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  今週のスペシャル版は下記内容にて本日夕方に配信いたしました。


   『 注目の復興関連と除染関連銘柄

    & 新興国で需要活況、株価底値圏で投資妙味大の○6○○!』

  
    『 一過性の材料による関連銘柄の動き その一例 』



  ※配信についてのお問い合わせは・・・ aqua@aqua-inter.com 

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             ◎ ハロー!株式 ◎      2012/01/25 夕刊

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こんばんは。aquaです。

 いささか旧聞となりますが、野村不動産が昨年12月に売り出した超高層タ
ワーマンション「プラウドタワー東雲キャナルコート」(総戸数600戸、5
2階建て、高さ約180メートル)のうち第一期(250戸)が即日完売とな
り、株式市場でも話題となりました。

 同物件は「湾岸」かつ「超高層」であり、東日本大震災時に浦安等の埋め立
て地が液状化した問題などから、依然のような人気はないのではないかとの懸
念があっただけに「即日完売」が驚きをもって報じられました。

 三菱地所レジデンスと鹿島が2014年3月の入居に向けて建設を進める「
ザ・パークハウス晴海タワーズ クロノレジデンス」も湾岸エリアで49階建
ての高層マンションですが、最新の免震構造や液状化対策を施しており、問い
合わせ件数を見る限りこちらも人気は上々のようです。

 ちなみに、不動産経済研究所がまとめた2011年の首都圏の新築マンショ
ン発売戸数は前年比で微減となったものの、11月は前年比30%増、12月
は同8.5%増と回復傾向が続いており、月間契約率は好不調の目安とされる
70%を4カ月連続で上回っています。

 首都圏のマンション販売の持ち直し傾向が鮮明になりつつある中で、今後は
消費税の増税も追い風となりそうです。政府は素案で2014年4月に8%、
2015年10月に10%に引き上げる方針を打ち出しており、マンションは
単価が高いだけに負担増も大きく、駆け込み需要が見込めます。

 一方、既存のマンションは老巧化が進行しており、国内の約11万件(約5
70万戸)のマンションのうち、耐震強度や安全性に問題がある物件は約3万
件あるそうです。

 区分所有法では、マンションを建て替える際に決議条件として専有面積など
に比例する「議決権」の5分の4以上の同意が必要としていますが、これを3
分の2程度に減らす改正法案が来年の通常国会に提出される見込みです。他に
も改修や建て替えがしやすくなるような改正法案や特別立法の提出が検討され
ており、これらの法案が成立すれば、これまで建て替えや改修を阻んできた条
件が大幅に緩和されることになります。 

 首都圏の高層マンションの人気が復調したことや、マンションの建て替えル
ールの見直しなどのことはすで株式市場で話題なったことではありますが、内
需関連のテーマの一つとして押さえておきたいポイントです。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場 <新春お年玉号通信>

 2.主な材料

 3.主な投資判断

 4.耐用限度が迫る社会インフラ

 5.編集後記







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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均   8883.69(+ 98.36)△1.12%
◎TOPIX   767.40(+ 10.00)△1.32%

◎売買高概算  21億9961万株
◎売買代金概算  1兆1392億円
◎時価総額  264兆0598億円

◎値上り銘柄数 1244  ◎(昨年来)新高値 24
◎値下り銘柄数  303  ◎(昨年来)新安値  0
◎変わらず    111

◎騰落レシオ(25日)120.38%

◎サイコロ(日経平均)9勝3敗 ○○●○●○○○○●○○ 75.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比+4.50% 75日線比+3.57%

◎為替  (対ドル) 77.93  (対ユーロ)101.53

◎出来高上位
 1.商船三井 <9104>  298円(+ 21円) 80,568千株
 2.共栄タンカ<9130>  215円(+ 50円) 71,131千株
 3.第一汽船 <9132>  135円(+ 22円) 67,513千株
 4.みずほ  <8411>  118円(+  1円) 63,345千株
 5.東電   <9501>  202円(-  5円) 53,317千株

◎売買代金上位                           (円)
 1.トヨタ  <7203> 2877円(+ 84円) 33,606百万
 2.ホンダ  <7267> 2773円(+102円) 24,888百万
 3.商船三井 <9104>  298円(+ 21円) 23,545百万
 4.三菱UFJ<8306>  359円(+  2円) 18,258百万
 5.三井住友 <8316> 2430円(+ 21円) 16,457百万


◆相場概況

 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1600万株 買い1550万株

 本日の東京マーケットは日経平均株価が続伸、前日比98円(1.12%)
高の8883円と8800円台に乗せて取引終了です。

 昨晩のNYダウは33ドル安でしたが、為替市場で1ドル=78円近く、1
ユーロ=101円台半ばの円安に進行したことを好感して朝方から自動車など
輸出関連中心に幅広い銘柄に買いが先行。米アップルの好決算、そして外国人
と見られる大口買いが入ったことも買い安心感を誘い、引けにかけて徐々に上
げ幅拡大となっています。

 為替につきましては、8:50に財務省が発表した昨年の貿易統計が31年
ぶりに貿易赤字に転じたこと、これがヘッジファンドなど海外投資家が円売り
を仕掛けるキッカケとなっています。「日本の輸出大国時代は終わった」と米
ウォールストリート・ジャーナルが報じ、1980年以来の赤字転落となりま
す。売買代金は概算1兆1392億円と1兆円を回復です。上海市場は春節の
ため休場です。

 業種別では、海運、ゴム、自動車、電機、鉄鋼などの上げが目立ちます。

 個別銘柄では、復興関連需要拡大による荷動き活発化の見通しから総合物流
のケイヒンがストップ高で30円高の120円、埠頭最大手の東洋埠頭が40
円高の167円と大幅高、港湾運輸大手の宇徳も37円高の312円と大幅高
です。

 ソニーが66円高の1454円と上昇。為替市場で円相場が対ユーロで1ユ
ーロ=101円台の円安に進行し、輸出採算の悪化懸念が和らいだことで買い
が入っています。好決算を発表した米アップルが公表した取引先リストにソニ
ーも入っているため、アップル関連としての買いも加わっています。

 トヨタが84円高の2877円と上昇。昼に2012年の国内販売計画を前
年比36%増の163万台に上方修正し、好感した買いが入っています。昨年
12月に公表した計画比で10万台増です。昨年12月に発売した新型ハイブ
リッド車「アクア」の受注は計画を上回っています。ダイハツは19円高の1
489円と昨年来高値更新、普通トラックの大手で38年連続国内販売首位の
日野自動車も6円高の509円と昨年来高値更新、ホンダは102円高の27
73円、日産自は18円高の739円と外国人と見られる買いから自動車株は
軒並み高です。

 医薬品卸を中核事業とする持株会社の東邦HDが144円高の1230円と
大幅高で昨年来高値更新。昨日発表した12年3月期連結業績予想の上方修正
が買い材料となっています。医薬品の販売が想定を上回り、価格管理の徹底で
粗利益率が改善し、連結純利益が85億円と従来計画49億円から大幅増とな
っています。

 コマツが12日連続高、24円高の2137円まで上昇しています。中国景
気の先行き懸念が後退していることや鉱山機械の需要増加観測が強いことを背
景に外国人と見られる買いを含めて継続的な買いが入っています。26日発表
予定の米キャタピラーの好決算への期待も買いを誘っています。

 サンケイビルが本日もストップ高となり、200円高の737円。フジHD
が19日に同社株に対するTOB(株式公開買い付け)を発表し、株価は19
日の297円を起点に翌20日から連日でストップ高。本日でTOB価格74
0円に急接近し、株価はほぼ2.5倍となっています。

 本日の新高値銘柄は、前田道路、日野自、ダイハツ、共立印刷、フランスベ
ッド、東邦HD、サンケイビル、宇徳、東洋埠頭・・・等々です。



☆新春お年玉号通信

 大きく上がってきましたので公開しますが、新春お年玉号の「一発銘柄」と
してご紹介しました港湾運輸大手の「宇徳」(9358)が大幅高、本日は3
7円高の312円となっています。これで昨年末の245円から率にして27
%の上昇となります。取り敢えずは仕込まれた方、本当におめでとうございま
す! ちなみに、この銘柄も今年の干支にちなんだ「水」、そして「復興」と
もに関連した銘柄です。



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【2】主な材料                          **
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・11年の貿易収支、31年ぶり赤字 円売りの動き

・全国の景気判断、3期ぶり下方修正 財務局長会議

・日銀月報、景気の先行き「当面、横ばい圏内の動き」

・国家公務員の給与、平均7.8%削減で民自公合意

・首都圏でのドコモ通信障害、最大252万人に影響

・12月PC出荷台数、前年比11%増 金額は微減

・トヨタ、12年国内販売計画を163万台に引上げ

・NKSJの3月期予想、赤字1千億円に下方修正へ

・米アップルの10―12月期業績、過去最高を更新



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【3】主な投資判断                        **
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[ドイツ証券]
 据置き   A (1605) 国際石油開発帝石      70万円

[ゴールドマンS証券]
 据置き   A (8306) 三菱UFJFG    465→   490円
 据置き   A (8316) 三井住友FG    3,000→ 3,200円

[シティG証券]
 据置き   A (6594) 日本電産          8,200円

[野村証券]
 引上げ B→A (2413) エムスリー         39万円
 据置き   A (3046) ジェイアイエヌ    870→ 1,100円
 据置き   A (6594) 日本電産          8,600円
 据置き   A (8036) 日立ハイテク    1,911→ 2,119円
 据置き   A (8129) 東邦HD      1,600→ 1,650円

 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記
 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価



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【4】耐用限度が迫る社会インフラ                 **
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 年明け早々に「首都高、1兆円規模の改修へ 老朽化進み地震対策急ぐ」と
報じられて以降、関連銘柄が派手に値を飛ばしていますが、社会インフラの老
巧化が切実な問題となりつつあります。

 コンクリートの耐用年数は50年と言われますが、1960年~70年の高
度成長期に大量に建てられた社会インフラが更新の時期を向かえつつあります。

 先述の首都高も高度成長期に造られた道路が多く、総延長約300キロのう
ち約5割の140キロは建設後30年以上、90キロは同40年以上になり、
橋脚部などで傷みが進んでおり、補強では間に合わず、大規模改修が必要な状
況となっています。

 老巧化は首都高に限らずで、橋梁、ダム、港湾岸壁、下水道管渠など、高度
成長期に整備された社会インフラのすべてが老朽化の危機にあります。

 例えば、全国で約14万と言われる橋梁は、高度成長期に建てられたものが
多く、建設後50年以上を経過する「老朽化施設」の割合は、09年は8%で
したが、2019年に25%、2029年には既存の全橋梁の半数を超えます。

 社会インフラの更新にかかる費用が今後50年間で190兆円に達するとし
た国土交通省の試算は決して大げさな数字ではありません。

 ちなみに、社会インフラの更新というテーマは、アメリカにおいても「イン
フラ・クライシス」として政治問題化しています。

 1930年代に世界恐慌克服でとられたニューディール政策や、戦後の60
年代にかけて造られた社会インフラの老朽化が激しく、2007年にはミシシ
ッピ川に架かる上下8車線、全長580mもの大きな橋が老朽化のため崩落し、
150人を超える死傷者をだすなど深刻な事故も発生しました。それだけに、
社会インフラの更新は海外の投資家にとっても分かり易いテーマと言えます。

 市場では以前から話題になってきたことではありますが、いわゆる「コンク
リート新時代」関連銘柄は、社会インフラの更新+震災復興需要で収益拡大期
待が強まっており、さらには外部要因の影響を受けにくいという点も美点とな
っています。


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【5】編集後記                             mailto:aqua@aqua-inter.com
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米アップルが24日の通常取引終了後に発表した昨年10―12月期決算は、
売上高が前年同期比73%増の約3兆6000億円、純利益が2倍超の約1兆
0150億円となり、ともに四半期ベースで過去最高を更新しました。アップ
ル株は時間外取引で上昇。東京市場では全般高の中であまり目立ちませんが、
アップルと取引のある銘柄も軒並み上昇しています。
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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =6年連続受賞=

◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2011 http://melma.com/contents/moy2011/
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   「ハロー!株式」 4年連続での『総合大賞』

    (06年と07年はマネー部門賞第1位)


◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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   「ハロー!株式」 マネー部門 第1位

    (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず)


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 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号
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