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        = 今週の「スペシャル版」予告 = 
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 話題のTPP(環太平洋経済連携協定)関連として

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             ◎ ハロー!株式 ◎      2012/03/05 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 中国初の空母となる「ワリャーク」は、その名を聞いてピンときた人も多い
かと思います。ワリャークとはロシア語でヴァイキングを意味し、「ワリャー
グ」とも表記されますが、同名の初代艦は日露戦争に就役した巡洋艦です。

 現在の「ワリャーク」は旧ソ連太平洋艦隊の空母として1988年に進水し
た艦で、その後のソ連崩壊から紆余曲折を経て中国に売却されました。排水量
約6万7千トン、全長305メートル、全福73メートルのこの艦は、中国に
よって艤装され、今年8月の建軍記念日に正式就役する予定で、その頃までに
は中国名がつくはずです。

 ところで、今日から全国人民代表大会(全人代)が始まりました。全人代と
は、中国の一院制議会で日本における国会に相当し、中国における最高権力機
関および立法機関として位置づけらており、5年おきに国家主席の選出と5カ
年計画の承認なども行われます。

 余談ながら、中国の次期最高指導者に内定している習近平国家副主席はまず
今年10月の中国共産党大会で胡錦濤党総書記(国家主席)の総書記退任を受
けて、後任の総書記に就任する予定です。

 通常の全人代で特に注目度が高いのは、首相による「政府活動報告」です。
これは日本で言えば施政方針演説あたり、この中で今年の経済成長率やインフ
レ率、金融政策などの数値目標の他、今年の重要課題(産業別景気刺激策)な
どが示されます。※ここで示される目標数値は必達目標ではなくガイドライン。

 温家宝首相は本日の政府活動報告で、2012年の経済成長率の目標を昨年
までの8%前後から7.5%に引き下げると表明しました。7%台の目標設定
は2004年以来8年ぶり、成長率目標の引き下げは1999年以来13年ぶ
りのことです。

 ちなみに、中国はこれまで「8%前後」の成長率目標を掲げ、実際には9%
を超える高成長を続けてきました。高成長に伴う弊害も現実化してきたことを
踏まえ、昨年策定され現在の中国の政権運営の指針となっている第12次5カ
年計画(11~15年)では、年平均成長率目標が7%に設定されています。

 そして今回、2012年の経済成長率見通しを7.5%としたことにより、
成長優先路線を修正し、経済と社会の安定を最優先とする考えを示しました。
また、今後の金融政策の指針ともなる物価上昇率については、昨年同様に4%
前後に抑制する方針を示しています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版&プライベート・サービス通信>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.出来高と株価

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均   9698.59(- 78.44)▼0.80%
◎TOPIX   832.86(-  4.96)▼0.59%

◎売買高概算  19億2224万株
◎売買代金概算  1兆1341億円
◎時価総額  286兆2040億円

◎値上り銘柄数  505  ◎(昨年来)新高値 62
◎値下り銘柄数 1023  ◎(昨年来)新安値  1
◎変わらず    145

◎騰落レシオ(25日)131.67%

◎サイコロ(日経平均)8勝4敗 ○○●○○○●○○●○● 66.7%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+4.48% 75日線比+10.60%

◎為替  (対ドル) 81.30  (対ユーロ)107.30

◎出来高上位
 1.マツダ  <7261>  128円(+  1円)105,035千株
 2.エルピーダ<6665>    3円(-  2円) 93,544千株
 3.東電   <9501>  234円(-  4円) 61,738千株
 4.みずほ  <8411>  136円(±  0円) 55,250千株
 5.板硝子  <5202>  130円(+  4円) 48,203千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.日立   <6501>  470円(+  4円) 21,871百万
 2.トヨタ  <7203> 3305円(- 10円) 20,839百万
 3.三菱UFJ<8306>  413円(-  2円) 19,675百万
 4.DeNA <2432> 2464円(- 84円) 19,414百万
 5.キヤノン <7751> 3725円(-  5円) 17,149百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1490万株 買い1010万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前週末比78円(0.80%)安
の9698円で取引終了です。

 週末のNYダウは2ドルの小幅安で手掛かり材料難の中、寄付きはやや売り
が優勢。マイナスからのスタートとなりましたが、下値では押し目買いが入り、
9:09には15円高となって9792円と9800円手前まで上昇する場面
がありました。ただ、短期的な過熱感が意識されていること、昼頃から為替が
ドル・ユーロともに円高に振れたこと、イランとイスラエルの間で緊張が高ま
っていること、加えて週末9日にメジャーSQを控えていることなどが重石と
なり、徐々に戻り売りが優勢となり、引けにかけて下げ幅を拡大しています。
売買代金は概算1兆1341億円、上海総合指数は15ポイント(0.6%)
安の2445です。

 業種別では、紙パ、小売り、情報通信、繊維、医薬品などがしっかり。証券、
精密、鉄鋼、海運、電機などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、紳士服チェーンのコナカが26円高の702円と値を飛ばし
ています。2月の既存店売上高が前年同月比7.9%増と3ヶ月連続のプラス
となり、業績の好調さを好感した買いが入っています。

 ファーストリテイリングが230円高の1万7080円と値を上げ、昨年来
高値更新。ユニクロの2月の国内既存店売上高が前年同月比1.2%増と3ヶ
月連続で前年同月実績を上回り、好感した買いが入っています。気温が低く推
移し、発熱保温肌着「ヒートテック」やニット類などの冬物衣料の販売が堅調
です。

 スマートフォン特需で生産フル操業のタツタ電線が14円高の467円と昨
年来高値更新、スマートフォン関連のオリジン電気が41円高の333円と大
幅高。

 その他、復興関連としてシステムキッチン3位のクリナップが57円高の5
93円と大幅高、建設用クレーン最大手のタダノが28円高の617円、クレ
ーン大手で油圧ショベルも手掛け、中国など海外向け強化中の加藤製作所が2
4円高の343円と値を上げて昨年来高値更新、中小型ダンプやトレーラーが
震災復興向けに好調の極東開発が29円高の779円。

 新日本石油系で東北最大の石油・LPガス卸のカメイが56円高の1085
円、がれき処理など受注し、セシウム吸着添加剤を手掛けるハザマが14円高
の269円、北陸3県で最大手のクスリのアオキが88円高の2018円とほ
ぼ連日で値を上げて昨年来高値更新、イオングループで東北地盤の酒類専門店
チェーン「やまや」も83円高の1340円と大きく値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、住友電設、ローソン、ファミリーマート、キューピー、
わらべや、帝国繊維、クスリのアオキ、アステラス薬、横浜ゴム、タツタ電線、
加藤製作所、エンプラス、プレス工業、セントラルスポーツ、カメイ、ファー
ストリテイリング・・・等々です。



☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信

 2月1日、350円前後が狙い目としてご紹介を開始しました『タツタ電線
』(5809)。本日は14円高の467円となり、昨年来高値を更新。ここ
まで値幅にして110円超、率にして30%を超す上昇となってきました。

 「生産フル操業、スマートフォン特需で株価上昇余地大」としてご紹介させ
て頂いた訳ですが、思い切って仕込まれた方、本当におめでとうございます!

 また、2月8日に復興関連としてご紹介しました建機レンタル最大手の『カ
ナモト』(9678)も27円高の920円となり、ここまで大きく上昇。上
値追いの展開が継続しています。

 今週(水)のスペシャル版では、話題のTPP(環太平洋経済連携協定)関
連として「先取り、静かに仕込んでおきたい恩恵銘柄!」をご紹介させて頂き
ますので、ご期待下さいませ。



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【2】主な材料                          **
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・中国、12年の成長率目標を7.5%に設定 全人代

・中国、12年の歳出規模を前年実績比14%増に拡大

・2月の景気動向指数、3カ月連続で改善 帝国データ

・京都市、メガソーラー設置でソフトBKと京セラ選定

・マツダ、増資発行価格は124円 株式総数68%増

・ロシア大統領選、プーチン氏返り咲き 得票率6割超

・中国政府系ファンドCIG、昨年3百億ドル資本注入

・アップルのアプリ配信、ダウンロー数250億件突破



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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (8591) オリックス     7,800→ 8,800円

[メリルリンチ証券]
 据置き   A (7240) NOK       1,500→ 1,800円
 据置き   A (5802) 住友電工      1,070→ 1,250円
 据置き   B (5801) 古河電工       210→   260円
 引下げ A→B (5803) フジクラ       280→   310円

[シティG証券]
 据置き   A (4519) 中外製薬          1,600円
 据置き   C (1808) 長谷工コーポ         53円

[野村証券]
 据置き   A (9983) ファーストリテ  17,000→19,500円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】株価は出来高の影                      **
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 「株価は出来高の影」あるいは「出来高は株価に先行する」と言われますよ
うに、トレンドの転換はまず出来高の変化となってあらわれる傾向があります。
そういった観点から出来高急増銘柄を日々チェックしている投資家も少なくあ
りません。

 ところで、出来高の相対的な増減をつかむ際、「出来高回転率」という指標
がよく使われます。

 出来高回転率は、特定の期間の総出来高を上場株式数で除して求められ、そ
の週(日)の出来高規模は、上場株式数が1年間で何回回転しているかに相当
しているのかを見ます。回転率が100%であれば、上場株式の全部が1年間
に1回転していることになり、全ての株が売り買いされ、理論上は株主が全部
入れ替わったことになります。

 出来高回転率が高いということは、それだけ投資家の人気を集め、賑わって
いる証拠です。出来高回転率に注目し、目先的にその人気に便乗するやり方を
好む投資家もいます。

 一方で、実際には特定の大株主などまず売却しない向きはありますが、表面
上は以前からの低コストで、その株式に愛着のある株主は皆無となり、大半は
直近に買い付けた高コストの株主に入れ替わったと見ることができます。回転
率が高くなれば、多くの株式が浮動株となったのに等しく、それ故に値動きが
荒くなりますので注意が必要です。
 
 また、底値圏での出来高急増が反転上昇のサインとなるケースがある一方で、
顕著に上昇した後、出来高が急増したものの上値が重くなるケースは、上昇エ
ネルギーが出尽くした可能性がありますので注意が必要です。

 なお、出来高急増銘柄は、毎夕のハロー株式【ミニ】夕報に記載しておりま
す。ハロー株式【ミニ】は下記にてご登録できますので是非ご活用ください。

  → http://archive.mag2.com/M0069020/index.html 



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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今日から募集が始まった「復興応援国債」は、当初3年間の利率を個人向け国
債の下限となる0.05%に固定する代わりに、3年後(2015年4月15
日時点)の保有残高1千万円につき1万円金貨1枚、100万円につき1千円
銀貨が贈呈されるもので、販売は今月30日までとなっています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =6年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2011 http://melma.com/contents/moy2011/
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   「ハロー!株式」 4年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断
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