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             ◎ ハロー株式 ◎       2020/02/17 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 今月24~27日にスペイン・バルセロナで開催予定だった「モバイル・ワ
ールド・コングレス(MWC)」は、例年約200の国と地域から10万人以
上が来場する世界最大の携帯電話・スマホ見本市ですが、主催側は先日、開催
見送りを表明しました。

 世界保健機関(WHO)は「適切に対処すれば多くのイベントは開催可能」
との立場から中止は過剰反応との認識を示していますが、新型コロナウイルス
による新型肺炎の感染拡大で、多くの人が集まる見本市や博覧会、国際会議、
コンサートなどの中止や延期の発表が相次いでいます。

 3月1日開催の東京マラソンでは、中国からの参加自粛が促されていました
が、約3万8000人の一般参加を取りやめ、約200人のエリート選手のみ
で開催することが本日決まりました。

 ちなみに、2017年2月以降に、男子は2時間21分以内、女子なら2時
間52分以内を記録するなどした選手がエリート選手として東京マラソンの参
加資格を得ます。

 北京にて毎年3月5日から10日間ほどの日程で開催される全国人民代表大
会(全人代、中国の国会に相当)の延期については、新型コロナウイルス対策
の失敗を印象づける恐れがあるため慎重に検討されているようです。

 新型コロナウイルスへの感染は、アジア、欧州、中東、北米、豪州、アフリ
カなどの各地域に広がっていますが、現時点で南米での感染は確認されていま
せん。

 その南米では今週末から、毎年100万人超の観光客が集まるとされる世界
最大のお祭り「リオのカーニバル」が始まります。




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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.本日の経済指標等の結果

 4.情報の洪水






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  23523.24(-164.35)▼0.69%
◎TOPIX  1687.77(- 15.10)▼0.89%

◎売買高概算   11億6591万株
◎売買代金概算   2兆0165億円
◎時価総額   635兆3711億円

◎値上り銘柄数  294   ◎(昨年来)新高値  23
◎値下り銘柄数 1819   ◎(昨年来)新安値 100
◎変わらず     47

◎騰落レシオ(25日) 76.35%(前日比10.58%低下)

◎サイコロ(日経平均) 5勝7敗 ●〇●〇〇〇●●〇●●● 41.6%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -0.52%  75日線比 +0.14%

◎為替  (対 ド ル)109.83(前週末比0.05円安)
     (対ユーロ)119.02(前週末比0.02円安)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 160.3円(-  0.7円) 7122万株
 2.ダイトウボ<3202> 279.0円(+ 19.0円) 5604万株
 3.日経Wイン<1357>   880円(+   11円) 3642万株
 4.三菱UFJ<8306> 569.4円(-  2.9円) 2701万株
 5.日産自  <7201> 502.8円(- 10.9円) 2527万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 22050円(-  270円) 1208億円
 2.ソフバンG<9984>  5540円(+   23円)  858億円
 3.ソニー  <6758>  7452円(-  170円)  418億円
 4.任天堂  <7974> 40000円(+  160円)  370億円
 5.日経Wイン<1357>   880円(+   11円)  321億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は3日連続安、164円(0.69%)安の2万352
3円で取引終了です。

 週末の米国市場はNYダウが25ドルの小幅安でしたが、ナスダック指数は
小幅高で史上最高値を更新。東京市場は寄付前に発表された19年10~12
月期の実質GDPが年率換算で6.3%急減したこと、国内で新型肺炎の感染
が拡大していること、3月1日開催予定の東京マラソンの一般参加者の出場制
限が検討されていることが重石となり、朝方から売りが先行。

 その後は上海や香港市場が上昇していることを横目に下げ幅を縮小したもの
の、今晩の米国市場がプレジデントデーの祝日で休場となることから手控え気
分は強く、終日安い水準での値動きとなっています。売買代金は2兆165億
円、上海総合指数は15:35現在61ポイント(2.1%)高の2978、
香港ハンセン指数は同210P(0.76%)高の2万8025です

 業種別では、ゴム、水産が小高く、電力ガス、石油がしっかり。一方で空運、
陸運、食品、精密、不動産、医薬品、小売、鉄鋼、電機などの下げが目立ちま
す。

 個別銘柄では、国内で新型肺炎が拡大していることから対策関連銘柄が軒並
み大幅高。感染管理「クレベリン」の大幸薬品が4日連続高かつストップ高で
1000円高の6010円、防護服の川本産業も連日の大幅高かつストップ高
で500円高の2784円、除菌や消臭に使うクイックシールドエアーマスク
の中京医薬品も連日のストップ高で150円高の936円。

 抗菌毛布などを手掛けるダイトウボウは週末の36円高に続いて29円高の
279円、クリーンルーム需要が伸びるとの期待から日本エアーテックも週末
の81円高に続いて172円高の1228円、防護服のアゼアスも連日の上昇
で210円高の1576円。

 防毒マスクの重松製作は週末の245円高に続いてストップ高で400円高
の1948円、同じく防毒マスクの興研も同348円高に続いてストップ高で
500円高の3000円となっています。

 業務用洗剤・洗浄剤のニイタカもストップ高で500円高の2936円、マ
スク特需でユニチャームは158円高の3981円と上場来の高値を更新です。

 臨床検査のビー・エム・エルが315円高の3700円と大幅高。厚生労働
省からの指示にもとづく新型コロナウイルスの検査を17日から受託と発表し、
材料視した買いが入っています。指定施設から検体を預かり、測定を行います。

 臨床検査の栄研化学が227円高の2485円と大幅高。新型コロナウイル
ス検出試薬の開発を進めていると発表し、材料視した買いが入っています。検
体から新型コロナウイルスの遺伝子を1時間以内に検出できる試薬を早期に開
発・供給するとしています。

 ウェブ会議システムを主力とするブイキューブが76円高の580円と大幅
高。新型肺炎の感染拡大を受け、NTTが時差出勤やテレワークなどを推奨す
ると報じられ、業績拡大への思惑から物色の矛先が向かっています。

 その他、好業績発表で大井競馬場の大家の東京都競馬が260円高の339
0円、好業績発表で学研HDが420円高の7340円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、東建コーポ、ダイトウボウ、信越化、JCRファーマ、
大幸薬品、BML、サイボウズ、アース製薬、ユニチャーム・・・等々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[野村証券]
 据置き   A(6457)グローリー     4,000→ 4,100円
 据置き   A(7729)東京精密      4,624→ 5,161円
 据置き   A(8515)アイフル       320→   370円
 据置き   A(9076)セイノー      1,750→ 1,650円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   C(9143)SGHD      2,450→ 2,400円

[みずほ証券]
 据置き   A(4205)ゼオン       1,520→ 1,450円
 据置き   B(7732)トプコン      1,300→ 1,240円

[大和証券]
 据置き   1(4543)テルモ       4,600→ 4,500円
 据置き   1(8850)スターツ      3,250→ 3,130円
 据置き   4(7956)ピジョン      3,940→ 3,480円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】本日の経済指標等の結果                   **
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◎GDP
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 本日発表された19年10~12月期の国内総生産(GDP)速報値は、物
 価変動の影響を除いた実質値で前期比1.6%減、前期比年率換算で6.3
 %減と、5四半期(1年3カ月)ぶりのマイナス成長となりました。

 増税前の駆け込み需要の反動減に加え、台風や暖冬の影響で消費が振るわず、
 設備投資も減少に転じた結果、市場予想(3.9%減)よりも大きな落ち込
 みとなり、前回消費税が引き上げられた直後の14年4~6月期(7.4%
 減)以来、5年半ぶりの大幅なマイナス成長となりました。


 10~12月期   前期比    年率換算

   【 GDP 】 1.6%減   6.3%減  5四半期ぶりマイナス

   ・個人消費 2.9%減  11.0%減  5四半期ぶりマイナス

   ・住宅投資 2.7%減  10.4%減  2四半期ぶりマイナス

   ・設備投資 3.7%減  14.1%減  3四半期ぶりマイナス

   ・公共投資 1.1%増   4.6%増  4四半期連続プラス


 生活実感に近い名目GDPは前期比1.2%減、年率4.9%減。

 尚、輸出は前期比0.1%減と2四半期連続のマイナス。輸入は同2.6%
 減で3四半期ぶりマイナス。輸出よりも輸入の落ち込みが大きかったため、
 輸出から輸入を差し引いた純輸出(外需)のGDPに対する寄与度はプラス
 0.5%となっています。※内需の寄与度はマイナス2.1%。また、民間
 在庫変動(民間在庫投資)の寄与度はプラス0.1%でした。



◎中国の主要都市住宅価格
 ―――――――――――
 中国主要70都市の1月の新築住宅価格は前月から平均で0.2%上昇しま
 した。伸び率は前月(0.3%)から鈍化し、引き続き18年2月以来の低
 い伸びとなっています。

 尚、主要70都市のうち、新築住宅価格が前月から上昇したのは47都市で、
 前月の50都市から3都市減少しました。



◎マンション販売
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 20年1月の首都圏の新築マンション発売戸数は、前年同月比34.5%減
 の1245戸と、5カ月連続で減少しました。

 1月の初月契約率は63.0%と、前月から1.7%ポイント上昇しました
 が、好不調の目安される70%を下回る状況が続いています。

 1月の1戸当たり平均価格は8360万円で、前年同月に比べ2707万円
 (47.9%)のアップ。平均価格の上昇は3カ月ぶり。

 平米単価は126.2万円で前年同月比44.9万円(55.2%)アップ。
 平米単価の上昇も3カ月ぶりです。



◎鉱工業生産指数
 ―――――――
 19年12月の鉱工業生産指数確報値は前月比1.2%上昇の98.8と、
 速報値(98.9)から小幅に下方修正されました。

 製造工業稼働率指数は0.4%低下の95.1となっています。





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【4】情報の洪水                         **
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 情報の洪水と言うに相応しい最近の状況下では、情報の取捨選択が重要とな
りますが、実際には、本当に役立つ情報というものはそれほど多くはありませ
ん。

 ただ、買う立場と売る立場の投資家とでは情報の選択にも差が生じてきます。

 株を買おうとする投資家は、東証上場銘柄だけでも2000を超える銘柄の
中から選択することになりますが、それら全部に目を配らせ企業内容の把握に
努めようとしましても全銘柄をカバーするのは実質的には不可能です。

 さらには、投資対象を絞りましても、銘柄やタイミングについて最終的な決
断ができない投資家が多いようです。

 一方の売る側は、持株の状態を把握するだけで事が済みますのでそれほど多
くの労力はかかりません。


 「買う人には百の目が必要だが、売る人には一つの目で十分だ」


 たしかにその通りです。しかし、そこに「欲」が絡み、株価の動きに惑わさ
れてしまうのが人の弱さです。一つの好材料で飛びつき、百の売りサインがで
ても売れないというケースが目立ちます。

 様々な情報を基に最終的な投資判断を行うわけですが、どのようなプロセス
を経るにしましても判断や選択の基準を持つということは非常に重要なことで
す。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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朝刊でも触れましたが、先週末はトランプ政権が減税を検討しているとの報道
がNY株の下値を支えましたが、大統領選挙を控えたトランプ大統領が政策で
株高を持続させる公算は大です。また、2月5日にタイとブラジル、6日にフ
ィリピン、7日にはロシアがそれぞれ利下げを決定しました。中国人民銀行(
中央銀行)は今月初めに約27兆円の資金を市場に供給し、本日も市場に資金
を供給、20日には3カ月ぶりに利下げ(最優遇貸出金利の引き下げ)に動く
との観測があります。こうした相次ぐ金融緩和で流動性が増すことは相場の支
援材料の一つとなりそうです。ちなみに、上海総合指数は日本時間本日15時
半現在、2%超の上昇で続伸、春節休暇入り直前の水準を回復しています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2019
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  資産運用(株式)部門 第2位

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◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
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  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位

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