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こんにちは。aquaです。

 アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国で中東初の国際博覧会(ドバイ
万博)が明日開幕します。

 新型コロナ感染拡大の影響で当初計画から1年遅れの開幕ですが、入場者に
はワクチン接種の証明書または72時間以内の陰性証明の提示を義務付けた上
で、入場者数2500万人の目標を掲げています。

 ちなみに次は2025年の大阪・関西万博です。

 ところで、1949年10月1日に毛沢東が中華人民共和国の成立を宣言し
てから、中国ではこの日を「国慶節(建国記念日)」として祝い、国慶節を含
む1週間は大型連休となります。

 毎年この時期の中国では「民族大移動」と言われるほどに旅行や行楽などで
人の往来が増え、コロナ禍前の2019年には国慶節の連休を利用して延べ7
億8200万人が中国国内を旅行し、700万人超が中国国外に渡航しました。

 新型コロナの感染が拡大してからは海外旅行は難しくなりましたが、旅行需
要は変わらず旺盛で、昨年の国慶節の連休期間の中国国内の旅行者数は延べ6
億3700万人、今年は6億5000万人が中国国内を旅行すると見られ、コ
ロナ禍前の83%の水準を回復する見込みです。

 尚、海運市況(荷を運ぶ際の船賃)の上昇に弾みがついていますが、国慶節
の大型連休前の駆け込みによる押し上げとの指摘もあり、連休後は市況が軟化
する可能性があります。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.本日のIPO

 3.鉱工業生産、小売業販売額など

 4.中国景況感(PMI)

 5.海外投資家動向




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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  29452.66(- 91.63)▼0.31%
◎TOPIX  2030.16(-  8.13)▼0.40%

◎売買高概算   15億5125万株
◎売買代金概算   4兆3914円
◎時価総額   745兆1576億円

◎値上り銘柄数  789  ◎(年初来)新高値 56
◎値下り銘柄数 1298  ◎(年初来)新安値 23
◎変わらず     87

◎騰落レシオ(25日)122.99(前日比9.87%低下)

◎サイコロ(日経平均) 4勝8敗 〇〇●●〇●●〇●●●●  33.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.07% 75日線比 +2.89%


◎為替  (対 ド ル)111.93(前日比0.64円安)
     (対ユーロ)129.82(前日比0.04円安)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.村田製  <6981>   9960円(+  322円) 2308億円
 2.キーエンス<6861> 67000円(+ 2610円) 2038億円
 3.任天堂  <7974> 54310円(+ 1080円) 1592億円
 4.郵船   <9101>  8450円(-  890円) 1587億円
 5.ファストリ<9983> 82480円(+ 3400円) 1261億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は、昨日の639円安に続いて91円安の2万9452
円と連日で値を下げて引けています。

 昨晩のNY市場は、長期金利の上昇に加えて米政府資金の枯渇問題が懸念材
料となり、ダウは90ドル高、ナスダックは34P安とまちまちの展開。東京
市場は岸田新総裁が誕生しましたが、金融所得課税引き上げの可能性が懸念材
料となり、朝方から売りが先行。中国の経済指標の悪化も重石となり、終日軟
調な値動きとなっています。

 そうした中、GoToトラベルの再開が検討されており、JRや旅行関連な
どアフターコロナ関連の一角が連日で値を上げています。

 業種別では、陸運、医薬品、商社、不動産、小売などが高く、一方で海運、
自動車、電力ガス、鉄鋼、非鉄、銀行などが下げています。

 個別銘柄では、「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」について、本
日の期限で全面解除となることから昨日に続いてアフターコロナ関連が軒並み
高。

 航空券の予約サイト「スカイチケット」を運営するアドベンチャーが昨日の
590円高に続いて本日も700円高で9000円、航空券予約サイトのエア
トリも同350円高に続いて500円高の4400円、HISも同135円高
に続いて40円高の2953円、近畿日本ツーリストとクラブツーリズムが統
合したKNTも同119円高に続いて131円高の1950円と値を飛ばして
います。

 東京ディズニーランド&シーを運営するオリエンタルランドも95円高の1
万8130円、JR東海も295円高の1万7875円、JR東日本も307
円高の7842円と値を上げています。

 その他、一押しでコメダ珈琲店を展開するコメダHDが34円高の2219
円と年初来高値更新、トラベルコのオープンドアが171円高の2875円、
チケット販売最大手ぴあが165円高の4170円、椿山荘やワシントンホテ
ルを展開する藤田観光が63円高の2739円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、サッポロ、コメダ、群栄化、オープンドア、ぴあ、塩
野義、エアトリ、ワタミ、ANA、HIS、藤田観光・・・等々です。



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【2】本日のIPO                        **
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                     <公開株式数>

【アスタリスク】(東マ・6522)      60万株
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  企業概要:自動認識技術を使った製品・サービスが主力

  公開価格 3300円
    初値 5760円
    高値 6420円
    安値 5080円
    終値 6310円




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【3】鉱工業生産、小売業販売額など                **
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◎鉱工業生産(8月速報)
 ―――――
 前月比 -3.2% (予想 -0.5%) 

 自動車減産の影響が大きく、予想以上の落ち込みで2カ月連続の低下。

 生産計画から算出する予測指数は9月が0.2%上昇、10月が6.8%上
 昇見込みとなっているものの、9月の補正値は前月比で1.3%の低下を予
 測しており、3カ月連続マイナスの可能性を示唆しています。

 経産省はこうした状況を踏まえ、鉱工業生産の基調判断を前月までの「持ち
 直している」から「足踏みしている」に引き下げました。判断の引き下げは
 昨年4月以来、1年4カ月ぶりです。




◎小売業販売額(8月速報)
 ――――――
 前年同月比 -3.2% (予想 -1.0%)

 緊急事態宣言やまん延防止措置の対象地域が拡大したことに加え、台風によ
 る大雨の影響で8月の小売業販売額は6カ月ぶりに前年比で減少し、市場予
 想よりも大きな落ちこみとなりました。前月比では4.1%減と3カ月ぶり
 のマイナス。小売業の基調判断は「横ばい傾向にある」で据え置き。

 尚、業態別大型小売店の月間販売額および前年比増減率は下記のようになっ
 ています。

  ドラッグストア   6442億円  0.5%増  4カ月連続増収
  コンビニ    1兆0191億円  1.2%減  6カ月ぶり減収
  スーパー    1兆2976億円  2.3%減  2カ月ぶり減収
  百貨店       3102億円 13.9%減  2カ月ぶり減収
  ホームセンター   2772億円 14.0%減  4カ月連続減収
  家電量販店     3697億円 18.3%減  3カ月連続減収




◎住宅着工戸数(8月)
 ――――――
 前年同月比 +7.5% (予想 +9.5%)

 6カ月連続で前年実績を上回ったものの、市場予想には届かず。

 (内訳)持ち家 前年比14.5%増 10カ月連続プラス
     貸家   〃  3.8%増  6カ月連続プラス
     分譲   〃  5.3%増  2カ月連続プラス




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【4】中国景況感(PMI)                      **
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 9月の中国製造業PMIに関して、国営企業などの大企業を主な集計対象と
している国家統計局版と、集計対象に民間の中小企業が多く含まれる財新版と
で明暗が分かれました。



◎中国PMI(中国国家統計局、9月)
 ―――――
 製造業  49.6 前月比 -0.5 (予想 ±0)

 非製造業 53.2 前月比 +5.7 (予想 +2.3)

 総合   51.7 前月比 +2.8


 電力不足による工場の稼働率低下が影響し大企業製造業の景況感が予想以上
 に悪化。国家統計局が集計した9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)
 は6カ月連続のマイナスとなり、2020年2月以来、1年7カ月ぶりに好
 不調の分岐点となる50を下回りました。

 前月の非製造業PMIは1年半ぶりに節目の50を下回りましたが、9月は
 新型コロナの感染状況が落ち着いたことから予想以上に改善し、2カ月ぶり
 に50の水準を回復。製造業と非製造業を合わせた総合PMIも50を上回
 りました。



◎中国PMI(財新/IHSマークイット、9月)
 ―――――
 製造業 50.0 前月比 +0.8 (予想 +0.3)


 財新の製造業PMIは、1年4カ月ぶりに50を下回った前月から予想以上
 に改善しました。




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【4】海外投資家動向                         **
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◎対内証券投資・株式・週間(財務省統計)※カッコは前週の動向
 ――――――――――――
 9月19日~9月25日

  海外投資家 -2294億円(-1兆1545億円)2週連続売り越し


 尚、9月12日~18日の海外投資家の売越額(1兆1545億円)は週間
 としては昨年11月15日~21日(1兆1933億円売り越し)以来、約
 10カ月ぶりの規模です。




◎投資部門別の売買状況・週間(東証統計)※カッコは前週の動向
 ―――――――――――――
  9月21日~9月24日 (日経平均251円安 5週ぶり下落)

  個人投資家 - 163億円(- 520億円) 5週連続売り越し

  海外投資家 -2691億円(- 500億円) 2週連続売り越し

  事業法人  + 141億円(+ 174億円)18週連続買い越し

  信託銀行  -2501億円(-3775億円) 4週連続売り越し


 ※上記で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」は年金資金等の
  売買動向を反映。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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本日は月末・四半期末・半期末でしたが、日経平均は9月月間で1363円(
4.9%)の上昇、四半期(7~9月)で661円(2.3%)の上昇、半期
(4~6月)で273円(0.9%)の上昇となっており、9月月間の上昇が
際立ちます。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 15年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2020 
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