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              ◎ ハロー株式 ◎     2019/12/21 増刊号

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全国及び海外の皆様、こんにちは。aquaです。


 歳末大売り出しの威勢のいい声が、あちこち聞かれるようになりました。
皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。


   = 新春お年玉号 27日(金)までお申込み延長します =


 さて、昨晩のNYダウは78ドル高。ハイテク株比率が高いナスダック数は8
日連続高、機関投資家が運用の参考にするS&P500種株価指数も連日で上昇
し、米主要3指数はいずれも史上最高値を更新しています。


 その米国市場を横目に東京市場はまだまだ出遅れ感著しいです。上昇してきた
とは言え、日経平均株価はまだまだ今年の高値を更新したところであり、史上最
高値までは相当に大きな糊代(のりしろ)があります。


 日柄的にも相場はまだ始まったところです。東京市場はここからが本番であり
、今後の展開が非常に楽しみです。
 

 さて、気になりますのは新年の相場展開かと思います。その新年を見通す上で
、最低限押さえておいて頂きたい点があります。それは、株式市場の『アノマリ
ー』というパターンです。


 三猿金銭秘録の中に「理と非との中にこもれる理外の理」とありますが、『ア
ノマリー』とは、その「理外の理」と同じく、合理的に説明することのできない
株式マーケットの騰落パターン(傾向)を指します。


 このアノマリーが現実の投資では、しばしば大きなリターンをもたらしますが、
例えば、「秋に買って春に売るのが最も投資効率が高い」、「12月の株安→1
月の株高、2月の節分天井」、「3月の彼岸底→4月の株高、5月の鯉のぼりの
季節を過ぎたら株は売れ」・・・等々の基本パターンがあります。


 昔は「株を枕に年を越す」といわれたものですが、最近は年末年始を控え、キ
ャッシュポジションを高くする動きが顕著です。何かとあわただしい年末とあっ
て、市場参加者が少なくなる中で、こうした換金売りが買い物の薄いところに出
れば株価は弱含むことになります。


 さらに、多くの投資家は節税効果を期待して12月のうちに含み損を抱えてい
る株式をまとめて売却する動きに出ます。そうしますと株価は下がるという訳で
す。その換金売り、節税対策売りが一巡し、見直し買いが入ることによって1月
の株価は高くなる傾向があります。


 そして2月の上旬にかけて高値、すなわち一旦節分天井をつけた後、3月の「
彼岸底」に向かいます。株式マーケットは毎年2月から3月中旬にかけて需給が
悪化します。機関投資家や株式を大量に保有する金融機関は2月と8月に持ち合
い解消売りを出してくるのが普通だからです。


 本決算となる3月に入りますと、今度はポジション調整や益出しなど決算対策
にからむ売りを出してきます。こうしたニーズが高まりますから株価は下がる傾
向にあり、また経験則から本決算の3月は下がるのが想定されるため、買いも引
っ込みます。そういうわけで、ちょうど彼岸のころに底値を付けるため、「彼岸
底」と言われます。


 決算が終わって新年度の4月に入りますと、機関投資家の株式運用が再スター
トします。買いのニーズが高まり、機関投資家は本決算の前に落としていた株式
のポジションを上げてくるため「4月の株高」が始まります。そして、「鯉のぼ
りの季節」にかけて一旦高値を付けに行く傾向があります。


 実は以前にもこのアノマリーにつきましてはお話させて頂いたことがあります
が、ここ数年驚くほど高い精度でこのアノマリーに沿って株価は動いています。
新年の相場を見通す上で、またその傾向と対策として、「理外の理」、「アノマ
リー」をしっかりと押さえておいて頂きたいと思います。



   = 新春お年玉号 27日(金)までお申込み延長します =


 ところで、厳選有望銘柄の福袋『新春お年玉号』のお申込みが12月20日
(金)で終了となりましたが、好評につきまして12月27日(金)までお申
込みを延長させて頂き、同日のお振込み手続きをもちまして終了とさせて頂き
ます。まだ間に合いますので、ご検討頂ければと存じます。


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  2020年元日配信  【新春お年玉号のご案内】

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それでは皆様、楽しい週末をお過ごしくださいませ。

                             aquaより



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