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             ◎ ハロー株式 ◎       2021/12/16 夕刊

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こんにちは。aquaです。

 繰り返しになりますが、先日発表の11月の米消費者物価指数(CPI)は
前年同月比6.8%上昇と、1982年6月以来約39年ぶりの高い伸びを記
録し、11月の米卸売物価指数(PPI)は前年同月比で9.6%上昇し、比
較可能な2010年11月以降で最大の伸びとなりました。

 これを受けて、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策は従来予想よりもタ
カ派的な色彩を強めるとの見方から今週月曜日と火曜日のNY株は下落しまし
た。

 そして水曜日。FRBは米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリング
(量的緩和の縮小)の加速を決定。従来は債券購入額を月間150億ドルずつ
減らし、量的緩和を来年6月に終了する予定でしたが、減額幅を倍の300億
ドルとし、量的緩和の終了時期を来年3月に早めました。

 また、FOMC参加メンバーの政策金利見通し(ドットチャート)で示され
る利上げ予想は、9月時点では2022年0.5回、23年が3回でしたが、
今回は来年4月までに利上げを開始し、2022年は年間で3回、23年に3
回、24年に2回と改められました。

 テーパリングのみならず利上げの加速も示された格好ですが、11月のCP
IとPPIの記録的な伸びを受けて来年3回の利上げはすでに織り込み済み・
想定内で、FOMC後のNY株は不透明感の払拭により上げ幅を拡大しました。

 いわゆる「噂で売って、事実で買い戻す」展開です。



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 ~目次~          編集者:aqua[ aqua@aqua-inter.com ]
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 1.今日の相場

 2.本日の新規上場

 3.海外投資家動向等

 4.11月の貿易統計

 5.ドットチャートの見方





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【1】今日の相場                         **
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◎日経平均  29066.72(+606.60)△2.13%
◎TOPIX  2013.08(+ 28.98)△1.46%

◎売買高概算   10億5352万株
◎売買代金概算   2兆6517億円
◎時価総額   738兆7872億円

◎値上り銘柄数 1676  ◎(年初来)新高値 45
◎値下り銘柄数  421  ◎(年初来)新安値 23
◎変わらず     87

◎騰落レシオ(25日) 85.86%(前日比5.11%上昇)

◎サイコロ(日経平均) 7勝5敗 〇●〇●〇〇●●〇●〇〇  58.3%

◎カイリ率(日経平均)25日線比 +0.69% 75日線比 -0.10%

 
◎為替  (対 ド ル)114.17(前日比0.44円安)
     (対ユーロ)128.85(前日比0.74円安)

◎売買代金上位(東証1部)

 1.レーザテク<6920> 32070円(+ 1710円) 1379億円
 2.ソフバンG<9984>  5643円(+   23円)  870億円
 3.郵船   <9101>  8490円(+  450円)  777億円
 4.川崎汽船 <9107>  6990円(+  360円)  658億円
 5.トヨタ  <7203> 2139.5円(+ 21.0円)  652億円



◆相場概況

 本日の日経平均株価は大幅高、606円(2.13%)高の2万9066円
と2万9000円台に乗せて取引終了です。

 米FOMCではテーパリング(量的緩和縮小)加速と22年に3回の利上げ予
測を示しましたが、想定内だったこともあり、また重要イベントを通過したこ
とで一気に買い安心感が広がり、NYダウは383ドル(1.08%)、ナス
ダックは327P(2.15%)の大幅高。

 これを受けて東京市場も朝方から幅広い銘柄に買いが優勢。岸田首相が経済
安保の観点から官民で半導体の国内製造支援を行うと表明したことも半導体関
連に買いを誘い、引けにかけて上げ幅を広げています。

 業種別では、海運、精密、電機、石油、医薬品、機械、陸運などの上げが顕
著です。

 個別銘柄では、東京ディズニーランド&シーを運営するオリエンタルランド
が大幅高で1365円高の2万0455円と株式分割考慮後の上場来高値を更
新。コロナ感染者数が低水準にあり、経済再開による客数回復を期待した買い
が継続しています。

 昨晩のNY市場でフィラデルフィア半導体株指数(SOX)が大幅高となっ
ており、東京市場も関連銘柄が大幅高。東京エレクが1910円高の6万32
80円、レーザーテックが1710円高の3万2070円、半導体検査装置の
アドバンテストが540円高の1万0590円となっています。

 医療データのJMDCが240円高の7770円。新型コロナウイルス肺炎
を含む感染性肺炎の画像診断を支援する、胸部X線肺炎検出エンジンの薬事承
認を取得したと発表。収益拡大を期待した買いが入っています。

 その他、一押しでパワー半導体の富士電機が150円高の6200円と昨年
来高値更新、同じく半導体用マスク基板のHOYAも470円高の1万807
5円。半導体や有機ELなど電子部品を手掛けるアルバックが730円高の7
220円、デジタルピアノの河合楽器が270円高の3580円と大幅高です。

 本日の新高値銘柄は、ショーボンド、オリエンタルランド、日本製鋼、芝浦
機械、富士電機、オムロン、アルバック、シスメックス、デンソー、三井ハイ
テック、応用地質・・・等々です。



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【2】本日の新規上場                       **
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【ブロードエンタープライズ】(東マ・4415) 

   事業内容:マンション向け高速インターネット等

   公開価格:2790円
     初値:3005円
     高値:3090円
     安値:2415円   公開株数: 83万7200株
     終値:2420円    出来高:232万0700株



【True Data】(東マ・4416) 

   事業内容:消費者購買データを扱うビッグデータプラットフォーム

   公開価格:2220円
     初値:2250円
     高値:2288円
     安値:1805円   公開株数:141万8400株
     終値:1835円    出来高:250万3100株




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【3】海外投資家動向等                      **
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◎日本PMI(12月)
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 製造業  54.2  ※前月確定値(54.5)から0.3ポイント低下

 非製造業 51.1  ※前月確定値(53.0)から1.9ポイント低下



◎マンション市場動向(11月の首都圏新築分譲)
 ―――――――――
 ・発売戸数   5452戸  大規模物件が寄与
   前年比  95.4%増  3カ月ぶり増加
   前月比 165.3%増 

 ・初月契約率  79.9% ※70%が好不調の目安
   前年比   21.8ポイントアップ
   前月比    8.5ポイントアップ

 ・平均価格  6123万円
   前年比   201万円( 3.4%)アップ  4カ月連続上昇
   前月比   627万円( 9.3%)ダウン

 ・平米単価  87.1万円
   前年比   3.2万円( 3.5%)ダウン  5カ月ぶり下落
   前月比  18.6万円(17.6%)ダウン




◎対内証券投資・株式・週間(財務省統計)※カッコは前週の動向
 ――――――――――――
 12月5日~12月11日

  海外投資家 -6029億円(- 762億円) 4週連続売り越し



◎投資部門別の売買状況・週間(東証統計)※カッコは前週の動向
 ―――――――――――――
  12月6日~12月10日(日経平均408円高 3週ぶり上昇)

  個人投資家 - 976億円(+2039億円) 4週ぶり売り越し

  海外投資家 -2733億円(-1201億円) 5週連続売り越し

  事業法人  +1077億円(+1773億円)29週連続買い越し

  信託銀行  +2540億円(+3444億円) 8週連続買い越し


 ※上記で「事業法人」は企業の自社株買い等、「信託銀行」は年金資金等の
  売買動向を反映。




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【4】11月の貿易統計                       **
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◎貿易統計(11月速報、▼は赤字、カッコ内は前年同月比)
 ――――
   輸出  7兆3671億円(20.5%増)
   輸入  8兆3218億円(43.8%増)

 貿易収支   ▼9548億円  4カ月連続の赤字

 
 鉄鋼や半導体製造装置などの輸出が引き続き好調で、輸出全体としては9カ
 月連続の増加。コロナ禍前の2019年11月との比較では15.5%増。
 尚、11月の輸出額としては比較できる1979年以降で過去最大となって
 います。

 原油価格の高騰で原油の輸入額が約2.3倍増、液化天然ガスや石炭の輸入
 も大きい伸びが続き、医薬品の輸入増も顕著で、輸入全体では輸出を上回る
 伸びとなり、貿易収支は前年比で4カ月連続の赤字。輸入額の増加は10
 カ月連続で、コロナ禍前の前々年同月比では28.7%増。11月の輸入額
 も比較できる1979年以降で過去最大です。

 尚、11月の国・地域別の輸出入は下記のようになっています。
 
                 全体に占める割合  前年比増減率

  【輸出総額】  7兆3671億円(100.0%) 20.5%増
    対米    1兆2991億円( 17.6%) 10.0%増
    対EU     6527億円(  8.9%) 16.4%増
    対中    1兆5772億円( 21.4%) 16.0%増
    対台      5334億円(  7.2%) 35.5%増
    対韓      5342億円(  7.3%) 32.9%増


  【輸入総額】  8兆3218億円(100.0%) 43.8%増
    対米      8558億円( 10.3%) 43.0%増
    対EU     8849億円( 10.6%) 39.3%増
    対中    1兆9793億円( 23.8%) 17.2%増
    対台      3565億円(  4.3%) 51.6%増
    対韓      3323億円(  4.0%) 32.5%増


 尚、米国からの輸入額は11月として過去最大。EUからの輸入額も11月
としては過去最大。中国への輸出額は11月として過去最大。中国からの11
月の輸入額は単月としても過去最大となっています。




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【5】ドットチャートの見方                    **
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 ドット・プロット・チャート(ドットチャート)とは、FOMC参加メンバ
ー(18名)が適切と考える毎年末時点のFFレートの誘導目標の水準をドッ
ト(点)で表した散布図で、毎年3月、6月、9月、12月のFOMC後に公
表されます。

 今回のドットチャートは下記のようになっており、見方を解説いたします。


  ※ドットチャート http://www.aqua-inter.com/document/211216.html


 現在のFRBの政策金利(フェデラル・ファンド・レート、FFレート)の
誘導目標は0~0.25%で、金利を変更する際は通常0.25%(25ベー
シスポイント)刻みで行われます。

 ドットチャートでは現在のFFレートは0.125%(0~0.25%の中
間値)のところに示されます。

 2022年のドットの中央値は0.875%(誘導目標0.75%~1%)、
23年の中央値は1.625%(同1.5%~1.75%)、24年が2.1
25%(同2%~2.25%)となっています。

 つまり、現行0~0.25%のFFレートの誘導目標が22年末に0.75
%~1%になっているということは、0.25%の利上げが3回行われること
を示しており、同様に23年は3回、24年は2回の利上げを想定していると
読むことができるわけです。




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【6】編集後記                                 aqua@aqua-inter.com
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日経平均は本日の上昇で25日線や200日線、一目均衡表の雲の領域、週足
の13週線、26週線、52週線の各線を上抜いており、上位には75日線を
残すのみとなっています。

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  ~ 最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。~   
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