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             ◎ ハロー株式 ◎       2021/10/18 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 今朝は全国的に今季一番の寒さとなり、東北や関東の山々では初冠雪も観測
されました。

 ちなみに、先ごろラニーニャ現象が発生し、今冬は日本や米国の一部で厳冬
になるとの見方があります。

 ところで、世界的な脱炭素シフトにより、石炭を主燃料とする火力発電所の
発電が抑制され、欧州では二酸化炭素の排出量が比較的少ない天然ガス(LN
G)の需要が急増しました。

 こうした動きは欧州や中国で電力不足を招くとともに、天然ガスの価格が高
騰。天然ガスは原油換算で一時1バレル当たり300ドルを超えて上昇し、過
去最高値を更新しました。

 天然ガスの高騰により原油の代替需要が高まったことに加え、ラニーニャに
よる厳冬への警戒が原油相場を押し上げており、主要産油国で構成するOPE
Cプラスが先行きの供給過剰を懸念して協調減産を縮小しなかったことや、一
部の産油国が生産を増やせない状況にあるなど供給サイドの要因も加わり、N
Y原油(WTI、先週末終値82.28ドル)は時間外取引で一時83.73
ドルと2014年10月下旬以来、7年ぶりの高値をつけました。

 また、脱炭素シフトとは、太陽光や風力による電力供給の割合を引き上げる
ことであり、化石燃料で走る車を廃して電気自動車(EV)に置き換えること
です。

 太陽光や風力による発電を大規模に拡充するには銅が原料となる送配電網の
増強が不可欠となり、電気自動車ではガソリン車1台の3~4倍もの銅を使用
します。

 こうした需要の増加に加えて、電力不足が精錬能力の低下(供給減)を招き、
銅などの金属価格の上昇に拍車がかかっています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.マンション市場動向、中国の主要経済指標

 3.ブッラクマンデーとは




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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  29025.46(- 43.17)▼0.15%
◎TOPIX  2019.23(-  4.70)▼0.23%

◎売買高概算   10億8498万株
◎売買代金概算   2兆5295億円
◎時価総額   741兆6275億円

◎値上り銘柄数 1124  ◎(年初来)新高値 61
◎値下り銘柄数  985  ◎(年初来)新安値 20
◎変わらず     75

◎騰落レシオ(25日) 91.97%(前日比2.73%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 ●●●●〇〇〇●●〇〇●  41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.84% 75日線比 +1.76%


◎為替  (対 ド ル)114.24(前週末比0.15円安)
     (対ユーロ)132.28(前週末比0.19円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.レーザテク<6920> 25660円(-  550円) 1166億円
 2.ソフバンG<9984>  6238円(-   52円)  723億円
 3.郵船   <9101>  7540円(+   50円)  660億円
 4.ファストリ<9983> 73480円(+  700円)  535億円
 5.トヨタ自 <7203> 2040.0円(+ 46.5円)  496億円


◆相場概況

 本日の日経平均株価は、43円(0.15%)安の2万9025円で取引終
了です。

 週末のNYダウが382ドルの大幅高、ナスダックは73P高となったこと
で東京市場も朝方は買いが先行。9:54には上げ幅が76円となる場面があ
りました。ただ買い一巡後は先週末に517円高となった後だけに、また9月
14日の戻り高値3万0670円から10月6日の安値2万7528円までの
下げ幅に対する半値戻りを達成した後だけに戻り売りが出てマイナスに転じて
います。

 尚、NYダウは3万5294ドルと3万5000ドル台を回復。8月16日
に付けた史上最高値3万5625ドルまであと331ドルです。

 業種別では石油、非鉄、鉄鋼、自動車、商社などの上げが目立ち、一方で医
薬品、食品、水産、精密、情報通信、小売などが下げています。

 個別銘柄では、自動車株が軒並み高となり、SUBARUは8日連続高で4
5.5円高の2345.5円と年初来高値更新。トヨタ自も46.5円高の2
040円、トラック大手のいすゞも15円高の1601円、トヨタ傘下のトラ
ック大手の日野自も2円高の1144円と値を上げています。

 東邦鉛が3日連続高で455円高の3475円と大幅高で年初来高値更新。
ロンドン金属取引所(LME)で亜鉛価格が14年ぶりの高値水準となってお
り、収益向上を期待した買いが入っています。住友鉱山も122円高の456
2円、三井金も175円高の3520円、DOWAも200円高の4885円、
大紀アルミも170円高の2015円と値を飛ばしています。

 電気・ガス料金の比較サイトを運営するENECHANGEが565円高の
5560円と大幅高で上場来高値更新。エネルギー価格高騰で電力などの切替
需要が発生するとの見方から買いが継続しており、9月後半の3500円前後
から大きく上昇してきています。

 その他、原油価格上昇でINPEXが47円高の1010円、三井松島が2
77円高の1763円、日立造船が深紫外線LED照射によるコロナウイルス
不活化を材料に72円高の933円、電波送受信に欠かせない水晶デバイスの
日本電波工が80円高の955円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、三井松島、INPEX、双日、アツギ、グリー、ウェ
ザーニューズ、出光興産、大紀アルミ、東邦鉛、いすゞ、SUBARU、松田
産業、キヤノン、三菱商・・・等々です。


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【2】マンション市場動向、中国の主要経済指標           **
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◎マンション市場動向(9月の都圏新築分譲)
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 ・発売戸数2311戸
   前年比 6.7%減  2カ月ぶり減少
   前月比19.1%増 

 ・初月契約率67.7%
   前年比5.7ポイントダウン
   前月比5.3ポイントダウン

 ・平均価格6584万円
   前年比 772万円(13.3%)上昇  3カ月連続上昇
   前月比 868万円(11.6%)下落

 ・平米単価98.9万円
   前年比11.2万円(12.8%)上昇  3カ月連続上昇
   前月比18.9万円(16.0%)下落




◎中国GDP ※前年同期比
 ―――――
 7~9月期 4.9%増(予想 5.0%増) 4~6月期 7.9%増



◎中国の主要経済指標 ※増減率は前年同期比、カッコ内は市場予想
 ―――――――――
 工業生産高      
   9月: 3.1%増(予想 4.5%増)   8月: 5.3%増

 小売売上高
   9月: 4.4%増(予想 3.3%増)   8月: 2.5%増

 固定資産投資(工場やマンション建設など)
 1~9月: 7.3%増(予想 7.8%増) 1~8月: 8.9%増

 不動産開発投資
 1~9月: 8.8%増            1~8月:10.9%増




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【3】ブッラクマンデーとは                    **
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 ニューヨーク株式市場において、過去に何度も急落したことがある10月は
「悪魔がひそむ月」と呼ばれます。

 ニューヨーク株式市場における10月の急落と言えば、世界恐慌の引き金を
引いた1929年の「暗黒の木曜日」もそうですが、1987年10月19日
の月曜日に発生した「ブラックマンデー」がよく知られています。

 1985年9月、米国の財政赤字、貿易赤字のいわゆる双子の赤字を解決す
べく、ニューヨークのプラザホテルに先進5カ国の金融当局者が一堂に会しま
した。ここで、為替をドル安方向に誘導するとの合意(プラザ合意)がなされ、
それ以降、急激に円高・ドル安が進むことになります。

 1987年のアメリカ経済は金融機関の不良債権問題等で停滞しており、一
方でドル安は資本流出とインフレ進行の危険をはらんでいました。景気の下支
えのためには金利を上げにくい状況で、反面、ドル防衛のために金利引き上げ
が必要であるという難しい舵取りを任された、当時就任したばかりのグリーン
スパンFRB議長は9月、ドル防衛策として金利引き上げに動きます。

 金利の引き上げはドル安に歯止めをかけることが狙いでしたが、金利上昇が
投資と消費を抑制し、米国景気を悪化させてしまえばNY株式市場は下落し、
それがさらにドル安に拍車をかける恐れがありました。その場合、ドル安→資
本流出→金利上昇→景気悪化→株安の悪循環が懸念されます。

 そうした悪循環が引き起こされることを市場が不安視しているところへ、当
時のアメリカ財務長官の「ドル安容認」発言が伝わります。

 10月15日木曜日のNYダウは48ドルの下落、翌16日金曜日は108
ドル(約4.6%)の急落、NYダウは2247ドルにてその週を終えました。

 土日を挟み主要先進国で一番早く開く株式市場が東京です。東京株式市場は
朝方から全面安となり、前週末比620円安の2万5746円で取引を終了し
ました。

 東京市場が終わって13時間後に開く週明けのNY株式市場は、就任間もな
いグリーンスパンFRB議長の手腕が懐疑的に見られていたことや機械的に売
り注文を出すストップロス・オーダーが下落に拍車をかけ、2247ドルから
1739ドルへ、わずか1日で508ドル(22.6%)の大暴落となります。

 これが世に言う「ブラックマンデー」です。先週末のダウを基準にしいます
と、わずか1日で約8000ドル下げたことになります。

 株安の連鎖は世界を一周。20日の東京株式市場は売り注文が殺到し、日経
平均は25746円から21910円へ、一気に3836円(14.9%)安
の暴落となります(現在は日経平均株価の1日の下落率がそこまで拡大するこ
とはシステム上ありません)。東証1部上場の銘柄のほどんどがストップ安か
売り気配のまま値が付かないという惨状でした。

 重要なのはその後の展開です。年が改まって1988年、日経平均は回復を
始め、年初に2万1000円台だった日経平均は上昇を続け、4月初めには暴
落前の高値(2万6646円)をも上回りました。その後も力強い上昇が続き、
もたついている欧米市場を尻目に日本株は独歩高の展開となっていきます。

 そしてブラックマンデーからわずか2年後の1989年の大納会、日経平均
は3万8915円まで上昇し史上最高値をつけることになります。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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原油などの上昇はインフレ進行を招き、インフレが進めば米金利が上昇し、米
金利が上昇すればドルが買われ、円安が進むことになります。

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