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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ベテランの方も、ビギナーの方も、どうぞご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/ ◆ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2018/10/11 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。aquaです。 昨晩のNY株は金利の上昇や貿易摩擦による先行き懸念などの要因で急落。 ダウは831ドル安と史上3番目の下げ幅を記録しました。 参考までにダウの過去の下落幅・下落率を大きい順に並べますと下記のよう になります。 ※下落幅 1位 1175ドル 2018年 2月 5日 2位 1033ドル 2018年 2月 8日 3位 831ドル 2018年10月10日 4位 778ドル 2008年 9月29日 5位 733ドル 2008年10月15日 ※下落率 1位 22.61% 1987年10月19日 2位 8.04% 1987年10月26日 3位 7.87% 2008年10月15日 4位 7.70% 2008年12月 1日 5位 7.33% 2008年10月 9日 ちなみに、日経平均株価の場合は下記のようになります。 ※下落幅 1位 3836円 1987年10月20日 2位 1978円 1990年 4月 2日 3位 1569円 1990年 2月26日 4位 1473円 1990年 8月23日 5位 1426円 2000年 4月17日 ※下落率 1位 14.90% 1987年10月20日 2位 11.41% 2008年10月16日 3位 10.55% 2011年 3月15日 4位 10.00% 1953年 3月 5日 5位 9.62% 2008年10月10日 10月に大きく下げているケースが多いのですが、「悪魔がひぞむ月」と言 われる所以でもあります。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な投資判断 3.本日の経済指標等の結果 4.恐怖指数 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 22590.86(-915.18)▼3.89% ◎TOPIX 1701.86(- 62.00)▼3.52% ◎売買高概算 19億5248万株 ◎売買代金概算 3兆7587億円 ◎時価総額 633兆2551億円 ◎値上り銘柄数 56 ◎(年初来)新高値 4 ◎値下り銘柄数 2050 ◎(年初来)新安値 362 ◎変わらず 4 ◎騰落レシオ(25日) 96.35%(前日比2.98%低下) ◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 〇〇●〇〇〇●●●●〇● 50.0% ◎カイリ率(日経平均)25日線比 -3.31% 75日線比 -0.58% ◎為替 (対 ド ル)112.25(前日比0.82円高) (対ユーロ)129.68(前日比0.27円高) ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 194.2円(- 4.9円)19061万株 2.三菱UFJ<8306> 694.1円(- 33.5円)10735万株 3.日経Wイン<1357> 1157円(+ 84円) 6649万株 4.サンキャピ<2134> 128円(+ 8円) 4630万株 5.フィスコ <3807> 356円(+ 60円) 3603万株 ◎売買代金上位 1.日経レバE<1570> 20560円(- 1760円) 3892億円 2.ソフトBK<9984> 9535円(- 590円) 1822億円 3.ソニー <6758> 6288円(- 281円) 895億円 4.任天堂 <7974> 38650円(- 1250円) 780億円 5.日経Wイン<1357> 1157円(+ 84円) 766億円 ◆相場概況 本日の東京マーケットは、日経平均株価が915円(3.89%)安の2万 2590円で取引終了です。14:29には一時下げ幅が1047円となって 2万2459円と下値メドとして意識される節目2万2500円を下回る場面 がありました。 昨晩のNYダウが金利上昇や貿易摩擦による先行き懸念から史上3番目の下 落幅となる831ドル安となったことを受けて東京市場も朝方から売りが先行。 円相場が1ドル=112.00円前後の円高に振れたことに加え、中国・上海 などアジア主要市場が軒並み大幅安で世界同時株安の様相となり、輸出関連中 心に終日安い水準での値動きとなっています。 NYダウの本日の下落幅831ドルは本年2月5日の1175ドル安、2月 8日の1032ドル安に次いで史上3番目の大きさとなります。売買代金は3 兆7587億円、上海総合指数は142ポイント(5.2%)安の2583で す。 業種別では、33業種全て下落。特に、石油、機械、精密、電機、非鉄、証 券、商社、銀行などの下げが顕著です。 個別銘柄では、相場全般大幅安の中にあってドンキホーテHDが630円高 の6680円と大幅高で昨年来高値を更新。ユニファミマHDが11月上旬か ら1株=6600円でドンキHDに対するTOB(株式公開買い付け)を実施 すると発表。サヤ寄せする形で買いが膨らんでいます。 一方、ドンキHDはユニファミマHD傘下の総合スーパー「ユニー」の全株 式を取得し、完全子会社化します。ユニファミマHDは780円安の1万31 80円です。 ABCマートが520円高の6790円と大幅高。19年2月期第2四半期 累計(18年3~8月)の業績を発表。大阪北部地震や西日本を中心とした豪 雨、台風による自然災害などの影響もありましたが、業績が順調に推移してお り、好感した買いが入っています。韓国や台湾における積極出店が寄与し、国 内は猛暑でスニーカーやサンダルなどが好調です。 独創技術による防災・減災工法の技研製作所が430円高の3375円と大 幅高。19年8月期の好業績に加えて増配計画を発表し、好感した買いが入っ ています。 その他、昨日まで3日連続でストップ高の多木化学が本日も580円高の9 230円と値を飛ばしています。バカマツタケの完全人工栽培に成功したと発 表してから買いが継続しています。 子供写真館最大手で七五三が売上の4割を占めるスタジオアリスが138円 高の2403円と大幅高。19年2月期第2四半期(3~8月)の大幅黒字を 好感した買いが膨らんでいます。5月から「早撮り七五三キャンペーン」、「 七五三お出かけ着物レンタル予約」、加えて0~10歳を対象とした「モデル 撮影会」などを実施しています。 本日の新高値銘柄は、多木化学、リソー教育、技研製作、ドンキホーテ・・ ・等々です。 ┏━━━━━━━━━━┓ ┃アクア・スペシャル版┃ ~ 株 式 投 資 の 指 針 ~ ┗━━━━━━━━━━┛ (詳細)https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [クレディS証券] 据置き A(2432)DeNA 2,600→ 2,500円 据置き B(2121)ミクシィ 3,800→ 3,200円 据置き B(3632)グリー 700→ 560円 [みずほ証券] 新 規 A(8001)伊藤忠 2,580円 新 規 A(8031)三井物産 2,520円 新 規 A(8058)三菱商事 4,260円 新 規 B(8002)丸紅 1,010円 新 規 B(8053)住友商事 2,060円 [三菱UFJMS証券] 新 規 A(3569)セーレン 2,370円 据置き A(8001)伊藤忠 2,350→ 2,500円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※投資判断を再開した場合は新規と記載 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎企業物価 ―――― 9月の企業物価指数(2015年=100)は102.0と前年同月に比べ 3.0%上昇。前年比での上昇は21カ月連続です。 尚、企業物価指数は企業同士で売買するモノの物価動向を示しており、昨今 の原油相場の上昇が指数上昇をけん引しています。 ◎オフィス空室率 ――――――― 9月の東京都心5区(千代田区、中央区、港区、新宿区、渋谷区)の平均空 室率は前月比0.12ポイント低下(改善)の2.33%。 月次データが残る2002年1月以降では過去最低、1990年まで遡れる 12月時点でのデータでは1991年12月(1.79%)以来の低水準と なっています。 尚、9月の東京都心5区の平均賃料(円/坪)は2万0438円と2009 年5月(2万0660円)以来の高水準。前年同月比では1443円(7. 60%)の上昇。前月比では147円(0.72%)上昇し、57カ月連続 の上昇となっています。 ◎特定サービス産業動態統計 ―――――――――――― 8月の特定サービス産業動態統計(速報)によりますと、クレジットカード 取扱高は前年同月比9.2%増と、41カ月連続のプラスで前月(8.7% 増)から伸びが拡大。 一方、遊園地・テーマパーク売上高は4.3%減で、2カ月連続で前年実績 を下回りました。前月分については確定値は1.3%減と速報値の0.5% 減から下方修正されています。 ◎ガソリン価格 ―――――― 9日時点のレギュラーガソリンの店頭価格(1リットル当り全国平均)は前 週比2.3円高の157.5円。6週連続で上昇し年初来高値を更新。 2014年11月25日時点の158.3円以来およそ3年10カ月ぶりの 高値水準となっています。 ◎ESPフォーキャスト調査(民間エコノミストの予測集計) ―――――――――――― 9月調査では、民間エコノミストが見込む18年7~9月期の実質GDP成 長率は前期比年率0.37%と前月調査の0.60%から下方修正されまし た。下方修正は2カ月連続です。今回は輸出の下振れが主な要因です。 ただし、秋以降は成長の勢いを取り戻すとのシナリオは維持されています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】恐怖指数 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 大きな動きがあれば本誌朝刊にて紹介しておりますが、昨晩のNY市場でボ ラティリティ・インデックス(VIX)が前日比43%上昇の22.96まで 急伸し、4月2日以来の高水準をつけました。 VIXはS&P500指数オプションを基に算出され、相場の予想変動率を 示しているのですが、投資家の不安心理が高まると上昇する傾向があることか ら別名を「恐怖指数」と言います。 尚、ボラティリティーとは、有価証券など金融商品の価格変動性を指してお り、期待収益率が期待通りとなる度合いを示します。一般的にボラティリティ ーが高い状態は価格の変動性が大きい状態(相場が大きく動きやすい状態)に あると言えます。 VIXはおおよそ10から20の範囲での動きが通常で、値が低ければ低い ほど投資家が不安を感じていないことを示し、20超えは投資家の不安心理が 高まった状態であると言えます。 総悲観の目安となる30超で市場の状態は「パニック(恐怖)」、40を超 えてくると「メガボトム(大底)」といわれます。 ちなみに、リーマン・ショックに伴う金融危機時の2008年10月には瞬 間的に89.53まで跳ね上がり、同年11月には終値ベースの最高値80. 86を記録しました。 直近の終値ベースの最高値はダウが過去最大の下げ幅を記録した2月5日の 37.32、翌6日には瞬間的に50.30まで上昇しました。この時の相場 急落を「VIXショック」とも言います。 東京市場で「VIX」と似た性質を持つ指数としては、「日経平均ボラティ リティー・インデックス(日経平均VI)」があります。 下記にて日経平均VIの最近の推移が確認できますが、リーマン・ショック 時の2008年8月には92.03、東日本大震災が発生した2011年3月 には69.88まで上昇したことがあります。 http://www.aqua-inter.com/hint/mktc.html#today 尚、VIXも日経平均VIも、関連したETF(上場投資信託)やETN( 上場投資証券)があり、その中の一つ「VIX短期先物指数」(1552)は 本日の取引で急騰しています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ハリケーン「マイケル」がフロリダ州西部に上陸しました。上陸時の勢力は5 段階で上から2番目のカテゴリー4で、米大陸に上陸したハリケーンとしては 1992年の「アンドリュー」以来の強さです。この地域にこの勢力で上陸し たハリケーンは「マイケル」が初となります。ちなみに、2005年に未曾有 の大惨事を引き起こした「カトリーナ」でも上陸時の勢力はカテゴリー3で、 マイケルよりも1段階低い勢力でした。マイケルすでにカテゴリー1まで勢力 を弱めていますが、被害総額は100億ドル(約1兆1200億円)規模にな るとの見方もあります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 12年連続受賞 = ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 10年連続で『総合大賞』 06年~08年はマネー部門賞第1位 → http://melma.com/contents/moy2017/ ◎まぐまぐ大賞 2017  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 株式資産運用部門 第4位 → http://www.mag2.com/events/mag2year/2017/ ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━