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株式投資のＰＡＲＴＮＥＲ
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■□　　　　女性のための株式投資　　　　　　　2012/07/23 夕刊 VOL.6093
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こんばんは。ａｑｕａです。

　ロシアのプーチン大統領が一昨日、世界貿易機関（ＷＴＯ）に加盟する批准
法に署名しました。
　
　ロシアの加盟に関しては、昨年１２月のＷＴＯ閣僚会議ですでに承認されて
いましたが、プーチン大統領の署名によりロシア国内の手続きが完了します。
１９９３年の加盟申請から足掛け１９年の交渉を経ての正式加盟で、経済大国
としては２００１年の中国以来の加盟となります。

　ちなみにＷＴＯとは、自由貿易促進を目的とした国際機関であり、加盟国が
批准すべきＷＴＯ協定には貿易の障壁や差別取り扱いを極力取り除いて公正明
大な貿易をするように規定されています。また、加盟国間の貿易で問題が生じ
た場合、ＷＴＯの紛争処理機関は国際法をもって解決にあたり、その決定は法
的拘束力を持ちます。

　つまりＷＴＯに加盟するということは、公正なルールにのっとり、自国市場
を解放することです。ロシアにおいても保護主義的な高関税は撤廃、あるいは
段階的に引き下げられる見通しです。

　これまでのロシアの動きを見る限り、同国に「公正なルール」の完全批准を
期待していいものかどうかという懸念は残りますが、中国は２００１年にＷＴ
Ｏに加盟して以来、日本企業に恩恵をもたらしており、今回のロシアのＷＴＯ
加盟も日本企業にとって大きなビジネスチャンスであることは間違いなさそう
です。



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　～目次～　　　　　　　　　 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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 １．今日の相場　＜スペシャル版（有料版）通信＞

 ２．主な材料

 ３．主な投資判断

 ４．決算発表シーズン

 ５．編集後記







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【１】今日の相場　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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◎日経平均　　　８５０８.３２（－１６１.５５）▼１.８６％
◎ＴＯＰＩＸ　　　７２０.６２（－　１３.２０）▼１.８０％

◎売買高概算　　１４億０９１４万株
◎売買代金概算　　　　８１２６億円
◎時価総額　　２４９兆４５４８億円

◎値上り銘柄数　　１１１　　◎（年初来）新高値　　　９
◎値下り銘柄数　１５０３　　◎（年初来）新安値　１９５
◎変わらず　　　　　５９

◎騰落レシオ（２５日）　９４.６６％

◎サイコロ（日経平均）３勝９敗　●●●●●●○○●○●● ２５.０％

◎カイリ率（日経平均）２５日線比－３.５５％　７５日線比－５.０８％

◎為替　　（対ドル）　７８.０４　　（対ユーロ）９４.４４

◎出来高上位
　１.みずほ　　＜８４１１＞　　１２１円（－　　３円）　８６,４３７千株
　２.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　３５９円（－　　９円）　４６,７９８千株
　３.新日鉄　　＜５４０１＞　　１５１円（－　　３円）　３２,７９８千株
　４.ＡＮＡ　　＜９２０２＞　　１８１円（－　　４円）　３２,４４１千株
　５.川崎船　　＜９１０７＞　　１０６円（－　　６円）　２４,０５２千株

◎売買代金上位　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 (円)
　１.キヤノン　＜７７５１＞　２７４２円（－１３２円）　２６,０８６百万
　２.トヨタ　　＜７２０３＞　２９１５円（－　５２円）　１８,８２７百万
　３.三井住友　＜８３１６＞　２３７２円（－　７１円）　１７,２４８百万
　４.三菱ＵＦＪ＜８３０６＞　　３５９円（－　　９円）　１６,９１５百万
　５.ソフトＢＫ＜９９８４＞　２９１４円（－　６６円）　１６,６４３百万


◆相場概況

　外国証券の寄付前の注文状況・・・売り８２０万株　買い７８０万株

　本日の東京マーケットは日経平均株価が大幅安、前週末比１６１円（１．８
６％）安の８５０８円と８５００円の心理的節目に急接近して取引終了です。

　スペインの１７自治州の一つバレンシア州政府が中央政府に財政支援を要請
したことでスペインの危機深刻化が懸念され、週末のＮＹダウは１２０ドル安。
円相場が特に対ユーロで９４．３０円前後と２０００年１１月以来の円高・ユ
ーロ安水準となったこと、対ドルでは７７円台後半の円高に振れたこと。加え
て、香港、台湾、韓国などアジア主要市場が軒並み大きく下落していることも
重石となり、輸出関連及び景気敏感株中心に売りが膨らみ、終日安い水準での
値動きとなっています。そうした中、オリエンタルランドは５日連続高で年初
来高値更新です。売買代金は概算８１２６億円、上海総合指数は２７ポイント
（１．２％）安の２１４１です。

　業種別では、相場全般安の中にあって陸運が唯一高く、医薬品、食品がしっ
かり。非鉄、海運、石油、証券、電機、精密などの下げが目立ちます。

　個別銘柄では、相場全般安の中にあって、東京ディズニーランド＆シーを運
営する『復興の象徴銘柄オリエンタルランド』が５日連続高、１２０円高の９
５７０円と年初来高値更新です。４～６月期の連結営業損益が１５０億円程度
の黒字となり、４～６月期として過去最高を記録した模様と報じられ、好感し
た買いが入っています。大型イベント「ディズニー・イースターワンダーラン
ド」が人気を呼び、運営する東京ディズニーランド（ＴＤＬ）と東京ディズニ
ーシー（ＴＤＳ）の４月の入園者数は過去最高を記録。５～６月もこれまでの
想定を上回るなど集客増が収益を押し上げています。

　東武鉄道が２円高の４１６円と上昇。欧州債務問題や円相場の先行きに対す
る警戒感が高まり、海外景気の影響を受けやすい輸出株を手掛けにくい中、業
績堅調な内需株として物色の矛先が向かっています。東武は東京スカイツリー
と周辺の「東京ソラマチ」で来場者数が１０００万人を超えるなど集客の好調
さが続いています。小田急も６円高の７７８円、阪急阪神も３円高の４０７円、
近鉄も２円高の２９８円、京浜急行も２円高の７１７円と値を上げています。

　クスリアオキが本日は小幅高ながら６円高の２９３８円と連日で上場来高値
更新。スペインの地方財政問題や円高が重荷となって輸出関連株を手掛けにく
い中、海外景気の影響を受けにくい好業績の内需株として買いが向かっていま
す。同社は北陸３県のドラッグストア最大手で、２０１３年５月期の単独経常
利益は前期に続いて最高益を更新する見通しです。６月の既存店売上高はドラ
ッグストアが前年同月比１６％増、調剤薬局が２９％増と好調です。

　その他、共栄タンカーが１４円高の２１６円、明治海運が１４円高の２９６
円と中小型海運の一角が上昇、医療サイト運営のエムスリーが１５００円高の
３９万６５００円と年初来高値更新、間仕切りで国内２位の小松ウォールが１
１円高の１０１０円と年初来高値更新、福井地盤の郊外型ドラッグストアのゲ
ンキーが１６４円高の２１６５円と大幅高です。

　本日の新高値銘柄は、エムスリー、ＪＢＲ、クスリのアオキ、オリエンタル
ランド、小松ウオール、ヤマザワ・・・等々です。



☆スペシャル版（有料版）通信

　土曜日の増刊号でも冒頭でコメントさせて頂きましたが、一押しの復興の象
徴銘柄「オリエンタルランド」が止まりません。本日で５日連続高、１２０円
高の９５７０円と年初来高値更新でいよいよ１万円の大台目前となってきまし
た。

　３．１１大震災では液状化や電力不足など甚大な被害を被り、同年４月下旬
までパーク運営を休業。一時は復活すら危ぶまれる声がありました。それでも
見事に復活。同年７～９月期は何と期間として過去最高の入園者数を記録し、
営業利益も最高を記録。そして、本年４月の入園者数が再び過去最高を記録し、
この４～６月期は営業利益も過去最高を更新しています。

　株価は震災直後の６月３日の安値６５３０円から本日の９５７０円まで値幅
にして３０４０円、率にして４６％の上昇となっています。おまけに、配当金
はもちろんのこと、株主優待としてディズニーランドの無料入場券もゲット出
来ており、仕込まれた方は本当におめでとうございます！




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 ビギナーの方も、なかなか上手くいかないという方もどうぞご活用ください。


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【２】主な材料　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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・７月の月例報告、判断据え置きも世界経済を警戒

・為替市場、ユーロが一段安　口先介入も効果なし

・１～６月の民生用電子機器の国内出荷、４２％減

・６月の全国スーパー売上高、４カ月連続マイナス　

・トヨタ、仏プジョーから小型商用車をＯＥＭ調達

・下期の中国鉱工業生産、前年比１０％増の見通し

・スペイン長期債利回りが一段高　週明けの市場で



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【３】主な投資判断　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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［ドイツ証券］
　新　規　　　Ａ (9783) ベネッセＨＤ 　　　　　　　4,500円

［野村証券］
　据置き　　　Ｂ (4552) 日本ケミカルリサーチ　　　　 800円
　据置き　　　Ｂ (5423) 東京製鉄　　　　　　 700→   350円

［三菱ＵＦＪＭＳ証券］
　据置き　　　Ｂ (5423) 東京製鉄　　　　　　 640→   300円

［大和証券］
　据置き　　　３ (5714) ＤＯＷＡ　　　　　　　　　　 520円
　据置き　　　３ (7269) スズキ　　　　　　　　　　 1,760円
　据置き　　　３ (7261) マツダ　　　　　　　　　　　 120円

 ※３段階評価はＡ～Ｃ、５段階評価は１～５にて表記
 ※価格：各証券会社が判断する妥当株価



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【４】決算発表シーズン　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊
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　ＮＹ市場では企業の４～６月期決算発表がすでに本格化していますが、東京
市場におきましても今週末から４～６月期の決算発表が本格化します。

　決算発表とは決算短信の公表とイコールで、四半期決算発表の場合は四半期
決算短信を公表します。
　
　そこには、売上高、営業利益、経常利益、四半期（当期）純利益、総資産及
び純資産の額や増減などの開示並びに（要約）貸借対照表及び（要約）損益計
算書が記載されます。

　また、前年同期との比較、各事業地域ごとの収益状況、事業ごとの概況や収
益状況等が記載され、どこで（事業分野別・国別）、どのくらいの利益を上げ
ているか分かるにようになっており、通期見通しやその変更の有無も大変重要
です。

　尚、四半期決算短信のような企業が公表している決算資料については、公表
とほぼ同時に企業のホームページでも確認できます。

　企業の業績動向については、インターネットのニュースや新聞等で概要を確
認することも可能ですが、企業が発表する生のデータは情報の宝庫ですので業
績動向の発表の際は決算短信を確認するよう心掛けたいものです。



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【５】編集後記                           　 mailto:aqua@aqua-inter.com
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２４日は中国やユーロ圏の購買担当者景気指数（ＰＭＩ）７月速報値、アップ
ルの決算発表など注目材料が相次ぎます。
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　　～　最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～　　　
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～皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～　＝６年連続受賞＝

◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１１ http://melma.com/contents/moy2011/
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　　　「ハロー！株式」　４年連続での『総合大賞』

　　　　（０６年と０７年はマネー部門賞第１位）


◎まぐまぐ大賞２００８ http://www.mag2.com/events/mag2year/2008/#mon
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　　　「ハロー！株式」　マネー部門　第１位

　　　　（０６年から０８年まで連続受賞、０９年はコンテスト実施せず）


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　ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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