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――――――――――――――――――――――――――――――――――― ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 相場の読み方、有望銘柄、投資のやり方等々・・・好評配信中！ → https://www.aqua-inter.com/special/ 株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ ━━━━━━━━━ http://www.aqua-inter.com/ ◎ ハロー株式 ◎ 2021/10/05 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・ こんにちは。ａｑｕａです。 日経平均は約１年５カ月ぶりの７日連続安。本日の下げ幅は一時９００円を え、９月１４日につけた３１年ぶりの高値（３万０６７０円）からの調整幅が １０％を超える場面がありましたが、下げ渋る（下ヒゲを描く）展開となって います。 ところで、米労働省が先月発表した７月の雇用動態調査では、求人件数が前 月比７４万９千件増の１０９３万４千件と、２０００年１２月の統計開始以降 の過去最高を５カ月連続で更新しました。 一方、採用件数は前月比１６万件減の６６６万７千件となっており、雇用の 需給ギャップ（人出不足）は４２６万７千人と過去最大です。 こうした中、年末商戦を控える米小売業界は、時給を引き上げたり、従業員 の学費支援などで人員確保に努めています。 たとえば、５万人の雇用確保を目指すディスカウントショップのダラー・ゼ ネラルはトラック運転手に契約金５千ドル（約５５万円）を支給。物流拠点で １２万５千人の新規採用を計画するネット通販のアマゾンは契約時に３千ドル （約３３万円）を支払い、時間給の従業員を対象に大学の授業料を全額支払う としており、年末商戦に向け１５万人の人員確保を急ぐウォルマートも大学の 学費支援を実施しています。 労働市場のひっ迫・人件費の上昇に加え、足元のエネルギー価格の上昇で輸 送コストが高騰。コンテナ不足や船積みの遅れなど世界的なプライチェーン（ 供給網）の混乱で今年の米年末商戦は品不足に陥る可能性があり、競争は激し さを増しています。 米小売業の中でもこうした状況に対応できるのは資金に余裕のある大手のみ で、業界内の淘汰が進む可能性があります。 尚、米年末商戦は１１月末の感謝祭翌日の「ブラックフライデー」から始ま るのが通例でしたが、近年はセール開始を前倒しするケースが増えています。 今年はサプライチェーンの問題や品不足への懸念もあってその動きが顕著で、 米アマゾンはブラックフライデーと同様のセールを昨日から初めています。 …………………………………………………………………………………………… ～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］ …………………………………………………………………………………………… １．今日の相場 ２．都区部ＣＰＩ ３．心の会計 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【１】今日の相場 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 ２７８２２.１２（－６２２.７７）▼２.１９％ ◎ＴＯＰＩＸ １９４７.７５（－ ２６.１７）▼１.３３％ ◎売買高概算 １５億１１３２万株 ◎売買代金概算 ３兆６１５２億円 ◎時価総額 ７１５兆４２０９億円 ◎値上り銘柄数 ２８８ ◎（年初来）新高値 １３ ◎値下り銘柄数 １８４３ ◎（年初来）新安値 １８７ ◎変わらず ５２ ◎騰落レシオ（２５日）１０６.２６（前日比５.２４％低下） ◎サイコロ（日経平均）２勝１０敗 ●〇●●〇●●●●●●● １６.６％ ◎カイリ率（日経平均）２５日線比 －５.８５％ ７５日線比 －２.７０％ ◎為替 （対 ド ル）１１１.１３（前日比０.０３円高） （対ユーロ）１２８.８４（前日比０.２１円高） ◎売買代金上位（東証１部） １.郵船 ＜９１０１＞ ７６７０円（＋ ４０円） ２１１５億円 ２.ソフバンＧ＜９９８４＞ ６０２７円（－ ２３９円） １２１７億円 ３.レーザテク＜６９２０＞ ２３４７０円（－ ５３０円） １１６９億円 ４.商船三井 ＜９１０４＞ ６８５０円（－ １２０円） １０５２億円 ５.川崎船 ＜９１０７＞ ５３６０円（＋ ３０円） ７５５億円 ◆相場概況 本日の日経平均株価は７日連続安となり、６２２円（２．１９％）安の２万 ７８２２円で取引終了です。この７日間の下げ幅は２４２６円となります。 昨晩のＮＹ市場は中国恒大集団の債務不履行問題など中国経済の先行き不透 明感や米債務上限問題を警戒した売りでダウは３２３ドル（０．９４％）安、 ナスダックは３１１Ｐ（２．１４％）の大幅安。 これを受けて東京市場も朝方から売りが優勢となり、加えて岸田首相が昨日 に金融所得課税の引上げ検討をコメントしたことも売りを誘い、１０：３３に は下げ幅が９８４円となる場面がありました。その後は押し目買いが入り、幾 分下げ幅を縮小しています。 業種別では、石油、非鉄、銀行、電力ガスなどが高く、一方で精密、機械、 電機、自動車、海運、情報通信などの下げが目立ちます。 個別銘柄では、ＮＹ市場で原油価格が一時７８．３８ドルと２０１４年１１ 月以来、約７年ぶりの高値水準となったことで原油ガス開発国内最大手のＩＮ ＰＥＸが５０円高の９４３円と３日連続高。石油資源も１１６円高の２２４５ 円、出光興産は１０９円高の３０６０円と年初来高値を更新しています。 首都圏地盤に個別指導受験塾ＴＯＭＡＳを展開するリソー教育が３２円高の ４６５円と年初来高値更新。２２年２月期上期（３～８月）の営業利益が黒字 転換し、好感した買いが入っています。コロナ禍で学習の遅れを感じた子ども たちが塾で勉強する需要が増えた模様です。 その他、スマホゲームのグリーが大規模な自社株買い発表で５９円高の７５ ８円、美容室経由でスキンケア・ヘアケア製品を販売するアジュバンが１４７ 円高の１２３５円、ソース最大手のブルドックソースが７５円高の２３８７円。 ブライダル・アフタコロナ関連のテイクアンドギヴが６２円高の１２７６円、 建築基準法上の建造物検査をするＥＲＩが３日連続高で１０１円高の１５０７ 円と値を飛ばしています。 本日の新高値銘柄は、ＩＮＰＥＸ、双日、テイクアンドギヴ、出光興産・・ ・等々です。 ┏━━━━┓ ┃株式投資┃ 【 アクア・スペシャル版 】 ┗━━━━┛ 有望銘柄や投資のノウハウ等 お役立ち情報満載！ https://www.aqua-inter.com/special/ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【２】都区部ＣＰＩ ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎都区部ＣＰＩ ―――――― ９月の東京都区部消費者物価指数（ＣＰＩ、２０２０年＝１００、速報値） は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比０．１％上昇の９９．８と、上昇 率は市場予想（０．２％）に届かなかったものの、２０年７月以来、１年２ カ月ぶりに上昇しました。 宿泊料が、前年の「ＧｏＴｏトラベル」の影響により大きさ下げた反動で大 幅に上昇した一方、携帯通信料の下落が物価上昇の重荷となっています。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【３】心の会計 ＊＊ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 景気の「気」は気分の「気」と申しますとおり、国民・消費者の気分は明る さが増せば、高級品の売り上げなども伸びます。 また、株価などの資産価格が上昇すれば、その分を当てにして消費や企業の 投資もさらに活発化するのが普通で、これを「資産効果」と言います。 例えば５００万円で取得した株式が相場上昇により８００万円の評価額にな れば、３００万円の評価益は現金として手にしていなくても３００万円をプラ スαとして持っているようなものであり、これにより消費に積極的になる（財 布の紐が緩む）ということです。 投資で実際に利益を得た場合でもそうで、売買で儲けた１００万円と苦労し て貯めた１００万円とがあれば、売買で儲けた１００万円の方が気前よく使わ れる傾向があります。 「あぶく銭」との言葉もありますが、本来は同じ金額・価値であるはずなの に、思い入れ等によって使われ方に違いが生じることを「メンタルアカウンテ ィング」、日本語では「心の会計」と言います。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 【４】編集後記 aqua@aqua-inter.com ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 日経平均は７日間で２４２６円下げるスピード調整となっています。７日連続 安となっているだけに、リバンウンドへの期待が高まりつつあります。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～ ――――――――――――――――――――――――――――――――――― ～ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝ １５年連続受賞 ＝ ◎まぐまぐ大賞 ２０２０ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 資産運用（株式）部門 第３位 → https://www.mag2.com/events/mag2year/2020/category/asset-stock.html ◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１７ ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ １０年連続で『総合大賞』 ０６年～０８年はマネー部門賞第１位 ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判 断でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除はご自身にてお願い いたします。登録解除用のＵＲＬをメルマガ最下段に記載しておりますので ご利用ください。 ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ●当メールマガジンに掲載された記事を許可なく転載すること及び第三者への 転送を含む再掲示を禁じます。 ====================================================================== 発行：アクアリンクス株式会社 関東財務局長（金商）第２２８２号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
