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こんにちは。aquaです。

 本日、トヨタ自動車の株価が1949年(昭和24年)に上場して以来初め
て1万円台に乗せました。

 ところで、厚生労働省のホームページに掲載されているワクチン接種に関す
る最新のデータによりますと、1回目の接種を終えた人は下記のようになって
います。※医療従事者は6月11日時点、高齢者およびその他は6月13日時
点のデータ。

  ・医療従事者など    520万6824人

  ・65歳以上の高齢者 1180万9135人(対象者の33.3%)

  ・その他         56万4628人

  ・合計        1758万0587人(全人口の13.8%)


 自衛隊が運営する新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターは、東
京会場で1日1万人、大阪会場で1日5千人の接種が可能ですが、接種枠に余
りがあるため、東京会場では昨日から自衛官や警察官など危機管理に関わる公
務員への接種を開始しました。

 明日からは両会場で65歳以上に限っていた一般接種の対象年齢を18歳以
上に拡大して予約を受け付ける方針です。※対象地域は全国で、自治体が配布
する接種券を持ち、一回も接種を受けていないことが条件。

 各自治体は粛々とワクチン接種を進め、従業員への接種を行う企業も増え、
21日からは一部大学での接種が始まる見通しです。

 欧米と比べてペースは遅いものの、コロナ禍収束へ向け少しずつ歩みを進め
ています。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.本日の主な経済指標

 3.一目均衡表の雲





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  29441.30(+279.50)△0.96%
◎TOPIX  1975.48(+ 15.73)△0.80%

◎売買高概算    9億7279万株
◎売買代金概算   2兆3725億円
◎時価総額   730兆3705億円

◎値上り銘柄数 1218  ◎(年初来)新高値 74
◎値下り銘柄数  841  ◎(年初来)新安値 34
◎変わらず    135

◎騰落レシオ(25日)101.83%(前日比8.15%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ●●〇〇●〇●●〇●〇〇  50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +2.85% 75日線比 +1.11%


◎為替  (対 ド ル)110.05(前日比0.36円安)
     (対ユーロ)133.45(前日比0.54円安)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.エーザイ <4523> 11405円(+  705円)  862億円
 2.トヨタ  <7203> 10075円(+  175円)  738億円
 3.SBG  <9984>  8042円(-   14円)  588億円
 4.レーザテク<6920> 21330円(+  660円)  572億円
 5.任天堂  <7974> 65070円(-   10円)  519億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は、270円(0.96%)高の2万9441円で取引
終了です。

 昨晩のNYダウは85ドル安でしたが、ハイテク株指数のナスダックは10
4P高で史上最高値を更新。S&P500種指数も3日連続で史上最高値を更
新しており、東京市場も朝方から東京エレクトロンやソニーなどハイテク株中
心に買いが優勢。円相場が1ドル=110円台の円安に振れていること、また
外国人と見られる買いが入っていることも買い安心感を誘い、終日高い水準で
の値動きとなっています。

 業種別では、医薬品、精密、電機、不動産、食品、海運などの上げが目立ち、
一方で空運、鉄鋼、証券などは下げています。

 個別銘柄では、電子機器などの表面処理加工を手掛ける山王が3日連続高で
53円高の1466円と値を飛ばしています。高速通信規格「5G」市場の拡
大を追い風に需要が拡大しており、21年7月期の連結純利益が前期比5.5
倍となる見通しであり、好感した買いが入っています。

 空調工事最大手の高砂熱学が54円高の1898円。二酸化塩素ガスが物質
の表面に付着した新型コロナウイルスを99.9%減少させることを確認した
と発表。実用化に向けて動き始めており、好感した買いが入っています。

 再生医療関連事業を手掛けるセルソースがストップ高で3000円高の1万
6500円と株式分割考慮後で上場来高値を更新。再生医療の認知度が高まっ
て提携する医療機関数が拡大しており、業績好調。好感した買いが入っていま
す。

 ICリードフレームや自動車・家電向けモーターコア製造大手の三井ハイテ
ックが400円高の5420円と上場来高値更新。中国や欧米などで電気自動
車(EV)シフトの動きが加速する中にあって電動車向けモーターコアが絶好
調。業績好調を好感した買いが膨らんでいます。

 その他、医薬用原薬でコロナウイルスの治療に使われる硫酸プロタミンを生
産販売している有機合成薬品が37円高の341円と大幅高、水晶デバイスの
日本電波が75円高の1090円、同じく水晶デバイスの大真空も105円高
の4320円。

 一押し銘柄で衛生陶器シェア6割のTOTOが100円高の6140円と連
日で値を飛ばし、トヨタ自は175円高の1万0075円と初の1万円乗せと
なっています。

 本日の新高値銘柄は、ヤクルト、味の素、セブン&アイ、イビデン、エムア
ップ、富士通、大真空、三井ハイテック、住友不・・・等々です。



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【2】本日の主な経済指標                     **
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◎第3次産業活動指数
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 3月の第3次産業(サービス産業)活動指数(2015年=100、季節調
 整値)は98.0と、前月から0.7%低下しました。低下は2カ月ぶり。

 小売業や運輸業などの不振が指数低下に寄与しました。

 尚、第3次産業活動指数を対個人と対事業者で分けた場合、個人向けサービ
 スの活動指数はマイナス1.8%で3カ月ぶりの低下、事業者向けサービズ
 はプラス1.0%で2カ月連続の上昇となっています。

 こうした状況を踏まえ、経産省は第3次産業の基調判断を「足踏みがみられ
 る」とし、4カ月連続で据え置きました。




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【3】一目均衡表の雲                       **
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 テクニカル分析は株価の変動そのものから相場の先行きを推測する手法で、
その種類や切り口は様々ですが、その中でパターン分析の代表的な手法はアメ
リカで言えば「ギャン理論」、日本で言えば「一目均衡表」です。

 一目均衡表を構成する5つの線は、それぞれに短期・中期の押し(上昇過程
の下げ)や戻り(下落過程の上げ)の限界(上値抵抗や下値支持)として機能
しやすいという特徴があります。

 ちなみに、一目均衡表における基準線は、その名の通り相場の方向性を見る
際の基準となるもので、相場の方向性を示しています。

 先行スパン1と先行スパン2との間に構成される「雲」の意味するところは
およそ2カ月以内に購入した人が、今日を含めておよそ1カ月後に売却する場
合の採算株価の価格帯です。

 移動平均線と同じですが、採算価格帯であるということはイコール抵抗帯で
もあります。

 具体的には、雲の領域が、上昇してきた株価の上値抵抗になります。株価が
雲の中に位置する時には、上に向かえば雲の上限で跳ね返され、下に行けば雲
の下限で跳ね返されやすいという傾向があります。

 そして、株価が雲の領域を上方に突き抜ければ、今度は雲の領域が下値支持
となり、相場も上昇傾向を鮮明にします。




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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先月中旬以降、日経平均は75日線や一目均衡表の雲が上値抵抗となっていま
したが、昨日の75日線に続き本日は一目均衡表の雲の領域を突破し、テクニ
カル的に状況が大きく改善しています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 15年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2020 
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発行:アクアリンクス株式会社     関東財務局長(金商)第2282号
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