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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ
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■□　　　　女性のための株式投資　　　　　　　2012/04/02 夕刊 VOL.5928
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こんばんは。ａｑｕａです。

　今日、入社式だったところも多く、それらしい人をたくさん見かけました。
新年度になったことを実感する風景です。

　ところで、新年度入りの４月は、月足陽線（月初に比べ月末が高い）になる
確率が高いという特徴があります。しかも、１９８０年以降の月別で見てみま
すと、日経平均株価の上昇率は、４月が最も高いというデータもあります。

　４月相場の強さは、新年度入りで新規資金が流入しやすいことが理由として
あげられ、いわゆる「４月効果」とよばれるものです。

　なお、今月のように２日から当月の取引が始まることを「二日新甫」と呼び、
昔から二日新甫の月は相場が荒れると言います。

　もしその言い伝え通りに相場が荒れる（値動きが大きい）とすれば、それだ
けチャンスも大きいと前向きに捉えたいものです。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場

 ２．主な材料

 ３．主な投資判断

 ４．業種別の業況判断指数

 ５．編集後記







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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　１０１０９.８７（＋　２６.３１）△０.２６％
◎ＴＯＰＩＸ　　　８５６.０５（＋　　１.７０）△０.２０％

◎売買高概算　　２１億６３３２万株
◎売買代金概算　　１兆３３４９億円
◎時価総額　　２９４兆１９４２億円

◎値上り銘柄数　　５３４　　◎（年初来）新高値　２０８
◎値下り銘柄数　１０３８　　◎（年初来）新安値　　２０
◎変わらず　　　　１０２

◎騰落レシオ（２５日）１０３.１５％

◎サイコロ（日経平均）７勝５敗　○○○●○●○○●●●○ ５８.３％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比＋１.７５％　７５日線比＋１０.４２％

◎為替　　（対ドル）　８３.００　　（対ユーロ）１１０.８２

◎出来高上位
　１.みずほ　　＜８４１１＞　　１３６円（＋　　１円）２２９,７１１千株
　２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　４２６円（＋　１４円）　８６,０５９千株
　３.日立　　　＜６５０１＞　　５５０円（＋　１９円）　５９,８７７千株
　４.オリコ　　＜８５８５＞　　１１０円（＋　１７円）　５４,４３０千株
　５.マツダ　　＜７２６１＞　　１４６円（＋　　１円）　４６,６３７千株

◎売買代金上位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (円)
　１.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　４２６円（＋　１４円）　３６,４９０百万
　２.日立　　　＜６５０１＞　　５５０円（＋　１９円）　３２,６７６百万
　３.みずほ　　＜８４１１＞　　１３６円（＋　　１円）　３１,３９１百万
　４.トヨタ　　＜７２０３＞　３５６５円（－　　５円）　２８,７１２百万
　５.ファナック＜６９５４＞１４９７０円（＋２９０円）　２０,５６１百万


◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り３４００万株　買い２０４０万株

　名実ともに新年度相場入りとなった本日の東京マーケットは、日経平均株価
が前週末比２６円（０．２６％）高の１万０１０９円で取引終了です。

　米個人消費支出の改善など景気の先行きに対する楽観的な見方を背景に週末
のＮＹダウが６６ドル高となったこと、加えて為替が１ドル＝８３円台の円安
に振れたことを好感して朝方から幅広い銘柄に買いが先行、１０：０７には上
げ幅が１０６円となって１万０１９０円まで上昇する場面がありました。ただ、
買い一巡後は目先の利益確定の売りが見られ、また円相場の下げ渋りを横目に
引けにかけて徐々に上げ幅縮小となっています。尚、３月の日銀短観は業況判
断ＤＩがマイナス４と市場予想のマイナス１を下回りましたが、影響は限定的。
逆に円安材料と捉えられた面もあります。売買代金は概算１兆３３４９億円、
上海総合指数は小幅高、１０ポイント（０．４％）高の２２６２です。

　業種別では、海運、証券、ゴム、保険、銀行などが高く、紙パ、水産、精密、
倉庫などが下げています。

　個別銘柄では、日立が１９円高の５５０円と値を上げ、連日で年初来高値を
更新。ＨＤＤ事業売却、中小型液晶事業の再編、テレビ自社生産撤退など徹底
したグループ内再編を推し進めており、主益向上を期待した買いが連日で膨ら
んでします。円相場がやや円安に振れたことも支援材料となっています。

　コマツが２８円高の２３８７円、日立建機が４９円高の１８８０円と値を上
げています。中国で発表された３月の製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ）が
前月に比べ２．１ポイント上昇して５３．１と４ヶ月連続で改善。中国経済の
先行きに対する警戒感が強まっていただけに見直し買いが入っています。中国
関連としてファナックも２９０円高の１万４９７０円と値を飛ばしています。

　携帯向けゲーム「モバゲー」を運営し、プロ野球球団買収のディー・エヌ・
エーが７８円高の２３７１円と値を飛ばしています。ウォルト・ディズニー・
ジャパンとソーシャルゲームで提携すると発表し、好材料視した買いが入って
います。ディズニーのキャラクターを使ったアイテム課金型の「育成ゲーム」
などを開発・配信します。

　その他、呉服店発祥の名門百貨店の松屋が４３円高の７８５円、日用品卸最
大手で震災特需の「あらた」が１８円高の３１９円と年初来高値更新、トラッ
ク・建機向け鍛造品製造のシンニッタンが２９円高の５４２円、イオングルー
プで東北地盤の酒類専門店チェーンやまやが９７円高の１８６７円と昨年来高
値更新、低価格のセルフ式うどん「丸亀製麺」を運営するトリドールも３９円
高の１０３４円と昨年来高値を更新です。

　本日の新高値銘柄は、ショーボンドＨＤ、ＭＩＳＡＷＡ、不二家、キャンド
ゥ、ハニーズ、クスリのアオキ、トリドール、沢井製薬、ウェザーニューズ、
太平洋セメント、日立、ＴＰＲ、日野自、いすゞ、日産自、カルソカンセイ、
タチエス、ファーストリテイリング・・・等々です。




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【２】主な材料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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・大企業製造業の現況指数は横ばいのマイナス４　短観

・大企業製造業の１２年度想定為替水準は７８円１４銭

・３月の新車販売台数、前年比７８％増　軽は６０％増

・山水電、民事再生手続き開始を申し立て　負債２億円

・スズキ、インドでの３月の新車販売が過去最多を更新

・東南アジア６カ国の２月の新車販売が５カ月ぶり増加

・中国主要８行、２ケタ成長確保　不良債権比率も上昇



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【３】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［メリルリンチ証券］
　据置き　　　Ａ (9735) セコム　　　　　　　　　　 4,950円
　据置き　　　Ｂ (6758) ソニー　　　　　　　　　　 1,915円
　据置き　　　Ｃ (4203) 住友ベークライト　　 400→   380円

［ＪＰモルガン証券］
　据置き　　　Ａ (2914) ＪＴ　　　　　　　　　52万→60万円

［モルガンＳＭＵＦＪ証券］
　据置き　　　Ａ (6113) アマダ　　　　　　　　　　　 700円
　据置き　　　Ａ (9843) ニトリ　　　　　　　　　　 9,600円

［シティＧ証券］
　引上げ　Ｂ→Ａ (9042) 阪急阪神ＨＤ　　　　　　　　 440円

［野村証券］
　据置き　　　Ａ (4927) ポーラオルビス　　 2,680→ 3,000円
　再　開　　　Ａ (9064) ヤマトＨＤ　　　　　　　　 1,600円
　再　開　　　Ａ (9086) 日立物流　　　　　　　　　 1,800円
　再　開　　　Ａ (9370) 郵船ロジスティクス　　　　 1,500円
　据置き　　　Ａ (9843) ニトリＨＤ　　　　　　　　 9,300円
　再　開　　　Ｂ (9062) 日本通運 　　　　　　　　　　340円
　再　開　　　Ｂ (9075) 福山通運 　　　　　　　　　　510円
　再　開　　　Ｂ (9076) セイノー　　　　　　　　　　 660円
　引下げ　Ａ→Ｂ (9301) 三菱倉庫　　　　　 1,600→   980円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※価格：各証券会社が判断する妥当株価



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【４】業種別の業況判断指数　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　日銀短観では、設備投資計画や大企業製造業の想定為替レートなどが示され
ますが、最も注目度が高いのは大企業製造業の景況感を示す業況判断指数（Ｄ
Ｉ）です。

　本日発表の３月調査の大企業製造業の業況判断指数はマイナス４（前回１２
月調査比横ばい）となりましたが、業種別で見ますと下記のようになっていま
す。

　　　　　　　　　　　　　現状　変化幅　　　３カ月先　変化幅

　　製造業　　　　　　　－　４　　　０　　　　－　３　　　１

　　　繊維　　　　　　　－１３　－１０　　　　－１２　　　１
　　　木材・木製品　　　　　５　　　９　　　　－　４　－　９

　　　紙・パルプ　　　　－１３　－　４　　　　－１０　　　３
　　　化学　　　　　　　－１４　－　８　　　　－　３　　１１

　　　石油・石炭　　　　　　０　　１３　　　　　　６　　　６
　　　窯業・土石　　　　－　６　　　０　　　　　　６　　１２

　　　鉄鋼　　　　　　　－１７　－　７　　　　－　９　　　８
　　　非鉄金属　　　　　－１１　－１１　　　　－　６　　　５

　　　食料品　　　　　　－　１　－　６　　　　　　２　　　３
　　　金属製品　　　　　－１１　－　８　　　　－　９　　　２

　　　はん用機械　　　　　１１　－　６　　　　　　０　－１１
　　　生産用機械　　　　　　２　－　１　　　　－　１　－　３

　　　業務用機械　　　　　　２　　　８　　　　－　４　－　６
　　　電気機械　　　　　－１７　　　４　　　　－　７　　１０

　　　造船・重機　　　　　　０　　　７　　　　－１６　－１６
　　　自動車　　　　　　　２８　　　８　　　　　１１　－１７
　
　　非製造業　　　　　　　　５　　　１　　　　　　５　　　０

　　　建設　　　　　　　－　７　　　１　　　　－　６　　　１
　　　不動産　　　　　　　　３　　　０　　　　　　６　　　３

　　　物品賃貸　　　　　　２０　　　０　　　　　１２　－　８
　　　卸売　　　　　　　－　３　－　４　　　　－　１　　　２

　　　小売　　　　　　　　　９　－　１　　　　　　７　－　２
　　　運輸・郵便　　　　　　０　－　３　　　　　　０　　　０

　　　通信　　　　　　　　５２　　　８　　　　　４０　－１２
　　　情報サービス　　　　　７　　　３　　　　　１２　　　５

　　　電気ガス　　　　－　　３　　　９　　　　－１５　－１２
　　　対事業所サービス　　２０　　１０　　　　　２０　　　０

　　　対個人サービス　　　１３　　　４　　　　　２２　　　９
　　　宿泊飲食サービス　－　８　－　６　　　　－　５　　　３


　水準が注目されがちですが、変化の向きと大きさも重要です。大企業の化学
は４四半期連続の悪化で、０９年６月以来の低水準となっていますが、先行き
は大きく改善する見込みです。大企業の建設は現状で０８年９月以来の高水準
で、先行きも堅調を維持し６四半期連続の改善となる見込みです。また、内需
中心の大企業非製造業は０８年６月以来の高水準となっています。

　ちなみに、２０１２年度の事業計画の前提となる大企業製造業の想定為替レ
ートは７８円１４銭（上期７８円０４銭、下期７８円２４銭）で、過去最高の
円高水準で事業計画を行っています。その水準より円安傾向にある現在の状況
が続けば、業績の上振れも十分に期待できます。

　尚、業種別の業況を知る上では、本日の日経に掲載された４～６月の産業景
気予測（産業天気図）も参考になります。



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【５】編集後記                           　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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北関東自動車道・圏央道（首都圏中央連絡自動車道）・新東名の３本の主要道
路が相次いで整備され、新たに事業拠点の好立地が数多く誕生するとともに、
３ＰＬ（サード・パーティー・ロジスティクス：総合的な物流業務の一括受託
ビジネス）の需要が増しています。
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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝６年連続受賞＝

◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１１ http://melma.com/contents/moy2011/
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　　　「ハロー！株式」　４年連続での『総合大賞』

　　　　（０６年と０７年はマネー部門賞第１位）


◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

　　　　（０６年から０８年まで連続受賞、０９年はコンテスト実施せず）


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　ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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