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こんばんは。aquaです。

 明日は二十四節気の「啓蟄」。冬ごもりをしていたヘビやカエル、虫などが
春の訪れを感じて土中から這い出してくる頃です。

 もちろん虫たちが暦を知る由もなく、実際には最低気温が5度を下回らなく
なってから、平均気温が10度以上になってくると活動を開始するそうです。

 この時期になると大気が不安定になり雷が発生することがありますが、春の
到来を告げる「春雷」で、雷鳴に驚き土中の虫が這い出してくるとの意味から
「虫出しの雷」とも呼ばれます。

 冬眠からの目覚めに気温が関係しているように、桜の開花にも気温が大きく
関係しています。

 桜の花芽は前年の夏に形成され、その後は成長を止め「休眠」状態に入りま
す。冬が訪れ、一定期間、低温にさらされると眠りから覚め、開花の準備を始
めます。これを「休眠打破」と言います。

 そして、春になって気温が上昇するにつれて蕾が膨らみ、開花の準備が進み
ます。

 ちなみに、桜(ソメイヨシノ)の開花の統計上の目安としては、2月1日以
降の最高気温の積算が600度を超えると開花するという「600度の法則」
と、2月1日以降の平均気温の積算が400度を超えると開花するという「4
00度の法則」が知られています。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.出来高回転率







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  21042.09(-139.55)▼0.66%
◎TOPIX  1694.79(- 13.55)▼0.79%

◎売買高概算   15億1045万株
◎売買代金概算   2兆7617億円
◎時価総額   630兆3355億円

◎値上り銘柄数  482   ◎(昨年来)新高値  14
◎値下り銘柄数 1532   ◎(昨年来)新安値 100
◎変わらず     55

◎騰落レシオ(25日) 78.28%(前日比4.04%低下)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇〇●〇●〇〇〇●●●● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -4.67% 75日線比 -7.28%


◎為替  (対 ド ル)105.52(前週末比0.21円高)
     (対ユーロ)129.67(前週末比0.01円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 195.2円(-  1.0円)15364万株
 2.三菱UFJ<8306> 726.5円(-  9.8円) 6150万株
 3.日経Wイン<1357>  1454円(+   17円) 3333万株
 4.東芝   <6502>   301円(-    3円) 3095万株
 5.エリアクエ<8912>   257円(+   37円) 2597万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 17590円(-  210円) 1924億円
 2.任天堂  <7974> 46120円(- 2480円) 1691億円
 3.日経Wイン<1357>  1454円(+   17円)  485億円
 4.トヨタ  <7203>  6814円(-  102円)  484億円
 5.三菱UFJ<8306> 726.5円(-  9.8円)  447億円



◆相場概況

 本日の東京マーケットは日経平均株価が4日連続安、139円(0.66%
)安の2万1042円で取引終了です。2月14日に付けた終値ベースの安値
2万1154円を下回り、年初来の安値更新となります。ザラ場ベースでも一
時2万0937円まで下押しし、2月14日に付けた瞬間安値2万0950円
を下回っています。4日間の下げ幅は1347円となります。

 トランプ米大統領が鉄鋼に25%、アルミニウムに10%の関税を課す意向
を表明するなど米保護主義政策を背景に世界経済が減速するとの警戒感から週
末のNYダウは70ドル安で4日連続安。これを受けて東京市場も朝方から売
りが先行し、14:40には下げ幅が244円となって2万0937円まで下
押しする場面がありました。円相場が1ドル=105.50円前後で高止まり
していることも重しとなり、終日安い水準での値動きとなっています。売買代
金は2兆7617億円、上海総合指数は2ポイント高の3256です。

 業種別では、食品、陸運、小売、情報通信、医薬品などが小高く、一方で非
鉄、海運、不動産、鉄鋼、精密、自動車、電機、機械などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、相場全般安の中にあってロードローラーなど道路機械大手の
酒井重工が9日連続高で大幅高、310円高の6040円となっています。国
内及び北米や東南アジアなどで販売が好調。好業績を好感した買い、及び更な
る拡大を期待した買いが継続しています。

 飲料売上の8割超が自販機販売、製品ではコーヒーが過半を占めるダイドー
Gが大幅高、640円高の6980円と昨年来高値を更新しています。希少疾
病用医薬品事業に参入と報じられ、また19年1月期の連結純利益が前期比4
5%の大幅増見通しと発表し、好感した買いが集まっています。

 門前薬局首位のアインHDが大幅高、530円高の7700円となっていま
す。17年5月~18年1月期の連結純利益が前年同期比46%の大幅増とな
り、好感した買いが入っています。 

 ジーンズメイトがストップ高で150円高の957円となっています。2月
度の既存店売上高が前年同月比23%の大幅増と発表。都心部を中心にインバ
ウンド需要が拡大しており、好感した買いが集まっています。

 住友大阪セメントが5円高の481円と上昇。英投資ファンドのシルチェス
ター・インターナショナル・インベスターズが同社株を買い増したことが明ら
かとなり、保有株を一段と積み増すとの思惑から買いが入っています。1日時
点で保有比率17.03%と前回の15.87%から上昇しています。

 その他、ユニクロを世界展開するファーストリテイリングが2月の国内既存
店売上高好調で940円高の4万1920円、紳士・婦人衣料や雑貨セレクト
ショップを展開するユナイテッドアローズも2月の既存店売上高好調で110
円高の4440円、PC周辺機器大手のエレコムも102円高の2460円と
値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、ダイドーG、小野薬、アグロカネショウ、酒井重工、
良品計画、ヤマトインター・・・等々です。




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【2】主な投資判断                        **
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[JPモルガン証券]
 据置き   A(9843)ニトリ      20,000→20,500円

[野村証券]
 据置き   A(3938)LINE      6,000→ 5,500円
 据置き   A(6464)ツバキナカシマ   3,400→ 3,500円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(8001)伊藤忠       2,400→ 2,440円
 据置き   A(8053)住友商事      1,930→ 2,150円
 据置き   A(8058)三菱商事      3,220→ 3,650円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(6481)THK       5,100→ 5,900円
 据置き   A(9605)東映       14,100→15,600円
 据置き   A(9616)共立メンテ     5,700→ 6,000円
 据置き   B(4755)楽天        1,300→ 1,070円

[みずほ証券]
 据置き   A(2181)パーソル      3,000→ 3,300円
 据置き   A(6869)シスメックス    9,400→10,000円
 据置き   A(7004)日立造船       750→   720円
 据置き   C(2593)伊藤園       3,590→ 3,310円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価





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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎財新非製造業PMI
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 中国メディアの財新と英調査会社IHSマークイットが発表した中国の2月
 の非製造業(サービス部門)PMIは前月比0.5ポイント低下の54.2。

 12年5月以来の高水準を記録した前月からは小幅に低下しましたが、景況
 判断の分れ目となる50は引き続き上回っています。





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【4】出来高回転率                      **
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 「株価は出来高の影」あるいは「出来高は株価に先行する」と言われますよ
うに、トレンドの転換はまず出来高の変化となってあらわれる傾向があります。
そういった観点から出来高急増銘柄を日々チェックしている投資家も少なくあ
りません。

 ちなみに、出来高の相対的な増減をつかむには「出来高回転率」という指標
が便利です。

 出来高回転率は、ある一定期間の累積出来高を上場株式数で除して求められ、
上場株式数の何割が実際に売買されたかを示す指標です。

 例えば、1年間の売買高で計算した結果が100%になった場合は、1年間
に全上場株式数に相当する規模の売買取引があったことを表しており、理論上
は株主が全部入れ替わったことになります。

 出来高回転率が高いということは、それだけ投資家の人気を集め、賑わって
いる証拠です。出来高回転率に注目し、目先的にその人気に便乗するやり方を
好む投資家もいます。

 一方で、実際には特定の大株主などまず売却しない向きはありますが、回転
率が上がれば、低コストで取得してその株式に愛着のある以前からの株主は表
面上皆無となり、大半は直近に買い付けた高コストの株主に入れ替わったと見
ることができます。

 回転率が高くなれば、多くの株式が浮動株となったのに等しく、それ故に値
動きが荒くなりますので注意が必要です。
 
 また、底値圏での出来高急増が反転上昇のサインとなるケースがある一方で、
顕著に上昇した後、出来高が急増したものの上値が重くなるケースは、上昇エ
ネルギーが出尽くした可能性がありますので注意が必要です。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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全人代冒頭の経済活動報告で、李克強首相は今年の経済成長率目標を(大方の
予想どおり)昨年と同じ「6.5%前後」で据え置き、足元の経済情勢を「質
の高い発展段階」に転換しているとも述べました。昨年の中国の経済成長率は
6.9%でしたが、幾分低い目標を維持することで、経済の減速を容認しつつ、
高成長の負の部分(環境汚染や過剰債務)への対応を強める姿勢を示したもの
と思われます。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 12年連続受賞 =


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