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             ◎ ハロー!株式 ◎      2012/04/03 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 新鮮でいきいきしていることを「清新」、明るくのびのびとしていることを
「明暢(めいちょう)」と言います。

 今日は春の嵐が列島を襲いましたが、明日は二十四節気に言う「清明」で、
暦の上では桜花爛漫、天地万物に清新明暢の気が満ちあふれる時候です。

 街をゆく新社会人にも清新明暢の気が溢れており、新しいスーツといった外
見上の「らしさ」とは別に、初初しさが何となく伝わってきます。

 しばらくすれば、この「初初しさ」は薄れてくるものですが、初初しさに包
まれたその内面にある夢や希望はいつまでも忘れずにいてほしいと願います。

 ちなみに「初初しい」を辞書で引きますと、「世間ずれしていないで、若々
しくけがれのないさまである。ものなれていないで初心な様子である」などと
書かれていますが、最近は「初初しい」と感じる機会がめっきり少なくなった
ような気がします。

 ところで、二十四節気発祥の中国では清明節に故人を偲び、先祖のお墓参り
をする慣わしがあります。春の到来を感じられるこの時期に行楽・遠足にでか
ける人も多いことから「踏青節」との呼び名もあるそうです。

 中国において清明節は日本のお盆のような伝統行事で祝日でもありますので、
この時期は上海や台湾などの株式市場は休場となります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.好調内需と循環物色

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  10050.39(- 59.48)▼0.59%
◎TOPIX   851.02(-  5.03)▼0.59%

◎売買高概算  16億8176万株
◎売買代金概算  1兆0469億円
◎時価総額  292兆4944億円

◎値上り銘柄数  400  ◎(年初来)新高値 79
◎値下り銘柄数 1154  ◎(年初来)新安値 20
◎変わらず    119

◎騰落レシオ(25日)98.85%

◎サイコロ(日経平均)6勝6敗 ○○●○●○○●●●○● 50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+0.98% 75日線比+9.54%

◎為替  (対ドル) 82.08  (対ユーロ)109.51

◎出来高上位※山水電除く
 1.みずほ  <8411>  132円(-  4円)122,795千株
 2.三菱UFJ<8306>  418円(-  8円) 55,333千株
 3.日立   <6501>  551円(+  1円) 52,242千株
 4.東芝   <6502>  359円(-  4円) 32,857千株
 5.マツダ  <7261>  143円(-  3円) 32,440千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.日立   <6501>  551円(+  1円) 28,712百万
 2.三菱UFJ<8306>  418円(-  8円) 23,204百万
 3.トヨタ  <7203> 3555円(- 10円) 19,290百万
 4.グリー  <3632> 2013円(- 54円) 16,391百万
 5.みずほ  <8411>  132円(-  4円) 16,378百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1580万株 買い3250万株

 本日の東京マーケットは、日経平均株価が前日比59円(0.59%)安の
1万0050円で取引終了です。

 昨晩のNYダウは3日連続高の52ドル高となり、約4年3ヶ月ぶりの高値
水準まで上昇しましたが、東京市場は為替が1ドル=81.50円台の円高に
進行したことが嫌気され、朝方から輸出関連中心に幅広い銘柄に売りが先行。
対ユーロでも円高となり、これまで円安を材料に買われてきた自動車、電機、
精密機器といったところ、加えて金融緩和を材料に上昇してきた金融、不動産
などが軟調となっています。週末の米3月雇用統計を控えて買い手控えムード
が強く、また政局不安も相場の重石となっています。売買代金は概算1兆04
69億円、上海総合指数は清明節で休場、香港ハンセン指数は15:50現在
で1%程度の上昇となっています。

 業種別では、電力ガス、鉄鋼、食品が高く、不動産、海運、倉庫、証券、銀
行などが下げています。

 個別銘柄では、米菓業界首位の亀田製菓が連日で大幅高、88円高の174
5円まで上昇しています。前週末の引け後に東証が同社の市場区分を6日付で
1部に変更すると発表したことがきっかけとなっています。知名度が上がり、
投資家層の拡大に繋がるとの期待が高まっています。

 楽天が4日連続高、2100円高の8万9700円と連日で年初来高値更新。
尚、昨年の高値は9月26日の9万4800円です。円相場の上昇で内需系銘
柄に関心が向かいやすく、今期過去最高益見通しであること、加えて国内消費
の改善期待から更なる業績向上への期待が高まっています。

 大阪地盤で関西地区シェア20%超のドラッグストア「キリン堂」が100
円高の638円とストップ高。昨日発表した実績営業利益は16.8億円で前
期比51%の大幅増益となり、今期も増益見通しであることから順調な業績拡
大を評価した買いが入っています。

 大規模自転車専門店を展開する「あさひ」が34円高の1539円と3日連
続高。昨日の引け後に2013年2月期の税引き利益が前期比28%増の30
億円になる見通しと発表。関東地域での店舗数の大幅増加などが寄与し、好調
な業績を好感した買いが入っています。東日本大震災をきっかけに自転車通勤
への関心が高まっています。

 ベビー・子供衣料の西松屋チェーンが28円高の700円と値を上げていま
す。14時30分に2013年2月期の税引き利益が前期比65%増の37億
円になると発表。営業利益は44%増の68億円となり、好調な業績を好感し
た買いが入っています。発行済み株式総数の0.79%%に当たる53万株、
3億円を上限に自社株を取得すると発表したことも支援材料となっています。

 その他、工具や各種工事関連用品の販売を手掛けて復興需要拡大のMono
taROが51円高の1328円と昨年来高値更新、洋菓子の不二家が2円高
の189円と昨年来高値更新、水道管の更新需要への期待感から日本鋳鉄管が
13円高の215円、ガス販売量拡大で東京ガスが4円高の399円、大阪ガ
スも4円高の340円といずれも昨年来高値更新。日立は1円の小幅高ながら
551円と値を上げ、上値指向の展開継続です。

 本日の新高値銘柄は、不二家、キャンドゥ、アスクル、あらた、Monot
aRO、JT、セブン&アイ、トリドール、日本鋳鉄管、日立、オリジン、東
ガス、大ガス・・・等々です。




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【2】主な材料                          **
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・ゼネコン各社、災害後の長期避難を想定 設計等見直し

・3月の国内ユニクロ既存店売上高、前年比5.1%増加

・東電に家庭向け料金の値上げ圧縮勧告も 消費者相示唆

・財務相、G20で「原油高」問題提起「主要テーマに」

・中国で野菜価格が再び上昇 景気減速下、消費に影響も

・中国経済政策幹部、1~3月期成長率「8.4%程度」

・米食肉加工大手が破たん 加工食肉の安全性への懸念で

・米ガソリン価格、4ドル台目前に 景気への影響も懸念



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【3】主な投資判断                        **
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[モルガンSMUFJ証券]
 据置き   A (3659) ネクソン      1,500→ 1,700円
 据置き   A (4507) 塩野義製薬         2,000円
 据置き   A (4565) そーせいグループ      22万円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A (3659) ネクソン      1,500→ 1,800円
 引上げ B→A (4676) フジメディア   12.9万→  18万円
 引上げ B→A (4751) サイバー     24.7万→  28万円
 引下げ A→B (9602) 東宝            1,600円

[バークレイズC証券]
 新 規   A (8729) ソニーFH         1,650円

[野村証券]
 据置き   A (9735) セコム           5,000円
 据置き   B (3407) 旭化成        490→   540円

[SMBC日興証券]
 引下げ B→C (5017) AOC HD     550→   400円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】好調内需と循環物色                     **
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 2011年度は大震災の発生が日本経済に大きく影響しましたが、消費者心
理や内需は震災の影響から立ち直り、力強さを増しています。

 2011年度の国内新車販売台数(軽自動車を含む)は前年度比3.3%増
の475万3273台と、2年ぶりに前年実績を上回りましたが、年度前半か
ら見れば信じられないような回復です。

 ちなみに、2011年4月の新車販売は前年同月比47%減で、1968年
の統計開始以来、単月では過去最低を更新。5月は33%減、6月21%減、
7月23%減と悲惨な状況だったにも関わらず通年では前年度比プラスを達成。
エコカー補助金の復活も大きく、年度後半の伸びは推して知るべしです。

 当然、エコカー関連の部品工場もフル操業状態となっており、期間工を増や
したり、生産計画を上積みしたりと対応に追われるほどの繁忙となっています。

 また、震災発生で昨年3月が大幅減となった反動で大手百貨店5社の3月の
前年度比既存店売上高は軒並み好調でしたが、震災による反動がほとんどない
阪急阪神百貨店も前年同月比2.7%増となっており、春物衣料や高額品等で
は反動以上に売れ行きが伸びているとの指摘もあります。低価格衣料店を展開
する「しまむら」で3月の客単価が上昇していることなども消費者心理の回復
を示唆しています。

 昨年の震災はレジャー大手の東京ディズニーリゾート(TDR:2つのテー
マパーク、ホテル群、商業施設等を含む総称)にも深刻な影響を及ぼしました。

 TDRは震災の影響により昨年4月1日から27日まで休園。これを約1カ
月と見積もりますと、上半期(4~9月の6カ月間)の入場者数は、単純計算
で100%×6分の1=約16.7%の影響を被ることになりますが、節電に
よる影響もあって実際にはTDRの上半期の入場者数は前年同期比で17.1
%減と、過去最大の落ち込みを記録しました。

 しかし、夏以降は急回復。TDRの下半期の入場者数は前年同期比17.7
%増と、上半期の落ち込みをカバー、下半期としては過去最高の1460万人
を記録しました。通期の入場者数は前年度比0.1%減と前年度並みを確保し
ています。

 レジャー産業の好調さはTDRだけの話ではなく、大阪のユニバーサル・ス
タジオ・ジャパン(USJ)の2011年度入場者数は2ケタ増、横浜の八景
島シーパラダイスや富士吉田市の富士急ハイランドなども入場者数は前年度比
プラスとなっており、宿泊付きのツアーも好調のようです。

 住宅では、都心・湾岸エリアの高層マンションは昨年後半には早くも人気が
復活。2月の住宅着工件数は前年同月比で6カ月ぶりに増加。被災地での復興
需要もありますが、住宅エコポイント優遇策などによる需要増が住宅市場の下
支えとなっています。

 なお、年明け以降の東京株式市場では、円高基調に歯止めがかかったことを
好感して外需関連株(海外事業の収益が大きい業種)の上昇が目立ちましたが、
直近1カ月間では小売業や食料品、不動産などの内需関連株の上昇が顕著とな
っています。

 株式市場では、好調な内需を手掛かりに物色対象が広がる循環物色の色彩が
濃くなってきており、物色対象を変えながら全体の下値を切り上げる好循環が
みられます。


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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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エルピーダが破たんし、シャープが台湾企業に救済を仰ぎ、太陽電池で世界シ
ェアトップに立ったこともあるドイツのQセルズが法的整理の手続きを申請す
るなど、こうした惨状を目の当たりにしますと一分野に特化した企業が世界ト
ップクラスを維持することの困難さを思わずにいられません。企業固有の特徴
が出しにくい分野ほど新規参入が相次ぎ、やがて価格競争に陥り、消耗戦にな
る可能性があります。そうした悪夢を断つには、絶対的なブランド力、ローテ
クであっても見せ方の工夫や提案力で優れていること、そして性能の一部とも
いえるデザイン力の重要性が増しています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =6年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2011 http://melma.com/contents/moy2011/
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   「ハロー!株式」 4年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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 ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号
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