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 「いつ、どの銘柄を買えばいいの?」「現在の相場をどう見ればいいの?」

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             ◎ ハロー!株式 ◎      2012/03/08 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 米アップルが、現地時間7日に発表したタブレット端末「iPad(アイパ
ッド)」の新機種は、高精細ディスプレイ「Retina」を装備し、高速携
帯電話「LTE」の通信網に対応するなど大方の予想どおりの内容でした。名
称はただ単に「iPad」と呼ぶようです。

 市場ではサプライズや「iPad3」の登場を期待していただけにやや拍子
抜けした感があり、新機種の発表後にアップルの株価はマイナス圏に沈むなど、
現時点では評価が定まっていません。

 ただ、過去には「iPhone(アイフォーン)5」の登場が期待されて、
発表されたのが「4S」だったことに一部で失望を言う人もおり、今回の「i
Pad」の発表に既視感(デジャビュ)を覚えます。

 実際に「4S」が発売されますと、周囲の想定以上に売上げを伸ばしたこと
は周知の事実です。

 ちなみに、アップルは今回、「アップルTV」の刷新も発表しており、フル
ハイビジョンの高解像に対応するとともに「iPad」や「iPhone」と
の連携強化が図られています。

 なお、昨年の10月から12月までの3カ月間における既存の「iPad」
の出荷台数は、全世界で1540万台に達しました。パソコンで世界最大手の
ヒューレット・パッカード(HP)の同期間の販売台数は1510万台、旧I
BMのパソコン部門を引き継いだ中国レノボは1300万台であり、アップル
のタッチパネル方式のタブレット端末「iPad」はメーカー単位の出荷台数
でパソコン(デスクトップ型及びノート型)を抜いたことになります。

 すでに多くのメーカーがこの分野に参入しており、グーグルの「アンドロイ
ド」を採用した端末の販売も急速に伸びていますが、新型「iPad」に対す
る評価はこれからです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <スペシャル版&プライベート・サービス通信>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.移動平均線について

 5.編集後記






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均   9768.96(+192.90)△2.01%
◎TOPIX   836.16(+ 13.45)△1.63%

◎売買高概算  21億1350万株
◎売買代金概算  1兆2704億円
◎時価総額  287兆4496億円

◎値上り銘柄数 1113  ◎(昨年来)新高値 92
◎値下り銘柄数  409  ◎(昨年来)新安値  0
◎変わらず    151

◎騰落レシオ(25日)131.11%

◎サイコロ(日経平均)7勝5敗 ○○○●○○●○●●●○ 58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+4.12% 75日線比+10.82%

◎為替  (対ドル) 81.32  (対ユーロ)107.11

◎出来高上位
 1.みずほ  <8411>  135円(+  3円)144,273千株
 2.三菱UFJ<8306>  415円(+ 11円) 88,306千株
 3.山水電  <6793>    1円(-  1円) 75,674千株
 4.野村HD <8604>  378円(+ 17円) 63,879千株
 5.マツダ  <7261>  128円(+  2円) 60,906千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.三菱UFJ<8306>  415円(+ 11円) 36,570百万
 2.トヨタ  <7203> 3330円(+ 85円) 27,415百万
 3.野村HD <8604>  378円(+ 17円) 23,770百万
 4.三井住友 <8316> 2735円(+ 66円) 23,064百万
 5.三菱商  <8058> 1938円(+ 57円) 19,897百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1580万株 買い1030万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅高、前日比192円(2.01
%)高の9768円と9700円台を回復して取引終了です。

 昨日までの3日間で200円下げており、本日の上げで一気にその分を埋め
ています。昨晩のNYダウが78ドル高となったこと、1月の経常赤字額が4
373億円と過去最大となったことで為替が円安に振れたこと、ギリシャの債
務削減交渉の先行き不透明感が後退したことを好感して朝方から幅広い銘柄に
買いが先行。2月の東京都心のオフィス空室率が改善したこと、加えて香港や
上海などアジア主要市場が軒並み高となっていることも支援材料となり、昼か
らは上げ幅拡大。戻り売りを吸収して終日買い優勢の展開となっています。明
日は注目のメジャーSQとなります。売買代金は概算1兆2704億円、上海
総合指数は25ポイント(1.0%)高の2420です。

 業種別では、証券、不動産、保険、商社、銀行、食品、自動車などの上げが
顕著です。

 個別銘柄では、ユニクロを展開するファーストリテイリングが610円高の
1万7400円と昨年来高値更新。ヒートテックやニットを中心とした冬物販
売が好調に推移し、既存店売上高は3ヶ月連続で前年同月を上回っており、好
感した買いが継続しています。明日の株価指数先物・オプション3月物の特別
清算指数(SQ)算出に絡んだ思惑的な買いが加わっています。

 東急電鉄が7円高の411円と上昇して上値指向の展開継続。同社はJR東
日本、東京メトロとともに渋谷駅で始まった再開発で新しい駅ビルの建設事業
主です。新しい駅ビルはJR線を挟んだ東西2棟のツインタワービルとして計
画し、このうち東棟は都内一の高さとなる250メートル級にすることも検討
されており、話題性の面からも注目が集まっています。

 東京の新名所東京スカイツリー関連として京成電も10円高の641円と昨
年来高値更新、同じく東武も8円高の443円、JR東日本は120円高の5
440円となるなど電鉄株は軒並み高です。

 また、不動産株も大幅高。三菱地所が57円高の1473円、三井不が70
円高の1551円、住友不が86円高の1954円、東京建物が17円高の3
35円と値を飛ばしています。2月末時点の東京都心5区のオフィス空室率が
前月末比0.08ポイント低下の9.15%と5ヶ月ぶりに前月を下回ったこ
とも支援材料となっています。

 入園者数世界最多の東京ディズニーランド&シーを運営するオリエンタルラ
ンドが4日連続高。80円高の8630円と昨年来高値を更新し、2002年
7月26日以来、約9年7ヶ月ぶりの高値水準となっています。

 昨年3月の東日本大震災後に深刻な客離れに見舞われましたが、昨年夏以降、
入場者数が急回復。震災直後の長期休園にもかかわらず、2011年度は過去
最高の営業利益を達成する見通しです。今年1月の入場者数は1月単月として
過去最高を記録。11年度下期(11年10月~12年3月)の入場者数は過
去最高の1426万人に達する見通しです。

 米アップルが多機能携帯端末(タブレット)「iPad(アイパッド)」の
新機種を発表し、関連銘柄に物色の矛先が向かっています。タブレット端末市
場でiPadの世界シェアは6割を超えており、部品需要の増加期待からミツ
ミが38円高の772円、NOKが22円高の1622円、太陽誘電が21円
高の846円と値を上げています。

 その他、クミアイ化学が8円高の352円、カナモトが24円高の908円、
タツタ電線は12円高の486円と連日で昨年来高値更新、オムロンが65円
高の1763円となるなどオリエンタルランドを含めてスペシャル版銘柄が軒
並み高です。

 本日の新高値銘柄は、西松建設、NIPPO、前田道路、住友電設、キャン
ドゥ、帝国繊維、オリエンタルランド、横浜ゴム、ライオン、ブリヂストン、
タツタ電線、加藤製作所、タダノ、帝国ピストン、セントラルスポーツ、ゴー
ルドウイン、カメイ、京成電、ファーストリテイリング・・・等々です。


☆スペシャル版(有料版)、プライベート・サービス通信

 = 復興の象徴、オリエンタルランドが9年7ヶ月ぶりの高値! =

 ご存じの通り、千葉県浦安市で「東京ディズニーランド」&「東京ディズニ
ーシー」を運営する同社。3.11大震災では液状化や電力不足など甚大な被
害を被り、4月下旬までパーク運営を休業。一時は復活すら危ぶまれる声もあ
りました。

 それでも見事に復活。昨年7~9月期は何と期間として過去最高の入園者数
を記録し、営業利益も同期間で最高。そして、今年1月の入場者数も1月単月
として過去最高を記録。今年度は何と過去最高の営業利益を達成する見通しで
す。

 その同社株を『復興の象徴銘柄』として昨年のスペシャル版、そして新春お
年玉号にて強力にご紹介させて頂いた訳ですが、当初の7500円どころから
本日の終値8630円まで値幅にして1000円を超す上げ幅となってきまし
た。

 株主優待として、通常大人6200円の「東京ディズニーランド」または「
東京ディズニーシー」どちらかのパークで利用可能な1DAYパスポートを何
枚かゲットできるのも魅力的としてご紹介させて頂いており、株主優待+値上
がり益というダブルメリット達成です。

 仕込まれた方、取り敢えずは本当におめでとうございます!



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【2】主な材料                          **
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・10~12月期のGDP改定値、年率0.7%減に上方修正

・街角景気が2カ月ぶり改善 先行き4年10カ月ぶり高水準

・対日株式投資、2カ月連続の流入超 2月6864億円買越

・2月第5週の部門別動向、海外勢10週連続買越 額も増加

・2月の東京都心オフィス空室率、5カ月ぶり改善 9.15%

・1月の経常収支、単月としては3年ぶり赤字 額は過去最大

・1月の環境装置受注額は前年比2倍 がれき処理用が伸びる

・渋谷駅にツインタワー計画 事業主は東急、JR東、メトロ

・イラン、譲歩示しウラン鉱山や原料の製造工場の査察も容認

・米FRBが新しいタイプの追加金融緩和策を検討か WSJ

・世界的な金融緩和期待再び ブラジル利下げ、中国にも期待



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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (7246) プレス工業      445→   560円
 据置き   A (9101) 日本郵船       218→   294円
 据置き   B (9104) 商船三井       280→   340円
 据置き   C (9107) 川崎汽船       100→   125円

[メリルリンチ証券]
 据置き   A (3382) セブン&アイ    2,600→ 2,700円
 引上げ B→A (4091) 大陽日酸       560→   650円
 据置き   A (8001) 伊藤忠商事     1,190→ 1,200円
 据置き   A (8002) 丸紅         690→   730円

[UBS証券]
 据置き   A (5463) 丸一鋼管      1,900→ 2,000円

[シティG証券]
 据置き   A (3402) 東レ             680円
 据置き   A (4063) 信越化学      4,600→ 5,200円
 据置き   A (8219) 青山商事          1,900円

[三菱UFJMS証券]
 引下げ A→B (2371) カカクコム     3,490→ 2,440円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】移動平均線について                     **
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 移動平均線とは、直近の一定期間の終値を平均した値を結んだ線で、通常の
株価チャートにはローソク足とセットで描かれています。

 四本値で棒状に描くローソク足に比べ、過去の引値の平均をつないだ移動平
均線は単純かつなめらかなものになっており、高値や安値といった細かい部分
を気にせずに相場の大きな流れが掴みやすくなっています。

 移動平均線はその性質上、短期の移動平均線は短期的な株価の変動を反映し、
中期の移動平均線は中期的な株価の流れを表すことになります。

 移動平均線は株価の変動の影響を受け、株価は投資家心理の影響を受け(も
ちろん他にも様々な要因がありますが)、投資家心理は投資家の懐具合の影響
を受けます。

 また、終値の平均値である移動平均は「一定期間の売買コスト」を表してい
ると捉えることができます。これらの理由から、移動平均線の状態や株価との
関係を見れば投資家心理やその損益の状態をある程度類推することが可能にな
ります。

 例えば、株価が25日移動平均線を上回っている状態は過去25日に買い付
けた人はおおよそ利益がでており、反対に株価が25日移動平均を下回ってい
る状態というのは過去25日間に購入した人はおおよそ損失になっていると見
ることができます。

 利益あるいは損失という状態は、投資家心理に大きく影響します。株価上昇
で利益が増える傾向があれば投資家はより積極的になり、参入する投資家が増
え、投入される資金も増していきます。反対に、株価下落で損失が拡大しそう
な状況の時は、投資家は損失拡大を恐れて株を手放そうとし、そのような時は
買いたいと思っている投資家も様子見を決め込むため、結果的に下落トレンド
が強化されます。

 こういった傾向があるため、株価が移動平均線の上に位置するのか下に位置
するのかという観点は相場を見る上で重要なポイントです。

 投資家の一般的特質としまして、買った株が上昇しますと「もっと買ってお
けば良かった」あるいは「買い付けた時くらいの株価であればまた買いたい」
と思うものです。反対に、買った株が下がってしまいますと「買値近辺に戻れ
ば処分したい」と思うのが一般的です。

 このような投資家の一般的特質と移動平均線の性質から、結果的に移動平均
線が下値を支える「支持線」あるいは上値を押さえる「抵抗線」となる場合が
あります。

 このため、株価が移動平均線を下から上に突き抜けた、あるいは上位にあっ
た株価が移動平均線を割り込んだ、またはトライしても上抜けたり下抜けたり
できなかった等々、移動平均線と株価の関係は常に注目されることになります。



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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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昨日と今日の相場で、新日鉄(5401)やトヨタ(7203)、三菱UFJ
(8306)、丸紅(8802)など、主力銘柄の多くが25日線に接近して
反発しています。結果として25日線が下値支持として機能しています。こう
した個別の動きが全体に好影響を与え、そして再度個別の水準訂正(出遅れ物
色)が行われ、それがまた全体に波及して・・・といった好循環が生まれつつ
あります。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =6年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2011 http://melma.com/contents/moy2011/
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   「ハロー!株式」 4年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり
 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断
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 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号
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