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◎ ハロー株式 ◎ 2019/06/20 夕刊
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こんにちは。aquaです。
東京商品取引所で金(ゴールド)が上昇し、一時4年4カ月ぶりの高値をつ
けています。
金相場(国際指標のNY金先物)を動かす要因はいくつかありますが、マー
ケットで不安心理が高まった時、普遍的な価値がある金には安全志向の逃避資
金が流入します。
NY金先物はドル建て取引されているため、ドルが下落すれば割安感から金
価格が上昇しやすく、ドルが上昇すれば割高感が意識され金価格は下がりやす
いといった特性もあります。
また、利息を生まない金は、金利が上昇すれば売られやすく、金利が低下す
れば金の価値が見直され買われやすくなります。
ところで、米連邦準備理事会(FRB)は昨晩の米連邦公開市場委員会(F
OMC)で政策金利を据え置くとともに、早期の追加利下げの可能性を示唆し
ました。
これを受けて米利下げ観測が高まり、米金利は低下、為替市場ではドル安が
進行しましたが、NY金先物はFOMCの結果判明(日本時間午前3時)の前
(同午前2時半)に通常取引が終了するため、昨晩のNY金先物はFOMCの
結果を織り込まずに様子見の小幅安で通常取引を終了しました。
しかし、金利低下とドル安の2つの追い風を受けて、NY金先物は通常取引
終了後の時間外取引で大きく上昇し、その流れが東京市場の金取引にも波及し
ています。
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~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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1.今日の相場
2.主な投資判断
3.本日の経済指標等の結果
4.バルチック海運指数
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【1】今日の相場 **
――――――――――――――――――――――――――――――――――∞
◎日経平均 21462.86(+128.99)△0.60%
◎TOPIX 1559.90(+ 4.63)△0.30%
◎売買高概算 10億1796万株
◎売買代金概算 1兆7927億円
◎時価総額 588兆0338億円
◎値上り銘柄数 1259 ◎(年初来)新高値 79
◎値下り銘柄数 767 ◎(年初来)新安値 20
◎変わらず 118
◎騰落レシオ(25日)101.35%(前日比3.38%上昇)
◎サイコロ(日経平均) 8勝4敗 〇●〇〇〇●●〇〇●〇〇 58.3%
◎カイリ率(日経平均)25日線比 +1.98% 75日線比 +0.14%
◎為替 (対 ド ル)107.65(前日比0.73円高)
(対ユーロ)121.35(前日比0.03円高)
◎出来高上位
1.みずほ <8411> 154.1円(+ 1.1円) 7873万株
2.JDI <6740> 70.0円(+ 9.0円) 6133万株
3.三菱UFJ<8306> 507.3円(- 0.1円) 3095万株
4.野村 <8604> 379.0円(+ 1.5円) 2454万株
5.日経Wイン<1357>1142.0円(- 11.0円) 1705万株
◎売買代金上位
1.日経レバE<1570> 18290円(+ 200円) 1010億円
2.ソフトBG<9984> 10515円(+ 265円) 671億円
3.ファストリ<9983> 67500円(+ 660円) 531億円
4.任天堂 <7974> 38560円(+ 710円) 517億円
5.ソニー <6758> 5778円(+ 42円) 442億円
◆相場概況
本日の東京マーケットは日経平均株価が昨日の361円高に続いて連日で上
昇、128円(0.60%)高の2万1462円で取引終了です。
米FRBが早期利下げの可能性を示唆したことを好感して昨晩のNYダウは
38ドル高と3日連続で上昇。これを受けて東京市場も朝方から買いが先行。
また上海や香港などアジア主要市場が大きく上昇していることも買い安心感を
誘い、引けにかけても高い水準を維持しています。
金利低下メリットで不動産や証券株の上げが目立ちます。円相場は1ドル=
107.50円前後まで円高が進行、売買代金は1兆7927億円、上海総合
指数は69ポイント(2.3%)の大幅高で2987です。
業種別では、海運、証券、水産、不動産、精密、情報通信などが高く、一方
で自動車、石油、商社、繊維、食品、医薬品などが下げています。
個別銘柄では、LINEが45円高の3005円と連日の上昇で3000円
台乗せ。仮想通貨交換業者として金融庁に登録を済ませ、早ければ来月中にも
国内でビットコインなど仮想通貨の取引を開始すると報じられ、材料視した買
いが入っています。「BITMAX」という名称の取引所を近々開設し、ビッ
トコインやLINEの独自通貨など仮想通貨の売買や送金サービスを始める模
様です。
海運大手で鉄鉱石船、タンカー、LNG船中心に不定期船に強い商船三井が
51円高の2457円と値を上げています。インドの国営ガスGAIL社と同
国向けの液化天然ガス(LNG)輸送の複数年契約を結んだと報じられ、1船
あたり30億円程度の年間売上高が見込めることから収益向上を期待した買い
が入っています。
食肉卸大手で三井物産が筆頭株主のスターゼンが40円高の4035円と値
を上げています。三井物と中国企業の3社で食肉など畜産物の加工・販売事業
の合弁会社を設立すると発表し、業績向上を期待した買いが入っています。
ENEOSやキグナスのSS展開し、BMW等輸入車販売も手掛けるサンオ
ータスがストップ高、80円高の434円となっています。20年4月期の連
結営業利益が2.47倍の大幅増益見通しを発表し、好感した買いが集まって
います。
その他、歌手等のファンサイトを運営し、電子チケットも手掛けるエムアッ
プがチケット不正転売禁止法を材料に202円高の2582円と大幅高、熱絶
縁工事に強い建設工事会社の明星工業が自社株買いを材料に43円高の715
円。
鋼製橋梁やPC(プレストレスト・コンクリート)橋梁などを手掛ける川田
テクノが140円高の8330円、東京ディズニーランド&シー運営のオリエ
ンタルランドが70円高の1万3370円と値を上げています。
本日の新高値銘柄は、鳥越粉、森永菓、日ハム、サイボウズ、楽天、日本ビ
ューホテル、クボタ、アマノ、日本信号、能美防災、SBI、三菱地、平和不、
JR西、東宝、ファーストリテ・・・等々です。
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【2】主な投資判断 **
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[クレディS証券]
引下げ A→B(4516)日本新薬 8,800→ 8,800円
[モルガンSMUFJ証券]
引下げ B→C(6770)アルプスアルパ 2,500→ 1,500円
[野村証券]
引上げ B→A(2282)日本ハム 4,300→ 6,300円
据置き B(2281)プリマハム 2,050→ 2,200円
[SMBC日興証券]
据置き A(6501)日立 5,200→ 5,400円
据置き B(6645)オムロン 5,900→ 4,900円
引下げ A→B(6861)キーエンス 87,000→68,000円
[三菱UFJMS証券]
据置き A(5401)日本製鉄 3,620→ 2,860円
据置き A(5411)JFE 3,260→ 2,590円
引上げ B→A(7230)日信工業 1,800→ 2,000円
引下げ A→B(7259)アイシン精機 5,100→ 3,900円
[みずほ証券]
据置き B(9627)アインHD 7,800→ 7,100円
据置き C(8848)レオパレス21 200→ 250円
※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
※投資判断を再開した場合は新規と記載
※価格は各証券会社が判断する妥当株価
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【3】本日の経済指標等の結果 **
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◎金融政策決定会合
――――――――
日銀は本日の金融政策決定会合で、現状の長短金利操作(短期金利をマイナ
ス0.1%、長期金利をゼロ%程度に誘導)の維持を賛成多数(賛成7反対
2)で決定。
ETFの保有残高を年間約6兆円に相当するペースで買い入れを行うなどの
の資産買入れ方針については全員一致で決定しました。
尚、景気については「輸出・生産面に海外経済の減速の影響がみられる」と
した上で、「基調としては緩やかに拡大」しているとの見方を維持しました。
◎対内証券投資・株式(財務省統計)※カッコ内は前週の動向
―――――――――
6月9日~15日
海外投資家 - 954億円(-1480億円) 5週連続売り越し
◎投資部門別の売買状況(東証統計)※カッコ内は前週の動向
――――――――――
6月第2週(6月10日~14日、日経平均232円上昇・週間)
個人投資家 - 757億円(- 971億円) 2週連続売り越し
海外投資家 -1992億円(-1143億円) 6週連続売り越し
事業法人 +1546億円(+1725億円)10週連続買い越し
信託銀行 + 328億円(+ 153億円) 3週連続買い越し
※投資部門別売買状況で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」
は年金資金等の売買動向を反映しています。
※個人の取引別動向は、現金が差し引き773億円の売り越し、信用取引は
差し引き16億円の買い越しでした。
※指数先物については、海外投資家は85億円の買い越し。現物と指数先物
の合計では1906億円の売り越しとなっています。現物・先物合計での
売り越しは6週連続です。
※海外投資家の売買状況の推移については下記をご参照ください。
(週間)→ http://www.aqua-inter.com/hint/wk_data.html#weekly
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【4】バルチック海運指数 **
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バルチック海運指数(BDI)とは、ロンドンのバルチック海運取引所が鉄
鉱石や穀物などの乾貨物(ドライカーゴ)の外航不定期船(ばら積み船)の主
要航路の用船料について世界の海運ブローカーから得た情報をもとに、198
5年を1000として算出している国際運賃指標です。
ちなみに、ばら積み船と言いましても、その大きさ(通過できる航路)によ
って様々な種類があります。
代表的な種別としては、世界のほとんどの港に入出港できる「ハンディサイ
ズ」、パナマ運河を通航できる最大船型の「パナマックス」、パナマックスよ
り大きく、パナマ運河が通航できず喜望峰(ケープタウン)回りとなる「ケー
プサイズ」などがあり、BDIはこれら複数の用船料を合成して算出されてい
ます。
BDIの構成要素のうち、最も影響度が大きいのはケープサイズの価格動向
です。
ケープサイズの大型ばら積み船の積荷は、約7割が鉄鉱石、3割が石炭で、
パナマックスの積荷は5割程度が石炭、約2割が穀物類です。また、品目別で
BDIに最も大きく影響するのは、海上荷動き全体の3割を占める鉄鉱石です。
ケープサイズの用船料は鉄鉱石の需要に影響を受け、ひいては鉄鉱石の最大
の需要国(輸入国)である中国の経済状況や政策の影響を受けます。
ケープサイズの用船料の値動きを示すバルチック・ケープ指数(BCI)は
今年4月2日に過去安値の92ポイントを付け、現在は2000ポイントを超
える水準にまで回復。それに連れてBDIも上昇傾向にあります。
※BDIの動き http://www.aqua-inter.com/hint/bdi.html
尚、BDIの過去最高値は、リーマンショック前の2008年5月に付けた
1万1793ポイントです。
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【5】編集後記 aqua@aqua-inter.com
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欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が追加緩和の可能性に言及し、米連邦準
備理事会(FRB)も早期の追加緩和の可能性を示唆。欧米の政策金利が低下
する流れの中で、中国や日本の金融政策に対しても緩和期待が高まっています。
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~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~
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◎まぐまぐ大賞 2018
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→ http://melma.com/contents/moy2017/
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