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◎ ハロー株式 ◎ 2021/07/02 夕刊
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こんにちは。ａｑｕａです。
今日７月２日は、半夏（はんげ、カラスビシャクの漢名・薬草）が生ずる頃
という意味の七十二候「半夏生（はんげしょうず）」です。
この時期に降る雨は「半夏雨（はんげあめ）」と言い、大雨になる傾向があ
ることが知られています。
「半夏生」という植物もありますが、虫たちを誘うために花のまわりの葉が
半分ほど白くなることから「半化粧」とも呼ばれ、上記の半夏とは全くの別物
です。
暦の「半夏生」は、農事に関係の深い節目の日で、この日は天から毒気が降
ると信じられ、井戸に蓋をして毒気が移るのを防いだり、この日採った野菜は
食べてはいけないなどと言われたそうです。
また、この日までに農作業を終え、以後数日間を休みとした風習もあり、農
家にとっては暫し休息の時期でもあったようです。
ちなみに、半夏生の日に、疲れを癒して夏場を乗り切るために鯖（サバ）を
食べるとか、田植えや麦刈りが終わった労をねぎらうためにうどんを打って食
べたり、植えた稲がしっかり根付くようにとの願掛けで、くっついたら離れな
い蛸（タコ）を食べたりと地方によって様々ですが、この日に特定のものを食
べる風習が各地に残っています。
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～目次～ 編集者：ａｑｕａ［ aqua@aqua-inter.com ］
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１．今日の相場
２．ユニクロ売上高
３．ＦＯＭＣメンバー
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【１】今日の相場 ＊＊
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◎日経平均 ２８７８３.２８（＋ ７６.２４）△０.２７％
◎ＴＯＰＩＸ １９５６.３１（＋ １７.１０）△０.８８％
◎売買高概算 ９億０４５５万株
◎売買代金概算 ２兆０７３３億円
◎時価総額 ７２０兆６９０３億円
◎値上り銘柄数 １７７３ ◎（年初来）新高値 ４５
◎値下り銘柄数 ３４６ ◎（年初来）新安値 ２４
◎変わらず ７３
◎騰落レシオ（２５日）１００.２４％（前日比０.４１％低下）
◎サイコロ（日経平均） ４勝８敗 ●●●〇●〇〇●●●●〇 ３３.３％
◎カイリ率（日経平均）２５日線比 －０.４９％ ７５日線比 －０.８８％
◎為替 （対 ド ル）１１１.５８（前日比０.３１円安）
（対ユーロ）１３２.１１（前日比０.２９円安）
◎売買代金上位（東証１部）
１.レーザテク＜６９２０＞ ２０４２０円（－ １２３０円） ９０６億円
２.ソニーＧ ＜６７５８＞ １１３４０円（＋ ４００円） ６４６億円
３.ソフバンＧ＜９９８４＞ ７８１２円（＋ ８６円） ５４９億円
４.トヨタ ＜７２０３＞ ９８２０円（＋ １３０円） ４４０億円
５.東エレク ＜８０３５＞ ４６９３０円（－ １０１０円） ４１０億円
◆相場概況
本日の日経平均株価は５日ぶりに上昇し、７６円（０．２７％）高の２万８
７８３円で取引終了です。円相場は一時１ドル＝１１１．６０円前後と２０２
０年３月以来１年３ヶ月ぶりの安値水準となっています。
昨晩のＮＹ市場はダウが３日連続高で１３１ドル（０．３８％）高、ナスダ
ックは１８Ｐ（０．１３％）高。そして、Ｓ＆Ｐ５００種指数は６日連続高で
連日の史上最高値更新。
これを受けて東京市場も朝方から幅広い銘柄に買いが先行し、９：５７には
上げ幅が１４２円となる場面がありました。ただ、買い一巡後は週末要因に加
えて今晩に注目の米雇用統計の発表を控えて買い手控え気分が強まり、また新
型コロナウイルス感染再拡大への警戒感も重しとなり、上げ幅を縮小していま
す。
業種別では、石油、ゴム、紙パ、建設、商社、自動車などの上げが目立ち、
一方で医薬品、小売が小安いです。
個別銘柄では、岩手県盛岡市本社の東北銀行が７３円高の１０７８円と値を
飛ばしています。同じ東北地方で山形の荘内銀と秋田の北都銀が統合したフィ
デアＨＤと経営統合ので基本合意と報じられ、経営基盤強化を期待した買いが
入っています。東北銀がフィデアＨＤの傘下に入り、完全子会社となります。
フィデアＨＤは１１円高の１３１円です。
ソニーＧが４００円高の１万１３４０円と連日で上昇してほぼ２ヶ月ぶりの
高値水準となっています。将来的にスマートフォンや自動車向けに画像センサ
ーの需要が伸びるとみて熊本県で工場用地の取得に動いていることが明らかと
なり、収益拡大を期待した買いが入っています。
日産自動車が１９．８円高の５６７．６円。英国で中国系企業と組んで電気
自動車（ＥＶ）用リチウムイオン電池の新工場を建設すると発表し、好感した
買いが入っています。マツダも６８円高の１１１０円と年初来高値更新、トヨ
タ自も１３０円高の９８２０円と上昇。
円相場が一時１ドル＝１１１．６５円前後と２０２０年３月以来１年３カ月
ぶりの円安水準となり、輸出採算の改善を期待した買いも入っています。
三越伊勢丹が２１円高の８０５円。昨日発表した国内三越伊勢丹（５店舗）
の６月の既存店売上高が前年同月比７．３％増となり、販売回復を好感した買
いが入っています。高島屋も２４円高の１２５０円、大丸と松坂屋が統合した
Ｊ．フロントも８円高の１０１１円と値を上げています。
その他、羽田空港で給油施設運営等の三愛石油が１５６円高の１３９０円、
スポーツ、ゴルフ用品等小売りチェーンのヒマラヤが９１円高の１１３４円、
アパレル大手の三陽商会が３日連続高で７６円高の１１２１円と大幅高です。
本日の新高値銘柄は、わらべや、神戸物産、ＳＨＩＦＴ、戸田工、ウシオ電、
マツダ、三井倉・・・等々です。
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【２】ユニクロ既存店売上高 ＊＊
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◎ユニクロ売上高
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ファーストリテイリングが発表した６月の国内ユニクロの既存店売上高は前
年同月比１９．２％減と、前年同月が高水準だったとも影響し大幅減収とな
りました。マイナスは２カ月連続で、マイナス幅は前月から拡大しています。
※５月０．６％減、４月８４．５％増、３月：４０．２％増
６月の客数は前年同月比８．２％減で５カ月ぶりマイナス。客単価は前年比
１１．９％ダウンし、４カ月連続で低下しました。
尚、本日のファーストリテイリングの株価は、中国新疆ウイグル自治区での
人権問題を巡り、フランス検察当局がユニクロの現地法人の捜査を開始した
との報道を受けて軟調でした。
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【３】ＦＯＭＣメンバー ＊＊
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米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）は、日銀金融政策決定会合に相当するア
メリカの金融政策を決定する最高意思決定機関です。
現在のＦＯＭＣは米連邦準備理事会（ＦＲＢ）のパウエル議長を委員長とし
て下記メンバーで構成されています。
（委員長）◎パウエル ＦＲＢ議長
（委員）◎クラリダ ＦＲＢ副議長
（委員）〇クオールズ ＦＲＢ副議長
（委員）◎ブレイナード ＦＲＢ理事
（委員）◎ボウマン ＦＲＢ理事
（委員）◎ウォラー ＦＲＢ理事
（副委員長）◎ウイリアムズ ニューヨーク連銀総裁
◎エバンス シカゴ連銀総裁
◎デイリー サンフランシスコ連銀総裁
〇バーキン リッチモンド連銀総裁
●ボスティック アトランタ連銀総裁
上記１１名が現在のＦＯＭＣで投票権を持つメンバーで、それ以外に各連銀
の総裁（下記７名）も討議に参加しています。※計１８名
２２ ◎ローゼングレン ボストン連銀総裁
２２ ◎ブラート セントルイス連銀総裁
２２ ●メスター クリープランド連銀総裁
２２ ●ジョージ カンザスシティ連銀総裁
２３ ◎カシュカリ ミネアポリス連銀総裁
２３ ●ハーカー フィラデルフィア連銀総裁
２３ ●カプラン ダラス連銀総裁
今年投票権を持つ１１名のメンンバーの内、ＮＹ連銀のウイリアムズ総裁ま
での７名は常任で、他の地区連銀総裁４名は毎年入れ替わります。
２２の数字を付けたのが２０２２年にＦＯＭＣで投票権を持つ地区連銀総裁、
２３が２０２３年に投票権を持つ連銀総裁で、今年投票権を持つシカゴ連銀の
エバンス総裁は２３年にも投票権を持ちます。
名前の前の印は、◎がテーパリング（量的緩和の縮小）や利上げに消極的な
「ハト派」、〇が中立、●がテーパリングや利上げに積極的な「タカ派」で、
１カ月前の時点での色分けです。
ちなみに、６月１５～１６日に行われたＦＯＭＣで示されたＦＯＭＣ参加者
の利上げ見通し（ドット・チャート）では、「２０２２年末までに１回以上の
利上げ」が７票、「２０２３年末までに１回以上の利上げ」が１３票で、中央
値の「２０２３年末までに２回の利上げ」が市場のメインシナリオとなりまし
たが、ハト派とみられていたセントルイス連銀のブラード総裁が６月１８日に
「利上げ開始は２０２２年」との考え示してから来年の利上げ開始が強く意識
されるようになりました。
後日、アトランタ連銀のボスティック総裁も２０２２年の利上げ開始に言及
しましたが、ボスティック総裁はもともとタカ派であり、同じの内容の発言で
もハト派と目されていたブラード総裁が言うのとでは市場が感じ取る印象が違
います。
市場ではセントルイス連銀のブラード総裁はタカ派に転じたとみられていま
すが、さらに最近ではボストン連銀のローゼングレン総裁が、来年にも利上げ
の条件が整う可能性があるとの認識を示し、ウォラーＦＲＢ理事は来年の利上
げ開始という選択肢を確保するためとして、テーパリング（量的緩和の縮小）
の年内開始の必要性に言及するなど、ハト派と目されていた金融当局者からタ
カ派的発言が相次いおり、今色分けを行えば●が確実に増えています。
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【４】編集後記 aqua@aqua-inter.com
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日本時間の今晩９時半に発表される６月の米雇用統計が今週のメインイベント
で、雇用者数は前月比７０万人程度の増加が見込まれています。先に発表され
たＡＤＰ雇用報告や新規失業保険申請件数は市場予想よりも良い内容で、雇用
統計も強い内容になる（利上げしやすくなる）とみて為替市場では先回りのド
ル高・円安が進んでいます。
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～ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。～
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～ 皆様のご投票、心から御礼申し上げます。～ ＝ １５年連続受賞 ＝
◎まぐまぐ大賞 ２０２０
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資産運用（株式）部門 第３位
→ https://www.mag2.com/events/mag2year/2020/category/asset-stock.html
◎メルマ！ガ オブ ザ イヤー２０１７
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１０年連続で『総合大賞』 ０６年～０８年はマネー部門賞第１位
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ません。また、当該情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当方は
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発行：アクアリンクス株式会社 関東財務局長（金商）第２２８２号
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