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――――――――――――――――――――――――――――――――――― 誠意と信頼をお届けする株式投資有料メールマガジン ――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『アクア・スペシャル版』 具体的な個別銘柄情報や、一歩踏み込んだ相場観や投資手法に関する解説等 お役立ち情報満載! 株式投資を考えているすべての方へおすすめします。 ◆お申込み・詳細は・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ 株式投資のPARTNER ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◎ ハロー!株式 ◎ 2012/07/26 夕刊 ・・・‥‥……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━……‥‥・・・ こんばんは。aquaです。 サッカー日本女子代表の「なでしこジャパン」が強豪カナダを下し好スター トをきりました。今晩のサッカー日本代表「サムライブルー」の試合にも期待 が高まります。 ところで、オリンピックで注目に値するのは選手の活躍ばかりではありませ ん。下記はほんの一例ですが、実は多くの日本企業がオリンピックを支えてい ます。 例えば、開閉会式で大画面に画像を映し出すのはパナソニック製のプロジェ クターで、オリンピックの最上位のスポンサーでもある同社は3D機器・技術 を提供し、大会初の3Dオリンピックもサポートしています。 また、日立製作所は英高速鉄道車両の更新と保守の巨額事業を正式受注した と報じられていますが、すでに同社製の車両はロンドンのターミナル駅とオリ ンピックパークを結ぶ高速シャトル便として運行されています。 今大会を含めオリンピックや国際大会において、バレーボールのコートでネ ットを支える支柱はセノー(千葉県松戸市、未上場)製がほぼ100%。体操 などの競技が行われる巨大ドーム「ノース・グリニッジ・アリーナ」の屋根を 覆う天井膜は太陽工業(大阪市、未上場)が開発したものです。 サッカーのオリンピック公式球は独アディダスが提供していますが、バレー ボールの公式球はミカサ(広島市、未上場)、バスケットボールの公式球はモ ルテン(広島市、未上場)製のものが採用されています。 …………………………………………………………………………………………… ~目次~ 編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ] …………………………………………………………………………………………… 1.今日の相場 2.主な材料 3.主な投資判断 4.地域経済情勢 5.編集後記 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【1】今日の相場 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ◎日経平均 8443.10(+ 77.20)△0.92% ◎TOPIX 714.91(+ 8.45)△1.20% ◎売買高概算 19億1062万株 ◎売買代金概算 1兆1018億円 ◎時価総額 247兆8367億円 ◎値上り銘柄数 1355 ◎(年初来)新高値 6 ◎値下り銘柄数 243 ◎(年初来)新安値 96 ◎変わらず 74 ◎騰落レシオ(25日) 85.79% ◎サイコロ(日経平均)4勝8敗 ●●●○○●○●●●●○ 33.3% ◎カイリ率(日経平均)25日線比-3.93% 75日線比-5.24% ◎為替 (対ドル) 78.12 (対ユーロ)94.92 ◎出来高上位 1.みずほ <8411> 125円(+ 5円)126,658千株 2.三菱UFJ<8306> 368円(+ 15円) 78,348千株 3.ANA <9202> 180円(- 5円) 74,882千株 4.シャープ <6753> 262円(+ 2円) 70,805千株 5.東芝 <6502> 245円(+ 3円) 63,506千株 ◎売買代金上位 (円) 1.キヤノン <7751> 2470円(-208円) 78,275百万 2.三菱UFJ<8306> 368円(+ 15円) 28,587百万 3.ファナック<6954>12680円(+640円) 20,377百万 4.ソフトBK<9984> 2968円(+ 22円) 20,247百万 5.三井住友 <8316> 2440円(+ 72円) 19,682百万 ◆相場概況 外国証券の寄付前の注文状況・・・売り1000万株 買い1450万株 本日の東京マーケットは日経平均株価が5日ぶりに上昇、前日比77円(0 .92%)高の8443円で取引終了です。昨晩のNYダウが58ドル高とな ったこと、円相場も1ドル=78.20円前後、1ユーロ=95.00円前後 と落ち着いた動きとなっていること、また寄り前の外国証券経由の注文状況が 450万株の買い越しとなったことを好感し、朝方から幅広い銘柄に買いが先 行。日米中など金融緩和期待が高まっていることで銀行株が上昇したことも買 い安心感を誘い、日立建機やファナックなど景気敏感株など引けにかけて上げ 幅を拡大する展開です。売買代金は概算1兆1018億円、上海総合指数は1 0ポイント安の2126です。 業種別では、証券、銀行、鉄鋼、機械、海運、不動産などの上げが目立ち、 化学、空運、医薬品などが下げています。 個別銘柄では、JFEが22円高の991円と上昇。14時にこれまで開示 していなかった13年3月期通期予想を公表。売上高は前期比4%増の3兆3 000億円、最終損益800億円の黒字(前期は366億円の赤字)に転換し、 中国勢の増産、円高進行、鋼材需要の低迷と好材料に乏しい中にあって最終黒 字を確保する見通しを出したことで見直し買いが入っています。新日鉄も6円 高の150円、住金も6円高の110円と値を上げています。 三菱UFJが15円高の368円、三井住友が72円高の2440円、みず ほが5円高の125円とメガバンクが軒並み高。7月末の米連邦公開市場委員 会(FOMC)、8月上旬の日銀金融政策決定会合で追加金融緩和に踏み切る との観測が台頭しており、先高期待からの見直し買いが入っています。日銀の 山口広秀副総裁は前日、円高について「日本経済の下振れとして働いてくるな ら追加緩和を行う」と表明しています。 ファナックが640円高の1万2680円と値を飛ばしています。昨日の引 け後に4~6月期の経常利益が前年同期比2%減の554億円と発表。想定内 の数字であり、他社と比較して底堅い収益が確認されたため見直し買いを集め ています。受注高も前四半期比で回復しています。 オリンパスが123円高の1400円と大幅高。テルモが共同持ち株会社の 設立を通じた経営統合と500億円の資本提携を提案していると発表。ソニー などによる提携案が相次ぐ中、今後は争奪戦に発展するのではとの思惑から買 いを集めています。オリンパスの広報は各社とあらゆる可能性を含めた関係を 検討中としています。 その他、九州地盤のドラッグストアのコスモス薬品が280円高の6440 円と大幅高で年初来高値更新、工業資材などネット通販のMonotaROが 84円高の1697円と連日で上昇、通所介護など在宅介護が主力のツクイも 23円高の1240円と連日で上昇、医用電子機器の日本光電が41円高の2 595円と年初来高値更新。 帝国繊維が19円高の622円、医師向け情報提供のエムスリーが5500 円高の39万5000円、JX系の舗装大手のNIPPOが4円高の883円、 エアコンの富士通ゼネラルが54円高の652円、ヤフーが2030円高の2 万7460円、日立建機が78円高の1341円と値を飛ばしています。 本日の新高値銘柄は、パル、コスモス薬品、ポーラ・オルビス、日本光電、 大研医器、キヤノンMJ・・・等々です。 ★ 『 アクア・スペシャル版 』 ★  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。 ◆お申込みは・・・ https://www.aqua-inter.com/special/post.cgi ◆ ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【2】主な材料 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ ・トヨタの世界販売台数、GM抜き2年ぶり首位に 上半期 ・11年の日本人の平均寿命、男女とも縮まる 震災が影響 ・財務局長会議、4~6月景気総括判断を3期ぶり上方修正 ・韓国の4~6月期GDP、0.4%成長に減速 輸出不振 ・中国の造船業で破たん相次ぐ 韓国勢はLNG船にシフト ・ブラジル資源大手ヴァーレ、鉄鉱石の単価下落で大幅減益 ・電気自動車の米テスラ、最終赤字が大幅拡大 4~6月期 ・米干ばつによるトウモロコシの高騰、豚肉や鶏肉にも波及 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【3】主な投資判断 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ [ドイツ証券] 据置き A (5214) 日本電気硝子 840円 据置き A (7203) トヨタ 3,700円 据置き A (8591) オリックス 8,400円 [モルガンSMUFJ証券] 引上げ B→A (5411) JFE 1,700→ 1,600円 据置き A (8806) ダイビル 850円 新 規 B (5401) 新日鉄 190円 新 規 B (5407) 日新製鋼 110円 引下げ A→B (5406) 神戸製鋼所 180→ 100円 据置き B (7974) 任天堂 10,000円 [クレディS証券] 新 規 A (8281) ゼビオ 2,200円 [野村証券] 据置き A (3659) ネクソン 1,700→ 1,950円 据置き A (6954) ファナック 17,300→14,500円 据置き A (7751) キヤノン 4,121→ 3,779円 据置き A (8036) 日立ハイテク 2,291円 据置き A (8591) オリックス 10,000円 据置き A (9766) コナミ 2,500→ 2,400円 据置き B (5214) 日本電気硝子 670→ 450円 ※3段階評価はA~C、5段階評価は1~5にて表記 ※価格:各証券会社が判断する妥当株価 ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 【4】地域経済情勢 ** ――――――――――――――――――――――――――――――――――∞ 財務局は財務省の地方支分部局(出先機関)であり、福岡財務支局長及び沖 縄総合事務局長を含む全国11の財務局長等が集まり、各地域の経済情勢など を財務大臣に報告するのが全国財務局長会議です。 通常は7月、10月、1月、4月の年4回開催されます。各地域の経済情勢 を判断する際の主な項目は、生産活動(沖縄は観光)、個人消費、雇用の3点 で、4~6月の経済情勢についての報告は7月の会議、同じように7~9月に ついては10月、10~12月については1月、1~3月については4月とい った具合に四半期毎に経済情勢の分析が行われます。 本日行われた全国財務局長会議の4~6月の経済情勢報告では、全11地域 のうち10地域で景気の総括判断が上方修正されています。10地域以上の上 方修正は3年ぶりのことです。 また、全国の景気総括判断も、前回の「厳しい状況にあるなか、地域差はみ られるものの、引き続き全体として緩やかな持ち直しの動きとなっている」か ら「全体として緩やかに持ち直している」へ、3四半期ぶりに上方修正されて います。 ちなみに、同じような指標として日銀が全国9地域の経済情勢をまとめた地 域経済報告(さくらリポート)があります。こちらもの7月、10月、1月、 4月の年4回ですが、発表のタイミングは各月の月初です。また、日銀の判断 項目は、公共投資、設備投資、個人消費、住宅投資、生産、雇用・所得動向な どとなっています。 今月5日に発表された7月の日銀地域経済報告では、11四半期ぶりに全9 地域の景気判断が上方修正されており、今回の財務局長会議での報告と整合し ています。 ___________________________________ 【5】編集後記 mailto:aqua@aqua-inter.com  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 東京株式市場は、6月4日を底値に7月4日まで続いた1カ月間の上昇分をほ ぼ全て吐き出しました。その間、多くの銘柄が時価総額を減少させる中で、J T(2914)の株価は堅調に推移し時価総額を増やしています。JTの本日 終値ベースでの時価総額ランキングは4位で、キヤノン、三井住友FG、ホン ダ、NTTなどを上回っています。理由としては、M&A(合併・買収)を駆 使した積極的な海外展開による業容拡大、収益が景気変動の影響を受けにくく、 高配当が維持される可能性が高いこと、政府の禁煙行政や消費税増税でかえっ てタバコを値上げしやすい環境になることなどが評価されています。ちなみに、 東証発表の6月の部門別売買動向で、海外投資家は2カ月連続の売り越しとな っていましたが、個別銘柄に対するスタンスを見るとJTは海外投資家が大き く買い増しした銘柄の一つとなっています。 ___________________________________ ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ~皆様のご投票、心から御礼申し上げます。~ =6年連続受賞= ◎メルマ!ガ オブ ザ イヤー2011 http://melma.com/contents/moy2011/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 4年連続での『総合大賞』 (06年と07年はマネー部門賞第1位) ◎まぐまぐ大賞2008 http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「ハロー!株式」 マネー部門 第1位 (06年から08年まで連続受賞、09年はコンテスト実施せず) ====================================================================== ●内容については万全を期しておりますが、その内容を保証するものではあり ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は 一切の責任を負いません。投資に関する最終的な決定は、利用者ご自身の判断 でなさるようにお願いいたします。 ●ご意見、ご感想、広告に関するお問い合わせ等は下記までお願いいたします。 → mailto:aqua@aqua-inter.com ●無料メールマガジンの配信登録・登録先変更、登録解除は下記にてご自身に てお願いいたします。→ http://www.aqua-inter.com/mailmag/list.html ●配信についての連絡事項やバックナンバーは本誌ホームページをご参照下さ い。 → http://www.aqua-inter.com/ ======================================================================== 発行:アクアリンクス株式会社 関東財務局長(金商)第2282号 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━