■ お・知・ら・せ ■〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓



   今週のスペシャル版は下記内容にて本日16時頃に配信いたします。


     『 株価安値圏、

        最高益&増配で大きく動き始める公算大の〇〇6〇!』


     『 トレンド転換確認法 』


   ※配信についてのお問い合わせは・・・ aqua@aqua-inter.com まで。


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             ◎ ハロー株式 ◎       2021/06/16 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 昨晩発表された5月の米小売売上高は6202億ドル(約68兆円)で、前
月との比較では1.3%減少し、市場予想の中央値(0.8%減)よりも大き
な落ち込みとなりましたが、補足しておきたいと思います。

 先に今年3月の状況を振り返ってみますと、ワクチン接種の拡大に伴う行動
制限の緩和や米政府による家計への支援金に、イースター(復活祭)などの季
節的要因も加わり、4月15日発表の3月の米小売売上高は前月比9.8%増
の6191億ドルと単月として過去最高を記録しました。

 ちなみに昨年来、消費が抑制されてきたことや支援金給付に株高の恩恵もあ
って今年3月末時点の米家計部門の純資産は約137兆ドル(約1京5000
兆円)に膨らみ、貯蓄は約14兆5千億ドル(約1595兆円)といずれも過
去最高を記録。

 5月14日発表の4月の小売売上高も、潤沢な資金とワクチンの普及により
好調で、6199億ドルと2カ月連続で過去最高を更新しました。3月の数値
が前月比10.7%増の6198億ドルに上方修正されたため、4月の伸び率
は前月比で横ばいでした。

 昨晩は5月の小売売上高の発表と同時に、3月の数値が前月比11.3%増
の6231億ドルに再修正され、4月のデータも3月再修正値比0.9%増の
6287億ドルに修正されました。結果、5月は4月修正値と比較して1.3
%減となりましたが、過去最高水準を維持しています。


【3月】6231億ドル(11.3%増) ←6198億ドル←6191億ドル

【4月】6287億ドル( 0.9%増) ←6199億ドル

【5月】6202億ドル( 1.3%減)     ※カッコ内は前月比増減率

 
 5月の米小売売上高は1.3%減と、35社予想中央値の0.8%減よりも
大きな減少となりましたが、多くの投資家が参考にしているバンク・オブ・ア
メリカの事前予想が1.4%減であったため発表された数値に対するマイナス
インパクトはほとんどありませんでした。

 ちなみに、前年同月との比較では3月が29.7%増、4月が53.4%増、
5月が28.1%増で、4月はコロナ禍で行動抑制が強まり7年4カ月ぶりの
低水準だった前年との比較のため大幅な伸びとなりました。

 コロナ禍以前の2019年同月との比較では、3月が22.1%増、4月が
22.7%増、5月が20.7%増となっています。

 尚、5月の米小売売上高の項目別では、半導体不足による生産減の影響で自
動車の販売が落ち込み、巣ごもり需要の恩恵を受けていた家電や家具、園芸用
品なども減少。一方、行動制限が大きく緩和されたことから飲食店や衣服店な
どがプラスとなりました。

 米小売売上高に含まれるサービス業は外食のみのため同統計にはあらわれま
せんが、米国の個人消費はモノから、旅行や娯楽などの「体験」にお金を使う
「コト消費」にシフトしつつあります。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.5月の貿易統計

 3.IPO、機械受注など  





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  29291.01(-150.01)▼0.51%
◎TOPIX  1975.86(+  0.38)△0.02%

◎売買高概算   10億2848万株
◎売買代金概算   2兆4262億円
◎時価総額   730兆5360億円

◎値上り銘柄数 1213  ◎(年初来)新高値 101
◎値下り銘柄数  876  ◎(年初来)新安値  18
◎変わらず    105

◎騰落レシオ(25日)108.99%(前日比7.16%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 6勝6敗 ●〇〇●〇●●〇●〇〇●  50.0%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +2.17% 75日線比 +0.64%


◎為替  (対 ド ル)110.08(前日比0.04円安)
     (対ユーロ)133.47(前日比0.15円高)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.任天堂  <7974> 63250円(- 1820円) 1500億円
 2.ルネサス <6723>  1195円(+   10円)  885億円
 3.エーザイ <4523> 11245円(-  160円)  638億円
 4.トヨタ  <7203> 10175円(+  100円)  634億円
 5.ソニー  <6758> 10700円(-  315円)  529億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は、150円(0.51%)安の2万9291円で取引
終了です。ただ、ファーストリテイリングと東京エレクトロン、エムスリーの
3銘柄で日経平均株価を119円押し下げており、一方TOPIXは0.38
P高の1975.86Pと小幅高となっています。

 前日にS&P500種指数が史上最高値を更新した後だけに警戒感を意識し
た売りが見られ、また今晩に注目の米FOMCの結果が発表され、量的緩和縮
小の議論開始があったかどうかに市場の関心が高まっているだけに買い手控え
気分は強く、NYダウは94ドル安、ナスダックは101P安。

 これを受けて東京市場も東京エレクや村田製作などハイテク株中心に朝方か
ら売りが先行。今晩のNY市場を見極めたいとして終日安い水準での動きとな
っています。一方で昨日に初の1万円乗せとなったトヨタ自は連日で上場来高
値を更新する強い動きとなっています。

 業種別では、石油、海運、ゴム、紙パ、商社、自動車、機械などの上げが目
立ち、一方で空運、陸運、非鉄、電機、情報通信などが下げています。

 個別銘柄では、トヨタ自が100円高の1万0175と連日で史上最高値を
更新。これを横目に関連銘柄も上昇し、自動車部品で国内最大のデンソーが3
6円高の7841円、トヨタグループ本家の豊田自動織機も40円高の984
0円、内装品・自動車フィルター国内首位のトヨタ紡織も23円高の2283
円。

 タイヤ生産のブリヂストンにも物色の矛先が向かい、3日連続高で102円
高の5099円。

 海運市況好調で業績大幅拡大見通しを背景に郵船が160円高の5580円、
商船三井が150円高の5160円、川崎汽船も175円高の3715円とい
ずれも史上最高値を更新。

 サイバーエージェントが5日連続高で89円高の2322円と上場来高値更
新。人気テレビアニメ「呪術廻戦」のスマホゲームについて企画開発して運営
すると発表し、好感した買いが入っています。

 タムラ製作所がストップ高で100円高の701円。同社が出資するノベル
クリスタルが次世代半導体材料である酸化ガリウムの100ミリウエハーの量
産に成功したと報じられ、好感した買いが集まっています。同じく出資してい
る三菱系ガラス大手のAGCも175円高の5000円と値を上げています。

 パワー半導体のトレックス・セミコンダクターが230円高の2482円、
酸化チタンの石原産業が95円高の1163円、岡山発祥の食品ディスカウン
トストアで業績好調の大黒天物産が430円高の8590円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、味の素、トヨタ紡織、東レ、イビデン、富士フイルム、
資生堂、ブリヂストン、森精機、日立、トレックスセミ、日電波、日本電子、
大真空、三井ハイ、三井物、郵船、商船三井・・・等々です。



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【2】5月の貿易統計                       **
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 財務省が本日発表した5月の貿易統計(速報)によりますと、輸出額から輸
入額を差し引いた貿易収支は1871億円の赤字でした。赤字は4カ月ぶり。

 ちなみに、市場予想は912億円の赤字、前年同月は8567億円の赤字。

 5月の輸出額は前年同月比49.6%増の6兆2613億円で、増加は3カ
月連続。コロナ禍の影響で低迷した前年同月との比較のため、伸び率は比較可
能な1980年以降で2番目の大きさでした。品目別では自動車や自動車部品、
鉄鋼の輸出が大きく伸びています。

 5月の輸入額は前年同月比27.9%増の6兆4484円と4カ月連続の増
加録。品目別では、原粗油、医薬品、非鉄金属などの輸入が大きく伸びました。

 参考までに、5月の国・地域別の輸出入は下記のようになっています。
 
                 全体に占める割合  前年比増減率

  【輸出総額】  6兆2613億円(100.0%) 49.6%増

    対米    1兆1045億円( 17.6%) 87.9%増
    対EU     6170億円(  9.9%) 69.6%増
    対中    1兆3927億円( 22.2%) 23.6%増
    対台      4521億円(  7.2%) 25.8%増
    対韓      3903億円(  6.2%) 18.5%増


  【輸入総額】  6兆4484億円(100.0%) 27.9%増

    対米      7436億円( 11.5%) 28.7%増
    対EU     8051億円( 12.5%) 39.4%増
    対中    1兆5844億円( 24.6%)  4.8%増
    対台      2708億円(  4.2%) 14.2%増
    対韓      2713億円(  4.2%) 34.1%増


 尚、対中輸出は5月として過去最高。対中輸入も5月として過去最高を記録
しています。



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【3】IPO、機械受注など                    **
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◎新規上場(IPO)   公開価格     初値     終値
 ――――
 全研本社(7371) 1350円  1506円  1413円



◎機械受注
 ――――
 本日発表の4月の機械受注統計で、設備投資の先行指標となる「船舶・電力
 を除く民需」の受注額は前月比0.6%増と小幅ながら2カ月連続のプラス
 となりましたが、市場予想(2.7%増)には届かず。

    ※3月:3.7%増、2月:8.5%減、1月:4.5%減

 内訳では、製造業が10.9%増と4カ月ぶりにプラスに転じた一方、非製
 造業は11.0%減と2カ月ぶりのマイナスとなりました。

 機械受注の基調判断は「持ち直しの動きに足踏みがみられる」で据え置きで
 す。



◎ガソリン価格
 ──────
 6月14日時点のレギュラーガソリンの給油所小売価格(1リットル当たり
 の全国平均)は前週比1.6円上昇の154.5円と、2週連続で値上がり
 しました。

 ※ガソリン価格の推移 http://www.aqua-inter.com/document/210616.html




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【4】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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今晩のFOMCは今週最大のヤマ場で、金融政策は据え置きの見通し。テーパ
リング(量的緩和の縮小)についての示唆や、FOMC参加者による金利見通
し(ドットチャート)が注目されます。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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~ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ = 15年連続受賞 =


◎まぐまぐ大賞 2020 
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  資産運用(株式)部門 第3位

→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2020/category/asset-stock.html



◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2017
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  10年連続で『総合大賞』  06年~08年はマネー部門賞第1位


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