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こんにちは。aquaです。

 来週4日からノーベル賞各賞の発表が相次ぎます。

 爆薬の発明で巨万の富を手にたアルフレッド・ノーベルはある時、兄の死を
アルフレッド本人の死と勘違いされ「死の商人、死す」と報じられたのを目に
します。

 それ以来、自分の死後、後世にどのように記憶されるかを考えるようになっ
たノーベルは、自分の財産を運用して基金を設立し、人類にもっとも大きな貢
献をした人に賞を贈るよう遺言します。

 こうした経緯で1901年から始まったのがノーベル賞です。

 ちなみに、今年の各賞の発表日時(日本時間)は下記のようになっています。


    4日(月) 18時30分以降 【生理学・医学賞】

    5日(火) 18時45分以降 【物理学賞】

    6日(水) 18時45分以降 【化学賞】

    7日(木) 20時以降    【文学賞】

    8日(金) 18時以降    【平和賞】

   11日(月) 18時45分以降 【経済学賞】



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.短観、雇用動向など

 3.金儲けの秘訣






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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  28771.07(-681.59)▼2.31%
◎TOPIX  1986.31(- 43.85)▼2.16%

◎売買高概算   13億8443万株
◎売買代金概算   3兆5442億円
◎時価総額   730兆4287億円

◎値上り銘柄数  173  ◎(年初来)新高値 21
◎値下り銘柄数 1981  ◎(年初来)新安値 85
◎変わらず     20

◎騰落レシオ(25日)114.93(前日比8.06%低下)

◎サイコロ(日経平均) 3勝9敗 〇●●〇●●〇●●●●●  25.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 -2.52% 75日線比 +0.51%


◎為替  (対 ド ル)111.20(前日比0.67円高)
     (対ユーロ)128.77(前日比1.05円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.郵船   <9101>  8300円(-  150円) 1593億円
 2.任天堂  <7974> 49570円(- 4740円) 1565億円
 3.レーザテク<6920> 25310円(-  280円)  912億円
 4.ソフバンG<9984>  6428円(-   52円)  887億円
 5.ファストリ<9983> 79020円(- 3460円)  778億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は5日連続安となり、681円(2.31%)安の2万
8771円で取引終了です。この5日間の下げ幅は1477円となります。

 昨晩のNY市場は米債務上限問題や金利動向を警戒してダウは546ドル(
1.59%)安、ナスダックも63P(0.44%)安。これを受けて東京市
場も朝方から売りが先行。岸田氏の自民党人事にも派閥忖度色が強く、失望し
た売りが重なり、徐々に下げ幅を広げています。

 業種別では鉱業が唯一高く、他は全て下落。特に、商社、機械、精密、電機、
不動産、銀行などの下げが目立ちます。

 個別銘柄では、電力やガスの切り替えを行うプラットフォーム「エネチェン
ジ」の運営を手掛けるENECHANGEが大幅高で385円高の4330円。
海外のエネルギーベンチャー企業への投資に特化した脱炭素テックファンドを
組成すると発表し、材料視した買いが膨らんでいます。エネルギー分野のデジ
タルトランスフォーメーション(DX)関連としてのテーマ性も意識されてい
ます。

 JCRファーマが大幅高で334円高の3125円。呼吸障害や知的障害を
伴う希少疾患の治療薬の共同開発と事業化に向けた契約を武田と結んだと発表。
契約金収入による業績の上方修正を好感した買いが入っています。

 カジュアル衣料のアダストリアが57円高の2112円と年初来高値更新。
主力ブランド・グローバルワークのEC取引が好調で第2四半期(3~8月)
の営業損益が黒字転換し、好感した買いが入っています。

 その他、相場全般安の中にあって、建築基準法上の建造物検査を手掛けるE
RIが22年5月期第1四半期の損益黒字転換を好感してストップ高で300
円高の1350円、業績上方修正発表の新家工業が179円高音1699円と
大幅高、再生可能エネルギーのレノバが10円高の4605円、太陽光発電の
ウエストHDも135円高の5110円と値を上げています。

 本日の新高値銘柄は、アダストリア、イーブック、パイプドHD、ERI、
グリー、KADOKAWA・・・等々です。


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【2】日銀短観、雇用動向など                   **
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◎日銀短観(21年9月調査)    前回6月調査比  3カ月後見通し
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 大企業・ 製造業DI プラス18(4ポイント改善)  プラス14

 大企業・非製造業DI プラス 1(1ポイント改善)  プラス 3


 製造業・非製造業とも現状の景況感は予想以上に改善したものの、製造業は
 先行き悪化の見込み。

 今年度の設備投資計画(全規模・全産業)は前年度比7.9%増と、6月調
 査の7.1%増から6.8%程度に鈍化するとの市場予想に反して上方修正
 され、設備投資再開の動きが示されました。

 尚、輸出企業の事業計画の前提となっている2021年度の想定為替レート
 (大企業・製造業)は106.72円で、6月調査時点の105.57円か
 ら円安方向に修正となっています。




◎雇用動向(8月)
 ――――
 完全失業率   2.8%  前月比横ばい

 有効求人倍率 1.14倍  前月比0.01ポイント低下




◎消費動向調査(9月)
 ――――――
 消費者態度指数 37.8 前月比1.1ポイント上昇 ※2カ月ぶり改善

 指数を構成する4項目(暮らし向き、収入の増え方、雇用環境、耐久消費財
 の買い時判断)すべてが改善ました。

 尚、消費者心理の基調判断は「依然として厳しいものの、持ち直しの動きが
 続いている」で据え置きです。




◎新車販売台数(9月)
 ――――――
 登録車  20万5423台 前年同月比30.0%減(前月 4.4%増)
 軽自動車 11万2948台   同  35.9%減( 〃12.0%減)

  合計  31万8371台   同  32.2%減( 〃 2.1%減)

 尚、コロナ禍前の2019年9月の販売合計(54万8209台)との比較
 では41.9%減の水準です。




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【3】金儲けの秘訣                        **
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 2008年に米大手証券会社のリーマン・ブラザーズが経営破たんした際の
株式市場は、日米ともにこの世の終わりが来たのかと思うような強烈な下げを
演じ、市場は一時売り一色となりました。いわゆる「リーマン・ショック」で
す。

 米著名投資家のウォーレン・バフェット氏はそのような時に積極的に投資を
行い、巨額の利益を得たと言われています。



「 金儲けの秘訣は、

   人が買ってくれという時に買い、売ってくれという時に売ることだ 」



 上記は古代中国の漢の時代、司馬遷が編纂した「史記」の「貨殖列伝」にあ
る一節ですが、バフェット氏の信条も「他人が臆病な時に強欲になればいい」
であり、このやり方の投資効率の良さを実践にて証明しています。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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大きく上昇した後、下落に転じ再び買える水準になることを「相場の若返り」
と言います。下ったことをチャンスと捉えるかどうかは人それぞれ。もちろん
不意にチャンスが巡ってきた時にいつでも行けるよう準備しておくことが大切
です。端的に言えば、ある程度の資金を常に温存しておくことです。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 15年連続受賞 =


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