間違いありません。LCCのような新しいビジネスの展開・新しい交通手段の
利用拡大によって、それとはまた別の新しいビジネスの拡大が期待できそうで
す。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =6年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2011 http://melma.com/contents/moy2011/
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   「ハロー!株式」 4年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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