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∞―――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 有望銘柄や投資のノウハウ等 お役立ち情報満載! https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2018/09/27 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。aquaです。 昨日は富士山で初冠雪が観測されました。平年よりも4日早く、昨年よりも 27日早い観測で、9月に初冠雪を観測したのは6年ぶりだそうです。 初冠雪は、冠雪した最初の日ではなく、冠雪を最初に目視できた日に発表さ れるため昨日は比較的天気が良かったと言えます。 ところで、気象衛星や天気図などなかった昔は、自然の様々な現象から天気 の予測を行っていました。「富士山が笠(笠雲)をかぶれば近いうちに雨」等 が代表例で、これを「観点望気」と言います。 「鰯雲は雨の報せ」もよく知られており、「北風が南風に変わると雨」ある いは「茶碗の飯粒がきれいにとれる時は雨」などもあります。 好天に関するものとしては「秋は西が明るいと晴れ」「朝虹は雨、夕虹は晴 れの前兆」「トビが鳴いて空を舞えば日和」「夕焼けに雨なし」等々。 風に関するものには「星が激しくまばたくと強風」「高い雲と低い雲が逆方 向に流れると強い雨風」「秋雨蒸し暑ければ大風」「朝、西空に虹が見えたら 突風の前兆」などがあります。 他にも地域ごとに様々な言い伝えがありますが、田畑や山を生活の場にして いた人々(農家や猟師)にとりましては「明日は晴れか雨か」が重要であり、 海に関わる人(漁師)は「風はどうか」という観点に重点を置いていたようで す。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 <スペシャル版(有料版)通信> 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.自社株買いの効果 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 23796.74(-237.05)▼0.99% ◎TOPIX 1800.11(- 21.56)▼1.18% ◎売買高概算 13億9056万株 ◎売買代金概算 2兆8110億円 ◎時価総額 669兆3219億円 ◎値上り銘柄数 342 ◎(年初来)新高値 131 ◎値下り銘柄数 1730 ◎(年初来)新安値 47 ◎変わらず 32 ◎騰落レシオ(25日) 133.30%(前日比2.75%低下) ◎サイコロ(日経平均)10勝2敗 〇〇●〇〇〇〇〇〇〇〇● 83.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 +3.59% 75日線比 +5.34% ◎為替 (対 ド ル)112.67(前日比0.18円高) (対ユーロ)131.86(前日比0.92円高) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 198.5円(- 0.7円)10106万株 2.三菱UFJ<8306> 705.2円(- 11.1円) 6225万株 3.ヤフー <4689> 394円(- 7円) 3770万株 4.シンバイオ<4582> 165円(+ 29円) 3242万株 5.日経Wイン<1357> 1050円(+ 19円) 3046万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 22890円(- 410円) 2107億円 2.任天堂 <7974> 40830円(- 570円) 677億円 3.トヨタ自 <7203> 7008円(- 22円) 567億円 4.ソフトBK<9984> 10960円(- 105円) 488億円 5.ソニー <6758> 6665円(- 103円) 452億円 ◆相場概況 本日の東京マーケットは日経平均株価が9日ぶりに下落、237円(0.9 9%)安の2万3796円で取引終了です。 昨晩のNYダウが106ドル安となり、加えて昨日には2万4000円台に 乗せるなど最近の連日の上昇で短期的な警戒感が高まり、朝方から売りが先行。 中間期末接近で機関投資家が動きにくく買い手控え気分が強まる中、上海市場 が下落していることも重石となり、引けにかけて下げ幅を広げています。売買 代金は2兆8110億円、上海総合指数は15ポイント(0.5%)安の27 91です。 業種別では、唯一空運が高く、一方で石油、非鉄、商社、電機、機械、建設、 不動産などの下げが目立ちます。 個別銘柄では、相場全般安の中にあって、がん・血液・ペインマネジメント の3領域に特化するシンバイオが大幅高、29円高の165円と21%の上昇 となっています。同社の悪性リンパ腫向けの抗がん剤「トレアキシン」を次世 代有望がん治療薬として知られる「キメラ抗原受容体T細胞」(CAR―T細 胞)による新薬を処方する前に使えるよう当局に申請したと発表。収益寄与を 期待した買いが集まっています。 体外検査用医薬品のミズホメディーが60円高の3045円と値を上げてい ます。複数の感染症向けの遺伝子解析装置とマイコプラズマ肺炎の遺伝子検査 キットを販売すると発表し、収益向上を期待した買いが入っています。診療室 や病棟など患者の近くで検査が可能となります。 王子HD筆頭株主で紙流通首位の日本紙パルプ商事が100円高の4805 円と値を上げています。植物由来の生分解性プラスチックを使用した紙コップ を開発したと発表。環境問題を背景に「脱プラスチック」の動きが広がる中、 好感した買いが入っています。 リチウムイオン電池セパレーター専業メーカーのダブル・スコープが118 円高の1154円と大幅高、AI(人工知能)関連のブレインパッドが340 円高の6300円と大幅高で上値追いの展開継続中。 本日の新高値銘柄は、日水、ライト工、セブン&アイ、旭化成、クスリのア オキ、ブレインパッド、一工薬、持田薬、エンシュウ、日機装、クラリオン、 ピジョン、丸井、イオン、富士急・・・等々です。 ☆スペシャル版(有料版)通信 = デンソーが第一目標6000円達成 = 7月18日のスペシャル版にて5300円前後が狙い目としてご紹介させて 頂いた『デンソー』(6902)。11:07に6003円まで上昇して第一 目標の6000円を達成しています。終値は88円高の5935円です。 ADAS(先進運転支援システム)や自動運転技術関連のど真ん中銘柄とし てご紹介させて頂いた訳ですが、取り敢えずは仕込まれた方、本当におめでと うございます! ☆スペシャル版(有料版)のお申込み・詳細は・・ → https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [クレディS証券] 据置き A(6902)デンソー 6,400→ 6,850円 [ジェフリーズ証券] 新 規 A(5444)大和工 4,000円 [SMBC日興証券] 据置き B(4246)DNC 1,850→ 1,550円 据置き B(7278)エクセディ 3,750→ 3,850円 [みずほ証券] 据置き A(4565)そーせい 5,400→ 3,600円 据置き A(6258)平田機工 14,000→12,500円 据置き A(8252)丸井グループ 2,500→ 3,500円 [三菱UFJMS証券] 据置き A(4369)トリケミカル 6,900→ 7,200円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】本日の経済指標等の結果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎中国工業企業利益 ―――――――― 中国国家統計局が発表した8月の工業企業利益は前年比伸び率が9.2%と、 4カ月連続で伸びが鈍化しました。 1~8月累計では前年同期比で16.2%増加し、1~7月の17.1%増 から伸びが縮小しています。 ◎建設機械出荷額 ――――――― 8月の建機出荷額は前年同月に比べ14.3%増加し、22カ月連続で前年 実績を上回りました。 国内向けが前年比14.9%減と12カ月連続でマイナスが続いている一方、 輸出は好調で前年比38.1%増と22カ月連続のプラスとなっています。 ◎ガソリン価格 ―――――― 25日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(1リットル当り全国平均)は 前週比0.6円上昇の154.3円。上昇は4週連続で、2014年12月 以来の高値水準が続いています。 ◎新規上場 公開価格 初値 終値 ―――― BBSec (4398) 750円 2001円 1749円 極東産機 (6233) 405円 696円 604円 SBIインシュ(7326) 2160円 2160円 1998円 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】自社株買いの効果 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 本日の三社電機製作所のように、自社株買いを発表すると上昇するケースが 目立ちます。 自社株買いとは、過去に発行した株式を企業自身が市場から時価で買い取る ことで、配当と同様、企業が得た利益を株主に配分する(株主にお金を返す) 方法の一つです。 自社株買いという形で市場から株式を吸い上げれば、その分市場に流通する 株式数が減少します。PER(株価収益率)などを算出する際に使う1株当た り利益(EPS)は株式数を分母にして求められるため、自社株買いで流通株 式数が減少すればEPSは増加することになります。つまり、自社株買いは計 算上のPERを低下させる効果があります。 また、増資と反対で、自社株買いを実施すれば自己資本が減少するため、利 益を自己資本で除して求めるROE(自己資本利益率)を高める効果もある他、 1株当たり純資産(BPS)を下回る価格で自社株を買い戻すことができれば 資金効率も高まります。 上記のように、市場が重視する経営指標の改善につながることや、流通する 株式数の減少によって需給が引き締まることから自社株買いは株価の下支えと なったり押し上げ要因となります。 経営指標の改善は1株当たり価値の向上であり、株価上昇と相まって、結果 として企業の利益が株主に配分されることになります。 もう一つ、自社株買いで重要な点は「シグナリング効果」です。 企業の経営者と株主の間には情報の非対称性が存在します。つまり、経営や 事業に関する内部情報や専門知識の面で経営者は株主に比べ情報に精通してい るため、より適切な株価評価が可能なはずです。 従いまして、経営者が自社株買いを決断するということは、自社の株価が割 安であるという確証を経営者は持っているからだと株式市場は受け取ります。 このことを「シグナリング効果」と言います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 相場への向き合い方は人それぞれ。短期志向の投資家は今話題の旬の銘柄を好 みますが、長期保有を前提とした投資家は旬を過ぎて話題にもならなくなった 銘柄に絶好の機会を見ます。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 12年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ◎まぐまぐ大賞 2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 株式資産運用部門 第4位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━