■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓


   今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。


    『 この安値圏で仕込んでおきたい上昇余地大の〇3〇〇!』


    『 3月の主なイベントと注目点 』


   ※配信についてのお問い合わせは・・・ aqua@aqua-inter.com まで。


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             ◎ ハロー株式 ◎       2020/02/26 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 新型コロナウイルスの感染拡大抑止のためイベントの自粛が求められる中、
Jリーグは来月15日までの公式戦をすべて延期することを決定。相撲協会は
3月8日から始まる春場所について無観客や中止も含めて検討しています。

 そんな中、新型コロナウイルスの感染拡大が収束しなければ「東京オリンピ
ックの中止」もあるとのIOC委員の発言が伝わっています。

 東京五輪の開催の是非について開幕2カ月前の5月24日までに判断する必
要があるとの考えを述べたもので、準備期間が短いことから他都市での開催や
分散開催は困難で、放映権の問題で延期も難しいとの見解も示しています。

 この発言に対する日本側の表向きの反応は、一委員が私見を述べたに過ぎな
いというものですが、発言者の立場と発言のタイミングから言ってIOCによ
る観測気球とみるのが自然です。

 5月下旬には新型コロナウイルスの感染拡大が収束に向かい、安心して東京
に行けるという状況になっているかどうか、現状では難しいだろうとの専門家
の見立てもあります。

 5月下旬での収束は難しくても、開幕予定の7月下旬には十分にコントロー
ルされた状態になっているとの根拠ある見通しと政治的判断で開催を決定する
というケースもあるかもしれません。

 そう遠くないうちに「終息宣言」が出せれば最良です。ちなみにSARS(
重症急性呼吸器症候群)の時は、最後の感染者が隔離され、平均的な潜伏期間
の2倍にあたる20日間を経過しても新たな感染者がでないことを確認した後、
世界保健機関(WHO)は「終息」を宣言しました。

 余談ですが、「収束」と「終息」は読みが同じで意味も似通っていますが、
「収束」は事態が落ち着いたり勢いが弱まりつつある時に使われ、「終息」は
終わることであり、制圧を意味します。よって宣言するのは終息した場合です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な投資判断

 3.対岸の火事






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  22426.19(-179.22)▼0.79%
◎TOPIX  1606.17(- 12.09)▼0.75%

◎売買高概算   16億7717万株
◎売買代金概算   3兆0096億円
◎時価総額   605兆0583億円

◎値上り銘柄数  620   ◎(昨年来)新高値   4
◎値下り銘柄数 1464   ◎(昨年来)新安値 359
◎変わらず     76

◎騰落レシオ(25日) 64.18(前日比4.63%低下)

◎サイコロ(日経平均) 3勝9敗 ●●〇●●●●〇〇●●● 25.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -4.29%  75日線比 -4.59%

◎為替  (対 ド ル)110.41(前日比0.30円高)
     (対ユーロ)120.04(前日比0.12円高)

◎出来高上位

 1.みずほ  <8411> 153.6円(-  1.5円)13885万株
 2.日経Wイン<1357>   961円(+   15円) 7867万株
 3.三菱UFJ<8306> 551.7円(-  4.6円) 7858万株
 4.ZHD  <4689> 427.0円(-  7.0円) 5640万株
 5.Vキューブ<3681> 841.0円(- 75.0円) 3310万株

◎売買代金上位

 1.日経レバE<1570> 20020円(-  380円) 2765億円
 2.ソフバンG<9984>  5415円(-   45円)  876億円
 3.日経Wイン<1357>   961円(+   15円)  763億円
 4.ソニー  <8758>  7155円(-  114円)  565億円
 5.ファストリ<9883> 56330円(-   90円)  542億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は3日連続安、179円(0.79%)安の2万242
6円と19年10月15日以来、約4ヶ月ぶりの安値水準で取引終了です。

 新たな国や地域で新型コロナウイルスの感染者が確認されており、感染拡大
による世界経済の急減速への警戒感から昨晩のNYダウは昨日の1031ドル
安に続いて879ドルの大幅安。これを受けて東京市場も朝方から売りが優勢、
11:05には下げ幅が478円となって2万2127円まで下押しする場面
がありました。

 その後は上海市場が堅調に推移していること、円相場が1ドル=110.3
5円前後と円安に振れたことを横目に下げ幅を縮小しています。売買代金は3
兆96億円、上海総合指数は日本時間15:14現在7ポイントの小幅安で3
005です。

 業種別では33業種全て下落する中にあって卸売、電力ガス、機械、建設が
比較的しっかり。一方、鉱業、不動産、空運、石油、医薬品、海運、非鉄、繊
維などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、相場全般安の中にあってリアルワールドが4日連続上昇でス
トップ高、300円高の1356円となっています。政府が新型コロナウイル
ス感染症対策として今後2週間は全国的なスポーツや文化イベントの中止や延
期を要請。外出を手控えて在宅勤務が増えることからテレワークや巣ごもり消
費関連として買いが入っています。

 ファイズHDがストップ高で100円高の799円。米アマゾンを主要顧客
として他にもEC事業者向けの荷物の取り扱いを主力としており、新型肺炎の
感染拡大で巣ごもり消費関連として買いが集まっています。

 業務用厨房機器販売大手の北沢産業が35円高の271円と15%近い大幅
高。抗菌仕様の配膳車などを手掛けていることで今後病院や学校向けなどで需
要が高まるとの思惑から買いが膨らんでいます。

 その他、消毒を中心に院内感染予防サービスを手掛けるサニックスが41円
高の461円、インフルエンザウイルスなどの検出機器を手掛けるキョーリン
製薬HDが207円高の2274円、口腔衛生用品のアース製薬が150円高
の5890円、マスクやウエットティッシュの売上げ伸びるユニチャームが7
8円高の3820円。

 有料放送のスカパーJSATが34円高の500円、外航船船主の明治海運
が25円高の355円、20年3月31日を基準日として1株→2株の株式分
割を実施すると発表した理研ビタミンが190円高の4000円、石油化学装
置中心のエンジニアリング事業を手がける業績好調の三菱化工機が67円高の
1854円と値を飛ばしています。

 本日の新高値銘柄は、ユニゾHD、リアルワールド、HENNGE・・・等
々です。



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【2】主な投資判断                        **
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[野村証券]
 据置き   A(2170)LINK&M     930→   660円
 据置き   A(2454)オールアバウト    800→   890円
 引下げ A→B(9412)スカパーJ      470→   585円

[SMBC日興証券]
 据置き   A(1969)高砂熱学      2,000→ 2,050円
 据置き   A(2607)不二製油G     3,430→ 3,300円
 据置き   A(2897)日清食品      9,500→10,000円
 据置き   A(3289)東急不動産      920→ 1,000円
 据置き   A(9984)ソフバンG     6,300→ 6,600円

[三菱UFJMS証券]
 据置き   A(1605)国際帝石      1,380→ 1,310円
 据置き   A(4480)メドレー      1,800→ 2,000円
 据置き   A(4523)エーザイ     11,000→11,400円

[みずほ証券]
 据置き   A(4188)三菱ケミカル    1,100→ 1,000円
 据置き   A(4202)ダイセル      1,300→ 1,200円
 据置き   A(6436)アマノ       3,710→ 3,430円
 引下げ A→B(9843)ニトリ      18,500→17,000円
 据置き   C(5406)神戸製鋼       420→   390円


 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※投資判断を再開した場合は新規と記載
 ※価格は各証券会社が判断する妥当株価




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【3】対岸の火事                         **
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 武漢で原因不明の肺炎が広がっていることを中国が世界保健機関(WHO)
に報告したのは昨年12月31日。武漢が事実上封鎖されたのは1月23日。

 その後も中国の内外で感染が広がりますが、米国にとっては「対岸の火事」
で景気や企業業績に対する「楽観的な見方」は揺るがず、2月12日には主要
株価指数そろって過去最高値を更新しました。

 株高の背景にあった「楽観的な見方」は、2月21日に発表された2月の米
総合購買担当者景気指数(PMI)とサービスPMIの大幅な悪化で揺らぐこ
とになり、欧州(イタリア)での感染拡大を「隣家の火事」と感じた投資家が
一斉に逃げ出したのが24日のNY株の急落です。

 そして昨日25日には米疾病対策センター(CDC)が、海外での現況はパ
ンデミック(世界的な大流行)になる見通しを示していると指摘するとともに
米国内での感染拡大に備えるよう米国民に注意を喚起。CDC幹部は、米国内
での新型コロナウイルスの感染拡大は「必ず起こる」とし、「日常生活に深刻
な混乱が生じる恐れがある」と警鐘を鳴らしました。

 対岸の火事は隣家に燃え移り、我が家も(米国も)もはや延焼(感染拡大に
よる米景気や企業業績への影響)は避けられないとの見方で下げたのが昨晩の
NY株の大幅安です。

 NYダウは直近の数日間で2000ドル超の下落となっているため、何かの
きっかけで反発する局面はあるかもしれませんが、現時点では新型コロナウイ
ルスが米国でどの程度広がるのか、米国の景気・経済にどの程度影響してくる
のかが読み切れないため、当面は関連ニュースやトピックで上下する展開が続
きそうです。




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【5】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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明確な尺度があるわけではありませんが、投資家それぞれの考えにより、この
値段なら買ってもよい・売ってもよいという判断を「値ごろ感」と言います。
昨今の相場波乱で多くの銘柄が急落しました。その結果、値ごろ感で買える銘
柄が徐々に増えています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 14年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2019
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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